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ユダ様の貴重な産卵シーン - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 01:03:31.31 ID:1wFhakDO
ユダ「……おなかいたい……」

ユダ「何か腐ったものでも食ったか……?」

ユダ「いや、その程度では腹など壊さんはずだ。世紀末だからな」

ユダ「では、この下腹部の違和感はなんだ(さすさす)」

ユダ「ん? (ころん)」

ユダ「……突然腹から卵が出てきたわけだが」

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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:05:11.29 ID:1wFhakDO
ユダ「いや待て、落ち着くのだ俺よ。卵なぞ出てくるはずがあるまい」

ユダ「寝てる間に何処かおかしな秘孔にでもぶつけたのだろう」

ユダ「そうだこれは幻覚の類だ」

卵「(コツ……コツ……)」

ユダ「ははは、幻聴までしてきた。もう一度寝てしまおうそうしよう」

卵「(コツコツ……ピキピキッ)」

ユダ「なんだか卵が孵りそうな気がするが気のせいだろう」

卵「(パカッ)」

ショタ「?」

ユダ「……子どもが孵った」

3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:06:02.86 ID:1wFhakDO
ショタ「(きょろきょろ)」

ショタ「!(にこっ)」

ショタ「ぱぱ!」

ユダ「え」

ショタ「ぱぱ! ぱぱ!(のしのし)」

ユダ「ええい、何を勝手に人の膝に乗っている! こら! 離れろ!(むんず)」

ショタ「ぱぱ!(にこーっ)」

ユダ「くっ……、どうやら幻聴幻覚の類ではなさそうだな」

ユダ「それにしても、この子ども……(じーっ)」

ショタ「ぱぱ?」

ユダ「……この俺の子どもの頃にそっくりではないか」

4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:07:11.48 ID:1wFhakDO
ダガール「ユダ様、お目覚めの時間でございます(ガチャッ)」

ユダ「だだだ、ダガール! 部屋に入る時はノックをしろ!」

ダガール「申し訳ありません。ところでユダ様、その子どもは?」

ユダ「(し、しまった! どう言い訳すれば!)」

ショタ「?」

ユダ「(落ち着け、落ち着いて考えるのだ俺よ。妖精は美と知略の星!)」

ユダ「(なんか素晴らしいアイデアが湧いてくるに違いない!)(ぴこん)」

ユダ「親戚の子どもだ!」

ダガール「なんだそうでしたか。私はてっきりユダ様が生んだのかと」

ユダ「ははは。男が子どもを生むわけないだろう(ドキドキ)」

ダガール「え?」

ユダ「え?」

ダガール「生まないんですか?」

ユダ「コマーク! ちょっとダガールに保健体育の教科書読ませろー!!」

ショタ「ろー」
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:08:16.31 ID:1wFhakDO
ユダ「さて、ダガール達は誤魔化したが」

ショタ「ぱぱ。ぱぱ(のしのし)」

ユダ「ええい、頭に登るな頭に。顔に傷をつけたらタダではすまさんぞ」

ショタ「?」

ユダ「くっ。なまじこの俺の美しい顔に似ているせいで手が出せん!」

ユダ「……しかし、どうしたものか」

ショタ「ぱぱ。ぱぱ」

ユダ「見た目は、2歳くらいだが、語彙はないようだな」

ユダ「そもそもこの年の子供には何を食わせればいいのだ?」

ユダ「くっ、こういうことを相談できる相手などおらんぞ」

ショタ「う?」

ユダ「……いや待て。一人居たな。口も堅く、かつ子育ての経験もある男が」

ユダ「出かけるぞ(ひょい)」

ショタ「うー?」

ユダ「誰かバイクか馬を用意しろ! 出かけてくる!」
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:09:13.88 ID:1wFhakDO
〜妖星移動中〜

