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【灼熱の大地で】能力者スレ【我らは何を求め歩き続ける】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 22:44:44.60 ID:brxAIcoo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283352780/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 22:46:32.72 ID:P99r3uU0
>>1乙!
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 22:46:41.84 ID:DmoMzjUo
>>1>>1乙ゥ!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 22:47:07.55 ID:VzdGpSgo
>>1乙だー
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 22:47:53.13 ID:..hkfASO
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 22:47:56.06 ID:KDIVrIDO
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 22:49:01.76 ID:XyUDgsko
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:05:32.18 ID:YpFuMvgo
>>1乙!
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:05:47.29 ID:UtM7mW.o
>>1乙やで
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:06:11.69 ID:B2VoAkAo
>>1
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:08:35.91 ID:UiqJlq6o
>>1
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 23:14:14.87 ID:OHcTXvEo
>>1乙!
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:31:13.45 ID:oAKS53so
>>1乙です
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:34:14.38 ID:OlYRiIU0
>>1おちゅ!

>>980 >>983

……やった、いや「やってくれた」のかな。

【ダメージを覚悟して、歯を食いしばる代わりに、口を固く閉じつつ、立ちあがる―――と同時に、耳朶に沁みるのは断末魔】
【怪物の姿なりに、小さく息を吐いて―――リーズの方に、歩いていくだろう】

有難うね、リーズ。
……あんたも、結構カッコ良いわよ…って、大丈夫かしら?

【深紅の八眼に同居して宿るのは、サージとの一度……】
【と、見せかけて、実は二度の邂逅で魅せた不器用な優しさと、それから逸脱した、狂気の底無し沼】
【この姿なら十分な暗視能力が確保できるので―――普通の感覚でいえば恐怖でしか無いその顔を、電灯でぼうっと浮かび上がらせる】

……ねぇ、歩けそう?その鎖、物理的に繋ぎ止められる?
ほら―――あんたサージちゃんとは確かに違うけどさ、“怪物”は助け合いでしょ?

【眼につくのは、少しずつ崩壊していく、青銅の鎖の連環…本当に心配そうに、声を掛けて】
【もし“どうにかなる”モノならば、指から放つ糸できちち、と縛り、応急措置を施すだろう】

【その後、リーズの了承が有れば】
【二人して、“開閉音”を起こした場所に向かって歩いていく―――幸いにも、全身の微毛が提供する感覚は、圧倒的に鋭敏】
【恐らくではあるが、何らかの妨害が無ければ、迷う事無く戻っていく筈だ】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:34:29.39 ID:tuUoCZY0
>>1乙です
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:35:01.37 ID:U/8j5QDO
>>1
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:35:16.85 ID:TS6ZeQYo
>>1乙!
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:37:10.15 ID:gKO4uwSO
>>1乙ゥ!
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:38:32.64 ID:..hkfASO
>972(サラ)>>983(進行の人)>>994(カンナ)

[開きましたね。ですね。どうやら左右に同じようなのがいたんでしょう]
[扉が開く音と閉まる音が二つした…つまり扉はもしかしたら後一つあるかもしれませんね]
【そう二人に見せ】

[行きますか]
【そしてカンナの後に着いていくだろう】
【念の為にローブのポケットにある衝撃を受けると爆発するクナイをすぐ出せるようにしながら】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:38:51.48 ID:KDIVrIDO
>>997
【ゴクン、と飲み込んでからお椀を男の方に投げ】

おいてめー!!


もっと喰わせろ!!あるだけよこせ!!!
【美味しかったようです】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:41:39.18 ID:tuUoCZY0
>>20

ん、ほいどうぞ

喜んでくれて嬉しいね

【お椀を受け取ってお代わりを入れて渡す】
【かなり量があるので、たぶんお腹いっぱいになるだろう】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:42:10.47 ID:oAKS53so
前スレ>>999

ほ、本当に竜と魔女だ……。

【二つの影がはっきりするにつれ、そんなことを呆然と口にした】
【話には聞いていても、実物を目にするのはやはり驚きがあったのだろう】

【竜も、魔女も。彼の教義には、邪悪なるもの、狩るべき異端とされていたが――】
【姿かたち以外は、とてもそんな風には見えなかった】
【男が二人に説明を行うさまを、横で複雑な視線で見据えていた】

……あっ。

【やがて二つの影が牙と眼球に変じたのを目にして、再び小さく驚きの声】
【何事も無かったかのようにそれをはめた男を、不思議そうに見上げる】

は、はい。えっと……。
あ、あの。
差し支えなければ、名前を教えてくださいませんか?
なんてお呼びしたらいいのか、分からないですから……。

【男にゆっくりと近づきながら、そんな事を聞く】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:43:48.99 ID:N239dJso
>>1

>>991
ライクさんが気を病む必要は無いですっ
・・・もういいんです
そろそろ、諦めも付けないといけません

【沈んだ表情を逃さず、慌てる】
【自分でもどうにもならないことが分かっている分、ある程度ふっきれているのだろうか】

そうですね・・・では、ペンギンを作ってください
前にもらった物を、悪いのですが無くしてしまって・・・

【貰った猫を頭の上に乗せて、淡々と言う】

/遅れてごめんなさい、お風呂はいってきます
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 23:45:09.84 ID:brxAIcoo
>>996
【――蛙が天に舞い踊るとほぼ同時。其のタイミングにアビスのダガーは放たれた】
【獲物を仕留め、其の鼓動を止めるべく迫る四本の凶器は蛙の描写に違わず身体を掠め、鮮血を散らせて】

【そして――】

――――――ガ、アァ……が、ぼっ……

【――偽りのヒロインによる抱擁と、死に誘う接吻は一匹の異形を鎮圧させんと襲いかかり】
【水を流し込まれた其れは、地上に在りながら溺れるという異常状況下に置かれる】

【視覚阻害。呼吸障害。常人ならば混乱の坩堝でまともな思考すら出来なくなるが】
【アビスは――常人などという括りで捉えることの出来ない「異常」。】

【アビスの背――スーツに刻まれたスリットから鈴虫のような薄羽が出現】
【其れは擦れ合いながら「リィン……リィン……」と、戦場に似つかわしくない華麗な音を鳴らし】

【その瞬間――地上に向け投擲されたダガー達】
【其れに繋がっていた四本の斬糸が、蛙を切り裂かんと四方より襲いかかる】

【アビスの位置は、糸により固定されているのか蛙の頭上で留まっている】
【また、四方からの糸は羽を出し音を発するまでの時間の後のため若干のタイムラグが存在する】

【それらの要素を加味した上で、蛙が描く物語は如何なるページを作り上げるか――――。】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 23:45:34.13 ID:aUUJckAO
>>前983>>前994>>19
ぅくっ……!

【突如として響く断末魔の声、開く扉】
【口許をひきつらせ、わずかに後退りしながら懐中電灯を掲げて、二つの扉の向こうをそれぞれ照らそうとし】

何も、出てこない、……?

……ん、二人は右に行くのね?
じゃあ、私は、こっちに行くから……二人とも、頑張って。
多分、右と左に行った人も、後から来るはず……。

【サラは二人を見送ってから後方を確認しつつ、やや遅れて単身で左方の扉の奥へと進む】
【集団行動はどうにも不得手らしい――懐中電灯と髪飾りで前方を照らしながら、先へ】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:47:04.89 ID:KDIVrIDO
>>21
【腹一杯になるまで一気喰い→おかわりを繰り返し】
【そして、かなりの量を喰った後】

はーっ!!喰った喰ったぁ!!!!
【ばたん!とその場に仰向けに寝転がる】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/04(土) 23:47:28.09 ID:P99r3uU0
前スレ>>998

【空き缶の音に反応して――突如上半身を起こす――!】
【ガバッ】
【反射的に、左手を拳にして――前に構え、顔を上げると――】

 ――!

【――巫女の“少女”だが――手にする帽子を見る】

 ―― 返せ。俺の帽子だ

【左手をやんわりと解き、少女に向けて開いた後――
【右手は――ナイフを捉えようと地面を弄る】
【警戒は――いくらか薄いようにも見える。“この者にとっては”だが】

/申し訳ない。遅れました
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:49:45.35 ID:6wbbJy.o
>>1乙ー!
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:50:24.64 ID:tuUoCZY0
>>26

よかった、良かった
喜んでもらえて嬉しいもんだね

【嬉しそうに見ながら】
【少し残っていた分を味見程度に食べる】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:51:34.31 ID:UiqJlq6o
>>27
ひゃあっ!

【驚いて後ろに飛び退き】
【帽子を胸の辺りで抱えたまま尻餅をつく】

え?あ、ぼ、帽子ですか?
ど、どうぞ

【若干混乱しながら尻餅をついたまま片手で帽子を差し出す】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:53:18.65 ID:TS6ZeQYo
>>22

ん?俺はガシャロさ。
さ、背中に乗りな、一気に宿まで飛ぶからねぇ。
【そういうと、背中を向けてかがみこむ】

そういう君はなんて呼べばいいのかねぇ?
【背中は別段広いというわけではない】
【まあ、普通の背中だ】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/04(土) 23:54:03.19 ID:clfJpUI0
>>23
俺だって・・・あの時お前に刃向けたんだ、責任が無いなんてこの口から言えない・・・言えるはず・・・無いだろ
・・・諦める・・・なよ・・・きっと・・・いつか・・・きっと直る、からよ
【そんな保証なんて何処にも無い、そんなことは自分でも解っている】
【諦めるな・・・下手をしたら相手を更に惨めにさせるかもしれない言葉、それでもこの男は諦めたくない、諦める事が嫌いなのだ】

ああ・・・ああ・・・幾らでも・・・幾らでも作ってやるから
【だから元気出してくれ、言いたくとも言えない台詞は彼の心の内で反響する】
【その心の内の反響はその掌に響き渡り】
【針が左の掌に突き刺さる。それでも何も声も上げず反射的に指を動かす事も無く】

【すぐに作業に掛かり直して縫いぐるみを縫っていく】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:54:15.76 ID:KDIVrIDO
>>29
Zzz...Zzz...
【と、思えばすぐに大いびきをかきはじめた】
【多分簡単には起きない、起こしたら起こしたで物凄く怒るだろう】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/04(土) 23:57:19.80 ID:ebPD7fMo
>>983 >>14

……倒すには倒したが
まさかここで酸使いと当たるなんて…

【そういった傍から、鎖が糸で補強されていく】

………あ、ありがとう…

【自嘲気味な薄い微笑みを浮べて――】
【ともすれば、はにかんでいるようにも見えるかもしれない】
【長大化した鎖の束をズルズルと縮めていく】 【引き摺った後に生まれるレッドライン】
【鎖の束は身体の内部へ、体積等を無視して収納されるらしい】
【しかし、その動作は地味に緩慢】

―――…………‥‥‥

【不機嫌そうな色合いは今、明らかに精彩を欠いていて】
【無言で洞窟の床ばかり見ている】
【まるで、鎖だけでなく心まで解かされてしまったかのような、悄然とした表情】

【ここが行き止まりならば、戻らなければいけない事は分かっている―――】

――怪物≠フ姿は、あまり多くの瞳に晒したくない、よね

【ちいさく、寂しそうに呟いて、それでもキョーコと一緒に歩いていくだろう】
【皮膚の再構成ができてない、双腕を垂れ下げて】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/04(土) 23:59:14.00 ID:tuUoCZY0
>>33

寝てしまうとは、凄いもんだな

【そう呟くと起きないように最新の注意を払いながら】
【相手や切られた木、熊の死体の観察を始める】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:01:08.10 ID:SlVoIxI0
>>30

【少女を見て、混乱する姿を見ると――】
【案外優しく――手に取り――】

 ・・・――この帽子 ―― そうか。あの時に

【自分の中で解決した後――ゆっくりと左手で被る】
【右手はナイフを捉え――】
【腰のホルダーへしまう――】

 拾ってくれたのか――?

【そんな事をマスクの者は、少女へ聞く】
【少女への警戒心はどことなく、消えたような気がした】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res]:2010/09/05(日) 00:02:32.19 ID:TERuJV.o
>>988,990,14,34

【彼女らがひらけた場所と三叉路へ戻ると、既にモヤは消えており】
【1つの通路に2つの扉が連続であり、それが開いていることが確認できるだろう】
【既に、中央の道の人たちは先に進んだようだ】
【特に、何が居るわけでもないので、中央の道へは障害なく進めるだろう】


>>994,19,25

/描写不足で勘違いさせて申し訳ありません、舞台裏にもあるように道は1つだけです
       /
/ニ[分岐点][靄があったところ]ニ二[扉]二[扉]ニ  こんな感じの
       \

【扉が2つ連続である一本道を奥へ、奥へと進むと――既に開かれた大扉があった】
【その扉の内部は、とても広々とした神殿のようだ――何故この場所に神殿が?】
【神殿には扉や階段が結構存在しているようだが・・・】
【入ってきた扉から見て正面には――何かを感じる扉がある】

【神殿の中央天井――】
【あのモヤ――長細い形をしたそれが、ヴァルトスラットを支えて縛ってちまちま攻撃している】
【そして、神殿の中央には・・・・・】
【大小様々な、あのモヤが大量に集まって出来た大きなナニかが居た】
【――モヤはかなり濃く、固体と言っても良さそうなくらいだ】
【それは、まるで・・・全体的にとても太くごついケンタウロスの様な形をしている】
【それは――とても薄気味悪くケタケタと笑っている・・・”帰らなければどうなるか分かるな?”と言わんばかりに】

〈ケケケケケ・・・ヤクタタズドモメ,チャントキゼツサセロヨ・・・ナブリコロスタノシミヲモットアジワイタカッタガ・・・シカタガナイ〉
【細長いモヤは、彼女らが来ると、ヴァルトスラットを背後へ投げ飛ばして】
【ケンタウロスの様なモヤの背へくっついた】
【ヴァルトスラットが地面に落ち、ドサッと音がした】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:02:54.39 ID:9El7D2ko
【街中】
【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が街中をきょろきょろ見回しながら歩く】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

っひゃー…見た感じ俺のいた世界と大して変わらんぞ…
これが…日本じゃない…ローソンとかファミマがあったのに…言葉も日本語喋ってんのに…

【しかし彼は腕を組んで横に首をかしげながら】

さっきすれ違った時に話した人は『日本語?なんだそれ?』って言ってたけどな…
どうやら言語は俺達と同じだがこの世界の人々はそれを日本語と認識してないって事なのか
いや、英語も何もしゃべれない身としては非常に運がよかったと言わざるを得ないが…

まあ、だんだんこの世界の事はわかってきたかな…後は…
【きょろきょろと辺りを見回しながらまた歩き始める】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:02:54.52 ID:UtBrvago
>>31

ガシャロさん、ですね。ありがとうございます。
と、‘跳’ぶ?

【また突拍子もないことを言われて、少女が戸惑ったように声を返す】

【背中を向けられ、少女は少し、躊躇した】

え、えっと……

【自分の格好――布だけを巻きつけたその身体。無論下着も何も付けていない――を見下ろした】

(う……でも、仕方ない、よね……?)

【だが、運んでくれる。と言うのなら、その善意をむげに断るわけにも行かず】
【目の前の男を信用することにした】

……名前。
俺の宗教では、名前は大事な意味があるんです。
この身体で、以前の名前を名乗るわけには……いかない、と思うんです。
名前をつけることの出来る人を探すか……。あるいは、自分で、自分に。名前を新しく、付けないと。

【少し悲しげにそう言いながら、男の背におぶさった】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:04:47.63 ID:tV4HOfwo
>>36
あ……はい、飛んできたので、咄嗟に……

【様子を見て安堵が生まれる】

拾ったら、あなたが倒れているのが見えたので、
助けたほうがいいのかなと思いまして……

【ぽつぽつと話しながら警戒心を解き、】
【尻餅をついた状態から正座を崩した恰好に座り直す】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:06:57.36 ID:HXUtXUDO
>>35
【熊も青年も、特に変わったような所は無い】
【見たまま、熊は死に、青年は獅子の尻尾と猛獣然とした格好】
【強いて言えば青年の髪の中に妙な膨らみが二つ、それと人間には耳があるであろう箇所に耳が無い事だろうか】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:09:33.12 ID:cOBAh5Yo
>>24

【いくら使おうが、水はなくならない】
【循環してどこまでも生命と共にありつづける―】

トビガエルって知ってるか? なんか水かきを発達させて滑空するらしいぜ?

【飛び跳ねた方には、ストローから放たれた水がある】
【手足を伸ばし、それを操って、四肢の先から膜を伸ばす】

【文字通り、蛙は天に舞った 星空の祝福を受けて、重力の檻を抜けて】
【地上に放たれるダガーの先に、もはや蛙の姿は無い】

初めに神が天と地を創造した 地は形がなく何も無かった
やみが大いなる水の上にあり神の霊は水の上を動いていた

―じゃあ水はいつ作られたんだろうな? お前はどう思う?

【酷い裂傷を背中に負いながら、それを感じさせない声】

【出血は最小限に、切れた血管の間も能力で血を操り流す】
【そんな細かな動作を続けられるはずがない 少しずつ、体が違和感を訴えていく】

【蛙が井戸に戻るのと、異形が井戸で溺れ死ぬ どちらが先にくるのやら?】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:10:37.71 ID:0HVdy9Mo
>>990>>37

うるさい、お前こそデコスケ野郎って呼ぶなッ!

……お、開いてるみたいだな。

【またまた、左手へと蒼穹の魔翌力を集めだし】
【何事も無く、中央の道の奥へ向けて走りだす】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:11:03.26 ID:ssOS3vAo
>>39

“跳ぶ”?・・・それもいいかも知れんねぇ・・・。
【にやり、と意地悪そうな顔をして】

そうか・・・じゃあ今のところは名無し君だねぇ。
【そう呼んだ後】
(・・・何かねこれは、俺に名付けろってフラグか?)
【またメタな思考をし始める】
【ちなみに思考会議では同居人の二人が「やっちまいな!」と手を取り合って踊っている】

ふん・・・っ。
【ぐっ、四股を踏むような構えを取ると】
・・・だぁっ!
【そう、思いっきり・・・跳んだ】
【その高さ、地上10mほどである】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:14:00.88 ID:lqojgtI0
>>41

これは面白いな
彼の遺伝子は、とても美しい形をしているに違いない

さて、特に毒を使った様なものではないな
少しもらっていこうか

【嬉しそうに笑うと熊の肉と骨をとって袋に詰めていく】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:14:03.06 ID:SlVoIxI0
>>40

 有難う――助かったよ

【そんな事を優しく――言うと】

 ――・・・ちょっといいか?ここらで――
 恐ろしい事をしているクz――じゃない・・・人はいないかな?
 良かったら――教えて欲しいんだが――?ん――?

【言い直した辺り――怪しいが、この者はお尋ね者を追う者らしい】
【その後少し、左手を――マスクに隠れた、あごに添えると】

 そうだ。(クズ共)――組織名でもいい
 良かったら教えて欲しい

【喉まで出掛かったが――耐えたようだ】
【左手の人差し指を上に向けて、そう聞く】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:16:51.97 ID:HXUtXUDO
>>45
【ずるっと体がずり落ちて】
【熊の上から落ちたが、そのまま眠っている】

【特に難も無く剥ぎ取りが出来るだろう】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:18:03.28 ID:Gce4wuEo
>>37>>43


(ああ、もうくっそ痛え……)

【心の中で愚痴を言いつつも双葉と共に分岐点に戻り】

うっせ、大人に口ごたえすんな!

【どっちもどっち、いや彼女の方がどちらかといえば駄目な方だった】

当たりは真ん中だったワケか、ふうん
うし行くぞ――――

【右手に懐中電灯を持ち替えて】
【中央の道、さらにその奥へと進んで行く】


ここは……神殿か何かか?
――――ってヴァルトスラット、ンだよ情けねえなオイ

【親玉らしいケンタウロスに左の拳を構え】

ったく面倒臭いが、まあ少し本気出して掛かってやんよ

【筋肉が絞られる音、骨が軋む音、鋭い眼光を向けての宣戦布告】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:19:17.58 ID:tV4HOfwo
>>46
いえ、どういたしまして

【微笑んで返答する】

恐ろしい事をしている人、ですか?
うーん………単純に私が出歩くことが少ないというのもありますが
最近はあまりそういう話は聞きませんね……

【顎に指を置いて、上目遣いで考える】
【あまりそういう情報には詳しくないらしい】

組織名……以前だったら機関などが悪行を働いていたと聞きますが、
最近は目立った活動は見ていませんね……
どうも、お役に立てそうにはないようです…

【申し訳なさそうに話す】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:19:29.50 ID:KtrPZGU0
>>34 >>37

……そう?
…まぁ、昔は私もそう想ってたんじゃないかな、って思うけど。

【他人事のように、無頓着な声がリーズに向けて放たれた】
【返答の一環としてか、怪しまれない為か、一度可憐な少女の姿に戻り―――にっこりと、微笑んで見せる】

【そんなキョーコの蒼い瞳は、依然として深く深く淀んでいた…彼女の優しさは軌道を歪められ、斜め上に全力疾走している】
【人から怪物へ、怪物から人へ……其々の変化の方向性は違えど、つくづく奇妙な取り合わせだ】

【今や、寧ろ彼女の方が「人外」染みているのかもしれない―――心を融かす愛は、そのまま世界を犯さんと広がる、“卵”の毒素】
【病んで病んで病み尽くして、綺麗にイカれてしまった彼女は、此れからも真黒な“好意”と“悪意”をばら撒いて、影の光を求め続ける】

さぁ……一緒に往きましょ、リーズ。
大丈夫、私の大好きなサージちゃんと同じ顔なら、それはもう可愛いんだから…ね?

