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四次アサシン「安価で言峰を倒す」 -
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1 :
一
:2011/07/14(木) 21:04:34.69 ID:ZAPO6OdAO
Fateのssです。キャラ崩壊あります。安価次第で。
聖杯
アサシン「くそおおお・・・言峰めえぇ・・・」
私はアサシン。願いが叶う器が手に入る聖杯戦争に参加したサーヴァントの一人です。
今回の聖杯戦争、私はマスターの意味不明の裏切りによって敗退しました。
―――
以下回想
第四次聖杯戦争中盤
言峰「あいつらを倒せ」
アサシン「格が違い過ぎます、勝率はかなり低いです」
言峰「令呪にて命ずる。セイバーとライダーを倒せ」
アサシン「ちょ、おま・・・」
ライダー固有結界発動
ライダー「我に続けえええええ!!!!」
アサシン「言峰ええええええええええ!!!!!!」
―――
こうして私は死にました。呆気なかったです(ちなみに小説版での描写はわずか数行でした。もっと出番下さいよ、玄さん)。
ああ、聖杯よ。素顔を取り戻すなんて願いはもういいです。
何でもいいんで言峰を倒したいです。
なら―――もう一回参加してみない?
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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かすみ「侑先輩が歩夢先輩を一週間「上原さん」と呼ぶドッキリ!!!!!!!!!!」 @ 2025/03/26(水) 03:06:37.69 ID:+238iV/UO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1742925997/
2 :
一
:2011/07/14(木) 21:14:24.57 ID:ZAPO6OdAO
アサシン「あ、あなたは・・・」
そこには紅い瞳をと長くて白い髪を持つ女性が・・・。
確か・・・
アイリ「アイリスフィールでぇす♪
言峰を倒したいだよね?なら簡単。再び聖杯戦争に出ればいいのよ!!」
アサシン「でもまた私が出られるとは・・・」
アイリ「私が許可してあ・げ・る☆」
アサシン「は?」
アイリ「行ってらっしゃ~い!!」
アサシン「ええええええええええ!!!!」
安価+1
私のマスターは?
1士朗
2凛
3バゼット
4イリヤ
5桜
ちなみにキャスターだと私の行動が制限されるんで無しの方向で。キャスターファンにはお詫び申し上げます。
アサシン
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/14(木) 21:15:32.85 ID:yeJ+GePMo
4
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/14(木) 22:30:32.34 ID:GMEAdA+IO
やだ超期待しちゃう上にマスターがイリヤだなんて俺のゲイボルグがローアイアス
5 :
一
:2011/07/14(木) 23:16:01.75 ID:ZAPO6OdAO
―――・・・ここは?
?「あなたが・・・私のサーヴァント・・・?」
目の前にはアイリとやらにとてもよく似た女の子。アイリって誰だっけ?まあいっか。
あ、あれやっとかないと
アサシン「問おう、あなたが私のマスターか?」
?「ええそうよ」
女の子が令呪を見せる。
今の時代はこんな女の子ですら戦うのか。世も末だな。
?「私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。マスターとか堅苦しいからイリヤって呼んでね!!」
アサシン「分かりました、イリヤ」
イリヤ「でもおかしいなあ、一応バーサーカーを呼ぶ呪文だったんだけど・・・」
6 :
一
:2011/07/14(木) 23:27:00.41 ID:ZAPO6OdAO
アサシン「・・・イリヤ」
イリヤ「なぁ~にぃ~?」
アサシン「イリヤは何を媒体に私を呼びましたか?」
イリヤ「えーと、御祖父様から授かった黒曜石のダガーだよ。なんでもヘラクレスの装備品だって」
アサシン「あーそれ偽物ですね。多分私が生前に資金稼ぎに売っ払ったやつです」
イリヤ「え゙、じゃあこれあなたのなの?」
アサシン「ええ。黒曜石って結構値打ちがよくてそれを使って作った物は高く売れるんですよ。
ペンダントとかお守りとか・・・私の場合ダガーでしたけどとにかく売れるんですよ、高く。
多分それが流れるに流れてヘラクレスの所に行ったんじゃないですか?」
イリヤ「えー・・・」
7 :
一
:2011/07/14(木) 23:35:47.47 ID:ZAPO6OdAO
アサシン「これでも私、結構手先が器用なんですよ」フフン
まあ私じゃなくて別の人格なんですけどね。
イリヤ「そんなドヤ顔されても・・・。
あ、そうだ!!あなたの宝具教えてよ!!」
アサシン「宝具?ああ宝具ですね宝具。
そうですね・・・私の場合宝具というより能力ですね」
イリヤ「能力って?」
アサシン「分裂です」
イリヤ「分・・・裂?」
アサシン「はい、50体くらいなら分裂出来ますよ」
本当は100体くらい行けますがあえて黙っときます。
イリヤ「じゃあどうやって戦って勝つの?」
アサシン「簡単です。
他の私が戦ってる間に分裂した私が不意打ちを仕掛ける、それだけです」
8 :
一
:2011/07/14(木) 23:49:14.97 ID:ZAPO6OdAO
アサシン「ま、基本的には沢山分裂して情報収集ですね」
イリヤ「ええ~・・・なんか地味過ぎない?」
そりゃそうだ。私でもこれは地味だと思ってる。
第一前回も戦闘でまともに勝てた所かまともに戦ってすらいない。
・・・あれ?私って弱すぎじゃね?
――そんなことないよ!!
あなたは・・・マリーダ!?
――うん!!むしろ発想を変えるんだよ!!むしろ分裂出来る英雄は私達だけって!!
・・・!?なるほど!!確かに分裂出来るのは私達くらいしかいない・・・!!
――そうそう、敵にあったら私達のコンビネーションで倒せばいいんだよ!!
なるほど、ありがとうございます。マリーダ。
私、もう少し頑張ってみます!!
――頑張って!!
この間約一秒。
アサシン「そんなことありません。私達にはそれを補える程の絆があります。コネクトがあります。
だから、大丈夫です。マスター」
イリヤ「・・・そこまで言うなら信じてあげなくもないかな」
9 :
一
:2011/07/14(木) 23:55:40.61 ID:ZAPO6OdAO
イリヤ「じゃあ早速アサシンを配置しましょう!!
マスターの候補は私の情報網で大体分かっているわ。それを頼りに配置するの」
アサシン「分かりました。ではどう配置しますか?」
イリヤ「じゃあねえ~・・・ここ!!」
安価+2
1士朗家
2遠坂家
3桜家
4バゼット家
アサシン「安価先接触しイベントが起きます。後、今日はここまでです。それでは」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
:2011/07/15(金) 00:04:53.02 ID:bOYISHuJ0
踏み台
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/07/15(金) 00:22:02.23 ID:4+SibgcMo
2だ!
おつ
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]:2011/07/15(金) 00:54:54.92 ID:DZhkb/EB0
期待
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/07/15(金) 01:15:22.87 ID:OSbbYLK+o
乙
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/07/15(金) 02:14:56.83 ID:FSr4ndw/0
アサシンのクラスはハサンじゃないほうが強い
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/15(金) 06:27:38.68 ID:GiOSyoHTo
四次ハサンは五次・三次と比べてもなんか弱い気がする
アサシンのくせに宝具が即死攻撃じゃないとか
16 :
一
[sage]:2011/07/15(金) 12:24:06.50 ID:/DSD8e7AO
>>14
アサシン「私が1番です」
>>15
アサシン「即死系じゃありませんが沢山分裂できますよ!!」
17 :
一
[sage]:2011/07/15(金) 14:49:15.65 ID:/DSD8e7AO
アサシン「!?」
――おいい!!ここあれじゃねえかあああ!!
落ち着けバカ!!分かってるよ!!カス峰の・・・なんだっけ?
――さあ?