ユダ「さて着いたぞ」

ショタ「ZZZ」←ユダの背中におんぶ紐でくくられている

ユダ「眠っている……(フッ)」

ユダ「随分と肝の据わった奴だな」

ユダ「さて、と……」

ぴんぽーん

ユダ「シュウー、居るか。用があってきたぞ」

ぴんぽーん ぴんぽーん ぴんぽーん 

ユダ「出んな。留守か?」

ぴんぽん ぴんぽん ぴんぽん ぴんぽん テーレッテー ぴんぽーん

ユダ「今なんか妙な音が中から聞こえた……」

ユダ「塀を乗り越えて中に入ってみるか(よじよじ)」

ショタ「(スヤスヤ)」

7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:10:18.53 ID:1wFhakDO
〜シュウの家の中〜

シュウ「だからお前達は落ち着いて話を聞けと言っているだろう!」

レイ「これが落ち着いていられるか!」

ショタA(水色の髪)「う?」

シン「この状況で落ち着ける方がおかしいわ!」

ショタB(金髪)「うー」

サウザー「ええい貴様ら黙れ! ギャランちゃんが起きるだろう!」

ショタC(ギャラン)「んみゅう」

ユダ「なんだこの状況」

シュウ「ああ……やはりユダも来たか」

ユダ「『も』? どういうことだ」

シバ「他の方々も、卵産んだんですよ」

ユダ「」

レイ「最初はてっきり貴様の仕業かと思ったんだがな」

ユダ「貴様に卵を産ませるような能力なぞ無いわ!」

シン「ああ。むしろ北斗を疑うべきだろう」

ユダ「秘孔もそこまで万能な代物じゃあないと思うぞ」

サウザー「いずれにせよ、どうしていいかわからんのでな」

サウザー「唯一の子持ちであるこの男に相談にきたのだ」

ユダ「考えることは、皆同じだった、というわけか」
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:15:45.41 ID:1wFhakDO
シバ「でも、とても信じられませんよ。卵から子供が生まれるなんて」

シュウ「…………」

シバ「父さん何で黙ってるんですか」

シュウ「シバ、今まで隠していたがな(ポン)」

シュウ「実はお前も、父さんの産んだ卵から孵った子供なんだ」

シバ「」

サウザー「ああ、貴様、女にはモテていたが手は出せてなかったからな」

レイ「もしかしてDTか」

シュウ「それはない」

シン「そのことと、卵を産んだことに関係は?」

シュウ「ない。DTを捨てたのはこの子が孵ってからだ」

シュウ「つまり、セックスは関係ない」

シバ「」

ごそごそ かちっ ジジジジジジ

ユダ「待て待て早まるなー!」

シン「ダイナマイトの導火線に火をつけるんじゃなーい!!」

レイ「シャオッ!」

ショタA「しゃおー」

ユダ「う……美しい、はっ」

ショタ「うつーしー」

シン「導火線を切り裂いたのか、やるな」

ショタB「なー」

サウザー「ええい貴様ら騒がしいそギャランちゃんが目を覚ましただろう」

ギャラン「うー」

9 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:16:34.64 ID:1wFhakDO
シュウ「こほん、まぁシバ、落ち着いたか?」

シバ「」

シュウ「落ち着いたようだな」

ユダ「(縛り上げてさるぐつわをはめているだけではないか)」

シュウ「さて、卵のことだが、実は古い伝承が残っている」

レイ「伝承?」

シュウ「ああ。千年前の慈母星の残したものでな」

シン「慈母星だと(ガタッ)」

ショタB「ゆいあー?」

シン「お、教えてもいないのにユリアの名が呼べるのか。見どころがあるぞ(わしわし)」

シュウ「慈母星は優しい女性で、南斗の拳士達が命を奪うことに心痛めていた」

シュウ「それで、当時天帝の配下にいた名のある呪術師に相談したそうだ」
10 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:17:10.21 ID:1wFhakDO