【そう言って、目指すのはヴァルトスラットが囚われている、三つ又の中央だった扉】
【何事も無ければ、飽くまでも柔らかな視線で、リーズを先導して―――その向こう、神殿に辿りつくだろう】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:20:34.05 ID:UtBrvago
>>44

【男の背中にいる少女には、男の意地悪い笑みは見えなかった】

あの、不便なら、好きに呼んでくれてかまわないですよ。
ポチとか、タマとか……そんなんじゃなければ。
名前は名乗る方に意味があるんじゃなくて……呼ぶほうにとって意味があるものだと、思いますから。
本当は、どこかに、牧師さんか、神父さんがいれば、いいんですけど……。

【そう話している途中にも、男は、跳ぶための体勢を取っている】

できれば、俺と同じ宗教の神父さんが、居てくれたら話はうわひゃっ! 

【身体に、凄まじい加速がかかって、少女は反射的に目を閉じた】
【ものの数秒で、加速は収まっていったようだが――】
【目を開く。眼下に街が一望できる高さにある、自分の身体――】

〜〜ッ!!!!??

【声にならない悲鳴をあげて、男の首にすがりつく】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:20:42.29 ID:lqojgtI0
>>47

おっと、良かった起きてくれなかった
肉は濃い目の味付けをしないと食べにくそうだが
骨は出汁に最適だから、暫く動物性の肉を使った料理に困らないな

【安心したように言いながら、肉と骨を詰めていく】
【所々屑肉や脂でバレないように工作をしている】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:21:00.90 ID:Xxw.xq.o
>>42

――――

【背より顕現させた鈴虫の羽】
【効果は音を反射させることにより物体の位置を知覚するエコーロケーション】
【視覚の代替として聴覚、斬糸群は其れを元にして襲いかかるが――掠りもせずに空を切る】

【そうだ、此れこそが在るべき姿】
【強大なる力を持って民を蹂躙する化け物は、光の剣を掲げた勇者の手により――】

――――……いつ、だろうね?僕には……判らないよ。
でもね……其れもいつか……僕の物語の中で――「解明」出来るかなぁ――――

【――――心の臓を貫かれ、地に伏せる】
【記述通りのそれでは無かったが、「依代」の限界を超えたアビスはそっと瞼を下ろし】

【繋ぐ糸達は力を失ったように萎え萎み……ドサリ、と銀髪の青年の身体は路地裏の地面に落着した】

【勝敗は此処に決する。】
【闇に潜み、欲望のままに獲物を狩る魔物は――地に落ちたまま動く様子はない】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:21:36.05 ID:TOb49iko
【森の奥】

―――・・・・・・。

【顔の右片方が火傷した赤目の女が目を瞑り座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:21:46.11 ID:GgZ7N9go
>>32
ライクさんは最善の行動を取ってますよ
もし反撃せずに、私が殺してしまっていたら・・・
間違いなく、今より酷かったと思います

【背伸びしてそっと頭を撫でようとする】
【心配してくれたお返し、と言わんばかりに】

そう・・・ですね・・・
諦めたらすべての道が閉じますもんね

【うんうん、と自分に言い聞かせるように頷いて】

あはは、そんなにたくさんはもって帰れないのです
って、指に刺さってますよ!?
落ち着いて、落ち着いて!

/ごめんなさい遅くなりました
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:24:08.19 ID:V54V6nYo
>>19(光) >>25(サラ) >>37(主催)

【真っ直ぐに、奥へ奥へと駆けていく少女は──】

(……────  ─  ──── ──?)

【ふと──】
【視界がぼやけて、一瞬だけ道が二つに分かれたような錯覚を覚えた】
【蓄積していた疲労が色濃く現れたのか、或いはこの場の瘴気に中てられたのか──】

(……、……っ、……ダメダメ……もうちょっとだから……)

【しかし少女は、駆ける足を止める事はしなかった。ふう、と一度強く息を吐き出して】
【擦りガラス越しで見るような霧散しかけたその視界を、強制的にクリアにさせる】


【そして、鮮明さを取り戻した視界の先にあったのは──】
【──ともすれば、せっかく取り戻した現実味を失いそうになるような、広大な神殿で】


……ヴァルトスラッ──!


【その異様な光景を目の当たりにして、少女は一度奥歯を強く噛んだ】
【歪な嗤い声が耳朶に蔓延り、強い不快感さえ覚えたが──】

【──ちらり】
【一瞬、後ろへと目をやると──彼女はすぐさま、行動へと移った】


 ────アニマッ!

「SYOOOOAAAA────!!!!」

【チョークの粉を多量に孕んだ『黒板消し』を一つ生成し、】
【それをケンタウロスの頭部目掛けて、飛来する矢の如く鋭く飛ばす!】
【速度は決して目で追えぬ程では無いが、それが何かに当たって衝撃が加われば、】
【中に含まれた大量のチョークの粉が煙幕のようにして爆散するだろう。その範囲は径3mほど】

(きっとあれが大玉……全員が揃うまでの、時間稼ぎでも──)

【どうやら、後に来る者達に備えて、ケンタウロスの視界を眩まそうとしているようだが──】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:26:07.07 ID:HXUtXUDO
>>52
【時々寝返りをうったりするが起きる様子は無い】
【工作をしなくてもこいつの性格的にも大丈夫そうだが】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:28:57.18 ID:lqojgtI0
>>57

見れば見るほど面白い
119が何の値なのか気にはなるけれども

【そんな風に呟きながらだいたい肉を詰め終わる】
【念には念を込めて、臓物等はほとんど完璧な状態に配置し直されている】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:29:46.15 ID:ssOS3vAo
>>51

そうか。
・・・名付けてやろうかい?あまりいい名は考えられないけれど、仮にだったら、いいと思うんだがねぇ。
【空中で、まだ頂点に至っていない今、まだ落下はしない】

【しかし、それもやがて大地の重力につかまり、落ちていくだろう】
さあ、今度はジェットコースターと洒落込むかねぇ?
『滑る風は我を最果てへ導く線路』
【ガシャロの口から言葉が漏れる】
【すると、風が集まって足場に集まり・・・】

んじゃ・・・滑るよぅ?
【鋭い一本のレールのようになった風を、靴裏で滑り始める】
【それはまさにジェットコースター。まるでサーフィンに乗るかのような姿勢で空中を走る】
【ちなみに、手は一応後ろに回されて少女を落とさないように支えている】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:31:10.61 ID:SlVoIxI0
>>49

 ――“機関”?成る程―― 初耳だ。十分だよ。お嬢さん

【左手で――コートのポケットを弄り、メモ帳と鉛筆を出すと――】
【慣れた手つきで―― その組織の名前をメモる――】

 まぁ、大丈夫。“俺”が“調べて”(情報がありそうな奴拷問して――)
 いつか皆“やっつける”(ぶち殺す)からさ――

【非常に表と裏が激しい男である】
【機関という字自体はそんなに――時間がかからないはずだが】

 嬢さんは、何で此処に来たの――?

【メモ帳に――鉛筆を走らせながら、そんな事を聞く】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 00:32:05.10 ID:1zFieRs0
>>55
全然・・・最善なんかじゃ・・・ない
だが・・・そこまで言うならベストではないにしろベターだったのかも・・・しれない
【俯いて、ボロボロな自分の顔を見られまいと】
【震え続けるその手で縫い続ける】
【頭を下げたので幾許か撫でやすくなったかも。当の本人は惨めな思いを加速させているが】

大丈夫・・・大丈夫だ・・・こんくらいの傷・・・慣れてるから・・・
【震えるその手で縫い終える】
【先程作った猫や以前のペンギンと比べると出来が悪い。震える手で縫い続けたからだろうか】

・・・悪い・・・今度・・・作り直す
【今作り直す、そう言えればどれだけ良かったか】
【だがこの手の震えではそんなことは出来ない、自分でも解るくらい・・・その指は震えていた】

【何もこの震えはこの件に関してだけではない。色んな事が積み重なって、その引き金を引いたのが今回の事なだけのことだ】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:32:11.52 ID:cOBAh5Yo
>>53

【軽やかに着地したところで、劇の幕が閉じた】 

やべっ! やっちまった? 普通その前に気絶するだろ!?
ああ、責任転嫁はよくねえなっ 明らかに俺の過失だぁ〜!

【舞台裏での役者の嘆きは相手の耳にはもう届くことは無いのだろう】

【しかし相手の心配をする余裕は蛙にはない】
【どれほど強力な能力があっても、その身は蛙 人相手では浅い一撃で致命傷となる】
【必死で体の中の血の循環を続ける】

(軽く心臓の端までいってるだと!? やべえ死ぬ 伝道の道半ばで死ぬ 人殺して直後に死ぬ)

【自身の命を繋ぎ止めるのに必死な蛙は、だからこそすぐ側で奪った命に気を取られる】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:33:07.20 ID:HXUtXUDO
>>58
【起きる様子はな(ry】
【ぶっちゃけ暫く起きる様子もないし起きるまで何もしないので何をやっても対した反応はない】
【無論、起こさない限り】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:34:35.36 ID:yfhEW6SO
>>25(サラ)>>37(モヤ)>>56

(ああ…外道ですね)
【右手を雲の右手にし】

[今から貴女たちに雨雲を纏わせます]
【そしてサラとカンナに素早く見せると】

[頭が弱そうですね]
[御祖母様は言っていました。『自ら手を汚さず部下に任せようとするのは三下のやることだ』と]
[引っ込め三下]
【そう見せた瞬間。開いてる手でクナイをケンタウロスの腹部へ向かい放つ】
【それと同時にカンナとヴァルトスラットとサラに雲の右手から雨雲が放たれるだろう】
【当たれば小規模な爆発が起こるだろう。だが今カンナが投げた黒板消しのの粉に引火し粉塵爆発が起こしケンタウロスに大ダメージを与えようとねらう】
【そして三人に放たれた雨雲が三人を爆発からのダメージを防ごうとするだろう】
【だが光には防ぐものがなく爆発により吹き飛ばされるだろう】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:36:52.12 ID:tV4HOfwo
>>60
今はどのような活動をしているかはわかりませんが、
とても大きな組織です
相手をするには、相当な実力が必要になると思います

【それまでの経験から感じたことを話す】
【男の手つきに少々危なげなものを感じ、】
【それとなくメモを取る男の手元をジッと見る】

私は、その……買い物に来たのですが暑かったので、
ここなら涼しいかな、と……

【恥ずかしげに視線をそっぽに向け、人差し指で軽く頬を掻く】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:37:45.38 ID:lqojgtI0
>>63

先程からずっと気になっては居たんだが
頭の突起はなんだろうか?

【扇子を取り出して、相手の頭を扇いで見る】
【それなりに強い風だろう】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:38:45.42 ID:UtBrvago
>>59

と、跳ぶって……!? こんな……!?

【想像だにしなかった方法で空へと昇って、少女は混乱しているようだった】

な、名前に仮も真もないです! こわい! ほ、ほんとに大丈夫なんですか!?
っていうか、本当にあなた、人間なんですかぁっ!?

【どうやら、冷静に話をするのは無理なようだった】
【男の呪文で風が凝っても、少女は恐怖の面持ちで、男の身体に抱きついたまま、気付かない】

す、すべる? すべるってなんですかっ!?

【疑問の答えが返るよりも、滑空していく方が先だった】

ひいぃぃ!

【今度は悲鳴を声にして、目を瞑る】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:40:44.53 ID:Q5ycnr2o
>>37 >>50

【意外そうに顔を上げて、キョーコの微笑みを見た】
【眼をきょとん、とさせたまま、視線を固定して】

……吹っ切れた、のか?
何か…、私と逆かもしれないな

【すっ、と視界の多くが地面に変わった】
【垂れる頭は、とても無防備で】

…昔は平気だったんだ
誰に見られようと、構わなかった

でも…、或る人の傍に居たくなった時から……
この身体じゃ相応しくないんじゃないか、って
私に向けられる奇異の眼は、そのまま彼にも向くんじゃないか、って…
…可愛いと言われるのは嬉しいけど……

………ああ、なに話しているんだろう、私…
いいや、忘れて…

先を急ごう…

【潤んだ声は、それで話を打ち切って】
【それから、「あと、アイツにはもう好きな人、居る」と付け加えて、歩を進める】

【鎖の束と化し、肩から釣り下がるだけの両腕】
【今は糸によって物理的に繋ぎとめられている】
【流血して活動時間が減る、という事がない代わりに】
【先ほどのような攻撃も出来ない】

【――戦闘手段はまだあるが、それは神殿の床材の強度に依るかもしれない】
【キョーコの後に続き、大扉を潜るだろう】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:41:08.39 ID:HXUtXUDO
>>66
【風を受けて嫌そうに顔をしかめる】
【風を受けた髪の中から、ピョコンと】
【二つのライオン耳が飛び出した】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:42:10.18 ID:GgZ7N9go
>>61

しっかりと胸を張ってください
正しいことも、自分で自信が持てなくてはだめです

【撫でていた手を離し】
【不器用なペンギンを大切そうに受け取り、猫と共に自分の横に置く】
【それから両手で震える手を包み込む】

震えが止まるまで、こうしてあげますです
私もよく、おと・・・お父様・・・に、やってもらいました
お節介だったら言ってくださいね
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:43:06.84 ID:NezlR.AO
>>37>>56>>64
【二人に着いてきたサラは、懐中電灯と深紅色の棘を構えながら大扉へと入り】
【神殿内部をぐるりと見渡して、天井の靄とヴァルトスラット、中央に鎮座する獣の如き靄へと順番に視線を移す】

ボス……かしら。

【薄気味悪い笑声、青年が投げ飛ばされる光景】
【ドサッという落下音、広々とした神殿】
【眼前で起こる出来事が、サラにとっては酷く不快に思われて】
【思わず、それこそ本当の無意識のうちに、眉を顰めて唇を固く結んでしまう】

(――雨雲?)

……あ――

【光のスケッチブックを見て、はてなと首を傾げ――】
【彼女の右手から放たれた雨雲によって爆発の衝撃を免れることとなる】
【が、しかし吹き飛ばされるだろう光を見て、サラは一層憔悴状態に陥ってしまうのだった】

ああっ!あの人ってば……!
くうっ、――借りるわよ!

“Hydrogen”!!

【もし雨雲に水素を含む物質――たとえば、水分など――が存在するのなら】
【その物質から水素を抽出しようとし。成功すれば、無数の小さな水素の棘を作り出して、靄を穿たんとする――!!】
【一つ一つは大した威力も持たないが――先刻の靄みたく、数で勝負しようと言うのだろう】

/了解しました ごめんなさい
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:43:18.46 ID:lqojgtI0
>>69

中々面白そうな物が生えている
少し触ってみようか

【そのままライオン耳を軽く触ろうとする】
【触られてもあまり痛くはないだろう】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:44:58.59 ID:Xxw.xq.o
>>62

――――

【「心臓を貫かれ」は、「記述通りではない」表現的な意味合いの物であり】
【「気絶」の原因は出血多量と窒息による体力低下である】

【倒れ伏したまま、何処か幼さすら感じさせる表情で浅く呼吸をするアビス】
【――その周囲に突如として昏い瘴気が吹き荒れ、近隣に存在した植物を壊死させた】

……――――。

【無言】
【全身からキチキチと異様な音を鳴らしながら、幽鬼の如き動作でアビスは起き上がる】
【しかし、その様子や顔立ちは先程まで蛙に見せていた其れとは違い】

――二十三番沈黙/戦闘続行不可/捕食行動停止/離脱――――

               < 縮め/縮め/誘え >

【嗄れた老人のような声でポツポツと何かを呟くと】
【萎えていた糸が血を通されたかのように蠢きはじめ――アビスの身体を天に向かい牽引した】

【ほんの僅か。数秒に過ぎない刹那に起こった変貌と脱出劇】
【アビスは錆びた鉄骨の上から、蛙の姿に射殺すような鋭い視線を向けたと思うと――跳躍。夜の闇に消えていく】

【後に残されるものは何も無い。ただ、異形の血液と……物語を求める化け物の残滓のみが空気のように漂っていた】

/お疲れ様でしただぜー。
/「心臓」云々はちょいと分かりにくい表現で申し訳なかった
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:45:35.49 ID:ssOS3vAo
>>67

言っただろう?
俺は他人の力を間借りしてるだけ・・・この身体能力も、さっきの魔術も、全部借り物。
俺のものじゃないのさねぇ。
【シャァァァアアアア――――ッと軽快な音を立てて滑る】
【本人は楽しそうですが、あとから「あ、前に抱えりゃよかった」と思い出したそうだ】

・・まあこの話は後にしておくかねぇ。
【この状況で話すほうが非常識だと判断し】
【とりあえず口をつむぐ】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:46:12.97 ID:HXUtXUDO
>>72
【痛くはないだろう、しかし】
【ケモノ耳と言うのは敏感と言うのがこの世界の定説(?)であり、これもそのご多分に漏れず】
【耳を触られ、不機嫌そうに眉毛をピクピクさせる】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res]:2010/09/05(日) 00:48:44.00 ID:TERuJV.o
>>56

〈ヌゥンッ,タタキオトスッ!〉
【黒板消しを、腕で叩き落すが・・・】

〈ウグッ!?〉 〈チィ・・・シカイガ・・・〉
【大量のチョークの粉がモヤに降りかかり、視界を奪った】
【・・・しかし、見た目からは何処が目なのかよく分からないのが痛い】
【だが、頭部に粉を受けて視界を奪われているため、恐らく頭部にあるのだろうか】

>>64

〈ゴタゴタトウルサイヤツメ・・・マモルタメナラシュダンヲエラバナイ〉
〈・・・ソレガ、オレタチ"ガーディニィ"ダ!〉 〈オレタチニハマモルベキモノガアルンダヨッ!〉
【どうやら、モヤの名前はガーディニィと言うらしい】

〈グウウ・・・オッ〉
【視界を奪われていたため、クナイを防げず】
【小規模な爆発は、粉へと引火して粉塵爆発!】

〈コイツラメ・・・〉
【爆発が晴れると、頭部がボロボロになっているモヤが見えるだろう】
【血は通っておらず、流れ落ちるものは何も無いようだが】

>>71

【もし、行動に成功したら】

〈グググ・・・〉
【回避や防御の行動なしに、その水素の棘をモヤは受けるだろう】
【確実に、ダメージを蓄積している】


>>イベントALL

【後からこの場所へ来た人たちも、問題なく合流できるだろう】
【なお、細長いモヤの数は10だ】 【大した耐久もなさそうであるが・・・】

〈・・・・・・ウケケケッケケケ・・・シカタガナイ,コノオレガジキジキニブチノメサナイトナラナイヨウダ・・・〉
〈スコシカズガオオイガ・・・ナントカナルダロウ〉
【背の触手を伸ばし、全員にそれぞれ1本づつ襲いかかる!】
【全ての狙いは腹部付近だが、狙いは甘い】 【触手が当たると、斬撃を受けたようなダメージを負うだろう】
【どうやら、視界は頭部にあれど・・・爆発では潰せなかったようだ】 【また、別の感覚を使っている可能性も0ではない】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 00:50:13.88 ID:1zFieRs0
>>70
・・・悪い
此処ずっと・・・最近色んな事に自信が殆ど無いんだ
【自分があまりにも惨めだった】
【いつの間にか立場が逆転している】

【あまりにも冷たい言動、それを承知で】
大丈夫だ・・・大丈夫だから・・・俺より、自分を気にしろ
だから・・・この手は・・離してくれ
【それを承知で述べて、緩やかにその手を離し】
【道具をしまい立ち上がる】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:51:05.52 ID:lqojgtI0
>>75

これは、驚いた
癖になる触り心地だね

だが一時の快楽のために身を滅ぼして良い物か
分からないけど暫く続けよう

【そんな事を呟きながら、触り続ける】
【起きても別の事のせいに出来るようにアリバイ工作と離れる準備は怠っていない】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 00:51:37.30 ID:SlVoIxI0
>>65

 ――実力ねぇ。うーん
 まぁ、何とかなるよ!俺が――やっつけられるまでやってみせる

【メモを取る手が止まり――しみじみと言った後】
【鉛筆とメモ帳を持ち――左手でコートのポケットへしまう】
【一瞬だけ―― 殺すという二文字が、見えたかもしれない】

 暑い?――暑いかな・・・?
 うん。でも此処が良い風なのは確かだ

【暑さを感じないのか――?そんな事を言いながら】

 此処は危ない。君のような―― かわいいお嬢さんは
 悪いお兄さん(クズ――とんでもねぇ、ロリコン)に―― やっつけられちゃうよ
 そしたら――俺泣いちゃうから――(いつか、そいつ見つけ出して殺す――)

【そんな事を言いながら――】

 良いかい?死んだら――駄目だよ?