イリヤ「どうしたの?」
アサシン「いえなんでもありません。いい家だなぁ、と」
イリヤ「ふーん、じゃここを監視してちょうだい」
アサシン「あ、はい。ほら、さっさと行け。野郎共」
身体からアサシン五つの影が抜ける。
五つの影はそのまま窓の外から出て行った。
イリヤ「行ってらっしゃ~い!!」
イリヤがもう行ってしまったアサシンに手を振る。
ふふ、かわいいですね。
18 :
一
[sage]:2011/07/15(金) 14:59:31.06 ID:/DSD8e7AO
イリヤ「この後どうする?紅茶でも飲む?」
アサシン「ああー・・・じゃあ外に出てみませんか?興味があります」
ここは確か私が前回調べた所だから多少の地理は分かる。
でも今はどんな風に変わったのか興味があった。
イリヤ「ん~いいけどなんかなあ・・・一人で行くのもアレだし・・・」
アサシン「私も影から着いて行きますよ」
イリヤ「そうじゃなくて・・・」
はは~ん、つまり私が着いて行っても周りからはイリヤ一人にしか見えない。
私と会話をしても周りからはイリヤが独り言を言ってるようにしか見えない、つまりそういうことか。
アサシン「分かりました、イリヤ、私に合うサイズの服ありますか?」
イリヤ「使用人の私服ならあると思うけど・・・」
アサシン「ではそれを持って来てください」
イリヤ「う、うん」ダダ
19 :
一
[sage]:2011/07/15(金) 15:14:58.92 ID:/DSD8e7AO
行きましたね。では今の内に・・・
―――
イリヤ「持って来たよ~・・・え?」
?「あ、来ましたね」
イリヤ「え・・・と・・・」
あ、ありのまま今起きたことを話すわ!!
私はアサシンに頼まれて彼女に合う服を取りに行き戻ったら知らない背の高い美女がいた。
な、何を言ってるのかわからないと思うけど私は何も解らなかった。
イリヤ「てか誰よアンタ」
アサシン「私です。アサシンです」
もう一度確認。私の知るアサシンはピチピチの黒タイツを着ていて動きやすさを重視した服装に白い仮面を付けた長身の女性。
でも今私の前にいるのは釣り眼で黒い瞳と整った顔に身体のラインが綺麗な長身の全裸の女性。
20 :
一
:2011/07/15(金) 15:26:16.16 ID:/DSD8e7AO
アサシン「中々変装上手いでしょう?
このスタイル自体はデフォルトなんでそれなりに自信はありますよ。顔はありませんから変装ですけど」
イリヤ「変装はおてのものなのね」
そう言いアサシンに着替えを渡す。
アサシン「ありがとうございます」
アサシンは渡したジーンズと白いワイシャツを来ると、私を抱っこし窓から外へ出た。
アサシン「行きましょう」
イリヤ「う、うん」
さて何処へ行こう?+1
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]:2011/07/15(金) 15:28:15.32 ID:dpjy4JxAO
幼女とセクロスできる風俗店
22 :
一
:2011/07/15(金) 15:35:14.41 ID:/DSD8e7AO
アサシン「
>>21
もう少し常識のある所をお願いします」
再安価+1
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]:2011/07/15(金) 15:36:34.11 ID:B3gP8/SAO
メイド喫茶
24 :
一
:2011/07/15(金) 19:03:14.74 ID:/DSD8e7AO
アサシン「街に出ましたね」
おおお・・・あの時よりかなり栄えてますね・・・!!!!
こう見えて私、こうやって変装して出歩くのが趣味だったりするんですよね。生前はそうやって情報収集をしていたものです。
前回はそれがさっぱり出来なくって堂々と遊んでライダーがとても羨ましくも感じました。
イリヤ「どこ行くー?」
アサシン「とりあえずその辺を歩きましょう。何か面白いものに会えるかもしれませんよ」
イリヤ「うん♪じゃあ早く行こう!!」
イリヤは私の手と手を繋ぎ足速に歩きだした。
10分後
イリヤ「!?」
アサシン「どうしました?」
イリヤ「あれ見て」
イリヤが指差した先には一人の老いぼれが。
25 :
一
:2011/07/15(金) 19:10:19.88 ID:/DSD8e7AO
アサシン「あの老いぼれが何か?」
イリヤ「あいつはマキリの爺・・・」
・・・ああ、何でしたっけ?確かバーサーカーのマスターの家系でしたね。
アーチャーのマスターが『桜』という娘をそこに養子出したようで。何でも魔術刻印がなんちゃらで・・・かわいそうなものです。
アサシン「敵、ですか?」
雰囲気を出せる台詞を言ってみる。
イリヤ「可能性としては・・・ね」
アサシン「あ、店に入りましたね」
イリヤ「追ってみましょう」
あの店は・・・なになに『メイド喫茶』?
喫茶店は分かりますがメイドとはなんでしょうか?
興味深いですね。
―――
アサシン「また来ます」
26 :
一
:2011/07/15(金) 21:18:29.06 ID:/DSD8e7AO
メイド喫茶
メイド「お帰りなさいませ、お嬢様!!」
イリヤ「」
イリヤは思った。
イリヤ(うわあ・・・あいつこんな所が好きなんだ・・・。しかもアサシンは・・・)
アサシン「おお・・・あ、あの私達最近日本に来たんですがここはどういう喫茶店なんですか!?」
店員「はい、メイド喫茶とは―――」
―――
アサシン「いいですね、『文化交流』ってやつですね」
イリヤ「そ、そうね・・・。それより監視よ!!監視!!」
アサシン「あ、そうでしたね監視監視」
メイド「はい、ぞうちゃんアーン♪」
蔵弦「アーン・・・んん、美味い美味い」モグモグ
メイド「ありがと、それにいつも来てくれてありがと、ぞうちゃん♪」
ぞうちゃん「これからも来るぞい!!」
イリヤ「あ、もういいや。別んとこ行こ別んとこ」
アサシン「え、私今『I love オムライス』っていうのを頼んでしまったのですが」
イリヤ「アンタ何勝手に注文しちゃってんの!?」グルル~
アサシン「」ニヤニヤ
イリヤ「///~」カアア
次の目的地+1(多少常識のある所をお願いします)
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/07/15(金) 21:23:31.20 ID:asfwJTGvo
コペンハーゲン
28 :
1
:2011/07/15(金) 21:26:11.34 ID:/DSD8e7AO
アサシン「
>>27
すいませんちょっとわかんないッスね。誰か説明頼みます!!」
29 :
一
:2011/07/15(金) 21:28:13.46 ID:/DSD8e7AO
アサシン「
>>28
調べました。遠すぎです。冬木内でお願いします」
次の目的地+1
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]:2011/07/15(金) 21:29:50.11 ID:dpjy4JxAO
SMプレイ会場
31 :
一
:2011/07/15(金) 21:35:11.97 ID:/DSD8e7AO
アサシン「
>>30
いやだからそういう危ないのは止めて下さい!!イリヤに悪影響です!!」
+1
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/07/15(金) 21:35:44.99 ID:asfwJTGvo
士郎がバイトしてる居酒屋だけどまぁいいや・・・
33 :
一
[sage]:2011/07/15(金) 21:46:38.85 ID:/DSD8e7AO
アサシン「
>>32
いやいいですよ、そこで。後で投下します」
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/15(金) 21:59:42.79 ID:OC/FYbZIO
うーん、再安価するよりも回避能力をみたいもんだけど・・・期待外れだね
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)
[sage]:2011/07/15(金) 22:01:00.71 ID:QTst1uXAO
>>33
>>27
=
>>32
だと思うのだが…
36 :
一
[sage]:2011/07/15(金) 22:12:07.71 ID:/DSD8e7AO
アサシン「
>>34
読者がそれを求めるなら次からそうしましょう。
>>35
Wikipediaで調べたらどっかの国の地名が出たんでそれだと思い再安価してしまいました・・・。申し訳ありません・・・」
37 :
一
:2011/07/16(土) 00:09:01.40 ID:h9wwLyXAO
アサシン「もう夕方ですか」
イリヤ「まああなたを呼んだ時にはもう昼過ぎだったしね。
アサシン、どっか行きたい所ある?」
アサシン「行きたい所、ですか?そうですね・・・・では酒場に行きたいです」
生前では基本酒場で情報収集したものです。
今の時代の酒場はどうなってるやら。
イリヤ「酒場かあ・・・あ、確か居酒屋ならマスター候補がいたはず」
アサシン「居酒屋ですか。いいですね、是非行ってみたいです」
イリヤ「じゃあ居酒屋へれっつごー!!」
居酒屋
<ガラ
板前「らっしゃい!!」
士朗「いらっしゃい!!二名様でよろしいですか?」
アサシン「あ、はい」
士朗「ではこちらへ!!」
38 :
一
:2011/07/16(土) 01:05:20.96 ID:h9wwLyXAO
イリヤ「今案内してくれた店員がマスター候補よ」
アサシン「今の青年が、ですか?」
私はイリヤに進められたビールという酒を一口。
うん、微妙ですね。
イリヤ「あ、ビールってね一気に飲むのが美味しいんだって!!」
アサシン「そうなんですか?」
イリヤ「うん、お父様が言ってた、『ビールとは一口で飲んでこそロマンがある』って!!」
アサシン「なるほど、では」グビ
イリヤ「そ~れ、いっきいっき!!!!」
アサシン「」ングング
アサシン「っぷはあ!!」
なんでしょうこの懐かしさを感じさせる味・・・!!