〜〜〜〜〜〜

慈母星「どうしたら、彼らは命を大事にしてくれるのでしょう」

慈母星「天帝を守る使命があるとはいえ、あれではあまりにもひどすぎます」

呪術師「ふむ……それでは、一つ呪いをかけよう」

呪術師「己の体から、子を産む呪いじゃ。自らの内より出できた生命ならば慈しめるであろう」

呪術師「そして、命の大切さを知るようにじゃろうて」

慈母星「素敵なお考えですわ!」

〜〜〜〜〜〜〜

シュウ「とまあ、そんな感じの呪いでな。二百年に一回くらい、発動しているらしい」

レイ「その呪術師の血筋が、よもやリハク殿ではあるまいな」

シュウ「よく知っていたな、その通りだ」

シン「(千年前から節穴か)」

シュウ「というわけで、各自その子供を可愛がるように」

シン「可愛がらねば、どうなる?」

シュウ「二度と、拳が振るえなくなる」

シュウ「もしくは爆発する」

レイ・シン・ユダ「」
11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:18:13.46 ID:1wFhakDO
シュウ「まぁ……、自分の腹から産んだのだ。愛情は湧いただろう?」

シン「ふむ。言われてみれば嫌な気はせぬが」

レイ「『どこで孕ませてきたの!!』ってアイリに殴られはしたが、憎いとは思わないな」

ユダ「……うむ」

ショタ「ぱーぱー?(きらきら)」

ユダ「そう、だな。(なでなで)」

ショタ「えへー」

サウザー「む。ギャランよ、内臓の位置は左右逆か! フハハ! 流石このサウザーの子だ!」

ギャラン「ぱーぱー(ぎゅっ)」

サウザー「ギャーラーンーちゃーん!(ぎゅむっ)」

12 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:20:12.61 ID:1wFhakDO
ユダ「ところで、こいつがキャラ崩壊起こしてる理由を三行で」

シュウ「ファザコンを

    こじらせた

    親馬鹿」

シバ「(もぞもぞ……ぷはっ)これは推測ですが……」

シバ「サウザーさんは、元々は愛情たっぷりに育てられた方です」

シバ「自分が父親になった→自分を育ててくれた人のようにならねば→子どもに甘甘」

シバ「と、いう思考にパニックになった結果、至ったと思われます」

ユダ「成程」

ショタ「ほど」

13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:21:21.30 ID:1wFhakDO
シュウ「では、とりあえずこれを見るといい(すっ)」

『たまごク○ブ編集部監修 赤ちゃん名付けBOOK!』

シュウ「良き名を、考えてやるのだぞ」

ユダ「ふむ。そうだな、華麗で美しい名を考えてやらねば」

レイ「まさかこんなに早く子供の名前を考えることになるとはな」

シン「どうせなら、ユリアとの子が欲しかった」

ショタB「ふえ……」

シン「かかか、勘違いするな! 貴様の存在を認めぬわけではない! (わしわしぎゅむぎゅむ)」

ショタB「うー」

レイ「ははは、ご機嫌斜めになっちゃったな」

ユダ「ほら、お前。どの名前がいいか希望はあるか?」

ショタ「う? だ……うー(ぴらっ)」

ユダ「ん……なんだか随分と古い書きつけが挟まっている。なになに?」

14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:21:54.76 ID:1wFhakDO

〜〜〜〜〜〜

慈母星「ついでに、北斗の方々にも同じ呪いをかけてはどうでしょう!」

呪術師「ふむ。確かに南斗聖拳だけでは不公平じゃな」

〜〜〜〜〜〜

ユダ「と、書いてあるが」

シュウ「え」

レイ「なに」

シン「それ」

サウザー「こわい」


15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:25:30.83 ID:1wFhakDO
だかだかだかだかっ

ユダ「この地響きは?」

レイ「バイクのエンジン音?!」

シン「違うぞ……これは……ッ!」

ばーん!(障子が開く)

ラオウ・トキ・ジャギ・ケンシロウ「「「「朝起きたら卵産んでたんだけどぉおおおお」」」」

ショタ×4「「「「うー」」」」


  第一部・完!!  
16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 01:26:14.13 ID:1wFhakDO
VIPが規制されててむしゃくしゃして書いた
今は反省している
多分続かない
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 02:01:40.55 ID:91q1JR.o
続けろ
18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 02:01:43.14 ID:j2FbvcAO
小ネタスレに投下したやつか