【そう少女に言って、左腕を伸ばし――少女の頭を触ろうとするが】
【止まった――】

/申し訳ない。遅れました
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:52:25.41 ID:UtBrvago
>>74

か、借り物……の、力?

【恐る恐る目を開いて、すべり行く先を見つめる】
【風は男の身体に切り裂かれて、ゆっくりと後ろに流れていく。その感覚だけが、少女には感じられる】

【高所から、なだらかに滑空していく幻想的な光景に、少女は声もなく、見惚れていた……】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:54:25.86 ID:HXUtXUDO
>>78
【暫く触られている間、眉毛をピクピク】
【そして遂に…】

…ッッガルァアアアアアアアアアァァァァ!!!!!
【叫びながら跳ね起きて、男を弾き飛ばしながら立ち上がろうとする】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:55:57.41 ID:cOBAh5Yo
>>73

な、おきあがった!

(短くとも完全に肺の中の空気を吐き出させた上で運動、それに出血で酸素の運搬も不十分)
(脳死になってもなんらおかしくないってのにこいつは…!?)

【最初に覚えたのは驚き、そして次に相手が生きていたことに安堵した】
【その順番に、まだまだ自分は神の子たるに不足だと反省しつつ】

【自身の生命維持に尽力を続ける蛙は、アビスの行く先を考える余裕などなく】

【水と闇と、そんな世の初めのような情景の中、血濡れの蛙は目立たない】

【化け物が消えて、勇者も消えた】

/お疲れ様でしたー ところどころこっちの早とちりで迷惑お掛けしました すいません
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 00:58:02.80 ID:tV4HOfwo
>>79
何とか、ですか……

【男のメモから垣間見えた物騒な二文字を目撃し】
【一抹の不安を覚える】

暑くないんですか?
結構な気温だと思ったのですが…

【雨が降る時に確認するかのように掌を上に向けて前に出す】

私は、大丈夫です
対抗するための手段は持ちあわせてますので

【不敵に笑うと、腰に付けた札入れを無意識的に撫ぜる】
【対抗手段はどうやらそこに入ってるらしい】

………?

【止まった手を不思議そうな目で見る】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 00:59:18.66 ID:lqojgtI0
>>81

おっと
起きてしまったか

【吹き飛ばされつつもビックリしたように高速で鍋の置いてある所まで戻る】
【軽く弾き飛ばされたようで、左腕に擦過傷が有るだろう】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 01:02:37.12 ID:HXUtXUDO
>>84
んだよてめーまだいやがったのか!!!?もー用はねーんだ消えやがれ!!!!!
今は飯の美味さに免じて見逃してやるが!!これ以上俺様の眠りの邪魔するってんならぶっ[ピーーー]ぞ!!!!!
【尻尾を揺らし、耳を揺らし】
【男を睨みつけながら怒鳴る】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:02:56.15 ID:0HVdy9Mo
>>48>>76

俺だって大人だからいいんだよ、寧ろ俺の方が大人だッ!!

【どっちもどっちである、うん】

……へぇ、お前が親玉か。
ヴァルスラの敵だ、打ち倒させてもらうぜ───!!

【※ヴァルスラさんは死んでいません】

(けど、まだ魔力は不十分。ここは────)

──俺が道を作る、後は任せた夜行ッ!!

天候は雷───迸れ、稲妻よッ!!!

【万年筆を左手に持ち替え、白銀の長剣へと成し】
【ソレを横に振るうと、夜行へ襲いかかる触手へ向け雷の刃が放たれる───】

……ぐぅ…………

【────が、自身に襲いかかる触手に対してはノーガード】
【触手をまともに食らってしまい、腹部を切り裂かれダメージに蹌踉めいてしまう】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:04:06.97 ID:ssOS3vAo
>>80

そう、借り物。拝借物。
「知恵(魔術)」は魔女から。「力(身体能力)」は竜王から。
それぞれ借りてるのさねぇ。
俺は、ただの人間なんだねぇ。
【しみじみと語る】

【今、この男は嘘をついた】
【この男は、「ただの人間」などではない】
【「ただの人間」なら竜王や魔女と知り合うはずはないし】
【そして何より・・・『逃亡者』な訳がないのだ】

【高低差も変わらず、ひたすら滑る】
【直に、目的地の宿に到着する】

/ちょいと風呂入ってきます
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:05:04.25 ID:GgZ7N9go
>>77
自信が無ければ、作ればいいのです
・・・ってこんな自分が言うのもアレですが・・・

【これ以上は傷つけるだけかもしれないと判断して】
【手を離した】

───……・・・
さて、暗くなりましたし、そろそろ帰ります
ペンギン、楽しみにしてますよ?
・・・それではっ

【すっと立ち上がり、公園を後にしようとする】
【一度振り向いてにこっと笑った】
【そのまま夜の闇に溶けて、消えてしまいそうな笑顔だ】

/眠気がMAXなのでここで切!らせてもらいます
/ありがとうございました
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:05:10.70 ID:V54V6nYo
>>64(光) >>71(サラ) >>76(ガーディニィ)

(え──“雨雲”──?)

【黒板消しを放った直後、彼女は光の文字を目にする──“雨雲”】
【それを纏わせる、と。刹那のやり取りの中でその意図する所までは至らなかった】
【何をするつもりなのだろうとふと疑問に思った次の瞬間には──】

(────うそ、爆──!)

【かっ、と一瞬の内に明るむ視界──凄まじい熱と爆風が號、と唸りを上げて飲み込む】
【──が、光の生んだ雨雲は、彼女の目論見通りにその熱を幾らか遮断して防護壁と成していた】

……なんてっ、無茶苦茶な──っ!

【──だが、爆発を引き起こした本人にまるで防護策が無いのをみて、】
【少女は慌てて光の方へと駆け出そうとした──その刹那に、】


────くっ!?


【貫くように迫り来るその触手たち──彼女はかろうじて飛びのいてそれを躱すも、】
【光の下まで駆けつける事は叶わず、ごろごろと地を転げて体勢を立て直す、のみだ】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:05:26.72 ID:KtrPZGU0
>>68 >>76

【リーズの言葉に、静かに耳を傾ける…そう言えば、サージは自分の“本当の姿”を見てどう思うのだろう…】
【―――と、昔の彼女なら思ったのかもしれないが。最早、自らの姿の“可愛らしさ”を疑う心算も疑われる覚悟も、無い】
【一応の理解は示しながらも、“忘れろ”と言われた事もあって、頷くだけに留めていたが】

……ち、違うッ! そんなモノじゃないわ、きっと!

【……ムキになって反論するあたりは、枯れ果てた心の泉に残された、最後の可愛げなのかもしれない】
【因みに、本当に“そういう気持ち”じゃ無いんだよ! マジだよ!】

【そして―――扉を潜りぬけ、神殿】
【豪壮なる一大パノラマと、此れまでの無味乾燥な洞窟風景のミスマッチさに、感動などを振り切って、思わず苦笑し】

ああ、何だか大ボスっぽいのが居るわね、リーズ。
…此処からは、自由行動。但し、イザとなったら、さっき言った通り…

【「“助け合い”、ね?」……何処か、釘を刺す様な強めの語調で、リーズに語りかけると】
【再度、異形の蜘蛛怪人に変身―――8つの視線で、無貌なる邪気を秘めた人馬の異形を睨み付け、動きだす】

(…「蜘蛛の子散らし」はウケの悪さも含めて多分微妙…「剣」を出せば、十分だわ)

【そして、シュビンッ―――駆け付けた自らの存在を、既に揃っていた役者たちに誇示するように、張り詰めた弓鳴りが響いた】
【音源は、勢いよく伸びてしなる“右手の糸”……そう、懐中電灯を持っていた筈の“利き手”だ】

【まずは、けん制―――どうせ夜眼が利くのだから、不要の懐中電灯を、糸による射出で、勢いよく、投げつけたのだ】
【放物線を描いて、動きが無ければ“胴体”を撃ち据えるだろうそれは、軌道こそ単純極まりないが、スピードは投擲の限界を超え、上々】

【手ぶらに成ったキョーコは、次の一手を繰り出す“隙”探しのため、リーズから多少離れつつ、敵の様子を見る】

91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 01:06:21.98 ID:1zFieRs0
>>88
/大変乙かれ様でした
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 01:07:53.99 ID:lqojgtI0
>>85

いやはや怖い
しょうが無い退散するとしようか

【そう言うと片付けながら袋を持って帰って行こうとする】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:08:14.63 ID:KtrPZGU0
/>>90の最期に追記

【ただし、飛んでくるのは、ミミズの如くのたうつ“触手”…素早いステップで、脇腹を掠める程度に留めるが】
【直ぐに次の行動に移るのは、厳しく―――矢張り、“隙”よ生まれろと、祈るしかない】

【ばしゃ、緑色の鮮血が、傷口から飛び散り、垂れる】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 01:10:07.19 ID:HXUtXUDO
>>92
ガルルルルルル…
【威嚇しながら男が去っていくのを見てから】

…寝る!
【また仰向けに寝転がり、寝息を立て始めた】

/乙でしたー
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 01:10:35.17 ID:yfhEW6SO
>>71(サラ)>>76(ガーディニィ)>>89(カンナ)

【雨雲には水分があるのでサラのソレは成功するだろう】

(ガーディニィ…恐らくガーディアンって意味…護るべきもの…何かを護ってる守護者(ガーディアン)ってことでしょう)
【壁にぶつかりダメージを受けてるひかりんはそんな思考をし】

(雲の右手…天候は雷)
【雲の右手からバチバチと音がすると、雷の球体がこちらに向かう触手に放ち相殺させようとする】
【失敗すれば腹部に斬撃をくらうだろう】

【成功失敗とわずユラリと立ち上がるだろう】

[私は気にせず。依頼主の心配を]
【そしてカンナにそう書いたスケッチブックを素早く書き見せ】
【スケッチブックとペンを地面におき完全な戦闘体制にはいる】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:10:37.73 ID:SlVoIxI0
>>83

 その紙切れが――?(子供騙しか?)
 うーん・・・やっぱり――此処には来ない方が良いと思うよ

【止まった手をゆっくり引っ込めて、顎に添え、じっくり札を観察する――】
【そういった免疫は、無いらしい。どこか田舎者のようで】

 ううん―― なんだか暑くないんだよね(何故だろうか・・・?)
 ああ、そう言えば名前聞いてなかったね――なんて言うの?

【そんな事を――聞くだろう】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:10:38.64 ID:UtBrvago
>>87

あ、なるほど……

【素直に男の説明に納得する】
【飛び上がったときの混乱はもう収まったのか、ずいぶんと平静を取り戻したようだった】

凄いですね。竜王と魔女の助力だなんて、まるで、神話の主人公みたいです……。

【地面が近づくにつれ、高高度から降りてきたことを自覚してきたのだろう】
【激突を想像して恐怖したのか。首に回した腕に力がこもり、目も細められる】

/いってらっしゃい。 こちらもお風呂に入ってきますね
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 01:12:14.76 ID:lqojgtI0
>>94
//お疲れ様でした
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:15:02.61 ID:Gce4wuEo
>>76

おうおう、なんだよ他のヤツも勢揃いじゃねえか
こりゃアタイが働かなくてもいいんじゃねえの?

【ニシシと白い歯を露出させながら笑い】
【ちらりと>>90(キョーコ)の辺りを一瞬見る】

(――――……いや、大丈夫か)

【彼女は何を思ったのか、それは本人のみが知り得る事で】
【微かに自分で頷きながらケンタウロスをまた睨みつける】

(右腕は酷使するとヤバイ、最悪ぶっ壊れる……となればできるだけ左で戦わねえとな)
いいねえリスキーな戦いは大好物だよ全く、むしろ両腕がある状態でここまで生きてる方が不思議なくらいさ

【ふう、と小さな溜息でも吐きたいところだが状況的にそれは許される訳も無く】

>>86

【自分に迫る触手をどうするか考えている時――――】
【眼前に走るのは黄色い閃光】

――――おまっ……

【稲妻の出所が彼だとわかるやいなや、珍しくクスリと笑い】

あいよっ、ガキに助けられるのは癪だが……任しときな徹底的に粉微塵にぶっ潰して来てやんよ

【損傷のある右腕をぶら下げたような状態のまま両の足の筋肉を絞り爆ぜるように駆け出す】
【左手、左腕にも力を込める。加えて微小だが激しい振動をその手に纏う全ては道を作ろうとした彼の為に】
【彼女の心には久方ぶりに気分の良い風のような物が流れていた】

【動く理由はその程度で十分だろう】

――――――――

【低い姿勢のまま駆けて駆けて駆けていき】
【ケンタウロスに近づけたのならその拳を腹に向けて放つだろう】
【本来の振動破砕の役目は果たせないだろうが、振動が加わったその拳は尚も強力である】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:15:58.29 ID:tV4HOfwo
>>96
えぇ、この紙切れが、です

【札を一枚取り、指先で後ろの壁にピンと放つ】
【札が触れた部分が凍り付き、温度差により煙を上げる】

まぁ、必要がなければ来ることも、ないでしょう

【ふと考える】

ふぅむ……個人差ということにしておきましょう
(にしても、不可思議ではありますが……)
私は玲奈、神谷玲奈です

【右手を胸に当てて自己紹介】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:16:08.96 ID:Q5ycnr2o
>>76 >>90

……そうなの、か…?
大好きって…、色々あるんだな…

【うん? とよく分からなさそうに首を捻った】
【大凡、情というものに疎かったヤツである】
【一番身近な「大好き」は、恐らく愛情の事で――、勘違いするのも仕方ない、らしいよ!】

……分かった…

【キョーコを視界の端に入れて見送り】
【鎖の束になった両腕をクロスして、触手に備える】
【――斬撃性の攻撃を受け止め、甲高い金属音が響いた】

【斬撃を防いだ部分が欠け、赤く滲んでいる辺り、防御は万全では無いようだ】

【続いて、その場で強く踏みしめて――】
【――ガガンッ、という音と共に右足が地面に埋まった】

【リーズの心臓部から、ポンプが駆動するような音が聞こえるかもしれない】
【右足が――オーデコロンミントの茎のように、赤く赤く、染まっていく】
【根のように伸びた鎖は地表に近いところを進み、ケンタウロスの下まで行こうとする】

【ただし、リーズはこの間、移動が大幅に制限されているようだ】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:17:52.01 ID:NezlR.AO
>>76>>89>>95
(よしっ……)

――わかったわ、気を付けて、……ね。

【雨雲から水分を拝借することが成功して、内心喜びを覚えつつ】
【それを表情にすることはなく、光の言葉に頷いて理解を示し、そう告げて】
【靄で構成された異形へと視線を戻せば――】

……いいえ!
ぶちのめされるのは――そっちでしょうっ!

“インフィジャールッ”!!
穿って突き抜けろォ!!

【サラは懐中電灯を振るい、触手と入れ違いになるよう、胴体目掛けて深紅色の棘を放つッ!】
【ネオンの棘は、今回、何かに接触すれば炸裂し、瞬間的に橙赤色の強い光と電流を放出する】
【炸裂や電流の範囲はさほど広いものではない、幾度かステップを踏めば逃れられる程度だ】
【また、タイミングによっては生じた光で再び目が眩むこともあるかもしれない】

【攻撃の成否に関わらず――】

――きゃあぁっ!!

【迫る触手に腹部を攻撃され、よろよろと数歩後退してから上体を前に倒す】
【腹部と触手の接触面からは、さながら砂壁が削れた時のように白い魔力の残滓が散った】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:20:12.41 ID:rQ.UQYDO
【森の中、少し拓けた場所】

―――はっ!

【風切り音と、少女の掛け声が静寂の中に響いている】

【そこにいるのは、腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女】
【胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左腰には2本の刀が差されているが、その内の1本は抜かれ、両手で構えられている】

――ていっ!

【鋭い叫びと共に刀が空を斬り、それとともにやはり鋭い風切り音が響き渡る】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:26:53.32 ID:ssOS3vAo
>>97

神話の主人公、ねぇ・・・。
どっちかというと、悪魔の幹部って感じかねぇ?
【心底楽しそうに笑う】
【少女の表現がつぼだったらしい】

【最後の最後、高度2mほどのところで、レールが途切れる】
【そして、ふわ・・・と地面に立つ】
ま、順当に到着・・・ってところかねぇ。
【降り立ったのは、ごく普通のお宿だ】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:27:50.40 ID:SlVoIxI0
>>100
/申し訳ない!遅れました

 な(子供騙しではない)!?

【少し仰け反って――オーバーリアクション】
【かなり驚いているようだ――】
【が、もうその少女はそれなりに信用しているようで】

 か、神谷 玲奈さんだね・・・分かった――

【少し――驚きつつも】
【左ポケットから――また鉛筆とメモ帳を出し、慣れた手つきで書き留める】
【今度は――すぐに書き終わったようである。すぐにしまう】

 しう―そういえば
 夜も更けてきたね――そろそろ帰ったほうが、いいんじゃない?
 ご両親が心配するよ――

【噛んだ。それほど驚いたのか】
【少し前のめりになって、そう少女へ言い放つだろう】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:33:09.08 ID:tV4HOfwo
>>105
………
(そこまで驚かれるとは……)

【オーバーリアクションにこちらが少し驚く】
【札入れの口をパチンと閉める】

はい、よろしくお願いします
貴方の名前は…?

【微笑んであいさつし、男に尋ねる】

あぁ、そうですね
もう時間も遅いようですし、帰るとしましょう
(あのお父さんが心配することはないだろうけど…)

【袖から時計を取り出し、時間を確認する】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 01:35:09.23 ID:TERuJV.o
>>86

〈ケケケ・・・オナカマサンヲカバウノハヨイケド、ジブンモタイセツニネ?〉
【触手に大した強度はやはり無いようで】
【雷の刃は夜行へ襲いかかる触手を切断し、そのままそれを消滅させた】
【そして、双葉を襲った触手は、背へと戻った】

>>89
【追撃は来ないようだ】

>>90

〈ム・・・ッ、マニアワナイカ・・・〉
【懐中電灯をたたき落とそうとしたようだが、間に合わなかったようだ】
【それは腹部へ命中し、その部分周辺を構成するモヤが衝撃で吹き飛び消える】

〈イタイナア、イタイナア〉
【彼女を襲った触手は、ダメージを与えた後・・・モヤの背へ戻った】

>>95

〈ケッケケケケ〉
【やはり、触手は脆いようで】 【雷の球体を受けた触手は、ちぎれて消滅する】

>>99

〈ワザワザチカヅイテクルトハネ・・・ケリトバシテヤロウ〉
【モヤは、自らへ駆けてくる夜行を蹴り飛ばそうと前足を動かすが】

〈ア・・・ミスッタミスッタチクショウ・・・グゥゥッ〉
【下の方は見辛かったのか外してしまい、拳は腹へと命中!】
【身体を構成するモヤが大きく削られ吹き飛び消滅する】

>>101

【先程攻撃を受けたせいか、はたまた下が見づらいのか、接近してくる鎖には気づいていない】
【追撃もないようだ】

>>102

〈エエイ・・・ドイツモコイツモッ!〉
【回避が間に合わず、棘が胴体へ命中し、炸裂することでそれの身を削り飛ばす】
【どうやら光もまともに受けてしまったようで、小さく唸っている】

>>ALL

〈・・・・・・ケキャキャキャキャ・・・ウットウシイウットウシイ,オマエラゼンインフキトバシテヤル・・・!〉
【他の者を襲った触手も、背へと戻る】
【今は、攻撃をしてこない・・・】
【だが、何か・・・攻撃の準備をしているような?】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:41:19.82 ID:UtBrvago
>>104

悪魔の幹部……ですか。

【少女の言が真実ならば、彼女――否、彼は神に仕える騎士だったはず】
【自分を悪魔に例える男に、苦い笑いを返した】

うわわっ……。

【無事に地面に降りたったことに安堵の吐息をもらして、男の背から、ひょい、と飛び降りる】

ああびっくりした……。
ここが、ガシャロさんの泊まってる宿ですか?

【目の前の建物を見て、そう問う】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:43:24.05 ID:9El7D2ko
>>103

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が街中をきょろきょろ見回しながら歩く】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

…あれ?もしかして人里離れちまったのか?
この世界…案外元の世界より自然の覆い世界なのかもしれないな…

【口笛を吹きながら、ゆっくり歩いていると…風切り音に気がつき】

…あれ、だれかそこにいるのか?
【と、思わず声をかけてくる】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:43:54.68 ID:tIHnBwI0
>>106

 俺の名前――うーんそうだな。フフ――笑わないで聞いて欲しいんだけど
 Justevil(ジャステヴァイル)って言うんだ。へんてこだろう?