そう、この味は任務をやり遂げた後の酒の味・・・!!
この国の人々は毎日こんな酒を飲んでいるというのですか!?
しかもこれが『仕事後』なら・・・。
アサシン「あ、そういえばあの青年について話してるんでした」
イリヤ「あ、そうだった。けどまあ今はいいや」
アサシン「そうですか。あ、この焼鳥って料理美味しいですよ」
イリヤ「ホントだ、おいひい~」
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/07/16(土) 05:37:14.27 ID:w+bZLFIAO
コペンハーゲンって居酒屋だっけ?普通の酒屋だった気が
40 :
一
:2011/07/16(土) 06:29:36.78 ID:h9wwLyXAO
遠坂庭
まさかまたここに来ることになるとはな。
――ええ、しかもあのアーチャーのマスターの娘さんらしいわよ?
―じゃあお父さんはどうしたの?
――さあ?
とりあえず監視だ監視・・・お、外から見える位置にいるぜ・・・!!
―――あらかわいいお嬢様じゃない。
―だね~・・・あ、何か持ってる?
杖・・・か?何かの魔術でもやるのか?
――あ、変身した。
うわっなんだよアレ・・・。
―一応報告する?
この時アサシン達の意見はまとまっていた。
見なかったことにしよう、と
41 :
一
[sage]:2011/07/16(土) 06:35:11.40 ID:h9wwLyXAO
アサシン「
>>39
いや、もう出ないだろうしいいですよ」
42 :
一
:2011/07/16(土) 18:39:34.47 ID:h9wwLyXAO
二日目
朝
イリヤ「今日の目的は情報収集を中心に動くわ!!アサシン!!」
アサシン「おお、私の得意分野ではありませんか!?」
イリヤ「実は今日この冬木にマスターとなる教会の魔術師が訪れるわ!!
だから大量のアサシンを街全体に送って監視させるの!!」
アサシン「分かりました、ではその教会の魔術師とやらのスペックを教えて下さい」
イリヤ「えっ」
アサシン「えっ」
まさかこいつ・・・!!
イリヤ「え、えーっとわ、分かってるわよ!!スペックよねスペック!!
確か名前はカセットなんちゃらで、男性だったはずよ!!」
アサシン「随分曖昧ですね・・・」
イリヤ「だって今日来日してくるくらいの情報しかないんだもん・・・」
アサシン「まあなんとかなりますよ。相手も私も観光客のように扱われてるでしょうし、それを内容に話し掛ければ」
イリヤ「あ、そっか」
アサシン「では散るがよい我が分身!!」
43 :
一
:2011/07/16(土) 18:57:58.90 ID:h9wwLyXAO
アサシン達は、街へ行く。
ちなみに現時刻は9時過ぎ。
目的はマスター候補のカセットの特定、それとこの市内の地形に慣れさせること。
これは結構重要で、もし終盤でこの城が使えなくなった時の隠れ家や、意外な抜け道などなどあらかじめ捜させることにもなります。
―――
アサシン「さて、もう昼が過ぎたという訳ですが―――」
未だ情報はない。
イリヤも暇そうです。
ちなみに私はイリヤから借りたヘラクレスが使っていた黒曜石のダガーを研いでいました。
大分切れ味が落ちてましたが今なら使えそうです。
しかもイリヤいわく魔翌力がそれなりに残ってるとかなんとか。
もしかしたらこれが私の宝具かもしれませんね。―――フフ。
44 :
一
:2011/07/16(土) 19:10:47.35 ID:h9wwLyXAO
さてもう夕方の5時です。そろそろ私も動きましょう。
アサシン「イリヤ、そろそろ私も動きます」
そういえば今気付きましたが私以外のアサシンってみんな全身黒タイツなんですよね。
あのまま誰かに話し掛けたら間違いなく変態扱いされるでしょう。
イリヤ「私も行く~」
―――
新都
さて着きました。街です。
イリヤ「あ、あそこに外人いるよ」
イリヤが指差したのはスーツを着た青年。成る程、魔術師っぽいですね。
イリヤ「あ、あそこにも!!」
あそこにも?ああ、昨日の居酒屋のマスター候補の青年ですね。
イリヤ「ね~あっち行こう~」
どうやらイリヤは昨日の青年に会いたいらしい。
それでもここは安価にしましょう。
どっちに話し掛ける?
1士朗
2バゼット
+1
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/07/16(土) 21:08:46.64 ID:jPQNckmbo
1
46 :
一
:2011/07/16(土) 22:26:55.76 ID:h9wwLyXAO
アサシン「へいそこの青年」
士朗「ん?」
アサシン「私です、覚えてますか?見かけたんで話し掛けちゃいました」
士朗「あ~昨日のお客さんですね。昨日で唯一来た外人さんなんで覚えてますよ」
イリヤ「お兄ちゃん一日ぶり~!!」
士朗「ははは、そうだな!!あ、よかったらこれから家で晩御飯食べて行きませんか?」
アサシン「あ、いえいえお構いなく」
士朗「いいんですよ、人に料理を振る舞うの好きなんです」
イリヤ「イリヤ行きた~い!!」
アサシン「あ~じゃあよろしくお願いします」
士朗「じゃあ食材買いに行きましょう」
47 :
一
:2011/07/16(土) 22:40:15.21 ID:h9wwLyXAO
それからしばらくベンチで雑談しているともう夜になっていた。
街中
士朗「イリヤちゃんはどこから来たの?」
イリヤ「遠ーい雪の国!!」
士朗「へぇ~そっかあ~・・・ん?」
イリヤ「お兄ちゃんどうしたの?」
士朗「あ、いや星空が綺麗だな~って
(遠坂、だよな?・・・まさかな。見間違いだろう)」
アサシン「」
イリヤ「お姉ちゃんもどうしたの?」
アサシン「い、いえ星空が綺麗だな~って」
あれ明らかにサーヴァントだよね?
しかもセイバーかアーチャーっぽい服装だし。
アーチャー「」ジロ
やべ、眼が合っちまったよ。
ん?今度はそいつの横に紅い槍を持った全身青タイツが出て来たぞ。
48 :
一
[sage]:2011/07/16(土) 22:42:15.64 ID:h9wwLyXAO
とりあえずここまで。
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]:2011/07/16(土) 23:20:32.57 ID:FTejYtcb0
乙ー
まさかの遭遇だな……どうなる
50 :
アサシン「おはようございます」
:2011/07/17(日) 09:54:30.14 ID:gBVhI7fAO
アサシン「」チラ
士朗「あいつ・・・俺をじっと見つめてやがった・・・!!!!」
まさかの私ではなく士朗んんん!!??