続かないならHTML化依頼して来てね
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 09:43:17.66 ID:mw0i72DO
人は忘れるから生きていけるでやんすよ。
20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 16:30:59.71 ID:E8GuTgDO
シュウ「えー、それでは第二回『世紀末たまご倶楽部』の会議を始めよう」

ユダ「前回の課題は名前を考えてくること、だったな」

シュウ「そうだ。ギャラン以外は決まっていなかったからな」

サウザー「ふはは、帝王たるもの自分の子につける名前くらい即座に考えつくわ」

シン「貴様の名前は単純だがな」

レイ「南斗の頂点に立つからサウザー(南)って…」

サウザー「(ガタッ)」

シュウ「はいそこ喧嘩しない。親のメンタルは子供に影響する」

シュウ「あとレイ。お前のネーミングも他人のこと言えない」

レイ「」←別の漫画のキャラの名前をそのままつけられた

シュウ「ではまずユダから……」

トキ「待て待て」

ケンシロウ「貴様ら何故そんなに淡々としている」

シン「たまごが孵った時点で脳が思考停止した」

レイ「生まれてしまったものは仕方ないだろう」

ユダ「ナルシスはこの俺によく似た美しい子だしな」
ナルシス「うー」

21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 16:42:37.77 ID:E8GuTgDO
シュウ「ナルシス…水仙か、中々良い名だな」

ユダ「このユダの子にふさわしい美しい名であろう」

レイ「……お前も、もう少し凝った名の方がよかったか?」

レイジ「うー(ぶんぶん)」

シュウ「ははは、その名前をちゃんと気に入ってるようじゃないか」

レイ「ならいいのだが…」

シン「親の名の一部をもらうのが無難だとたまごくらぶ名付けブックにもあったぞ」

シン「なあ? シユリ」

シユリ「う!」

ケンシロウ「その名前…お前まさか…」

シン「ふはは! この俺の名とユリアの名を合わせたよい名だろう!」

ケンシロウ「ユリアに許可なくそんな名をつけるなど……」

トキ「……止めないか、ケンシロウ」

トキ「お前も人のこと言えないだろ?」

ケンシロウ「それはそうだが…別に良いだろう、ケンリも気に入ってるし…」

ケンリ「うー」

ラオウ「五十歩百歩ではないか! なあリュウよ」

リュウ「あい!」

トキ「兄さんもだろ」
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 16:50:33.96 ID:E8GuTgDO
ジャギ「……そういう兄者はどうなんだよ」

トキ「ユキという名を」

ラオウ・ケンシロウ・シン「お前もじゃねえか」

ユキ「うー?」

ジャギ「ちっ……しょうもねえなあ、ザキ」

ザキ「ねー」

ジャギ「……けっ、目をキラキラなんぞさせよって」

ジャギ「貴様、この一族に産まれたことを後悔せんのか?」

ジャギ「いずれ、奴らと跡目を争うことになるのだぞ」

ザキ「……ぱぱ?」

ジャギ「……(こんなガキに言ってもわからねぇ、か)」

ジャギ「(当然、か。コイツは父親以外すがるもんのないガキだ)」

ジャギ「……その目が……俺に似ている」

ザキ「! うーだぁー」

ジャギ「はは、父親に似てるって言われて嬉しいのかテメェは(ニコニコぐりぐり)」

サウザー「……汚物が汚くない……」

ギャラン「ない」

ジャギ「誰が汚物だ」

ザキ「だー!(ぺちぺち)」
23 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 17:01:45.09 ID:E8GuTgDO
シュウ「そういえばユリアの反応はどうだったんだ?」