【ハハハ――と笑って誤魔化すも】

 まさしく悪って意味だがな――

【そう少女に聞こえるか、聞こえないかの声で呟く】
【いや少女には――聞こえてるかもしれない】

 うんうん。帰ったほうがいいよ
 家族は大切に――した方がいいよ

【言葉には――何処か陰があるが――】
【無言で――立ち上がろうとする】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:44:36.69 ID:0HVdy9Mo
>>99>>107

ハッ……だから、ガキじゃ無いっつーの。

【腹部の傷を、右手で抑え】
【白銀の長剣を万年筆に戻し、ポケットへとしまう】

……──確かに、キツイさ。
けど、けどだ───まだ倒れてないぞ、俺は。

それともう一つ───俺は強いぞッ!!

【そして、彼を中心として急激な勢いで魔力が上昇していく────】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:46:05.31 ID:tIHnBwI0
>>110
/Justevil(ジャステヴァイル)X
/Justevil (ジャステヴィル)○
申し訳ないorz
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:50:52.90 ID:tV4HOfwo
>>110
ジャスティヴァイルさん、ですか……
そんな、変なんてことは、ない…ですけど……
(あく……悪……?)

【男の様子と発言に何とも形容しがたい】
【もやもやとしたものを感じた】
【そして先ほどより些か濃くなる微細な不安】

そう、ですか?
では、この辺りでお別れしましょうか

【男から見えないナニかを感じるが、ここで深く追求しすぎることは得策ではない】
【そう判断し、男の様子をそれとなく見ながらゆっくりと歩き出す】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:50:55.87 ID:rQ.UQYDO
>>109

―――?

【何処からか聞こえてきた声に刀を振るうのを止め】

・・・あら、誰かしら

【刀を収めながら声のした方向に向き直った】


/街中をきょろきょろで不覚にも
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:51:34.42 ID:ssOS3vAo
>>108

そう、神話の勇者に敵対して、哀れにやられていく悪魔。
【にやにや笑う】

ああ、とはいっても三日間だけだがねぇ。
今日は一日目だったか。
【あごに手を当てて一考すると】
【そのまま宿に入っていく】

/いまさらですがおかーりゃ
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:53:08.18 ID:KtrPZGU0
>>107

……んっ…あぁぁあっ……やぁぁっ……んんぁ……っ!

【静謐―――だが、空間は数多の殺気のドームに覆われ、敵の放つそれも、未だに消えてはいない】
【そんな中で、キョーコは……「喘いでいる」ッ!?】

【彼女の腹部を見れば、ぴき、ぴき、と…音を立てて、常人の皮膚より堅固な外皮に、罅が入っていく】
【殴り付けたガラスすら思わせるほどに、其れは拡がって往き―――ばちん、弾けるような音と共に、裂けた“穴”がぽかりと】

【刹那―――“穴”から一振りの黒光りする“機械大剣”が飛び出し…キョーコの右手に其れが握られ】
【虚空へと繋がるかのようなホールは、僅かの内に“嘘のように”塞がる…血も出ていなかった…これは、能力の一つのカタチだろう】

―――今すぐ殺ってやる、殺ってやるから!!

【ガチャ、リ…ガ、チャ、リ―――厭に生命的で、鼓動のような“間”を持ち、一種、言語的な音を伴って、その剣は変形し】
【為した形は―――所有者の魔翌力を“非効率的に”変換して放つ、特殊機構の“銃砲”…側面からは、二つの“グリップ”が飛び出す】

……≪セイヴァーノヴァ≫ッッ!!!

【グリップをしっかりと握った蜘蛛女の尖った指の一本一本から、玄い銃砲に魔翌力は送りこまれる】
【敵の“体そのもの”を吹き飛ばさんと狙う銃口には、シャボン玉の色の煌めきが集まり……ついに、臨界点へ】

【放たれる弾丸は、直径1メートルほどの“一発”…だが、命中した際の威力は大きく、漏れなく高熱に苛まれる筈だ】
【弾速も、かなりのモノ―――欠点を挙げるとしたら、狙いが余りにも愚直な“ストレイト”であることと】

……ぐわばぁぁ!

【―――強き力、吸い取られる魔翌力】
【その反動により、キョーコの体が吹き飛び…壁に叩きつけられながら、彼方此方の出血と大きな隙を晒す、ということだ】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:55:06.39 ID:Q5ycnr2o
>>107

(――なにかくる、か…?)

【触手が攻撃してこないのは何らかの予兆、そう判断したようだ】
【両腕の鎖を軽く解いて、防御準備】
【仲間を庇うという発想が出ない辺り、純粋に協調性が欠如しているのだろう】
【そういったことが学べるのは、もう少し先の話――】

―――まずは、半分…!

 《REQUEST >> Fertile Ground》

【ほぼ真下の地面から、土煙と共に三本の鎖が飛び出してくる】
【先端には青銅の杭が付いているらしく】
【多数の光源に照らされて、不気味な赤色光を反射する】

 《...And》
  《REQUEST >> Undying Fame》

【一度、鞭の様に大きくうねり、勢いをつけてケンタウロスに突き刺さろうとするだろう】
【命中した場合、地面に緩く拘束されるだけでなく】
【杭と鎖を通して体液%Iな何かを抜き取ろうとする】
 【――人で言う血液、もしソレに順ずる物がなければ効果は無いだろう】

【また、鎖の硬度は今までと同じだ】
【特別高める時間が無かった為】
【パワーによっては簡単に引き千切れるかもしれない】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:55:23.81 ID:9El7D2ko
>>114
【近づいてくると、彼の背丈は180cmほどの高さである事がわかるかもしれない】
【ゆえに、小走りで近づいた後は見下ろす形になる】

誰ってほどではない通りすがりだぞ
突然で申し訳ないんだが、この辺りはまだ水の国だよな…?
このあたりで一番近い人里を…

【と、呟いた所で、収めた刀を見つめて】

…あれ、なんで帯刀してるんだ…?
【ずいぶんとずれた反応を示す】

/コピーペーストを実はあまりいじってないの
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:56:20.27 ID:UtBrvago
>>115

……。

【ただの悪ふざけか、それとも追われているというのは、悪事を為したがためなのか】
【少女にはそれを推し量る術は無い】

(悪い人なら、俺を助ける道理は無い、よね)

【男は善い人だと、自分で勝手に結論付けて】

あっ、まってくださいよっ。

【そう言いながら、男について宿の中に入っていく】

/いまさらですがただいまです
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:56:55.10 ID:tIHnBwI0
>>113

 それは良かった――!もっと笑われるかと思ったよ――

【マスクの男は、そう言って立ち上がると――】

 うん。そうだね――
(しかし、クズ共が活動する時間帯だな――)
 なんなら―― 家まで送ってあげるよ

【そう、少女を少し見下ろして言うだろうが――】
【断ることも可能だろう】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 01:58:16.70 ID:V54V6nYo
>>95(光) >>102(サラ) >>107(ガーディニィ)

【彼女は光に促され、ヴァルトスラットの方をちらりと一瞥するが、】
【現在、さしたる危機が彼に迫っていないならば優先すべき事項は他にあった】

(……まったく、本当に皆──)

【体勢を立て直したカンナは、光の方こそ心配ではあったが、】
【その目の色を見て、そしてスケッチブックを地に置いたのを見ると】
【自分が手を貸さなくても彼女は未だ立つ事が出来る、と──信頼して】

【そしてカンナは、触手の直撃を受けたサラの下へと駆け寄っていく】
【が、それはただ心配の言葉をかけに来ただけではなく──】

まだ……行ける、かな

もし、行けるならさ──私が全力で防御してみせるから
きみは、その分全力で──ぶち抜いて

【──そう強く言い放てば、全ての背中をサラに預けるだろう】

「────────」

【吟──と、日暮れの海を映したような明い茜色の双眸に力が宿った】
【ゆらりと、サラから数歩の距離を置いて、攻撃の阻害にならない程度に前方に立つ少女】
【凛と爆ぜた霊力が、渦を巻くように轟々とアートマンに集中していく】

【──全力で攻撃を出す為の、全力での防御】
【彼女は今、それを成そうとしている──】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 01:59:50.75 ID:Gce4wuEo
>>107

うっしゃ、どんなもんだコノヤロウめッ!!

【攻撃の余波でその場でくるくると回ってそう言う、随分と器用……というか緊張感に欠ける】
【力を逸らし終えたのか両足でその場に踏みとどまり】

次は足でも引き千切ってやろうか、ええオイ!?

【視線が次に捉えたのは、自分を蹴り飛ばそうとした前足その左足】
【そこに向かい左手を大きく開きながら再び駆け出す】

――――握砕――――

【近づけたのなら開かれた左手を左前脚で掴もうとするが……】
【異形の声がその耳に入り動きを止める】

コリャあ……なんか来るかもしれねえ
(それに攻撃してんのは他にもいる、何もアタイがいなくちゃいけないワケじゃあねえ)
(何より、結構出血が響いてる……)

【そうなれば、夜行はケンタウロスから離れ】
【その離れる途中に在るのなら神殿の外壁のような物を左手で引き剥がすだろう】
【盾替わりにでもするつもりか】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 02:02:48.35 ID:yfhEW6SO
>>102(サラ)>>107(ガーディニィ)>>121(カンナ)

(今は襲ってこない……なら)
【雲の右手からバチバチ、ゴーゴー、ザーザーと音がなり魔翌力をためはじめる。魔翌力の種類は雷、風、水】

(雲の右手…天気は嵐…しかも飛び切りの強力なの)
(他の人と強力すれば魔装偽神無しでもいける!!)

【そして相手に向かい右手を翳す】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:02:54.38 ID:tV4HOfwo
>>120
笑うなんてそんな…

【微笑みながら両手を振る】

んー……あまりお世話になるのも気が引けますし、
取り敢えず一人で帰ります
いざとなったら逃げる手段も対抗する手段もありますので

【頭を下げ、申し出をお断りする】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:05:20.65 ID:rQ.UQYDO
>>118
【近づいてきた青年の様子に胡散臭いものを見る目をしながら】

こんな所を通りがかるのは暇人と迷子くらいのものよ?
どうも後者っぽいけど…山を適当に下って行けば街に出るはずよ

【青年の視線が刀に注がれたのを見て】

別に珍しいものでも無いでしょう?あと名前を知ってるなら使い方も知ってるでしょうに

【あっけらかんと言い放った】

/ 知 っ て た
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:05:58.64 ID:ssOS3vAo
>>119

【宿に入ると、宿主らしき男と話している】
【二言三言交わすと、少女のところに戻ってきて】

そいじゃこっちに。
【そのまま奥に進み始める】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:08:14.71 ID:UtBrvago
>>126

【ガシャロが宿の亭主と話しているのを遠巻きに眺め】

あ、はい。

【そして言われるまま、誘導されるままについていく】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 02:11:49.91 ID:tIHnBwI0
>>124

 そっか。じゃあ分かった――
(少なくとも――此処の奴等を黙らせれば良いんだよな)
 いいかい?気をつけて――怪我の無いように

【そう前かがみになって、言い放ち――】

 玲奈さんは礼儀正しいねぇ――良い子だよ
(いや―― 大々的に行動範囲を広げよう――クズ共は何するか分からん――)
(今日は寝ないぞ――!)

【フフフ――と少女に笑い返す】
【その狂気を胸の内に、隠しながら――】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:12:35.32 ID:ssOS3vAo
>>127

【廊下の一番奥の扉を開いて入る】
【特になんと言うことはない、普通の部屋だ】

風呂はそっち。まあ適当にくつろいでくれるかねぇ。
【部屋の扉を示して言って】
【本人は机の椅子に座り込む】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:15:27.25 ID:tV4HOfwo
>>128
えぇ、充分に気をつけます
襲われたりしないように、ね

【いたずらっぽく笑い歩を街に向ける】

それほどでもないです
ただ習慣でこういう話し方をしているだけなんです
それでは、機会があればまた会いましょう

【再び頭を下げ、男に背を向け去っていく】



/お疲れ様でしたー
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:17:29.86 ID:9El7D2ko
>>125

【ぶんぶん、と首と縦の平手をを振って】
いや…ごめん、真剣だろうと模造刀だろうとそもそも帯刀している人間って俺の中では珍しいんだ
というか、今のはその刀の風切り音だったんだな、全然気がつかなかった…それで稽古してたのか?
【じーっと、鞘に包まれたその刀を…まるでそれが本物かどうか疑うように見つめる】

【ぎょっとしたように彼は反応した】

…なんと…今の俺は暇人か迷子のどちらかにしか分類されてないのか…!
いや、今道に迷ってる事に気がついた…というかここにいる時点でそもそも俺は帰り方を知らないわけだから
つまり俺は最初から迷子…

【うーん、と腕を組みながら呟く】

じゃあここにいる間はずっと「どうも剛田 剛太郎です、今迷子やってます、心の友からはジャイアンって呼ばれてました」って
自己紹介しないと行けないって事でいいのか?いや…かっこ悪いよなあどう見ても…
なあ、初対面で申し訳ないんだが何か俺に会った『見栄えのいい自己紹介の仕方』を考えたいんだけど知恵を貸してもらえないかな?

【本当に初対面の相手に向けて力を借りるような話ではない、そんな話を持ちかけてきた】

/ごめんなさいッス…
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:18:48.33 ID:UtBrvago
>>129

【きょろきょろと、部屋の中を見回そうとして】

(……っと、いけない)

【その行為のはしたなさに気付いたのだろう。頭を振って、思考を振り払う】
【きゅるるー】

…………すみません。何度も。

【自己主張する腹部をおさえて、赤面する】

川とか池で良かったんですけど……お風呂、いただけるなら、入っちゃいますね。

【ごまかすようにして、そそくさと部屋に立て付けられた扉を開く】

……それじゃ、ちょっとの間……お先に、失礼しまーす。

【扉の中に入り、扉を閉めようとした】
【邪魔をしないのなら、扉は閉まり――やがて、身体を洗う水の音が聞こえてくるだろう】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 02:19:13.29 ID:NezlR.AO
>>107>>121>>123
(抉られた……)

【項垂れたまま腹からポタ、ポタリと血液を滴らす】
【空いている手で抉られた腹部を撫で……然しながら、その状態を長く保ち続けることはなく】
【何者かが駆け寄ってくるのを敏く察知し、上体を起こせば目に入るのはカンナの姿】

【刹那的に、脳内にてフラッシュバックするのは、あの日の救済措置戦のこと】
【彼女を上空から落下させてしまった、あの】
【ずうっと安否が気にかかっていたというのは、ここだけの話かもしれず】

【――だけれど、彼女の言い放った力強い言葉と、大きな背中と、アートマンに集中してゆく力と】
【全力で往かんとしているカンナの存在を、サラは確かに其処に感じて……!】

――Ok、大丈夫……私は行けるわ。
あなたがいるもの。必ず、全力で、全身全霊を以て――


  ブチ抜いてみせるッッ!!


【彼女もまた、自信を込めて力強く言い放つ!】
【そうしてサラから溢れ出し身体に纏われるのは、“彼女自身の魔力”と、強い浄化力を孕んだ“光の魔力”】
【高揚する感情に呼応するが如く、白い髪飾りが強く白く煌めいて……!】

我は純粋に愛す 空虚な賛美には背を向けて

【懐中電灯を放り捨て、両掌を異形に翳せば、灰色の気体が集い始める……――】
【絶えずきらきらと舞い散る魔力は、きっと、滲み出る感情でもあるのかもしれなかった】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 02:21:10.92 ID:7qlKiSoo
>>111,121,123,133

〈・・・ッ〉
【何処か苦しそうな雰囲気で、彼女らを見渡している・・・血はなくともダメージはある】
【物質なのかそうでないのかも分からない、このモヤは・・・侵入者をなぶり[ピーーー]のが趣味】
【だが、まもるべきものはあるらしい。だから、戦っているのだ】

>>122

【外壁のようなものは、簡単に剥がせるだろう】
【老朽化が激しいのだろうか、それとも元から古かったのか】

>>116

〈ハアアアアッ! ソンナモノデオレヲブチノメソウナンゾ100ネンハヤイワァッ!〉
【右腕を盾に、弾を受け】 【――その一撃は、盾となった右腕を吹き飛ばして消滅させた】
〈アガ・・・グググッ・・・ッッッ〉
【高熱が、モヤの身体を焼く――】

>>117

〈ナ・・・シタカラダトッ!〉
【足許がお留守だったのか3本の鎖は命中し、地面へ緩く拘束される】
【突き刺さる際、モヤが欠けて消滅したのが見えるかもしれない】
【――しかし、体液等は全くと言って良いほど無いようだ。】


>>ALL

〈――クラエエエエエッ!〉
【モヤの周辺へ、大小様々な黒い球が飛ばされる――数は結構多いが多過ぎと言うわけでもない】
【しかも、誰に狙いをつけているわけでもなく、回避できないことは無い】
【その黒い球は、何かに当たると消滅するだろう――】

〈・・・グゥゥッ、ググググ・・・・・・マダマダヤラネバ・・・・・・・・・〉
【それはヴァルトスラットにも幾らか命中し、軽く吹き飛んでいるようだ】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 02:22:23.10 ID:tIHnBwI0
>>130

 さぁて――

【マスクの男も背を向け――歩き出す】
【コツ――コツ――コツ】

(何をのんびり歩いてるんだか――)

【いや、走り出した!】
【タッ――タッ――タッ!】

(クズ共――!いたら承知しねぇからな――)

【その夜、この男は―― 一晩中走り続け、本当に一睡もしなかったという】
【その後、筋肉痛に悩まされることになるのだが――】
【それはまた別の話――】

/お疲れ様でしたー!
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:26:30.73 ID:rQ.UQYDO
>>131
【刀に左手を添えるようにしながら呆れ顔で】

刀が珍しいって…一体どこから着たのよあんた
んー、まあそうね。動いてないと体がなまるしね

【そして呆れが倍プッシュ】

迷子にはよくあるとは聞くけど…自覚がな、ん?
・・・初めから帰る場所が…あんたが生まれたのはどこ?

【何かが引っかかったらしく一つ質問を投げる】

…知らんわよ。とりあえずあんたは相手にどんな印象を持ってほしいの?


/いや、普通に謝られると、その、ごめん
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:28:07.17 ID:ssOS3vAo
>>132

なに、気にしないほうがいいよぅ。
胃に穴が開いちまうからねぇ。
【くつくつと笑う。少女の反応がいちいち面白いらしい】

うん。出るころにゃ食い物も出来てるだろうから、ゆっくりな。
【彼女が風呂に入るのを見送った後】

・・・行くのかねぇ?アルグ。
【大口を開けて、牙を引っこ抜く】
・・・んじゃ仕方ないねぇ。笑える土産話、期待してるよぅ。
「追憶魔法・記憶よりの再来」
【牙を放りつつ、言葉をつむぐ】
【牙は、再び竜人の形となり】
【そのまま一度言葉を交わし、窓から飛び去ってった】

さて・・・どう思う?エスト。
【そして、残った同居人と会議を始める】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:28:15.13 ID:0HVdy9Mo
>>134

真ん前から打ち倒すッ!
天候は"晴れ"───コレが俺の切り札だッ!!

────《 JOKER 》

【左手から、強大な光の奔流が放たれ】
【多くの黒い玉を飲み込もうとしつつ、靄へと向かっていく】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:35:06.53 ID:9El7D2ko
>>136

【知っているといいが…って感じの様子で彼は告げる】
日本だ、ここの共通語と同じ言語圏で、ただし銃刀法ってものがあるから
本物の刀を持ち歩いている人間がいない国だ…俺はそこの関東地方の出身だったりする
日本でめっちゃ発生した神隠し事件の真相を追っていたら、実はこの世界に飛ばされていたって真相にたどり着いたと同時に当事者になっちまった

【つまり、世界レベルの迷子…この世界の人間ではない存在だった】

…俺は相手にどんな印象を持ってほしいか…?そうだな
いろいろ案はあるが…まず今あったあんたに俺の今の印象を聞いてから考えよう
なあ、俺の印象ってどんな感じなんだ?
【初対面の人に一つの話題でぐいぐいくる奴である…】

/おっと、失礼…
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:36:25.47 ID:KtrPZGU0
>>134

……くっ、弾幕…。

【凹んだ壁、さらりと崩れていく、風化した白いサーフェイス】
【痛みに耐えて―――黒い玉の幾つかをその身に受け、エメラルド・グリーンで床を壁を彩りつつも、立ちあがり】
【全神経を集中し、残りの黒い弾の隙間を縫ったり、糸や武器を駆使して受け止めたり、ダメージを最小限に抑える】

【良好とは言い難いが、五体満足、動かない部位は無い】
【足取りは先程までと比べると、幾分か覚束ないが―――踏み抜きそうな力で、確りと古の石床を捉える】

こうなればッ…駄目押し、ね。
(再構成には時間がかかるけど…一度“融合”した身、問題は無しッ)

【一人ひとりかばいに行く時間も利も無く、好意の対象である二人からは、離れている】
【思考は、固まった。そうと決まれば―――ガキキ、また厭な“金属音”】

―――どっ、せぇぇぇぇいッ!