士朗「すいません、すぐ戻って来るんで!!」
行っちゃったよ。
アサシン「・・・」
イリヤ「どうしたのー?」
・・・
・・・行くか。
アサシン「イリヤ、私も行ってきます」
イリヤ「お姉ちゃんも!?」
アサシン「大丈夫です。カモン、マリーダ&バナージ!!」
私は右手で指をパチンと鳴らすと二人のメイドが現れる。
アサシン「マリーダ、アレを持って来ましたか?」
マリーダ「はい」
イリヤ「紅いマーカー?」
アサシン「勝手ながらお借りします。それと私の令呪を見せて頂けますか」
イリヤ「あ、うん」
私はマーカーで私の令呪を左手に書き写し、
アサシン「イリヤを頼みます。行きますよ、アサシン」
そして私もビルに駆け出した。
ちなみにマリーダとバナージ以外には五体ほどの私がイリヤを護衛をしていたりします。
こう見えて私、意外と用心深いんですよ。
51 :
一
:2011/07/17(日) 10:05:24.75 ID:gBVhI7fAO
アサシン「士朗くーん!!!!」
士朗「え、お姉さん!?」
アサシン「この先は危険です!!引き帰しましょう!!」
士朗「だったら尚更だ!!」ダダ
アサシン「ああちょっ・・・もおおおおおお!!!!」ダダ
ビル屋上
士朗「」バン
ドアは士朗君が先陣を切って開けた。
まあ、やっぱりというべきか・・・
アサシン「ああー・・・やっぱり」
遠坂「え、衛宮君!?」
ランサー「ちぃっ一般人か!?」
アーチャー「ふん!!」
ランサー「うおっと、危ねえ!!」
アーチャー「ちっ」
ちっ、じゃねえよ。一般人来たんだからそれなりの対応しろよ。
52 :
一
:2011/07/17(日) 10:14:53.53 ID:gBVhI7fAO
そして互いに距離を取り、
ランサー「あー・・・なんか白けちまったなあ・・・」
アーチャー「逃げるのか、ランサー」
ランサー「違えよ弓兵風情が。あいにく全サーヴァントとほどほどに戦って帰るってのがマスターの命令でね」
アサシン「」
ランサー「まっそういうことだ。部外者のねーちゃんと少年も夜道には気をつけろよ」
そういうとバッとランサーは飛び降りた。
そしてこの屋上にはなんとも言えない静けさだけが残っていた。
遠坂「衛宮君・・・」
話を切り出したのはカス峰の師匠の娘さんの遠坂凛。
開戦前ではよく彼女の監視をさせられたものです。
いやあ成長しましたね、凛ちゃん。大人びたものです。
53 :
一
:2011/07/17(日) 10:29:03.92 ID:gBVhI7fAO
遠坂「衛宮君、今見たのはすぐ忘れなさい。絶対よ。後そこの外人さんも」
アーチャー「行くぞ凛」
遠坂「ええ、アーチャー」
アーチャー組退場。
士朗「今のは一体なんだったんだ・・・」
アサシン「・・・」
あのランサー、絶対に私達を口封じにやって来るでしょう。
今の私には選択肢が二つあります。
一つは彼を助ける。
これは他のアサシンに彼に変装させてうんたらかんたらすれば何とかなるでしょう。
もう一つはこのまま一般人を貫く。
これはただ一言、彼を見殺しにする。
それしかありません。
ちなみに私の所にランサーが来ても、私がアサシンのマスターの振りをして分裂した私に助けてもらいます。
士朗君を見[
ピーーー
]か見殺さないか、選択は二つに一つ。
+1
1助ける
2見殺しにする
54 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/17(日) 10:33:38.94 ID:pfOmKXPY0
2
55 :
一
:2011/07/17(日) 12:20:11.48 ID:gBVhI7fAO
アサシン「では、お気を付けて」
士朗「ああ・・・。俺は何があったかよくわからなかったけど忘れることにするよ」
アサシン「それがいいでしょう。私もそうします。
行きますよ、イリヤ」
イリヤ「うん、バイバイお兄ちゃん」
士朗「ああ、じゃあな」
結果として私は一般人を貫くことにした。
でも私はこう見えて念には念を入れるタイプです。
一応尾行させましょう。イリヤお墨付きのマスター候補なんで。
―――
士朗宅
士朗「ただいまー・・・って藤ねえは来てないのか」
ランサー「藤ねえとやらは知らんが俺ならいるぜ」
士朗「!?」
56 :
一
:2011/07/17(日) 12:30:00.61 ID:gBVhI7fAO
ランサー「悪いな、見られたからにはお前を殺らなきゃならねえ」
士朗「くっ・・・!!」
ランサー「遅えよ!!」
士朗「ぐはっ・・・!!」
士朗はランサーの一蹴りで庭にほうり出される。
ランサー「じゃあな」
ランサーの紅い槍が向けられる。
もう・・・
諦めて目を閉じたその時、金属と金属がぶつかり合う音が聞こえた。
俺はそっと目を開けるとそこには―――
セイバー「―――問おう、貴方が私のマスターか?」
ランサー「ほう・・・まさかお前がセイバーのマスターになるとはな・・・!!!!」
そしてその影からまた一人・・・
アサシン(男)「またお前かよ」
57 :
一
[sage]:2011/07/17(日) 12:30:27.98 ID:gBVhI7fAO
アサシン「夜に来ます」
58 :
一
:2011/07/18(月) 00:49:32.68 ID:pF8EONjAO
アインツベルン城
アサシン「あ、セイバーが召喚されましたね」
イリヤ「マスターはやっぱり―――」
アサシン「察しの通り、士朗君です」
イリヤ「でしょ~!!」
アサシン「嬉しそうですね」
そういえばイリヤと彼の関係は何なんでしょう?
気になりますが聞いてはいけない事情があるんでしょう。
私は空気が読めるんです。だから聞きません。
向こうが話してくれるのを待ちましょう。
イリヤ「イリヤはね~あのお兄ちゃんと深~い関係にあるんだよ~」
アサシン「そうなんですか。あ、セイバーがアーチャーをぶった切りましたね」
イリヤ「えっアーチャーもう脱落!?」
アサシン「・・・あ、なんか士朗君が令呪でセイバーを止めましたね」
イリヤ「ええ~・・・。はあ・・・私も本当ならバーサーカーを引き連れて夜の街を徘徊してたんだよなあ~・・・」
59 :
アサシン「ここまでです、お休みなさい」
:2011/07/18(月) 01:00:18.25 ID:pF8EONjAO
アサシン「何か・・・すいません」
イリヤ「あっ・・・ごめんなさい・・・」
アサシン「いえ・・・っ!?」
イリヤ「ど、どうしたの・・・?」
アサシン「・・・ランサーが近づいて来ている、と分身から連絡が来ました」
イリヤ「え・・・」
アサシン「今私に出来るのはこのまま相手をするか逃げるかの二つです。
どうしますか、マスター?」
+1
1逃げる
2戦う
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/18(月) 01:00:45.95 ID:5VQleS6S0
2
61 :
アサシン「投下です」
:2011/07/18(月) 09:38:45.34 ID:pF8EONjAO
イリヤ「戦えるの?」
アサシン「まあ大丈夫ですよ。そうした方がいいですか?」
イリヤ「・・・うん」
アサシン「分かりました。ですがいくつか口裏を合わせて下さい」
イリヤ「う、うん・・・」
―――
っつー訳だ。帰って来いてめーら。
―こちらA班、城内到着しました!!
よし、そのまま私の周辺で待機!!
監視班、ランサーはどうですか!?
――後一分程で来ます!!
おまいら早く戻って来ーい!!!!