ケンシロウ「最初は殴られた」

ジャギ「フルボッコにされてたな」

トキ「流石南斗最後の将という感じの気迫であった」

ラオウ「うむ。この俺も体が震えたわ」

ユダ「自慢げに言うことではないぞ」

ケンシロウ「最終的には許してくれて一緒に名前も考えてくれた」

シン「リア充爆発しろ」

シユリ「ろ!」

レイ「ユリアは卵産まなかったのか」

シン「うわぁ」

ケンシロウ「その発想はないわー」

トキ「南斗セクハラ拳の使い手は伊達ではないということか」

レイ「南斗水鳥拳だ。何故俺が悪いみたいな雰囲気に!?」

ケンシロウ「何故だと? 女子の産卵を望むのがセクハラ以外なんだと」

トキ「兄さんからも何か言ってやってくれ」

ラオウ「……何故セクハラになる?」

トキ「え」

ジャギ「兄者、子供がどうやって出来るか知ってるか?」

ラオウ「コウノトリが運んでくるのであろう?」

ユダ「だめだこの拳王早くなんとかせねば」

サウザー「普通赤子は桃から産まれるものだと師は言っていたぞ」

シン「こっちもだめだった」
24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 17:03:33.44 ID:E8GuTgDO
今日はここまで
25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/19(日) 00:49:45.54 ID:IALBwS2o
拳王たんちゅっちゅ
26 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 22:56:22.69 ID:.uPaZ3I0


ユダ「うーん、むにゃむにゃ」

ナルシス「ぱぱー、あしゃーおきてー」

ユダ「んー……ああ、おはよう、ナルシス」

ユダ「今日もこの俺に似て美しいな」

ナルシス「うつーしいー? えへー」

ユダ「…………(ぷるぷる)」

ユダ「あああもう、可愛いな貴様は!(抱きしめっ)」

ナルシス「くすぐーたいぱぱー」

ユダ「かーわーいーいー(なでなでぐりぐり)」

ダガール「おはようございますユダ様」

ユダ「ののののっ、ノックしろって言ってるだろ!!」

ダガール「しましたよ?」

ユダ「次やったらダガ/ールにしてやる」

ダガール「上下ですか?」

ナルシス「さゆー」

ダガール「ははは、では今度からは気をつけましょう」

コマク「(なんで馴染んでるんだ……)」
27 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 22:57:01.43 ID:.uPaZ3I0
おしごと!

ユダ「……ふむ、正直もう女共はいらんかもな」

ユダ「少しあちらに回す予算を減らしてナルシスの費用に回すか」

かきかきさらさら

ナルシス「う?」

ユダ「パパは今お仕事中だからなー、おとなしくしてろよー」

ナルシス「うー!(よじよじ)」←ユダの膝に昇っている

ナルシス「あい!」

ユダ「……今日はもうお仕事いいかなー!(でれでれなでなで)」

コマク「(だめだこの妖星早くなんとかしないと)」
28 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 22:58:28.48 ID:.uPaZ3I0
〜その頃の北斗家〜

ザキ「うー! うー!」

ユキ「やあーなのー」

リュウ「めーユキいじめちゃめー」

ジャギ「何やってんだザキ(べしん)」

ザキ「うぅ……」

ジャギ「そいつら苛めると、俺が兄者たちに叱られるんだぞ……」

ザキ「ぱぱ、ザキのこと、きやい?」

ジャギ「あ?」

ザキ「リュウのぱぱも、ユキのぱぱも、ケンリのぱぱも」

ザキ「……ぱぱのこと、いじめゆ」

ザキ「だかやね、ザキは、リュウもユキもケンリも、きやい」

ジャギ「…………」

ザキ「でも、ぱぱ、おこゆ。……ザキのこと、きやい?」

ジャギ「……嫌いじゃねえよ」

ザキ「!」

ジャギ「でもな。あいつらとの因縁は俺の問題だ」

ジャギ「お前の、考えることじゃない」

ザキ「うん……」
29 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 22:59:34.84 ID:.uPaZ3I0
〜その頃の北斗家〜