【―――音が示すのは、“銃砲”から、本来の大剣の姿への“変形”】
【鋭く、かつ重く―――力を振り絞り、槍投げの要領で、びゅう……埃っぽい空気をバサリと引き裂きながら、其れを“投げ飛ばすッ”】
【金属の塊にも等しい其れを、投擲武器として扱う……“怪物”の面目躍如とも言える、即興詩的な大技だ】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:37:11.76 ID:UtBrvago
>>137

【一方、少女は一人、己の身体と格闘していた】
【腰まで届こうかというほど長く、また細い髪を洗うのに四苦八苦し】

(これは俺の体だ……俺の体なんだ……)

【無垢な白い少女の肌を、胸部を、あらゆる部位を――おそるおそると洗っていた】

【それでも、一応の入浴を終えるころには、少女の顔色はずいぶんと良くなっていた】

(あ、これも少し洗わなきゃね)

【少し汚れてしまっていた白い大きな布を、簡単に水洗いし、絞り、乾かしてゆく――】
【少女が浴場から出てくるのには、もう少しの時間がかかるだろう】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 02:40:32.75 ID:V54V6nYo
>>123(光) >>133(サラ) >>134(ガーディニィ)

(さあ……いくよ──!)

【霊力の収斂が、ぴたりと止んだ、瞬間──】

【バッ──と弾けるような音を立てて、】
【カンナの前方に、径5mはあろうかと言う巨大なビニール傘が出現する】
【魔力によって要所を補強された其れは、透明でありながら高い強度を誇るものだ】

【石突の側を前へと向けて広げる事で、飛来する黒球がサラへと至る事を微塵も許さない】
【バツンッ、バツンッ、と衝突する度に消え行く黒球は、雨粒の弾ける音にも似ていて】

【たとえ、軌道の関係で傘を超えてくるような球があっても──】

 ────アニマッ!
 
 「SYOOOOOOOOOOOOOO────!!!!」

【ビシュッ、バシュッ──!】
【アートマンの両腕から、金属製の『巻尺』が伸びて、それらを鋭く迎撃していく】
【時に撓り、時に巻き戻されて再びすぐ伸びる伸縮自在なそれ──】
【その鋭さと柔軟性から、まるで大蛇の舌を自在に操っているような──】


【──後ろは一切振り向かない】

【余計なものは一切合切取っ払って──】
【邪魔で在ればその傘ごと吹き飛ばしてくれて構わない】
【──サラに全てを託した背中は、そう言葉無く語っていた】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:41:07.56 ID:rQ.UQYDO
>>139
【青年の話にしばらく耳を傾け――】

知らない国ね

【バッサリである】

要するにあんたは異世界から迷い込んだクチで、その自覚もある、と

【自身の中で簡単に纏めて、軽く頷く】

印象?
そうね、この世界に酷く無知で微妙に図々しい外見普通の残念な男、かしら

【バッサリである(二回目)】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:46:31.87 ID:ssOS3vAo
>>141

やはり推測としてはその悪魔による「呪い」である可能性が高い、か・・・。
呪術系は解析に最も時間がかかるからねぇ、厄介といえば厄介・・・あ、料理はそこの台の上でお願いします。
【騒動男考察中】
【途中で入ってきたボーイに指示を出して、出て行くとまた会議】

呪いを解くならやはり教会なんかの神職辺りが一番いいけれど・・・「神父」は流石に連れにはいないねぇ・・・。
やはり、この世界のそれに頼るしかないだろうねぇ・・・。やれやれ。
【結局、自分にはほぼ手の出しようがない、と判断する】
【ついでに、少女の名前も考えておく】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:46:56.14 ID:Gce4wuEo
>>134

うっし取れたッ!!

【2m四方程の外壁に指をめり込ませて退避】
【指の先が裂けようが、爪が割れようが知った事ではない、既に慣れている】

【そしてある程度退避したのなら、その外壁を地面にぶち当て割る】
【大小様々の破片になったそれの大きな部分を選別して再びその左手、右手で掴み】

【目を瞑り足から伝わる振動を辿る、振動関係に敏い夜行にとってそれは朝飯前である】
【見えなくても地面に、壁に繋がっているなら場所は解る】

【探るのはヴァルトスラットの居場所】
【目を瞑ったまま右手に握った外壁をヴァルトスラットの前に投げるだろう】
【盾替わりにでもなれば良い、そんな程度の行動である】


>>140

【同じくキョーコの方に壁を振りかぶり投げる】
【正確にはキョーコの少し前に、だが】
【まだ追撃が来るとも限らない、同じく盾替わりにでも使えということだろう】

(くだらない善意、いや善意ですらねえけど。まあそれも良いだろたまにはさ――――)

【暗がりの中でそんな事を呟いて】
【自身も残った外壁を盾に黒い玉からその身を守ろうとするが】

――――っ!

【その破片はやはり小さくて、夜行の全身は隠れる事など出来ずに】
【腕や脚部などに玉を貰いながらその場に崩れる】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:47:49.06 ID:Q5ycnr2o
>>134

【空転するポンプ】
【吸収出来る物は何もない】

――消えたり、湧き出したりした時から思っていたが…
…いよいよ無生物じみてきたな……ッッ

 《Request >> Safe Refuge》

【鎖の双腕を前方に掲げて、ぶわっと解く】
【生まれたのは個人用防壁、青いチェインシールド】
【肩を突っ張りながら、降り注ぐ黒い球に耐えて―――】
【――盾からの出血が止まらない】
【神殿の床が赤く染まっていく】 【自身の血で、靴の中がグズグズになる】

……群体か、固体かも分からない…
お前ら一体何者なんだ…

…もう、こんな得体の知れない地盤に自宅を据えたアイツは、バカ決定だ

 《...And》
  《REQUEST >> Glorious Future》

【真下の地面から更に三本、鎖が飛び出してくる】
【先程の鎖の違うのは、その色】
【悪意思念が籠められた真黒の兇刃が真っ直ぐに】
【黯靄とした相手の身体を刺し穿とうとしている】

【――そして、当たった場合は分かるだろう】
【赤い鎖≠謔閧焉A格段に力が強い】
【つまり―――拘束力が高いのだ】
 【REQUESTされた Glorious Future 、誰かの攻撃のサポートになるだろうか】
 【本人にその意図は無いかもしれないが】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 02:47:53.66 ID:yfhEW6SO
>>133(サラ)>>134(ガーディニィ)>>142(カンナ)
(ぐっ……)
【黒い球が腹部や頭に当たるが】

【右手を相手に翳し】

(今だ!!!)
【そして翳した右手から】
【荒ぶる雷、全てを吹き飛ばすような風、打ち抜くような雨を収縮した破壊光線が相手に放たれるだろう】

【まさに嵐の如く】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:53:07.17 ID:9El7D2ko
>>143

そうなのか…今日一日だいたい50〜100人ほどの人に聞いたんだが
日本って国を知っていたのは30人ほどだった、そしてそのなかの7割が実際にそこから来たって人間と話をして
初めて知った人ばっかりで半分以上が都道府県の存在を知らず実際に行った事があるって行った人はゼロだったぞ

…日系人のロザリーからここが日本じゃない事を知らされるまでの3日間実は自覚すらなかったのはここだけの話だ
ツッコんでもいいんだぞ?『気付くのに3日もかかったのか!』って
【首をかしげて人当たりのいいにっこり顔を見せながらそんなことを聞いてくる】

…ひどく無知で、と…微妙に図々しくて、と…残念な男って所を改善したいなあ…なら
「どうも剛田 剛太郎です、この世界にはそこそこ勉強しており非常に謙虚で外見普通の会えてよかった!と思える男です、心の友からはジャイアンって呼ばれてました」
ってのがこれからの俺の自己紹介…?


【そう呟いてみて胡坐をかいて考え込んでしまった】


…俺、今すごいうさんくさい大ウソをついてしまったような気がして仕方ない…今の自己紹介ではいけないってのはわかったんだ
でも、具体的にどこがどう悪かったかまで思いつかなくってすげぇ苦しいや…


【中腰になってミニスカドレスの少女の顔を見ながらむすーっとした顔で】
俺の抱いたあんたの印象だったらすぐに言えるんだけどなあ…俺は俺の顔を鏡でしか見れないからなあ…近くて遠いな…
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 02:55:19.69 ID:UtBrvago
>>144

はぁ……。いいお湯でした。

【まだ生乾きであったが、これ以上はいたしかない、と洗いなおした白い布を、自分の身体に巻きつける】
【自分の格好を見るために、おあつらえ向きに姿見があるのだが、それには決して目を向けようとはしない】

……こんなものかな。

【しっかりと身体に布が巻き付いていることを確認して、少女は浴室の扉を開いた】

すみません、ありがとうございました。

【湯上りに上気した赤い頬、紅を引いたような小さな口唇】
【汚れていた肌はその白いまばゆさを取り戻し】
【ほつれ、絡んでいた金髪は、陽光のような輝きを放ち、部屋の明かりを受けてプリズムを織り成す】
【神の産物か、はたまた悪魔のそれか。整った目鼻立ちは変わりなく、少女は、清潔な美を取り戻していた】
【それは、まるで見るものを魅了せずには居られないような――整いすぎていて、怖気を誘うような――そんな美しさだった】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 02:56:05.00 ID:NezlR.AO
>>134>>142>>147
【自身と行動を共にした、二人の少女。依頼者の青年。探索へ参加した者たち。】
【“まもるべきもの”は、こちら側にだって、あるのだ。】
【本来の目的は、依頼者の住居の奥方の探索……だけれども】


  【――今は、この戦いの意義は。】

  【互いが互いの“まもるべきもの”を、“まもる”ための。】


【カンナらのビニール傘≠フお陰で、黒い雨はサラの身体を濡らすことなく】
【決して心地好いとは言えない雨音に耳を澄ませて、集束する気体に二つの魔力を織り込ませてゆき】


     ブチ抜け。


RadoN=FALFABLOT
       <エルフの供儀>


【灰色の気体・ラドン≠ヘ、気相の状態のまま】
【異形である獣の如き黒靄をぶち抜くべく。光の魔力の浄化力と共に、直進して――爆ぜるように迫る。】
【ビニール傘の内側から放たれた灰色の風は……恐らく、傷一つ付けることなく、傘をふうわりと中空へ飛翔させるだろう】

【四方八方から、各々から放たれた、それぞれの攻撃は】
【靄を打ち砕くことが出来るのだろうか――果たして。】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res]:2010/09/05(日) 02:58:28.66 ID:7qlKiSoo

【黒い球を出しながら、ガーディニィは叫ぶ。叫ぶ。】

>>138

〈アアアアアッ!〉
【強大な光の奔流は、黒い球を飲み込み消し、モヤを焼き消してゆく】

>>140

〈コノクズドモガァァァアアッ!〉
【その状態で回避が出来るわけもなく、投げられた大剣はモヤの身を貫き】

>>142

〈ゼッタイニ・・・〉
【黒い球を防がれ】

>>145
〈ゼッタイニ・・・〉
【外壁は、ある程度ヴァルトスラットを黒い球から守る盾替わりとなり】

>>146

〈ユルサナイゾォォオオオッ!〉
【真下の地面から飛び出してきた鎖は、モヤを刺し穿ち、拘束し、更に攻撃を回避できなくし】

>>147
〈オレハユルサナイゾオオオッ!〉
【嵐の如く襲いかかる破壊光線は、モヤを破壊し消し飛ばして行き】

>>150
〈エイエンニユルサナイゾ・・・アアアッ!〉
【爆ぜるように迫るラドンは、モヤを狙い通りぶち抜く!】

>>ALL

〈さあ、――永遠の時を皆で刻み永遠の時を地獄で過ごし永遠の時を苦しみで埋めようじゃあないか〉
【そして】

〈アアアアアアアアアアアアアアギャアアグググギャガウグアアアァァァァァァァーーーーーーッ!〉
【断末魔と共に、黒い球が出るのが止まり、モヤを構成していたモヤ・・・消滅しなかったそれが崩れて辺りへ転がる――】
【当たると小爆発を起こし、少し痛いかもしれないが、・・・本当にそのレベルだ】
【全てのモヤが崩れた時、あのケンタウロスの姿は無くなっているだろう】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:02:39.65 ID:rQ.UQYDO
>>148
どうやれば異世界に飛ばされて3日間も気付かずに過ごせるのか知りたいわね…引きこもってたの?

【激しい突っ込みは入れずに、淡々と抉るように疑問を呈する】

明らかに嘘があるわね…
じゃあ自分のセールスポイント的なものは無いの?

【青年の最後の一言に反応して】

ほう、気になるわねそれ。是非とも聞いてみたいわ
ただし、「偉そう」という指摘は受け付けないわ

【なんか先回りしてる】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:03:54.35 ID:ssOS3vAo
>>149

ん。まあ大したことじゃないからね・・・。
【微妙にセリフが切れる】
【少女の姿を見て、ヒュゥ、と口笛を一つ鳴らす】

・・・これはこれは、なかなかどうして光る珠だ。
【浮かぶのはにやにや笑いではなく】
【本人も意識してないほど、自然な笑み】

【そして、その姿を見たとき、彼は思った】
【もし、この姿が以前の姿に反映されていたなら、それは素晴らしいショタっ子だったに違いない】
【そうでなかったとしたら、少女には悪いがかなりの奇跡だ、とも】
【・・・はい、くだらないですね、すいません】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:08:27.62 ID:0HVdy9Mo
>>151

よっしゃッ、俺達の勝ちだッ!

…………っ!?

【相手の断末魔を聞き、僅かに油断したのか】
【黒い靄の爆発をモロに食らってしまい】

しまっ……これはキツイ…………かも……。
……わりぃ…………先帰る…………。

【傷を手で抑えながら、洞窟から歩き去っていった】

/俺の眠気がリミッター解除
/お先に失礼します、お疲れ様でしたー
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:09:21.51 ID:KtrPZGU0
>>145 >>151

【ごろごろ、靄のボウリング玉が、砲弾が、最後のあがきを見せる】
【然し、キョーコは怪物的に冷静―――すかさず、夜行が放った外壁の一部を、掴みとり】
【或るモノは避ける、或るモノは受け止める…と、燃やし尽くされる最後の刻を、無情にも往なし続け】

……ありがと、夜行…。

【小爆発の連続によって削り飛ばされ続け、もはや皿程度のサイズに成ってしまった、其れを掲げて、手を振り】
【ともすれば―――“あの頃”を想わせる様な、拙い感情表現】

さて、リーズも無事みたいだし…。
お土産を探したいところ…だけど。

【敵が消えても尚、警戒は怠らず―――自分が投げつけた剣の着地点に、そして謎の扉に近寄っていく】
【体から放つ“糸”で最低限の止血を行うが、ダメージは少なく無い…可能であれば、“これ以上”は御免だ】

【何事も起こらなければ、剣を拾って、自分の体内に“吸収”……半ば待つように、周囲の動きを見やる】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:11:01.20 ID:UtBrvago
>>153

【少女は、自分の身体に対しては無頓着なのだろう】
【自分がただ汚れを落としただけで、どれほど変わったのか――自覚がないらしい】

……ありがとうございます。

【恥、喜、哀……複数の感情が入り混じる声で、少なくとも少女はその褒め言葉を受け入れた】

……なんか今、失礼なこと考えませんでした?

【だが、ちょっぴり勘はよかったようだ】
【少し機嫌を損ねたのか、ふい、とガシャロから視線を外して――テーブルに置かれた料理に目を留める】

あ。

【今は、花より団子、ということかもしれない】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:12:50.12 ID:Gce4wuEo
>>151

――――――――

【複数の黒い玉の爆ぜた衝撃で壁に軽く吹きとぶ】
【血を吸った衣服が壁と触れベチャと嫌な音を立てる】

ま……なんとか成ったか、ね……

【少なからず服と同じように血を吸った髪が尚濁った赤で染まる】
【喋れらる程度には無事らしい】

>>155

へ――――甘いなあアタイも

【ぐてっとしながらサムズアップ】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 03:15:09.23 ID:V54V6nYo
>>147(光) >>150(サラ) >>151(ガーディニィ)

【ふわりと舞った無彩色の巨大傘が──ゆっくりと地に落ちてきたのを、】
【少女がその細い身体で抱きつくように抱えると、それは光の粒となって霧散する】
【それと同時、彼女は糸の切れた吊り人形の如く、その場へと崩れるようにへたり込んでしまう】

【断末魔と共に零れた靄の渣滓は、彼女の側まで転げてきて】
【小さな爆発と共に、その身を苛むが──その弱さが、反って身体に響く】

……──はあ……はあ……終わった、の……?

【魔力の枯渇と共にどっと押し寄せる疲労の波】
【じんじんと身体が熱く痺れていて、思うように動かない】

(あのスケッチブックの子と……あと、後ろの──大丈夫、かな)

【重い瞼を必死に支えて、ゆっくりと周囲を見渡していくその横顔には】
【色濃い疲労と共に、緩く波打つ髪が汗で一房張り付いていた】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:16:50.17 ID:Q5ycnr2o
>>151

【崩壊する相手を見ても】
【チェインシールドは張りっぱなし】
【――人外は最期が一番恐ろしい事なんて、自分でも良く理解している】
【転がってくるモヤ、少し痛い程度なら完全に防御できる】

【が、相手を拘束していた六本の鎖は別だ】
【小爆発を何度も受けて、無残にも飛び散っていく】
【辺りが、赤と黒のペンキに濡れて―――】

――――ぐ、ぅ

【べちゃり】
【生暖かい水溜りに膝をついた】
【艶やかな長髪が、赤く塗れた】

……供給が全くない…のは…
…意外と辛い……‥‥

【方々へ伸ばした鎖を縮めつつ】
【自嘲的な笑みを浮かべた】

(――バカは、何処に‥‥)

【虚ろな瞳で周囲を見渡して】
【呼吸をする度、肩が上下に動く】
【――暴れまわった後の神殿の空気、肺に入れるのは健康に悪そう、なんて】
【鎖の少女は思いました】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 03:17:26.29 ID:yfhEW6SO
>>150(サラ)>>151(ガーディニィ)>>158(カンナ)

(……安らかに眠れ)
【目をつぶり合掌し右手を元に戻し】

【ふらりと座り込む】

[大丈夫ですか?]
【そしてスケッチブックとペンを拾いサラとカンナに見せる】

【こっちはかなりダメージを受けている】

【なんかリュックの中から触手が出てひかりんを持ち上げながら】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:19:57.23 ID:9El7D2ko
>>152
最後にあの世界でカレンダー見た時には月曜だったな…その日に俺が日本一周旅行で探そうとしていた俺の心の友の幻…というか
今にして思えばまさにこの世界だったんだろうな、この世界を歩いてるって言うか生活しているあいつらの映った幻?というか何か映りようのない映像を
俺は見て…それを追いかけたら…この森よりずっと深い森に飛ばされた…きつかった、その時にバイク無くしちまったし…

【はあ、とため息をつきながら詳しい説明をする】

で、水曜日にやっと人里までやってきて…まず腹減ったからファミチキ食べようとしたらファミマTカードがエラー起こしてさ…
そこで一悶着起こして…結局何も買わずにその場は収めたんだが…最初におかしいと思ったのがその時だったんだ
ためしにツタヤに行ってもそこでもDVD借りれなかったし…まあその時は疲れたからテント張って野宿したんだけど…

…で、昼間行動開始して、どこまで歩いて行っても、誰に何県か聞いても答えないって言うか今にして思えば
そもそも都道府県がわからなかったんだな…そこでロザリーと悪魔みたいな羽ファッションの子と出会って…ようやくここが水の国だって
分かった、と言うわけだ

【説明終了】
【そして、聞かれた事に応えようとする…ジャイアンと名乗った青年は】

…偉そう以外でか?えっと…プライド高そうで運動神経よさそうでこんな夜中に稽古する見た目に相反して意外と勤勉家っぽく初対面の相手と話すのは嫌いそうで
この世界の住人らしくこの世界の常識を持っている…後は、結構美人でスタイル良くて服のセンスは正直気に入ったけどスタイル良すぎて仮にこの場に俺が探している心の友がいたら
すぐ後ろに忍び寄られて胸を揉まれそうな奴だなー…って

【両手を前に出して前もって『抑えて!抑えて!』って感じのジェスチャーをすると】

ツッコんでもいいぞ!?『お前のダチ公そんなスケベ野郎なのか!?』って!でも怒ったらだめだぞ!?
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 03:20:51.34 ID:yfhEW6SO
>>160訂正

リュックの中から触手が出てひかりんを持ち上げながら

リュックの中から触手が出て地面につきリュックごとひかりんを持ち上げ触手が足代わりになりながら
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:23:41.21 ID:ssOS3vAo
>>156

くっははは・・・。
いやなんでもないよぅ。
【笑って誤魔化す、その顔に罪悪感は感じられない】

【料理は少しばかり多めだ】
【・・・どうでもいいが、芋料理と肉料理が多い】
先に喰ってもかまわんよぅ、俺は残りを貰うから。
【にやにや笑って、先を促す】

/Gが出てちょっと遅れた
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:26:39.32 ID:rQ.UQYDO
>>161
えーと・・・それはそれはご愁傷様でした?