―――
一分後
バリーン!!と玄関口の窓を派手に割ってランサー登場。
ランサー「よう、約束通り来たぜ」
アサシン「来ましたね、ランサー」キリ
62 :
一
:2011/07/18(月) 10:13:13.86 ID:pF8EONjAO
ランサー「ああ。にしてもこの魔翌力の反応といい、この周辺の結界・・・アンタ、マスターか?」
アサシン「さあどうでしょう?」
ランサー「いけ好かねえヤローだ。
ま、マスターでも魔術師でも一般人でもどうでもいいけどさっさと死んでくれや。
こちとらさっきバーサーカーとキャスターを同時に相手をして疲れてんだ」
ランサーが槍を構えて走る。
にしてもキャスターとバーサーカーが?
・・・気になりますが今は目先の敵に集中しないと・・・!!!!
私の分身が影からダガーを投げる。
が、やはりというべきかランサーはダガーを槍で弾く。
ランサー「この姑息な攻撃・・・成る程、お前がアサシンのマスターか」
アサシン「そう・・・私がアサシンのマスターです」
ダガーを飛ばす。今度は八方から。
ランサー「はん、そんなの叩き落としてくれる!!」
ランサーは槍を振り回しダガーを全て落とす。
アサシン「今だ」
そしてこの時が攻撃チャンス。八体のアサシンが一斉にランサーに飛び掛かる。
63 :
一
:2011/07/18(月) 10:40:22.61 ID:pF8EONjAO
ランサー「ふぅん、発想は悪くねえが・・・」
ランサーはすごい余裕だった。
私はそれに嫌な予感がした。
ランサー「格が違い過ぎたなあ!!!!」
アサシン「っ!?」
私は咄嗟に目の前にアサシンを呼ぶと、そのアサシンの背中から紅い槍が出て来た。
分裂した私が刺されたのだ。
しかも飛び掛かった八体は既に壁や床に叩きつけられていた。
ランサーは槍をゆっくりと抜き、死んだ私を蹴り飛ばした。
ランサー「分かったかい?これが格の違いってやつさ」
ランサーが一歩一歩よって来る。
対して私は一歩一歩退いていた。
64 :
一
:2011/07/18(月) 11:05:45.77 ID:pF8EONjAO
どうすればいい?
どうすればこの危機を乗り越えられる?
アサシン「っ!?」
後ろはもう壁だった。
終わりか・・・。
ん、いやまだあるぞ・・・!!
ランサー「もう終わりか、期待外れるだよ」
ランサーはゆっくり両手で槍を構えようとしたその時、
アサシン「油断したな」
ランサー「何!?」
気を失ってた私の一人が後ろからランサーに飛び掛かる。
今度はダガーを持たずに。
ランサー「野郎・・・!!」
ランサーは分身を槍で突き上げた。
ありがとうございます。K1よ。
ランサー「しまっ―――」
アサシン「隙ありです」
そのままランサーを持てる限りの力で顔面をぶん殴った。
65 :
一
:2011/07/18(月) 11:20:09.69 ID:pF8EONjAO
ランサー「ぐおっ・・・!!」
アサシン「あああああ!!!!」
怯んだ所で更に殴り付ける。
ランサー「っ!!」
アサシン「まだまだあ!!」
殴る殴る。
ランサー「っ調子に乗るなああああ!!!!」
ランサーは殴った右手を左手で掴む。
アサシン「ぐっ!!」
ランサー「はああ!!」
ランサーはそのまま一蹴りで私を壁に叩きつけ、「終わりだ!!」と言わんばかりに槍を投げた。
今分裂しようにも時間がない。
今倒れてる私以外の私は全て本体である私に戻って私の強化をしている。
つまり今の私の能力値は分裂したのを除いて90/100と言った所か。
66 :
一
:2011/07/18(月) 11:34:16.05 ID:pF8EONjAO
ランサー「っ何い!?」
ランサーが声を荒げる。
あれ、死んでない?
アサシン「これは・・・」
黒曜石のダガー・・・そういえばイリヤから返して貰って胸元にしまってたんでしたっけ。
更にこの時―――
令呪にて命ずる、私を連れて逃げて!!
アサシン「了解しました、マスター・・・」
命令を聞いた倒れてる私達は速攻で私の中に戻り、私は跳び跳びでイリヤ達がいる部屋まで向かう。
イリヤ「アサシン・・・」
アサシン「お待たせしました、マスター」
マリーダとバナージは私を見て頷くと私の中に戻る。
アサシン「行きましょう」
私はイリヤを抱えて城を飛び出た。
67 :
一
:2011/07/18(月) 11:35:54.38 ID:pF8EONjAO
アサシン「とりあえずここまでです。安価出しときます」
+1
どこへ行く?
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長崎県)
[sage]:2011/07/18(月) 11:40:51.83 ID:QQWMJcfQo
遠坂邸
69 :
一
:2011/07/20(水) 08:16:44.44 ID:7Sill5RAO
アサシン「とりあえずこの辺でいいでしょう」
イリヤ「う、うん。ありがとう・・・」
イリヤが落ち込んでいる・・・。
マスターを慰めるのもサーヴァントの役目です。
カス峰とはまともなコミュニケーションすら取らなかったけど。
アサシン「・・・気にしないで下さい」
イリヤ「えっ」
アサシン「この結果は私の弱さが引き起こした結果です。イリヤが気にする必要はありません」
イリヤ「え、いや、今日の寝床のこと考えてたんだけど」
アサシン「」カアア
なんという失態。失態というより恥ずかしい・・・。
イリヤ「あははっかーわいいー♪」
アサシン「っく・・・一本取られましたね・・・」
イリヤ「取られたっていうか自爆だよね。
っと冗談は置いといて、これからどうする?」
アサシン「っぐぅ・・・と、とりあえず横になりたいです・・・。
あの全身青タイツの蹴りが綺麗に決ま・・・」バタン
70 :
一
:2011/07/20(水) 08:55:44.87 ID:7Sill5RAO
イリヤ「あ、ちょっ大丈夫!?・・・って気絶してるだけか・・・よかった」
イリヤはとりあえずアサシンをベンチで休ませようと思った。
だが・・・
イリヤ「あら、こんばんは、凛。盗み聞きをするなんてレディとしてどうなのかしら?」
それは目の前にいる女をなんとかしてからだ。
遠坂「あらごめんあそばせ、でも人の家の庭に誰かがいて何かを話してたら気になるでしょう?
アサシンのマスターのアインツベルンさん」
イリヤ「!?(あ、ここ凛の家の庭じゃない!!)」
遠坂「ようやくお気づきになって?
それにサーヴァントもかなり負傷気味だし、どっかのサーヴァントにやられたのかしら?」
71 :
一
:2011/07/20(水) 09:27:58.61 ID:7Sill5RAO
イリヤ「それは貴女もでしょう?
知ってるのよ、アーチャーがセイバーに速攻でやられたの」
遠坂「っ!?言わせておけば・・・!!」
彼女は宝石を取り出して私達に向ける。
遠坂「今出て行けば見逃してあげるわ、サーヴァントを連れて早く出てって!!」
イリヤ「わ、分かってるわよ・・・!!」
アサシン「ん・・・」
イリヤ「アサシン!!」
アサシン「私は・・・大丈夫です。行きましょう・・・。
それと―――」
遠坂「!?(何かが通り過ぎた!?)」
アサシン「そこで弓を構えているのは分かってるんですよ、アーチャー」
遠坂「アーチャー!?」
72 :
一
:2011/07/20(水) 09:43:18.57 ID:7Sill5RAO
アーチャー「ほう、気づかれてたか」
木の影から弓と矢を持った男が姿を現した。
アサシン「当然です、もしその矢で私かイリヤに害があればマスターである彼女を今のように殺します。
私の威嚇がすんなり通ったことから、貴方もかなり体力が危ないのでしょう?