ザキ「うー! うー!」

ユキ「やあーなのー」

リュウ「めーユキいじめちゃめー」

ジャギ「何やってんだザキ(べしん)」

ザキ「うぅ……」

ジャギ「そいつら苛めると、俺が兄者たちに叱られるんだぞ……」

ザキ「ぱぱ、ザキのこと、きやい?」

ジャギ「あ?」

ザキ「リュウのぱぱも、ユキのぱぱも、ケンリのぱぱも」

ザキ「……ぱぱのこと、いじめゆ」

ザキ「だかやね、ザキは、リュウもユキもケンリも、きやい」

ジャギ「…………」

ザキ「でも、ぱぱ、おこゆ。……ザキのこと、きやい?」

ジャギ「……嫌いじゃねえよ」

ザキ「!」

ジャギ「でもな。あいつらとの因縁は俺の問題だ」

ジャギ「お前の、考えることじゃない」

ザキ「うん……」
30 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 23:00:24.03 ID:.uPaZ3I0
二重投稿しちまった……

ジャギ「とりあえず、苛めんのはナシ、な(ぽんぽん)」

ザキ「ん……(くるっ) ユキ、ごめ、なさい」

ユキ「んー、いいよ」

ジャギ「(ガキはいいな。謝って、許されて、それで終わる)」

ジャギ「(……はっ。羨ましい、なんて、馬鹿馬鹿しい)」

トキ「ああ、ジャギ。ここに居たのか」

ジャギ「兄者か。ラオウはどうだ?」

トキ「まだショックから立ち直れていない」

ジャギ「女抱いたこともあるくせに子どもの生まれ方知らねぇとか」

ケンシロウ「(実は俺も知らなかったことは黙っておこう)」

ケンリ「ぱぱ?」

ケンシロウ「なんでもない(ぐりぐり)」

トキ「お前たちはまだ知らないでいいからなー」

ユキ「んー」
31 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 23:01:42.50 ID:.uPaZ3I0
レイ「しかし、この年で子持ちになるとは思わなかった」

アイリ「うふふ、なんかちっちゃい兄さんがいるみたいで可愛いわ」

レイジ「あいりー、あいりー」

アイリ「はぁーい、アイリおねえちゃんですよー」

レイ「……俺の子どもなんだから、お前を呼ぶならおばty」

アイリ「あ゛あ゛?」

レイ「なんでもない」

レイジ「あいりおねーしゃん!」

アイリ「はぁーい。レイジは可愛いわねえ」

アイリ「空気読めないパパとは違うわねー」

レイジ「ぱぱけーわいー」

レイ「……どうしてこうなった……」
32 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 23:02:54.96 ID:.uPaZ3I0

サウザー「ギャランー」

ギャラン「あい!」

サウザー「ギャランー」

ギャラン「あい!」

サウザー「やっぱ愛は必要だな。凄く大事だな」

サウザー「……あのガキどもにも、このような時代があったのだな」

サウザー「……師よ、あなたの聖帝十字陵の完成は」

サウザー「……しばらく、終わらなさそうです」

オウガイ(霊)「(別に普通の墓でいいんじゃよー)」

ギャラン「!! おしぃ! おしぃ!(キャッキャ)」

サウザー「はは、どうしたのだギャランよ? そこには何もおらぬぞ」

オウガイ(霊)「(小さい子には、見えるものなのだな)」
33 :>>1 [age]:2010/12/22(水) 23:03:25.77 ID:.uPaZ3I0
本日の投下終了
これって何処で終わらせればいいのか
全く解らない
34 :Are you enjoying the time of eve? [sage]:2010/12/24(クリスマスイブ) 07:54:51.87 ID:Jb62e3Qo
がんばれ
35 :MerryChristmas!! [age]:2010/12/25(クリスマス) 01:25:39.33 ID:q2oGEMDO
ナルシス「(すやすや)」

ユダ「(そっ)」

ユダ「よし、寝てるな」

ユダ「気付かれないように起きて…と」

ナルシス「うん…むにゃ…」

ユダ「(びくっ)」

ナルシス「……すぅ」

ユダ「ふぅ、寝ているか」
ユダ「さて、例のものを用意せねばな…」

がさごそ

ユダ「サンタなどではなく俺から、と渡してやりたいが」

ユダ「子供の夢を壊すのもしのびない」

ユダ「この俺手編みのマフラー(お揃い)を、靴下に入れて、と」

ナルシス「ん……ぱぱ…」
ユダ「(びくっ)」

ナルシス「だいしゅき…ぱぱ…むにゃ…」

ユダ「なんだ寝言か」
36 :MerryChristmas!! [age]:2010/12/25(クリスマス) 01:26:01.88 ID:q2oGEMDO
ユダ「……本来、今日は神の子の生誕祝いのはずだ」
ユダ「だが、俺は神など信じぬ」