【適当に纏めやがったこいつ】

プライド云々は偉そうとダブってる気がするわ・・・まぁ基本的に褒めてくれてるみたいだからいいけどね

【いいのか】

なんだか気になるわね、その変態
・・・というかそんな歩くセクハラみたいな人が心の友ってどうなの?
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 03:27:16.39 ID:NezlR.AO
>>151>>158>>160
永遠の時を地獄で過ごし
永遠の時を、苦痛で埋め尽くす。

【そう復唱をする声が、いやにはっきりと響いた】

【転がってくる靄の小爆発に足を取られながら、座り込んだカンナの傍へふらと歩み寄るサラ】
【彼女の周囲は、不思議と清澄な空気で満たされていて。傍らに居れば、呼吸は若干でも楽になるだろうか】

私は大丈夫。こっちの人が、だいぶ辛そう、……なの。
あなたは大丈夫かしら?

【スケッチブックを見てそう返答し、一つ頷いてから】
【光の姿を見据え、イエス・ノーで答えられる質問を投げ掛ける】

ヴァルトスラットや、他のみなが心配ね。

【ポツリと呟いてサラはきょろと周囲を見渡している】
【腹部からの流血は、足を伝って靴へと染み込んでゆく――前に、白い煌きと化して空気中へと消えて行く】
【多分その光景は、二人の視界にも映るはず。】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res]:2010/09/05(日) 03:29:40.70 ID:7qlKiSoo
>154
【帰り道で、彼を襲うモノは居ないだろう】

>>155,157,158,159,160,165
【他の敵等は・・・来ない。先程のが大玉だったようだ】
【恐らく、今は安全だろう――多分】 【そして、ヴァルトスラットはというと・・・】

>>ALL
んゥ・・・う?
【ヴァルトスラットは、静かに目を開け】
えっと・・・此処は一体・・・・・・いたたたた
あのモヤに連れ去られて・・・何か此処で嬲られて嫐られて、気づいたら意識が無くなっていたが
あーっと・・・・・・お前らが助けてくれたのかな・・・? ・・・ありがとう
【ゆっくり、ゆっくりと立ち上がる】

・・・よっと
なんだか・・・この場所・・・懐かしい香りがするなあ・・・
とりあえず、あの扉の奥に行ってみようぜ・・・動ける余裕があったらだが・・・
【そういい、正面の扉へと足を進める――それはとても頼りない足取りだ】

【ヴァルトスラットが扉を開けると――】
【色々なモノがある小部屋がそこにあった――実用性がありそうなものもチラホラとある】
【適当に持ち帰っても文句をいう者はいないだろう】 【また、文字のない石版も4枚ある】
【そして、部屋の奥には――おびただしい量の魔翌力を感じる美しい球が台座に乗せられていた】
【・・・だが、その球体は・・・何故か、昔からあったようには感じられない】
【せいぜい、10〜20年程度あったとしか思えないが・・・?】
【ガーディニィがまもろうとしていたのは、これだったのだろうか?】

何だこの球・・・何か凄そうだし、とりあえず貰っておくか・・・
【ヴァルトスラットがその球体へ手を伸ばして触れると――】

・・・ッ!
――――――――ッ!!
【言葉にならぬ悲鳴をあげながら、彼は非常にまばゆい光に包まれ辺りがそれによって見えなくなる】
【そして、別方向へ押される力を受けて・・・飛ばされ、最寄の壁へと激突する】

・・・・・・
【光が止むと、球は跡形もなく消え失せ・・・】
【壁に背を付け口をあほらしく開けた放心状態のヴァルトスラットが居るだろう】

【そして、神殿はいつの間にか無くなっており】 【この場所は、広大に広がる草原となっていた】
【あの部屋にあった数々のモノは、草原へ無造作におかれていた】
【しかし、神殿の入り口だった場所には洞窟内へ帰れそうな、側面に穴の開いた小山がある】
【更に、いつの間にか石版に文字が出ていた・・・が】
【石版に書いてある文字は、異世界のモノらしく・・・読むことは困難そうだ】

/時間も結構遅いですので、他の方そっちのけでかなり状況が進みます。すみません

>>154
/了解しました、お疲れ様でしたー
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:29:50.06 ID:UtBrvago
>>163

【少女の顔に、懊悩する表情が浮かぶ】
【言われたとおりに、はしたなくがっついてでも、この空腹を満たしてしまうのか】
【それとも――】

……っいえ、一緒に頂きましょう。
私はもともと、客人の身ですし、ホストを差し置いて頂くわけにはいきません。

【どうやら、プライド――というより、見栄のようなものがあるようだった】
【目を食卓に向け、もの欲しそうにしているその格好には、説得力は皆無だったが】

/ちゃんと処理しましたか><
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:36:16.80 ID:Gce4wuEo
>>166
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:36:36.98 ID:ssOS3vAo
>>167

・・・いいのかねぇ?
【一応確認する】
【「食ってもいいんじゃよ?」という某長老の声が響きそうな言い方だ】

それに、それは俺のおごりなんだがねぇ・・・。
【どうせなら遠慮するな――声には、そんなニュアンスが込められている】

/取り逃がした(´・ω・)
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:36:45.24 ID:9El7D2ko
>>164
…ご愁傷様だよ、こういうのを『ミイラ取りがミイラになる』って言うんだろ?
逆に救助される側になることほどかっこ悪い事はないよな…

【しょんぼりしながら、両手の人差し指をこめかみに当てる】

ドラの奴…あ、ドラって言うのは俺の心の友の双子の弟の方で、膨らんだ胸の柔らかい感触が大好きだと言う事を
自分は姉と違い男なのだ、というアイデンティティーにしている奴なんだ…でもそいつが強気に出れるのは胸に関してだけで
基本的にはあまり詳しくない奴だった…少なくても4年前は

【そして腕を組んで真剣な顔になりながら】

…でも、心の友足りえるいい奴なんだ…相棒同然に扱っていたノビタの奴なんかいっつもアイツを信頼しててさ…
いつか…もしかしたらこの世界のどこかにいるアイツに会ったら…きっと分かるはずだぜ、アイツはいい奴だって
あ、でも初対面では胸に警戒して置いた方がいいぞ…後ろを取られたらもう諦めるしかないが
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:41:24.46 ID:UtBrvago
>>169

くっ、悪魔の誘惑というやつは、こういうものかもしれません……!
悪魔に憑かれた人々の気持ちが、今は分かる気がします……!

【なにやらオーバーなしぐさで、ふらり、とよろめく少女】

うぅ……。

【しかし前言を撤回するつもりは無いらしく、上目遣いに、ガシャロへと恨めしげな視線をぶつける】
【あなたも一緒に食べてくれたら、万事解決じゃないですか――! といわんばかりの。そんな目である】

/((( ;゚Д゚))ガクガクブルブル
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:46:08.89 ID:KtrPZGU0
>>166

……ふぁっ!

【武器を回収したところで、魔翌力消費がピーク…強制的に、変身が解除される】
【あんなところやこんなところから、赤と緑、クリスマスカラーの血液が漏れだすス ク 水 姿 だが、羞恥心は無いらしい】
【精々、ベトついて気持ち悪い、とか。汗で寒い、とか。其の程度の事を声にもせず考えるだけ】

…時間切れと言うか、何と言うか…。
ダメージ受けると強制的に変身解除って、このテの奴の伝統なのかしらね?

【敵襲、奇襲、一切ナシ―――緊張が切れ、狂気の世界の中にも、落ち着きが生まれれば、息も切れる】
【荒い息使いで、小さな独り言を漏らしながら、ヴァルトスラットを産まれたてのレイヨウのように惰弱そうな足取りで、追うが】

―――はぁッ?

【ピカリ、爆発的な閃光は薄暗かった其処では必要以上に堪える―――眼を右手でふさいで、やがて開けた】
【赤紫の残光を伴う、視界の中に有るのは―――いちめんの、みどり?】

……幻だったってワケでも、無さそうだけど。

【順を追って巡ってくる思考、どうやら消え失せたのは神殿の形骸だけで、各種物品が落ちている事には気付く】
【美しい金色の調度品や、プリミティブな文様で縁どられ彩られた道具類などを“糸”で回収しながら、仲間の存在を確認してみるだろう】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:47:35.27 ID:Q5ycnr2o
>>166

【彼に付いて小部屋に入り】
【『こ、この際、輸血パックでも良いかなー……』なんて】
【微妙に心変わりしかけながらキョロキョロ】

【しかし、彼女の視界内にそれらしい物はなく】
【ポリシーは破らずに済んだようだ】

――…………

【複雑な気分で肩を落としていると】
【突如変容した景色】
【幻なのか、空間が移動したのか――、大気で感じようとして、止めた】
【放心状態ヴァルトスラットの方を見て】

………大丈夫か?

…………

【一つ、らしくもない心配をすると】
【残りの血を全開に使って、人体モードの再構成を開始する】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:48:22.97 ID:rQ.UQYDO
>>170
救助…といってもそっちの世界に当てはあるの?
私の知る限りこっちじゃ異世界間の移動手段は確立されてないはずだけど

【そんなことを漏らし、ジャイアンの話に耳を傾ける】

ドラにノビタ・・・ねえ。もしそんな人に鉢合わせしたらあんたのこと伝えておくわ
…背面防御はかねがね気にしてた所だしなにか考えるわよ

…さて、ジャイアン、でいいのかしら。これからどうするの?
さっき野宿した的なこと言ってたけど、生憎貸せる部屋は持ってないわよ?
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:49:49.38 ID:Gce4wuEo
>>166

…………?

【付いて行きはしたがぐてっとしていた夜行には何が起きたのかよく分からないようで】
【頭上に?を浮かべながら現れた草原を適当に見つめ、そういうものなんだと納得することにした】

あ゛ー……金目の物回収せねば居候も増えたし、な

【ポケットに入る程度の金品を適当に取り】

もうダメぽ、腹減ったし……血ィ足らないし

【そのままバタリと倒れるだろう】
【ボロボロというよりズタズタといった感じだった】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:50:33.77 ID:ssOS3vAo
>>171

くっははは・・・少しオーバーすぎやしないかねぇ。
【よろめく彼女を面白そうに眺めながら】

・・・やれやれ、強情なお嬢さんだねぇ。
【苦笑いしつつ、椅子から離れ】
【フォークを手にとる】

/サーセン、ちょいと眠気が・・・
/続きは翌日からでよろしいでしょうか・・・
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:52:32.20 ID:UtBrvago
>>176

/了解しました。こちらも実はかなり眠気の限界……。また明日、よろしくお願いします。
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 03:54:14.78 ID:V54V6nYo
>>160(光) >>165(サラ) 

わ、……ととと、っと……
……ん、大丈夫、大丈夫……

【サラの周囲の澄んだ空気を肺に取り込むと少し元気が出たのか、】
【彼女は、谷底に溜まった霞のような酷く希薄な笑みで応答しながら、】
【ゆっくりと、立ち上がったは良いものの──どうにも、その足元は覚束ない様子で】

……ふたりこそ、だい、じょう────

【──と。二人に声をかけようとする最中、サラの流血が白い煌きとなって消え行くのが目に入り】
【彼女は何故か、心配する事も忘れ、ただ「綺麗だな」等と現実から剥離した様な夢心地でその様子を見ていて──】

 (────あ……れ……)

【──ふと】
【突如、酷い立ち眩みのような物に襲われて──】

【──ふら、と】
【その場に倒れて込んでいってしまう】


>>166(ヴァルトスラット)

【──彼女が朦朧とした意識の中で僅かに感じ取ったのは、草の匂い】
【酷く希薄な現実感──神殿ではなく、いつの間にか草原にいるのだから、無理も無く】
【彼女は、じわじわと全身を犯していくその抗いようの無い疲労感に──ただ埋もれ行くだけだった】


【──「結局、何が起こったのか」】
【この洞窟探索と一連の謎に──頭を巡らせるだけの余裕は、今の彼女には残念ながら無さそうだった】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 03:56:14.81 ID:ssOS3vAo
>>177

/了解、ではこちらから呼びかけますねー
/乙でしたー
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:00:01.64 ID:9El7D2ko
>>174
…ねえよ、ドラのばあちゃんなら分かったかもしれないけど…ドラのばあちゃんは本当に何でも知ってたからな
でも1年前に引っ越してから住所わかんなくなっちゃってさ…だから日本中探してみようとしたんだけどその前に飛ばされちまった

【…特に意味もなくそのドラの祖母を頼っていたのか?それとも本当に知ってそうだったのか?】
【彼の中では後者のつもりなのかもしれないが実はあんまりアテになる情報ではなさそうだ…】

助かる、自宅が吹っ飛んでるのに死体が見つからなかったって事はつまり死んでないって事だからな
神隠しがこの世界に飛ばされる現象なのだとしたらきっと俺のようにここに来てるはずだぜ…

【やっとたどり着いた、と言った感じで拳を握ると…希望に満ちた顔で背筋を正すと】

…ああ、そこまでお世話になってしまうのは当然良くない!またテントで寝る
だが困った事がある…この世界コンビニでも円通貨の使える所と使えない所がある事が分かったのはいいから当面の食料には困らないんだけど…
それでも円が使えない店が多くって…ここの金を稼ぎたいんだ、どっかバイト募集してる所があったら次会った時にでも教えてくれよ

【そう言うと、彼は背を向けて】

こっちに行けば人里に帰れるって言ってたな…じゃあ行くよ
…あ、そうだ…最後におまえはなんて名前なんだ?
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 04:01:12.09 ID:yfhEW6SO
>>165(サラ)>>166(ヴァルトスラット)>>178(カンナ)
[本当大丈夫ですか?]
【そう見せサラを心配そうに見て】

!?
【そしてカンナが倒れたのを見て慌てて近づき】

!?
【風景が代わり草原になったのを見て】


(この石版は…)
【石版の文字を見ようとする】
【ついでに文字が異世界のクトゥルフ関連のものなら本の少し解読できるかもしれないが、勉強不足のためやはり難しいかも】
【まあ可能性は低いが】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 04:05:59.99 ID:NezlR.AO
>>166>>178>>181
どういたしまして。
無事なようで良かったわ、ヴァルトスラット。

【にこりと微笑みかけるサラであったが、その笑みは矢張り何処かぎこちない】
【着いて行きたいとは思うものの、その場からは動かず、じいとひたすら待って】

ええ、私は本当に大丈夫よ。
ほら、意識だって有るし、会話も確りと成立しているでしょう?

【心配する光に、サラは至って平然とした様子でそう告げる。本当は苦しいほど痛いのに、優しい嘘を吐いた】
【それから、立ち上がったカンナが倒れ込む様子に僅か目を見開き、然しそれ以上憔悴することはない】
【サラは屈み込んで、汗で湿っているだろう彼女の髪の毛を撫でながら】

――全力、だったものね。
お疲れさま。ありがとう。

【言葉と認識出来るかどうかは判らないが、労いの言葉を一つ二つ】
【腹部からの流血が収まっていくと共に、血液から成る煌きも消えていった】

んっ……!
……此処は、一体……?

【まばゆい光に目を眩ませ、次に視界が晴れれば其処は神殿でなく、だだっ広いだけの草原】
【さも不思議そうな表情で辺りを見渡しつつ、付近に落ちている品は適当に掻っさらっていく】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 04:09:40.48 ID:7qlKiSoo
>>172
【神殿は幻だったのだろうか?】 【それにしては、壁などを剥がせてしかも盾とできたり・・・謎だ】
【問いても、答えるものは誰もいない。知る者も、此処には居ない】 【誰も。】

>>173
・・・・・・あ、ああ・・・大丈夫だ、多分な
【声をかけられ、我に返ったようだ――が、あまり良い表情ではない】

>>175,178
・・・今の俺じゃあ、どうしようもない、すまん。本当に
消耗もあるが・・・何故か・・・すごぶる魔翌力の調子が悪いからな。 さっき、モヤになぶられたせいだと思うが

>>181
【石版の文字は、クトゥルフ関連でもなさそうだ。 解読は難しいだろう】

>>182
ああ・・・どうやら、無事・・・ではないけど、何とかなったぜ
【草原は、本当にただの草原だ】 【それこそ、神殿があったことすら感じさせない程の】

>>ALL
さて・・・此処にあるモノ・・・欲しいもの適当に・・・持ってって良いんじゃないかな・・・?
で、帰る準備が出来たら・・・帰ろう  ・・・奥に何があるかも分かったしね
えっと・・・帰る気力がない人は、後で俺の同居人が・・・回収してくれると思う、・・・多分
今の俺が運ぶのは無理だ、・・・戻るので精一杯だ・・・すまない、・・・放置扱いになるけど・・・必ず、回収してくれるはずだ
本当にすまない・・・
【そう言いながら、ふらふらとした足取りで帰路に着く】

【帰り道――】
【モヤは一切出てこない】
【道中にあった、2つの扉は何故か消えていた】

【彼の家の外に出ると――】
皆・・・今日は協力本当に・・・ありがとう!
約束の物は、・・・既に用意してあるから・・・皆に配るぜ
【そう言い、10000貨幣x5枚と、回復薬1ダースの入ったダンボール箱を皆へ配るだろう】
【・・・意外とコンパクトで軽いので、負担は少ない】 【先に帰った双葉にも、恐らく誰かが渡しただろう】

もう一度言うけど・・・ありがとう!
・・・後、自宅に帰るまでが探索だからなッ、道中気をつけろよ!
【そう言って、近くの椅子に座り、皆の様子を見るだろう――】

【――――彼の体調が何だか悪そうだった。 それは、ダメージのせいではなさそうだった】


/イベントの本編はこれにて終了です
/進行がgdgdな為に遅い時間まで伸びたり、そのせいで最後のほうが恐ろしく駆け足になってしまい、本当にすみません
/ともかく、拙いイベントに参加してくださって本当にありがとうございました!

/この場で得られた物は、後ほどイベントスレに書き込みます
/欲しいものを適当に持ち帰ったことにしてくださるとありがたいです。項目には「お好みの物(適当な量)」もあるらしいです
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:12:53.12 ID:rQ.UQYDO
>>180
そのドラの祖母とやらを知らないからなんとも言えないけど…つくづく運が無いわね、あんた

【若干の同情と憐憫を込めつつ、やはりざっくり言い捨てた】

まあ天にでも祈るのが良さそうだけどね、ともかく探してみるわよ

【バイト云々の話を聞いて何やら思い出したような表情になり】

バイト…ああ、一応これをコレを渡しておくわ。適宜?随時?まあバイト募集もやってるから参考にでもどうぞ

【そんなことを言いながら邪気眼喫茶『Phosphorus』のチラシを投げ渡す
無駄に綺麗な軌道を描いてジャイアンの手元に収まるだろう】

私の名前?蛍川翠、翠でいいわよ。そのチラシの店で時々働いてるから用があったら来るといいわ

【青年を見送りながらそんな自己紹介をする】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:17:27.13 ID:9El7D2ko
>>184
…ドラのばあちゃんはマジですごい人だったぜ?だが…この場で説明し始めたら…
多分お前は半分も聞けないうちに眠くなると思うぞ、夜なんだから…昼なら話してやれるけど
【真顔でそんなことを言うが…どうすごい人間か本当によくわからない】

【そして、チラシを受け取ると…喫茶店である事が分かる】

…喫茶店か…デザートとかもあるのかな
ノビタの奴パティシエになりたいって言ってたからなあ…そう言う所で働いてるかもしれねえな

…まあ、いろいろありがとうな翠!じゃあまた縁があったら会おうぜ!

【じゃあな!といいながら彼は去って行った】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー
/こんな遅くまで…お疲れ!
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:21:03.36 ID:KtrPZGU0
>>183

【回復役を早速一本呑む…残り、11本】
【多少は体の調子が良くなり、糸の張りも多少は良くなった】

うーっ、痛たたた、た…。
とはいえ、人の家で寝るのは苦手…ねぐらまで、帰ろうかな。

【まだ何人か、話しておきたい相手はいる…が、自分自身も然程余裕がない】
【リーズが、自分の事をサージに伝えてくれる事を信じつつ、その場を後にする】
【ダンボールと、戦利品……そう言えば、これは誰に対するお土産だったのだろうか?】

【―――次回を……別に、待たなくても良い】

/眠気限界故に、ここで失礼させて頂きます!
/本日は楽しいイベントを有難うございます&参加者の皆様も乙でした!
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 04:23:50.64 ID:V54V6nYo
>>181(光),>>182(サラ),>>183(ヴァルトスラット)

【すう、はあ──と、明け方の波打ち際のように、ゆっくりと上下する胸元】
【地に伏した彼女の呼吸はとても深く、暫くはその場から動きそうにはなかったが──】

 ────…………

【恐らく、意識は未だ消えず、近付いてきた二人の気配に気づいたのだろう】
【大丈夫とでも言いたげに、髪を撫でる小さなサラの手にそっと自身の手を添えようとして】

──……私は、ここで、大丈夫だから……
……ありがとね────

【そう言って、時折肌を撫でる夜の涼風が心地よくて──】
【しばらくはそのまま、その草原に転げてるいるだろう】


【──やがて元気を取り戻せば、また立ち上がって、歩き始める】


//お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:25:02.61 ID:rQ.UQYDO
>>185
…それは是非とも遠慮したいわね。素直に別の機会にして貰うわ

【延々自慢話(の様なもの)を聞かされる様子を思い浮かべてちょっと苦い顔】

此方こそ、また機会があればどこかでねー!