無理に強がらないことをオススメします」
私はイリヤの手を引き遠坂邸を後にした。
ちなみにこのあとの私達はというと、公園のベンチでマリーダがイリヤの面倒を見つつ私は全個体の体力回復のためずっと横になって寝てました。
マリーダ、明日は休暇をあげますよ。
73 :
一
[sage]:2011/07/20(水) 09:44:40.42 ID:7Sill5RAO
ここまで。また来ます。
74 :
一
:2011/07/20(水) 21:23:59.61 ID:7Sill5RAO
さあ聖杯戦争も三日目です。
とりあえず私の今回の聖杯戦争の目標としては、
カス峰を倒す
1番落ちだけは避ける
ですね。前回はカスの意味不明な命令のせいで1番落ちしてしまったので、今回はもう少し長く生きれればな、と思います。
それと、ついさっき城に戻って来ました。
イリヤが城でお茶したい、と言うので。
私の体力回復も兼ねて今日はイリヤの家で二人でお茶会です。
ちなみにマリーダ以外の私は外の散策に行かせました。
ベンチで回復している時、私の回復を後回しにし他の私の回復に専念していたんでみんなある程度回復はしました。
75 :
一
:2011/07/20(水) 21:34:52.35 ID:7Sill5RAO
イリヤ「はぁ・・・やっぱりこの時が1番至福ね・・・」
イリヤは紅茶を啜りながら外の景色を見つめる。
そういえばさっき初めて聞きましたがイリヤって18歳なんですね、初めて知りましたよ。
聖杯戦争に向けて身体を弄る人はいるそうですが、もしイリヤが誰かが目的達成のためにそのせいで成長が止まった、というならこれほど酷い話はありません。
アサシン「あ、イリヤ、砂糖ありますか?」
イリヤ「あるよー。はい角砂糖」
アサシン「ありがとうございます」
私はケースから角砂糖を六つ取り出し、紅茶に入れ―――
イリヤ「ちょっとおおおおおおおおお!!!!」
アサシン「うわっな、何ですかいきなり!?」
イリヤ「何ですかいきなり、じゃないよ入れすぎだよ!!!!」
アサシン「すいません、私甘党なんで」
イリヤ「甘党だからってこれはダメ!!紅茶の味が無くなっちゃうでしょう!!!!せめて二つくらいにしなさい!!!!」
アサシン「はーい」ドポドポ
76 :
一
:2011/07/20(水) 21:52:49.61 ID:7Sill5RAO
アサシン「ふう・・・優雅でしたね、私達」
イリヤ「それ自分で言う?」
アサシン「気にしない気にしない。
このあと何しますか?」
イリヤ「とりあえず今夜の行動について考えましょう。
予定としてここ二、三日は情報収集に徹しましょう」
アサシン「分かりました。ではどこを重点に置きますか?」
―――
一応私達が把握してる情報をまとめて見ると、
セイバー 士朗君
アーチャー 凛ちゃん
青タイツ(ランサー) ?
ライダー ?
キャスター ?
バーサーカー ?
情報
青タイツいわくキャスターとバーサーカーは組んでるらしい。
推測
私の予想としては、前回のバーサーカーの家が怪しい気がします。
カス峰いわくそこと凛ちゃんとイリヤの家系は必ず聖杯戦争に参加してる、とのこと。
確定
アーチャーは実質戦闘不能。
ランサー強すぎて笑えねえ・・・。
―――
イリヤ「そうねえ・・・なら―――」
安価+1、2
どこを重点に置く?
1セイバー
2アーチャー
3ランサー
4ライダー
5キャスター
6バーサーカー
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
:2011/07/20(水) 22:26:54.77 ID:keoZLSIU0
5
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2011/07/20(水) 22:29:02.59 ID:kiPZUXiPo
1、協力を仰ぎたいな
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]:2011/07/20(水) 23:09:37.55 ID:uhMVRARe0
小次郎→ヘラクレスになっただけで何この絶望感
最凶の門番じゃねえか…………orz
80 :
一
[sage]:2011/07/20(水) 23:12:03.91 ID:7Sill5RAO
イリヤ「キャスターとセイバーをマークよ!!
最近新都で魔術による事件が起きてるんだけど恐らくキャスターの仕業だと思う。力を奪って魔翌力を貯めてる可能性が高いわ。
後セイバーはセイバー組の監視=アーチャー組の監視に繋がるだろうから一石二鳥だね☆」
アサシン「流石マスター頭いい!!」
イリヤ「あ、でもセイバー組の監視は夜でいいよ。マスターが学生だから動くのは夜だろうし」
アサシン「分かりました」
つーわけで、てめーらキャスター捜して来い。近くにバーサーカーいるかもしれないから注意しろよ。
見つけたやつは一日休暇な。
そんじゃよろ。
81 :
一
:2011/07/20(水) 23:15:38.54 ID:7Sill5RAO
アサシン「ここまでッス。Fate関係の雑談やリクエストとかあったら普通に書き込んでくれい」
イリヤ「ちなみにマリーダとバナージっていう名前はガンダムUCから取ったよ!!」
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]:2011/07/20(水) 23:23:28.74 ID:uhMVRARe0
乙!
キャスターは何を元にバーサーカーを呼んだんだろう………
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/21(木) 15:40:47.04 ID:uJoq67HIO
2
84 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/21(木) 16:06:29.10 ID:uJoq67HIO
他のマスターのサーバントどうなってるんだろうか、、、
85 :
一
:2011/07/21(木) 17:42:56.98 ID:MZ/aJJeAO
深夜
アインツベルン城
アサシン「あ、セイバーが一人で家を出ましたね」
イリヤ「一人で?」
アサシン「ええ、一応尾行させ・・・は?寺?」
イリヤ「寺?」
アサシン「はい、セイバーが一人で寺に向かってるようです」
イリヤ「寺・・・寺・・・あ!!霊脈!!
なるほど見落としてたわ・・・キャスターは霊脈の強いお寺で体制を整えてたのね・・・」
アサシン「あー・・・」
私こう見えて分裂は出来ても魔翌力探知とかはさっぱりなんですよねえ~。
―――
セイバー「ここがキャスターの本拠地・・・。ん?あれは―――」
86 :
一
:2011/07/21(木) 18:34:11.69 ID:MZ/aJJeAO
セイバー「侍・・・?」
門の前にいるのは大きな刀を背負った侍。
侍「・・・」
侍は何も言わずに刀を抜く。
勘が告げていた。こいつは強い、と。
私は不可視の聖剣を構え、石段を一段一段と上がる。
侍も同様、一段一段石段を降りる。
そして間合いが合った瞬間侍は雄叫びと共に襲い掛かって来た。
侍「―――――――――――!!!!」
侍は長いリーチを活かし刀を振るう。
私は受けるので精一杯だった。
だがこの侍の雰囲気、どこかで―――
セイバー「ま、まさか・・・貴方がバーサーカーか!?」
侍「―――――・・・」
アサシン「何かセイバーがバーサーカーに遭遇したっぽい。
分身いわく長い刀を持った侍、だそうです」
イリヤ「じゃあ後はライダーとランサーだね♪
でもキャスターとバーサーカーのタッグは難しそう・・・」
アサシン「大丈夫ですよ、私なら」
87 :
一
[sage]:2011/07/21(木) 18:34:56.56 ID:MZ/aJJeAO
ここまでッス
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/21(木) 20:08:01.95 ID:uJoq67HIO
なんで魔翌力じゃなくて魔翌翌翌力ってなってるね?
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/07/21(木) 20:08:27.13 ID:uJoq67HIO
なんで魔翌力じゃなくて魔翌翌翌力ってなってるね?
90 :
一
:2011/07/21(木) 22:57:33.60 ID:MZ/aJJeAO
セイバー「行きます!!」
バーサーカー「――――――――――!!!!」
そこから両者は互いに一歩も引かず刀と剣を切り付けあう。
そして鍔ぜり合いの末互いに下がり体制を持ち直す。
バーサーカー「・・・」
バーサーカーはゆっくりと刀を構える。
だがそれは余りにも変わった構え。
私はそれ故緊張が走る。
セイバー「来るか・・・」
そしてバーサーカーは動いた。
バーサーカーの攻撃は右から斜めの切り下ろし。
が、
セイバー「!?」
私は攻撃を受けず、一飛びで石段から大きく降り下がった。
何があった?確かにやつの攻撃は斜めの切り下ろしで、私は振り切る前に回避した。
なのになぜ私のスカートが切れている!?