ユダ「この名(ユダ)で信じるのも馬鹿らしい」

ユダ「だが……今は貴様を俺に与えた、神に感謝してやろう」

ユダ「……メリークリスマス、ナルシス」

ナルシス「……えへぇ……」
37 :>>1 [age]:2010/12/25(クリスマス) 01:27:04.61 ID:q2oGEMDO
その頃の北斗家

ジャギ「兄者は?」

トキ「……サンタが居なかったのがショックでふて寝だ」

ケンシロウ「仮に居ても、もらえる年ではないだろうに」

ジャギ「18歳の貴様にも渡すものはないぞ」

ケンシロウ「」

ジャギ「だがこれでも持っていけ」

ケンシロウ「これは…」

トキ「マフラー?」

ジャギ「ザキの野郎が寒がったからな、編んでやったのよ」

ジャギ「余ったものの処分が面倒だ、持っていけ」

ケンシロウ「自分で片付け…」

トキ「(ケンシロウ)(ちょんちょん)」

ケンシロウ「(? どうした、トキ)」

トキ「(色違いで大小三組入ってる)」

ケンシロウ「!」

ジャギ「それ持って部屋に行ってとっとと寝ちまえ」
トキ「ああ(ニコニコ)」

ケンシロウ「そうさせてもらおう(ニマニマ)」

ジャギ「……なんだぁ、その笑みは」

トキ「何でもないさ。メリークリスマス、ジャギ」

38 :MerryChristmas!! [sage]:2010/12/25(クリスマス) 01:27:26.74 ID:q2oGEMDO
レイ「プレゼントを入れて、と(ちらっ)」

レイジ「(すやすや)」

レイ「……(ニコニコ)」

レイ「俺も寝るか」

部屋の前

アイリ「兄さん、ちゃんとプレゼント入れたかしら」
そっ

アイリ「あら…」

レイ「すやすや」

レイジ「すやすや」

アイリ「うふふ。メリークリスマス、二人とも」

39 :>>1 [age]:2010/12/25(クリスマス) 01:27:47.86 ID:q2oGEMDO
サウザー「ぐー」

ギャラン「ぐー」

オウガイ(霊)「(サンタが居ない、と教え損なったな)」

オウガイ(霊)「まあ、ワシが渡せる内は渡しておこう」

オウガイ「メリークリスマス……」

サウザー・ギャラン「おしさん…むにゃ…」


シン「シユリよ、いい加減に寝るぞ」

シユリ「や!サンタさん、あう!」

シン「……夜更かしをする悪い子のとこには、サンタは来ぬ」

シユリ「うー」

シン「…と、ユリアが言っていた」

シユリ「! じゃあねゆ!」

シン「……俺の子ながら…何て扱いやすい」

シユリ「ぱぱ、はやく、ねゆ!(くいくい)」

シン「分かった分かった」
シユリ「あ、ぱぱ」

シン「はいはいなんだ?」
シユリ「めいーくいすます!」

シン「(ふっ)……メリークリスマス、シユリ」
40 :MerryChristmas!! [age]:2010/12/25(クリスマス) 01:28:28.42 ID:q2oGEMDO
本日の投下終了
メリークリスマス!
41 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) :2010/12/25(クリスマス) 17:20:27.80 ID:W4cm/sEo
なんだろう
この二次創作では例外なくいい人すぎる
ジャギ様に込み上げてくる熱い感情は
42 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 18:20:55.94 ID:qv9nWtQo
恨み……かな?
43 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 00:56:19.16 ID:avuaQsAO
何かアイリがいいキャラしてる
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