【言いながら手を振ってジャイアンを見送った】

/お疲れ様でしたー!そしてお休みなさーい
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 04:26:29.74 ID:yfhEW6SO
>>182(サラ)>>183(ヴァルトスラット)
[会話ができたり意識があるだけでは大丈夫とは言えませんよ。本当に大丈夫ならいいんですが]
[それでは私は一足速く帰ります]
【二人にそう見せリュックからの触手で移動し去っていった】

/皆さんお疲れ様でしたー
/ではおやすみなさい
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 04:27:28.82 ID:yfhEW6SO
>>189追加
>>187(カンナ)も追加で
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:27:56.10 ID:Gce4wuEo
>>183

んー……まあ立てる、かな
少なくともアタイは、だけど

【ふらつきながらも立ち上がる、まあ半ば精神力だけで立っているような物だが】

ふうう……

【疲れた様子で家の外まで出て行き】
【受け取ったダンボールの中身から回復薬を5本出し、飲む】

ま、血の足しにはなるだろ――――?

【そう簡単に成るわけもなく、またその場に崩れる】

兎も角お疲れさん、報酬も頂いたしこれで十分

【大きく息をついて回復に専念し始めるだろう】

/主催者さん、参加者さん乙でしたー!1
/さて風呂に入ってきますっ
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:28:13.39 ID:Q5ycnr2o
>>183

……そう、か?

【あまり大丈夫では無さそうで、余計に首を捻って】
【―――人体の構成が終わったようだ】
【これで本当に、活動分しか残っていない】
【あとは三人の内の誰かに会って、今回を終えるしかないようだ】

(―――血を詰めた皮袋…、こんなに一杯あるのにな…)

【帰り道、頭を掠めた正しき考え】
【ぶんぶんと首を振って追い返す】
【綺麗な鉱石類に、ほんの少し、手を伸ばして】
【家の外】

【貨幣だけを受け取って】

…私は、こういったものを使わないから……
お前が全部使え
……具合悪そうなのは、気のせいじゃないだろ…?

【小さく呟きながら】
【ズズッ...とダンボールを返還する】

代わりに、鉱石を少しだけ貰っていくぞ
……綺麗だしな

【手に持ったウィンドミウムを見せて、はにかむと】
【そのまま何処かへ歩き去っていくだろう】

【―――少女にとって初めての団体行動は、そんなに悪いものでも無かった、らしい】


/お疲れ様でしたー!
/凄く楽しかったのですよ!ありがとうございました!
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 04:38:36.39 ID:wYqzN2so
【風の国、囁きの森】

【月も傾き、太陽に空の支配権を譲り渡す用意を整えようかというこの時間】
【ひそかに森を歩く者が居た】

【奇妙な事に、その人物からは、一切の音がしない】
【背の高い草にぶつかろうと、よろけて強く地面を踏みつけようと】
【その人物の居る空間から外へ、音は出ていかないのだ】


【やがて、その人物は、一つの館に辿り着く】
【二階建の、然程大きくは無い館。建築様式は数十年前の物だろう】

………懐かしいですねえ、此処も

買い手が付くたあ思いませんでしたが………どれ

【その人物は、上着を玄関前に脱ぎ捨てると、扉に触れて】
【すうと溶けるように、閉じた扉の中へと消えていく】


資料の大事な所は抜き取っておくとして、それだけじゃあつまらない
……………ちょいとばかり、悪戯しましょうかねえ


【やがて、館の内部からは、何かが動きまわる様な気配が発され始める】
【窓枠を揺する音、廊下を這いずる音。その様な音に混じって】

……私は作って見せる。どんな物でも、例え死人だろうと

アッハッハッハッハッハッハッハッハッハ…………

【女性の高らかな笑い声】
【玄関先に脱ぎ捨てられたラボコートが、森の囁きに答えるように揺れていた】


/絡み不要
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 04:42:34.48 ID:NezlR.AO
>>183>>187>>189
【添えられた手は、確かにあたたかく感じられた】
【少女の手。生者の手。ヒトの、手】

それでも、私は大丈夫だから。
……ええ、わかったわ。
二人とも帰り道、気をつけて……ね。

【ここで初めて、サラはごく自然な人間味のある笑顔を見せる。】
【名乗らないのは、きっと次があると信じているから】

どういたしまして。
こちらこそありがとう。
……何それ。遠足?

【ヴァルトスラットの言葉に、くすり、と実に可笑しそうに笑って】
【靄も扉も存在しない洞窟を抜け、ダンボールを受け取るとそのまま帰路に就いた】
【……家に帰れば、きっとまた怒られるんだろうな】
【なんだか嫌だな、と、その足取りは何処か遅々としていて】

――永遠の時を、苦しみで埋める……。

【事も無げにポツリと呟いたのは、帰路の途中でのこと】
【帰宅したら、案の定怒られたなんていうのは、また別のお話かもしれない。】

/皆さんお疲れ様でしたあああ
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 10:27:58.03 ID:T2iZnbso
【水の国 山麓】

【山間の奥深く炭鉱入り口と思しき場所に腰掛ける、一人の”ごく普通”の少女】

【その少女は熊爪の首飾りを掛けて少し背の低く、緑のカーディガンを羽織って紺のワークパンツ】
【髪は黒のセミロングで水晶の花飾りを付けて、カーディガンの胸元には≪No.10≫”のワッペンの】

【どこにでもいる、”ごく普通のナンバーズ”】

おぉ、これが・・・噂の「新月琥珀」ですね・・・

【卵程度の琥珀色の”それ”を手に取り空へ掲げて、太陽に煌かせて】

シェン議員に良いお土産が出来ましたよー
喜んでくれるかなー、喜んでくれたらいいなー

そうすれば発掘隊を派遣してもらって・・・本格的に発掘が・・・

【ニコニコ嬉しそうに新月琥珀を右手に包み、腰にかけたバッグへ大事そうに仕舞いこんだ】

【能力者が魔翌力を込めることにより、擬似的であれど「宝玉」と同程度の性質を得る「新月琥珀」】
【機関所属の無能力者へ新たなる戦力となるであろう期待を込めて、「よっ」と立ち上がった】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 10:34:57.53 ID:1zFieRs0
>>195
【その近くから・・・何か、足音が聞こえてくる】
【その足音は何処と無く重々しい、音ではなく雰囲気が】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 10:40:43.67 ID:T2iZnbso
>>196

ん?だれか・・・いるんですか?

【立ち上がった少女は、警戒して周囲を見回して】
【「なんだか嫌な予感がする・・・」と気を引き締めて】

【新月琥珀を仕舞いこんだバッグへ、そっと手を添えた】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 10:42:38.66 ID:0HVdy9Mo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 10:43:28.82 ID:1zFieRs0
>>197

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【俯いた表情で重々しい足とりでその場に近づく】

【以前燃える剣で襲い掛かったこの男は何故か以前の勇ましさも覇気も無く】
【以前と違いフードを被っている】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 10:49:15.51 ID:T2iZnbso
>>199

(うわ!あの男・・・・あの時の暴漢!)

【驚き声を押し殺し、いつかの苦々しい戦闘の記憶を思い起こした少女は】
【この男に見つからないようにと、さっと木の陰に身を隠す】

(せっかく新月琥珀を手に入れたばかりだってのに・・・ここで戦闘はまずいなぁ・・・)

【「俯いた表情で歩いていたならば、きっとまだ見つかっていないはず」と】
【ほのかに甘い期待を胸に潜めて、木の陰で息を潜め―――】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 10:51:56.60 ID:.993f2Y0
【――街中】
【平和な朝の町。其処の一角に、全く不可解な場所が出来上がっていた――……】

【街の中心からは少々外れた、小さい広場のようになっている、人々の憩いの場】
【其処が――如何なる理由か、不思議な色の光に、覆われてしまっているのだ=z
【当然、普通の人々は近付こうとはしない。そそくさと其の場を離れ、逃げるだけだ】
【魔翌力に敏感な諸君なら、判断できるだろう――この光、魔翌力とは少し違う=z
【そして、そうでない人々も、分かるはずだ。明らかに異様な雰囲気である≠ニ】

【――――異質の中心に、其の場の主のようにして、幽鬼の如く立つ影が、ひとつ】


――――


【……外見は、何と云う特徴もない、極々ありふれた18歳程度の少女である】
【腰まで位の長さの、漆黒の髪。暑いからか、白いワンピースを身に纏っている】
【ただ、異質といえば――瞳が閉じられている事∞表情が存在しない事=z
【そして――――右の手に握られた、ありふれた包丁=c…といった所か】

【現状、誰かが襲われた――という様子が無いのは、幸運な事であろう】
【恐らく、一般の人々がこの魔翌力に飲み込まれてしまえば、唯では済まないはずだ】

【外から見た限り、この少女に異様な場≠作る能力など、無さそうに見えるが】
【確かめるには、周囲に展開されたこの魔翌力の中に、踏み込むしかないようだ――……】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 10:55:42.76 ID:1zFieRs0
>>200
・・・あまりに惨め、あまりにも無力・・・
【ブツブツと小さい声で】
【フードから覗けるその表情は放心したそれだ】

・・・
【さながら幽鬼のようにゆっくりとした動きで、彼女が隠れた木の方向へと体を振り向ける】

誰、だ・・・?
【誰かが居るような気がしているが確証をもてないといった顔だ】
【確証が持てないのは相手が隠れているからか、それともいつもより感覚が鈍っているからか】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 11:03:07.38 ID:T2iZnbso
>>202

(惨め?無力?・・・独り言かなぁ・・・)
(って!げげぇ!見つかった!?)

【木の陰越しに尋ねる男の声に、思わずドキリとして胸を押さえ】

誰かと聞かれて・・・応える人はいません!

【陰からチラリと顔を覗かせてしっかりと返答】
【彼ならば聞き覚えのあるだろうか、かつてのスノー・ドロップ、もといハルの声を】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 11:07:00.85 ID:1zFieRs0
>>203
・・・しっかりと応えてるだろうが・・・
そして顔まで見せている
【普段の彼ならそこで呆れの表情の一つも見せようものだが】
【放心したような表情が変わらぬままだ】

・・・「草陰ハル」、か
【名前をやけに強調する】
【そこには何か思惑がありそうで】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:07:35.83 ID:pLOLaYSO
>>201

―――何だ・・これ・・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年がやって来る】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
【その左手には刀が握られている】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 11:09:15.61 ID:.993f2Y0
>>205
――――

【――異界≠フ主は、気付かない。気付く様子が無い】
【恐らく、彼が其処に踏み込むまでは――……】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:15:51.57 ID:T2iZnbso
>>204
【「かつて自分を襲った暴漢は、なぜか自分の経歴を疑っている」】
【「またその名前か」と内心苦々しく思いつつも、それ以上に気になるのが男の様子】

で、いつぞやの暴漢魔のライクなんとかサンでしたっけ・・・
こんな山奥で何のようですか?

「惨め」だの、「無力」だの・・・
あの時の傍若無人っぷりからは大分牙が抜かれたご様子で?

【「今日は発掘調査に来ただけでだから、この男とのイザコザは避けたいなぁ」と】

【いまだ少女は男を警戒して木の陰から顔を覗かせたままの状態で】
【そんな期待を込めての、さりげなくの話題投下―――】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:16:11.12 ID:pLOLaYSO
>>206

・・・行ってみるしかないな
【とりあえず、先ずは一歩】
【恐る恐る入り込んでいく】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 11:20:41.94 ID:.993f2Y0
>>208
【――彼が異界の中に入った、其の瞬間】
【恐らく、彼の中に流れ込んでくるのは――狂気≠ニいう感情だろう】
【其れも、一瞬眩暈を覚えてしまうほどの――】

――――

【異界の中には彼女しか居ないはずなのに、まるで何千もの目に見られているかのような感覚】
【其れが、この空間の異質さを、物語っている】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 11:23:03.17 ID:1zFieRs0
>>207
【機関員シェン・ロンドから情報を得ている】
【故にほぼ確証を持った状態で相手を草陰と呼べる】

ライク・ヴェルトゥス、だ
用事があってここに来たわけではない、が・・・そうだな、草陰ハル。お前には用事がある
【懐へと手をいれ】
【ガサゴソと暫く手を回した後、探し物が手に当たったのか懐からそれを取り出す】

牙が抜かれている?まさか・・・単純に顎が開けられずにその牙が見えないだけだ
【あくまでも自分は闘うという行為を完全に捨てていると言うわけでは無いと】
【まぁ少なくとも顎が開けられなければ牙も現状では役立たず】


【懐から取り出したそれは録音機】
機関員シェン・ロンドからの伝言だ
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:31:34.96 ID:T2iZnbso
>>210
用事が無いなら夢遊病の気でもあるんじゃないんですか?
機関の良いお医者さんを紹介しますよ?

火の国に居る、ドクターなんですけど、これがまたなかなかの凄腕で・・・

【少女は頬に手を当て、首をかしげ】

って、シェンさんのメッセージ?
わー、なんですかなんですかー

【「なんであなたがそんなメッセージ持っているの?」という疑問は置いておいて】
【興味深そうに木の陰からヒョッコリ身を乗り出す】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:31:45.33 ID:pLOLaYSO
>>209

・・・何・・こ・・ぅうぅ・・ああぁあぁ・・?!
【中に流れ込んでくる狂気に苦しみ】
【少し耐えきれず一歩引くが】

【また前に一歩、また一歩と進みだす】
【何の妨害もなければ少女の近くまで進むだろう】

213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 11:34:53.16 ID:.993f2Y0
>>212
【――歩くたび、障壁のように狂気は強くなってくる】
【頭痛や眩暈などが、直接的な症状として現れる事になろうか】

――――

【少女は、無表情のまま。目も開かないままだ】
【そして――包丁を、自分の体の前で大きく振った】
【すると、一発の衝撃波が、少年へと向かって飛んでいく――】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 11:38:41.06 ID:1zFieRs0
>>211
寝ながらここに来たというなら否定はしないが俺ははっきりと意識を保って此処に来ている
機関の医者など信用性の欠片も無い、却下
・・・
【火の国ということで、以前ブレイザーシティに潜入した際遭遇したナンバーズ、奇妙な笑い方をしているおっさんを思い出したが】
【あまり気持ちの良いものではなかったのですぐ頭から消した】


【身動きは殆ど無く、ただ静かに再生ボタンを押す】
『―――スノー・ドロップは草陰 ハルであり記憶喪失者だ』
『どこぞの素敵な悪の天才にNo.10であると吹き込まれている』
『厄介なのは本人がそれを信じて疑わない事―――』

【何処ぞの悪の天才とは恐らくカリナトゥスのことであろう】
【そしてその厄介さはこの録音機を持ったこの男がある意味良く知っている。恐らくは・・・】

・・・さっさと機関から退いて欲しい、とも言っていた気がするな、「草陰ハル」
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:45:26.79 ID:pLOLaYSO
>>213

(くッ・・・だ・・駄目だ・・耐え・・・ろッ・・!!)
【頭痛や目眩に苛まれながらも何とか正気を保っている】
【そして】

・・貴女・・ここで一体何を、これは一体何d――――!!
【狂気に耐え途切れ途切れに聞くも、そこまで言いかけた所で】
【衝撃波が少年の体を直撃する】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 11:48:43.47 ID:.993f2Y0
>>215
――――

【答える事は無い。少年に衝撃波が直撃しても、何ら反応を見せず】
【其れが当然であるかのように、其処に居るだけ】

……たちされ

【明らかに少女の其れではない声と同時に――少年の足元から、手が生えて】
【少年の脚を掴もうとする。掴めたら、外へと引きずり出そうとするだろう】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:52:46.95 ID:pLOLaYSO
>>216

うわっ?!
【少年の足を生えてきた手が掴み】
【少年はそのまま、狂気の外に引き摺り出される】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 11:56:09.92 ID:T2iZnbso
>>214
【ふんふん、とそのメッセージを木の幹に手を付いたまま聞き、少女は「ふぅ」と項垂れたまま一息付くと】

えーと、なんですかそれ?まるでカリナさんが悪者みたいな扱いですけど、まぁ、世間一般的に見て機関自体が敵である点は否定もしませんが、そうそう、メッセージ、「カリナさんが私をだます」だなんて?カリナさんが私をだますなんてそんな訳ないじゃないですか、そもそもわたしは生まれながらの機関員、ナチュラルボーンな機関員ですよ?冗談は良子さんですよ、今は4月1日じゃないんですよ?まぁ、100歩譲って、仮に、仮に私が本来は街の花屋の小娘で、今の機関員の姿が偽りのものだったとしましょうか、ではそうするとカリナさんが私を夜の国に連れて行ったのは一体なんの目的ですか?ただの街の小娘に多額の給与と各種機関の任務、数え切れないばかりの武器兵器、機関の機密情報に触れさせて貰える権限、それに見合う対価、そう、「ただの街の小娘を仲間にする」ためのメリットがないじゃないですか?まぁ、一時的に工場襲撃任務に失敗したときに多少の記憶が混乱したことはありましたが、それも大局的に見れば些細な問題ですよ、だってカリナさんは優しい方だから、任務に失敗した私を咎める所か励ましてくれた方ですよ?

それになんで暴漢魔のライクなんとかさんが、シェンさんのメッセージを持っているんですか?第一あなたは機関外部の人間、むしろ私達とは対極に位置するような人じゃないですか?まさか「シェンとは共に剣の腕を競い合った好敵手・・・ライバルなんだZE?HEY!Yo!」なんて寝言を言うつもりですか?本格的に火の国のドクターを紹介して差し上げますよ、ちょっとヒーロー番組が好きなだけで、まぁ、ほかは別段普通のお医者さんですけど・・・あぁ、彼はたしか専門は生物化学、なんて言ってましたっけ・・・だったら今回の症例とはあんまり関係ないですね、でもためしに行って見たらいいと思いますよ?紹介状くらいは書いて差し上げますから・・・えぇと、なんでしたっけ、あぁ、シェンさんのメッセージでしたっけ!そうそう、第一彼はこれからの機関を背負って導かれる方ですよ?あなたみたいな街のフリー能力者と係わり合いのあるはずもないじゃないですか?ちなみにシェンさんはイケメンです。そうだ、どうせそのメッセージだって、どこかの変身能力者が私をだまそうとして吹き込んだ偽メッセージじゃないんですか?それともハイテク技術で合成音声を作ったとか・・・あぁ、後者のほうがよっぽど考えられますね!

という訳でそのメッセージはフェイク!