しかも攻撃と掠ったスカートの切れた向きも合ってない・・・!?
91 :
一
:2011/07/21(木) 23:07:37.23 ID:MZ/aJJeAO
混乱する私をよそにバーサーカーは石段を駆け降りる。
・・・
セイバー「使うしかないか・・・」
エクスカリバーに掛かっている結界・・・風王結界を解放する!!
セイバー「風よ渦巻け・・・!!」
エクスカリバーを中心に風が渦巻く。
バーサーカー「!?」
石段を降りてるバーサーカーは降りるのを止め、刀を構える。
セイバー「はあああ!!」
決めの如くエクスカリバーの周りを渦巻く風が―――
士朗「止めろセイバー!!」
セイバー「士朗!?あ―――」
放たれることはなかった。
92 :
一
:2011/07/21(木) 23:17:06.76 ID:MZ/aJJeAO
士朗「セイバー!!」
士朗は石段を駆け上がり倒れたセイバーを受け止める。
セイバー「バ・・・バーサーカーが・・・」
だがそこにはバーサーカーはいなかった。
士朗「大丈夫だよセイバー。さ、帰ろう」
士朗はセイバーを支えながら石段を降りた。
そんな光景を分裂越しに見ていた私から一言。
アサシン「こ れ は酷い」
ちょっと士朗君ぶん殴りたくなった。
イリヤ「どうしたのー?」
アサシン「あ、いえなんでも。セイバーは寺から離脱したようです」
イリヤ「なあんだー宝具使わなかったのかー残念」
アサシン「まあバーサーカーについて分かっただけでもいい収穫ですよ」
93 :
一
:2011/07/21(木) 23:32:22.36 ID:MZ/aJJeAO
イリヤ「何か分かったの?」
アサシン「明日図書館行って調べて来ます。風貌、獲物からして日本人なのは確定ですから見つけるのは案外楽でしょう」
イリヤ「ふぅーん、じゃそこはアサシンに任せる。
あーあなんだか眠くなっちゃったー。今日はもう寝るね、お休みー」
アサシン「はい、おやすみなさいイリヤ」
・・・さてと、バーサーカーについて考えてみましょう。
まあ気になる所はあの攻撃くらいなんですけど。
私が分裂越しと他の私が見ていた限り、明らかに一振りの間に三回振っていた。
もしかしたらバーサーカーは宝具がなく私のような能力・・・バーサーカーで言うあの一撃こそが宝具なんじゃないだろうか?
だとしたら恐れる所はそこだけだ。戦うとなればダガーを投げて応戦しマスターを見つけて[
ピーーー
]、これで終わりです。
アサシン「・・・ふぅ。明日はどうしましょうかね」
ライダーのマスターでも捜してみますかね?
カス峰は最後でいいです。
第一はイリヤの身の安全です。最近イリヤに対して愛着が沸いて来ちゃいました。
94 :
一
[sage]:2011/07/21(木) 23:33:13.18 ID:MZ/aJJeAO
アサシン「眠いんで寝ます。おやすみなさい」
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]:2011/07/24(日) 17:22:21.65 ID:IbLb3asH0
乙!
ヘラクロスじゃなくて小次郎がバーサーカーなのか……
96 :
一
[sage]:2011/07/24(日) 17:41:53.45 ID:D3S9FGLAO
四日目ですね。
私の前回の経験ではそろそろ誰か退場してもいいはず。
前回は確か・・・あ、私か。
あの後どうなったんでしょうね。
セイバーがまた召喚されたってことは途中で負けたんですかね。倒したのはあの金ぴかかな?
私の後に負けたのは多分キャスターでしょう。マスターもろともキチガイじみてましたし。
ランサーは見てる限りマスターとの相性が最悪だった気がします。
ライダーは凸凹コンビだったけど最後まで生きてそう。いや実際は分かりませんが。
バーサーカーはバーサーカーよりマスターの方が見てて不安でしたね。
金ぴかのマスターをすごい恨んでましたが、今回で娘の凛ちゃんがマスターをやってたのを見ると復讐は達成したのでしょう。
あれ、結局聖杯ってどうなったんでしょうか?
謎は深まるばかりですね。もう止めましょう。
とりあえずあの金ぴかにだけはもう会いたくないです。
97 :
一
:2011/07/24(日) 18:29:13.32 ID:D3S9FGLAO
図書館
アサシン「という訳で私達は図書館にやって来ました。ただいまの時刻は午後1時です」
イリヤ「誰に話してるの?」
アサシン「いえ別に。イリヤはどうしてますか?」
イリヤ「イリヤも手伝うよ長い刀を持った侍だよね」
アサシン「はい。さ、読むぞー!!」
ちなみに分裂した私達はバーサーカーのいる寺とライダー捜しに行かせました。
ま、期待はしませんがね。
3時間後
イリヤ「ねえねえそれっぽいの見つけたよ!!」
アサシン「どれどれ・・・佐々木小次郎、刃長三尺三寸もの野太刀『物干し竿』を使いこなした剣豪で秘剣『燕返し』を持つ、多分ビンゴでしょう。ありがとうございます、イリヤ」
イリヤ「えへへー♪」
まあそれを知ったとしてなんだって話ですけどね。
アサシン「そろそろ行きましょうか」
イリヤ「うん♪」
98 :
一
:2011/07/24(日) 18:56:03.99 ID:D3S9FGLAO
新都
ベンチにて
イリヤ「アイスおいし♪」
ふう、しばらくは様子見ですかね。
ん、ライダー班どうした?
―ライダー見つけたんだけど。
は?
―だから、ライダー見つけたって。なんか士朗君リンチにしてた―――お、マスター出て来た。
ちょっおい私にも見せろ。
―マスターは同級生みたいだな。サーヴァント自慢からのマ口喧嘩中って所だな。
はあ、学生って難しいですね。
アサシン「イリヤ、ライダーが見つかりました」
イリヤ「また随分早いね」
アサシン「浮かれたマスターが士朗君にライダーを見せびらかしてたようです」
イリヤ「もう意味がわからないよ」
99 :
一
:2011/07/24(日) 19:00:44.32 ID:D3S9FGLAO
ここまでです。
次は鮮血結界の話になります。
安価+1
このあと出会う人物は?
1士朗
2凛
3慎二
100 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
:2011/07/24(日) 19:15:56.33 ID:IbLb3asH0
3
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]:2011/07/24(日) 19:17:54.44 ID:IbLb3asH0
下げ忘れた……申し訳ない
しかも、
>>95
で致命的な間違いを…………orz
102 :
一
[sage]:2011/07/24(日) 20:08:38.73 ID:D3S9FGLAO
>>101
気にしなくていいですよ、見てくれてありがとうございます。
103 :
一
:2011/07/24(日) 20:32:38.03 ID:D3S9FGLAO
帰り道
イリヤ「~♪」
アイスを食べたからかイリヤはご機嫌です。私も頂きましたが美味しいですね、やっぱ私が生きていた頃よりも全てにおいて遥かに進歩してますね。
?「」ブツブツ
アサシン「っあ」ドン
?「チッ・・・」
自分からぶつかっておいて・・・ん?あの糞ガキはライダーのマスター・・・。
ペカーン!!
閃 い た。
アサシン「おいそこの糞ガキ!!自分からぶつかっておいて謝罪一つまともに言えないのかー!!」
が、糞ガキは無視して曲がり角を曲がって行ってしまった。
イリヤ「どうしたの?」
アサシン「この時代のガキにイラッとしただけです」
イリヤ「も~目立つようなことしないでよ~・・・」
尾行班、ライダーのマスターはどうしました?
―曲がった所で待機してるよ。
あ、お前らが今曲がった瞬間に糞ガキも動き出したぞ。
サンクス、ご褒美としてお前明日休暇な。
104 :
一
:2011/07/24(日) 20:54:05.62 ID:D3S9FGLAO
森の中
イリヤ「ね~アサシン」
アサシン「はい、なんでしょう?」
イリヤ「ライダーのマスターってサーヴァントを自慢しちゃうんだよね?」
アサシン「はい、いけ好かないゲス野郎ですよ。例えばそう―――」
アサシン「サーヴァントを使って人を襲わせる、とかね」
私はダガーを取り出し私に飛び交かる女に投げる。
女「!?」
女は鎖鎌に似た得物でダガーを弾いた。
女「あなた・・・サーヴァント・・・」
?「うわああ!!」
女「!?」
女は悲鳴に後ろに振り返る。
?「な、何なんだよおおお・・・!!」
そこには既に分裂した私に捕まったライダーのマスターがいた。
マリーダ、ご苦労様です。
105 :
一
:2011/07/24(日) 21:08:29.67 ID:D3S9FGLAO
イリヤ「え、な、何が起きてるの!?」
アサシン「今から話ます」
イリヤ「あ、うん」
アサシン「さて、最近新都で話題になっている吸血鬼事件―――犯人はあなたですね、ライダー!!」ビシッ!!
ライダー「・・・」
ライダーは答えない。
?「は、早く助けてくれライダ~!!」
アサシン「はぁい、礼儀知らずの糞ガキ」
?「ひ、ひぃっ!!」
アサシン「ライダー、マスターを殺されたくなければ武器を置きなさい。
仮にも魔術師であるイリヤを含めて三対一。降伏が妥当な判断、そう思いませんか?」
ライダー「フッ・・・」
106 :
一
:2011/07/24(日) 21:49:21.28 ID:D3S9FGLAO
ライダー「分かりました。
ここは逃げた方が得策ですね」
ライダーは鎖鎌をマスターのいる方に投げた。
鎖鎌の先が無かった。
が、それでも鎖は動いく。
アサシン「!?」
やむを得ない殺せ!!マリーダ!!
それ以外はライダーに攻撃!!
だが、
アサシン「しまった!!」
マリーダの腕にはライダーの鎖鎌が引っ付いていた。
ライダーは飛んで来るダガーを避け、マスターを抱え木の上に立つ。
ライダー「大丈夫ですか、慎二?」
慎二「あ、ああ・・・なんとか・・・。
お、お前ら覚えとけよ!!!!僕には切り札があるんだ衛宮を倒した後はお前らだ!!!!行くぞライダー!!!!」
ライダーは無言で頷き飛び去った。
その様を見ながら、
アサシン「にしてもアレですね。
ライダーがマスターを取りに行く瞬間に投げたダガーが背中に刺さりましたがダメージがあまりないようですね。
ライダーだから本当の正体は―――だったりして」
イリヤ「まあライダーはそういうのもいるからね」
アサシン「ホントは令呪を奪おうと思いましたが・・・不覚を取りました。申し訳ありません」
107 :
一
:2011/07/24(日) 22:01:17.87 ID:D3S9FGLAO
イリヤ「いいよアサシン、私気にしてないから。
それにイリヤ、アサシンのことだーい好きだから」
アサシン「え?」
イリヤ「だ、だから・・・」モジモジ
イリヤ「手、繋がない・・・?」
アサシン「は、はい喜んで!!」ギュ
よ、よかった・・・。怒ってなくて・・・。
こう見えて私、相手にしてもらえなかったり一人ぼっちなのは嫌いなんです。
アインツベルン城
イリヤ「そういえばライダーのマスターが言ってた切り札って何だろう?」
アサシン「多分学校に仕掛けられた印みたいなやつじゃないですか」
イリヤ「ああ成る程。でも、士朗は勝つよ」
アサシン「分かるんですか?」
イリヤ「姉の勘、かな?」
108 :
一
:2011/07/24(日) 22:19:28.05 ID:D3S9FGLAO
翌日
ライダー「鮮血神殿・・・」
ライダーは学校を鮮血神殿で包み込んだ。
その影響で、学校の教師、生徒がばたばたと倒れる。
慎二「あっははははは!!!!最高だねえっはははははははは!!!」
士朗「慎二!!」
慎二「よう衛宮、どうだいこの鮮血神殿は」
―――
その一方私達はというと
ピンポーン
桜「はい―――っ!?」
イリヤ「はじめまして、かな?」
アサシン「・・・」
間桐家に行っていました。
この子が桜。
凛ちゃんのお父さん兼金ぴかのマスターが養子に出したもう一人の娘。
四次の時にチラっと明るい笑顔で凛ちゃんと写った写真を見ましたがその面影が全然感じられません。
本当にあの桜ちゃんなんですか?
109 :
一
:2011/07/24(日) 22:20:51.29 ID:D3S9FGLAO
ここまでです。諸事情で投下が来週辺りになります。
110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]:2011/07/24(日) 22:24:54.22 ID:IbLb3asH0
乙!
111 :
一
:2011/07/31(日) 13:39:02.10 ID:UJXnvR8AO
イリヤは一礼し、
イリヤ「私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。この聖杯戦争のマスターの一人よ。
で、こっちが私のサーヴァント」
ここで私も一礼。
アサシン「ちょっと失礼」
私は桜ちゃんの両手を掴む。
桜「だめっ!!」
アサシン「・・・ビンゴです」
イリヤ「そう・・・」
桜「わ、私から令呪を奪っても無駄ですよ!!令呪の最優先権を全て兄さんに渡しましたから!!」
イリヤ「私が聞きたいのはそこじゃない。私は前回の聖杯戦争について聞きに来たの」
桜「私は何も知りません・・・」
アサシン「にしても令呪が二本無くなってますね」
桜「知りません・・・」
イリヤ「貴女はこの家に来た時から―――」
桜「私は何も知らないのもう関わらないで!!」
112 :
一
:2011/07/31(日) 13:51:57.29 ID:UJXnvR8AO
アサシン「追い出されちゃいましたね」
イリヤ「まあいきなり来られて一方的に質問されたらそうなるでしょうね。
ま、あの反応なら何か隠してるのは丸分かりだけど・・・今はそれで十分かな」
アサシン「あ、学校にいる私から連絡です。決着が着いたようですよ」
イリヤ「分かり切ってるけど一応聞いてみるけどどうなったの?」
アサシン「ライダーがマスターを連れて逃走、とのことです」
イリヤ「へぇ~中々しぶといね、あのマスター」
アサシン「そうですね。ただ今のままだとこちらも危なくなりそうですよ?
私は所詮クラスで最弱のアサシンですし。最悪他の所と手を組んで最後に不意打ちとかしないと勝てませんよ?
最後まで隠れるのもありますが―――」
イリヤ「それはダメ!!」
アサシン「ですよね・・・」
113 :
一
:2011/07/31(日) 13:59:55.82 ID:UJXnvR8AO
アサシン「にしても桜さんは二本の令呪を何に使ったんですかね」
イリヤ「一本は兄にライダーを渡す時、もう一本は・・・わかんない!!」
アサシン「あー・・・分裂させて家の中調べさせれば―――」
イリヤ「それもダメ!!女の子のプライベートをそんな風に調べちゃダメ!!」
アサシン「はあ、今ではそういうのもあるんですね・・・」
イリヤ「そうよ!!時代は常に進化してるのよ!!この車だって出来てからかなり進歩してるわ!!」
そう言いながらイリヤは車の速度を上げた。
114 :
一
:2011/07/31(日) 14:00:33.35 ID:UJXnvR8AO
ここまでです。無理に桜出すんじゃなかった・・・。
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 20:16:47.28 ID:XdMKkuiDO
イリアってドイツ車に乗ってるんだっけ?
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/09/27(火) 20:26:34.43 ID:rA8u+STDO
メルセデスだからドイツで合ってるな
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/10/22(土) 23:41:45.79 ID:/kVe0eZDO
イリヤはかわいいなぁ
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