【少女は一息にそう告げて、顔を上げる】



       <○>  <○>



【瞳に光りも無く生気の感じられないその両目で、ただボンヤリとライクを見据える】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 11:57:56.62 ID:.993f2Y0
>>217
――――

【恐らく、こうした排除≠フ機構が、組み込まれているのだろう】
【結界の外までは、手も少女も追っては来ない】

【――この後どうするかは、少年の自由である】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:01:59.32 ID:0HVdy9Mo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:09:15.62 ID:pLOLaYSO
>>219

クソッッ!――・・もう一回だ!
【少年はまた進みだす】
【狂気の中へ――】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:13:07.70 ID:0fhZlToo
>>221
――――

【矢張り、狂気は変わらずに、少年の中へ流れ込んでくる】
【――悲哀のような感情と、ともに】

【そして。先程と同じ様に放たれる衝撃波――】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 12:15:26.38 ID:1zFieRs0
>>218
少しは落ち着いたらどうだ?・・・
悪の天才とは言ったが・・・誰もカリナトゥスとは言っていない。
街の小娘を仲間にするメリット?・・・世の中には100よりも1を大事にする人間も居るのだ
何分あのカリナトゥスのテレビ放送を見る限り大分トチ狂っている最低のド畜生女って事は確か。
多額の給与も機関に関連する事もカリナトゥスにとっては些事な事なのだろうよ。
そしてその優しさは記憶を失ったところを上手くつけこみお前を手元に引き寄せる為の物と

これらは推測だが・・・記憶の無いお前がこの推測に確証を持った反論はできまい

シェン・ロンド・・・確かに彼とは敵対関係だな、だが敵対関係だからって言葉も交わさず会う度に剣を交えるだけ、とは限らないのだ
実際、彼とは何度も会っているが実際に剣を交えたのは二度のみ。して、俺は機関なんと言う悪党組織からライバルなんざ輩出する気は無い
フリーだろうと・・・騒ぎに駆けつけ機関の支部に突っ込めば何度かは出会うこともある

俺にはそんなハイテク技術も変身能力を持つ知り合いも何一つとしてないぞ
【淡々と落ち着いた様子で】
【無視すべきところと思った点に関しては無視。それ以外に関しては冷静に反論を述べていく】

・・・お前のその必死さと長い台詞がな
俺の流した録音が嘘ではないという事を感じ取り、動揺しているという事をはっきりと示している


/遅れて申し訳ない
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:28:10.80 ID:pLOLaYSO
>>222

【少年は進み続ける】
【だがもう狂気に抵抗が無くなった、と言う訳でもなく】
【何とか流れ込んでくる狂気に耐えながら、一歩一歩を踏み出している】

【そして衝撃波も、無理やりにでも前に進む事で耐え抜く】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:33:38.75 ID:pLOLaYSO
>>224

/訂正。
/【そして衝撃波も、無理やりにでも前に進む事で耐え抜く】
→【そして衝撃波も、無理やりにでも前に進む事で耐え抜こうとする】

226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:33:40.29 ID:nTkryWko
>>224
――――

【結界の少女の、次なる手は】
【――包丁を、上へ向けて放り投げる】
【その包丁から、雷が少年へ向けて発射された】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:41:46.78 ID:UtBrvago
>>176

【ガシャロが食事の用意を始めたのを見て、ようやく少女も卓に付く】

強情といわれても、ですね。
衣食足りて礼節を知る、とは言いますが、人はパンのみにて生きるにあらずとも申します。

【元の世界の言葉なのだろう、よくわからないことを早口にまくしたてて】
【少女も、小さな手にフォークを握りこもうとして――すっ、とその手を引っ込めた】
【まぶたを閉じ、合掌する】
【神に祈りを捧げる敬虔な信者、その厳かな雰囲気が、急に少女の周りに漂う】

主よ、我らを祝し、我らの食せんとするこの賜物を祝したまえ。
父と子と聖霊の御名において……エイメン。

【最後に右手の中指で、小さく十字を切り、しばらく黙祷する】
【数秒ほど、彫像のように固まっていたが――】

さぁ! 食べましょう!

【ぱっ、と目を見開けば、もうそこには、腹をすかせた少女がいるだけだった】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:43:05.37 ID:A76L.hMo
>>223
やっだなぁ、私は十分落ち着いていますよ?このまま健康診断センターに行って脈拍数をカウントしても、通常時となんら変化無いくらいですよ。まぁ、悪の天才といえばカリナさん、カリナさんといえば悪の天才・・・これは世の常識、世の習い、彼女の働きっぷりを見ていればおのずと分かります。それに機関に「天才」の名を冠した方はたくさんいらっしゃいますが、文脈的にカリナさんと判断しました、だってカリナさんが一番私の身近にいる天才ですから。あと、聞き捨てなら無いですね、なんですかド畜生って・・・そんな風に人のことを評価するのは良くないと思いますよ、「人から言われて嫌なことは人に言ってはいけません」って幼少期にお母さんから習わなかったんですか?この機会に覚えておくと良いですよ。それに「給与も機密情報」も些細なことって・・・いくらなんでも機関を過大評価しすぎじゃないですか?いくら機関が強大で強靭な組織と言えども、結局はピラミッドで成り立つ通常の組織ですよ。その成立や目的に多少の差異はあれど、なんとか株式会社やなんとか有限会社と変わりありません。だってそうでしょう、まさか部外者を入れて会社の金庫や新製品の秘密を喋りますか?ないない、ありえない!ノストラダムスの大予言が的中するレベルでありえませんね!

それで、シェンさんですね、私も直接会ったことは一度しかありませんが、あなたみたいな方と敵対的であれ係わり合いがあるという点にびっくりです。さっきもお話したように、シェンさんはこれからの機関を背負って立つ方、何ゆえにあなたみたいな人と支部防衛戦で戦っておきながら生かし続けておいたんでしょうか?私にはその点がはなはだ疑問ですね。そうそう、「剣はペンよりも強し」なんて諺がありますよね、今のあなたにピッタリだと思いますよ?その能力を生かして剣を捨てて新聞屋さんにでも転職されたほうがよろしいかと・・・あぁ、別に私はあなたのことが嫌いでこういっているんじゃないんですよ?正直前回の森で襲われたことを踏まえれば「好き」「嫌い」「どうでもいい」の分類上「嫌い」に分類されますけど・・・でもそういう「正義」を全面に押し出す方って最近少ないじゃないですか?ダークヒーローが流行っているっていうか、そういうのは時代の風流にそぐわないっているか・・・あぁ、でもあなたも十分アンチヒーローですね、この点は先に謝りますよ、アンチヒーローのライクなんたらかんたらさん・・・

で、それで変身能力者やハイテク機器で使っていうメッセージで無いとすると、なんでしょうか?逆にシェンさんが変な勘違いされてるんじゃないんですか?だって、私の所属する夜の国支部って「口頭報告主義」なんですよ、だからペーパーベースの書類はほとんど無いんです。第一シェンさんの所属する水の国支部と夜の国支部って、位置的にも離れているじゃないですか。機関へ所属するナンバーズやノーナンバーズ、果ては機関議員や末端の構成員まで、とてもじゃありませんが数え切れません。それこそ砂漠に落ちている砂金を粒を一つ一つ拾うような根気の要る作業でしょう。実際に私だって機関の人数なんて把握し切れませんし。それで、なんでしたっけ・・・あぁ、私の正体でしたっけ・・・それ、単純にシェンさんが勘違いされてるだけじゃないですか?どうせ街で花屋やっていた私を見て、それから機関に復帰した私を見たから「カリナさんにだまされて機関にはいったんだなぁ」って勘違いしたんですよ!そうですよ!それ以外考えられませんね!ならさっそく私はシェンさんのところへ行かねばなりません!ちょうど新月琥珀のお土産もありますし!

【多少の早口であれど、その声に抑揚は無く】
【相変わらずの光の無い眼でライクを見据える】

【淡々と言葉をつむぐ姿、さながら彷徨う幽霊か】

【いずれにせよ、少女の言いたい事は―――】

シェンさんは勘違いしています

カリナさんは悪くないし、私は正真正銘の機関員ですよ?

【真っ直ぐに相手を見つめて、ニコリと笑い、そう結論付ける】

/遅れてごめんなさい!
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:43:25.10 ID:pLOLaYSO
>>226

雷?!
【少年は歩むが走りに変わる】
【それによって雷から逃げ切るつもりのようだ】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:52:03.21 ID:ssOS3vAo
>>227

だが、礼節だけでは腹が膨れないのも事実だよぅ?
そういうのに縛られて命落とすのが、一番もったいないと思うけどねぇ。
【人生は楽しめ、とばかりに言い放つ】
パンだけでは・・・ねぇ。
【言葉に関しては・・・理解できているのかどうか】

(・・・やはり聖職者だねぇ)
【祈りをささげる少女を見て、確かにそう思う】
【やがて、それは終了し・・・】

・・・それじゃ食うかねぇ。
【ゆっくりと食事に手をつける】
【終了までキンクリ?】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:53:10.84 ID:tIjRDp2o
>>229
――――

【雷は、無事回避されるだろう】
【少女は包丁をキャッチし、次なる手を――】

【――然し】

「Persona non grata――好ましからざるもの――=v

【中性的な声が響くと同時に。狂気の異界が、解けて消えて行く】
【――其処に、現れたのは】

――実験1は終了。
――次なる場所に、移動する

【聖職者の服装――教会℃w定の其れをを身に纏う、160cm前後の身長の人影】
【目深に被られたベールや服装の所為で、其の人物の人相、年齢、性別すら判断する事は難しく】
【何処か静謐で空虚な雰囲気を醸し出す其の人物は――まるで幽霊や妖怪の様にも感じられる】
【――……否。実際、彼/彼女の右手からは――希薄だが、妖力≠フような物が、洩れ出していた】

【其の人物が、少女を掴むと同時に、ぼふんと――白い靄が生じて】
【晴れた頃には――二人の姿は無いだろう】

/申し訳ありません、用事落ちです……お疲れ様でした。
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 12:55:58.14 ID:pLOLaYSO
/了解しましたとも!
/乙でした!
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 13:03:01.08 ID:1zFieRs0
>>228
あー・・・
部外者を入れて、じゃ無く。部外者を入れたいからそういう行為に及んだ、と言って居るのだが・・・
大体あの頭が無いと言って過言で無い組織にな、機関と言う組織自体の根幹に差支えがあるような機密情報があるものか
頭が無いとか組織としての目的が無い、これはシェン・ロンドの言葉


何であいつと戦って俺が生きてるかって?簡単な話だ。
一戦目は俺が勝ち、二戦目はあいつの部下の訓練につき合わされただけで殺し合いをしたわけじゃないからだ


口頭報告主義、何の証拠にもならない、お前が昔からの機関員という証には何も
そんな言葉では俺の持つシェンからの証拠は覆らんよ。お前の言う状況証拠と物的証拠じゃあな・・・

・・・あぁ、そういえば録音のとおり言っていたな、ロンドの奴も。
「厄介なのはそれを信じて疑わない事」・・・盲目的な奴の言葉など幾ら重ねようと虚偽にしか見えない
盲目的なのは・・・お前に記憶が無くそれにしか縋れないと思っているからだ。そこを上手くつけ込まれ悪の天才に騙されているに過ぎんよ
【幽鬼のような表情に放心したかのようなそれに少しばかりの熱が帯びる】
【この必死さから見て・・・こいつは・・・】

カリナトゥスは悪党だ、正真正銘の。あいつのテレビでの悪行を見る限りアレの言葉を信じるなどもってのほか
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 13:07:08.53 ID:cXpvZsAO
【公園】
【ベンチに座って本を読む人影がある】

…ふぅ、暑いですね

【モノクルを着けた緑色の鱗に覆われている上顎と下顎が龍のように前方に突き出た顔】
【漆黒のタキシードを身につけたいわゆる『竜人』と呼ばれる種族の男性】

…借りずに図書館で読むべきでしたかね?
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:11:24.95 ID:UtBrvago
>>230

はぐはぐ……

【キング・クリムゾンッ! 食事をしたという‘‘結果’’だけが残るッ!】

はふ……これだけしか食べれないなんて……。

【悔しげに、フォークをテーブルに置いて、溜息をつく】
【それなりの量を一人で平らげたが、それは少女の外見をから考えれば、という程度のもの】
【その小柄な身体を考えれば、取り込める食物の量にも、おのずと限界はあるのだろう】

ごちそうさまでした……。

主よ、数々の御恵みに感謝し、この食事を終えます。
慈しみを忘れず、全ての死者と生ける人々の幸せを願います。
父と子と聖霊の御名において……エイメン。

【食事の前に済ませたのと同様の祈りを捧げ、少女はずいぶんと満足そうではあった】

すみません、何から何まで、お世話になっちゃいました。

【満面の笑み。異世界に放り込まれて、初めての食事と入浴。少女の精神状態も、出会ったときに比べれば回復したのだろう】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:23:48.62 ID:ssOS3vAo
>>235

くはは、それでも結構食べたじゃないか。
ま、残りは俺が食っておくからな、残飯にはしないからねぇ。
【食べ終わって、祈りをささげる少女を眺めて、そう言う】

なになに、情けは人のためならず、とも言うしねぇ。
素直に甘えることも、たまにはいいんじゃないかねぇ?
【少しずつ料理を口に運びながら】

そうそう、実はさっきまで君の名前を考えてたんだが・・・。
いつまでも名無しのままじゃやりにくいだろうと思ってねぇ。
よければ聞くかい?
【そこで、一つの提案をする】
【ビッ、とフォークの先端を手首の動きだけで少女に向けながら】
【食器で相手を指してはいけません】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:30:22.21 ID:UtBrvago
>>236

もっと食べられるはずだったのになぁ……。

【男の頃の身体を思い出したのだろう。少しだけ内容物で膨れた腹を見ながら、嘆息する】

ありがとうございます。
って。なんだか、会ってからお礼しか言ってない気がします。

【ゆっくりと食事をする男を見ながら】

俺の……名前を?

【自分の鼻先に突きつけられたフォークをぽかん、と見やって】
【少しの間、思案して】

(……そう、全ては神の思し召し。ここでこの人に名を授けられるのも……運命かもしれません)
そうですね、是非。聞かせてください。

【その後、首肯した】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:30:25.65 ID:A76L.hMo
>>233

うーん、「部外者を入れたい」ってのがそもそも分かんないんですよ。だって、そんなことをする目的、って言うんですか?なんのためにそんなことをするのかっていう?ただの一般ピーポーを手元に置いておきたいため?そんなの非効率すぎませんか、だってカリナさんほどの方だったら、適当に美少女のDNAでも採取してクローン人間でも作ってしまいそうな勢いですよ。たぶんクローン人間技術だったらとっくに完成している気もしますけどね。それから、「機関に目的もない」という意見、これには恥ずかしながら同意せざる得ません。最近ですと、話題の≪R.I.P≫軍団さんでしたっけ?イロイロ仲間を集めてよからぬことを企んでいるって言う噂の。彼らに押されて機関の存在もわすれられてきたかなぁって印象派拭いきれませんが。と言うわけで、今度シェンさんにあったときにはなにか企画案を出してみますよ。「適当な街を襲撃しませんか?」って。

で、あなたが生きているってのが余計に気に入りませんね。この前の私が襲われた時や、今回の録音テープまで周到に準備して・・・まるでこそ泥みたいに周囲をかぎまわって、何がしたいんですか?そんなのじゃ正義の能力者の風上にも置けません!あぁ、もともと正義の能力者じゃないんでしたっけ、えへっ、これはごめんなさい。それから、ウチの支部の口頭報告主義は元々機密情報が外部に漏れないように作られたんですよ、多分。なるほど、この点ではあなたの言うように、「私は一体何者か・・・単なる悪の機関員に騙された小娘か?それとも生まれ付いての悪党、夜の国支部のスノードロップか?」という問題の解決にはなりえませんね。でも、知っていますか?反証を示す立場と言うのは、ライクなんとかかんとかカクカクシカジカさん、あなたのほうですよ?現に今の私は機関員のスノー・ドロップですよ、ほら、このワッペンを見てください、No.10って書いてありますよね?これ、コスプレとかじゃないですから!

それで持ってきた証拠と言うのが、そのシェンさんの証言テープ?では逆にお聞きしますが、そのシェンさんの証言を裏付ける証拠って何かありますか?まさか物的証拠がないというのも可笑しな話ですよね?どこかの国では証言だけで裁判の判断材料になると耳にしましたが、人間だれしも勘違いをすることがあります。シェンさんはイケメンですけど、うっかりさんですね!ここは公平に、物的証拠ってものを見せてくださいよ?まさかなんにも証拠がなしに私を疑って掛かっているんですか?第一私はあなたに森の奥に引き込まれて乱暴【R−18指定】されたんですよ?そんな人から「実はお前・・・騙されていたんだよ!」なんて言われても、そりゃ信じろって方が無理ですから!逆にあれですよ、あなたのほうが私を騙そうとしているんじゃないんですか?そうですよ!きっとそうに決まっています!あぁ、やだやだ、その薄らぼんやりした眼・・・それこそ他人を騙す悪党の目つきですよ、あぁ、怖い怖い!

【そう言いきり、チラリと腕時計を見て】

あぁ、もう、こんな時間ですか・・・早く帰らないと・・・

で、結論なんですが、
私がカリナさんに騙されているなんて、たちの悪い妄想ですね
むしろ、あなたのほうが私を騙そうとしているんでしょ?

ほんと、火の国のお医者さん、紹介しましょうか?

【「すべてたちの悪い妄想ですね」と、言い放つ少女のその眼に迷いは無い】

【そうして少女は腰のバッグを大事そうに手で摩り】

では、そろそろ私は支部に帰るんですが・・・
おしゃべりはこのくらいでよろしいでしょうか、なんとかさん?

【ニコリ、笑いかけ】

/遅れてごめんなさい!
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:42:53.06 ID:ssOS3vAo
>>237

それは次の来訪者に君が会ったときに返せばいいのさねぇ。
今は、それを覚えていくだけでいい。
【名に悟りきったこと言ってるんだこいつ】
【ちなみに本人はここに来てまだ一年たってません】

うん、実は二つあるんだが・・・。
「ルクシア(光の単位)」と「クルス(十字)」、どちらがいいかねぇ?
【上げられた二つの言葉】
【どちらをとるも少女の自由だ】
【もちろん、両方という選択もないわけではないが・・・】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 13:48:46.35 ID:1zFieRs0
>>238
常人なら先ずそんな非効率な事はしないだろうな、常人なら、だ
あの後悔処刑に街の人間にやらかした数々のえげつない事、何を考えてるんだか解らん異常者に常人という言葉は当てはまらない
そしてシェンにそんな提案は無意味。あいつは自分のことを非暴力主義だかなんだかって言ってたしな

頭が痛い。そのキンキン響く長く喧しく話すのを止めろ鬱陶しい
お前はそこまで長く必死に話さなければ自分を証明できないのか
草陰ハルという花屋の人間を知る人間が複数居る。大昔から機関員という事を証明できないならその証拠で十分だ

シェンの証言を裏付けるもの?丁度良いじゃないか、お前先程シェンの所に行くといったではないか
止めはしない、さっさと行きな。本人から聞いてくるが良い
俺が奴の知り合いであることもその録音が直接奴から録った物だという事も一緒に聞いてくるが良いさ


良いぞぉ?紹介するなら勝手にしろ、機関員が何人か減るだろうが大きい機関様なら大した痛手ではあるまい


・・・シェンのところに行くのだろ?早く行け
【再度確認を取り、また口を開く】

盲目的な奴に・・・真実が見えると思っているのか?
【熱が再び冷め、また幽鬼のようにふらふらと何処かへと立ち去っていく】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 13:54:38.64 ID:UtBrvago
>>239

人の和……ですね。
分かりました。覚えておきます。

【にこり、と微笑んだ】

クルス……。

【提示された二つの名に、内心で感銘を受けていた】
【今や昔の彼女の名を知るものは、この地に降りて、初めて出会った女性だけだったが――】
【昔――といっても、少女にしてみればまだほんの数日前までの話――の名は、クリストファー・コンラッド】
【かつてはクリスという愛称で親しまれた、そんな青年だった】

クルス……。クルスが、良いです。

【自分の昔と良く似て、ゆかりのある名に、歓喜に表情をほころばせ】
【少女はこの地に居るかどうかもわからない神に、改めて祈りを捧げる】

(……主よ、この出会い、この名……感謝いたします)
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:03:33.34 ID:ssOS3vAo
>>241

よし、それじゃ君は今日からクルスだねぇ。
【にやっと笑う】
【あ、若干シンクロしてたのか】

さて、今日はここで休んでいくといいよぅ。
追加料金はすでに払ってあるからねぇ。
【手際がいいというより、強引である】
【別に断っても、この男なら別段機嫌を悪くするようなことはあるまい】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:05:01.02 ID:0HVdy9Mo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:06:11.35 ID:A76L.hMo
>>240
まぁ、実際カリナさんは私達凡人には理解しがたい頭脳の持ち主というのは納得ですけどね。やだなぁ、こんなところで意見が合うって言うのも・・・で、シェンさんはきっとなにかしてくれると信じていますから!だったら、何のために議員になったんですか?以前お会いしたときには「自分のため」といっていましたが、それも議員という職になったことを併せて考えれば、かならずや何らかの行動を示してくれることでしょう。

で、その「クサカゲハルを知る人たち」っていうのが、そもそも証言の前提として間違っているんですよ。だって、私がやっていたのは「街での諜報活動」ですよ?そりゃぁ、偽名も名乗りますよ、手に職も就けますよ、接客スマイルもしますよ。これはスマイル・フリーですからね!(ニコッ。そうですね、ではこれからシェンさんの元に行って誤解を解いてきますよ。やだなぁ、こんな形で会いに行くなんてのも。

【去り際に再度ニコリと微笑みかけるも、その笑みにかつての優しさはなく―――】
【―――悪意に満ちた、邪まな「悪の機関員」としての笑みを浮かべる少女は】

お医者さんには私から声をかけてみますよ。

「妄想癖のある方です。来院時にはご診断よろしくお願いします」って★

でわでわー

【腰にかけたバッグを大事そうに手で押さえ、登山道を降り出した】



【―――その火の国のドクターでなくとも、精神分野に携わる人間が彼女を診断すれば、なんというだろうか】
【「この少女、妄信的信奉癖があり。ショック時に強烈な洗脳を掛けられた可能性十分。治療困難。」となるか】


/お疲れ様でしたー
/全体的に遅くて申し訳ないです
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 14:07:23.52 ID:1zFieRs0
>>244
/お疲れ様でした
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:12:16.71 ID:UtBrvago
>>242

はい。クルスと。そう呼んでください。

【無邪気な笑みを返す】

……すみません。本当に何から何まで。
いつか、何らかの形でお返しすることを、約束します、ね。

【申し訳なさそうな顔で、真摯にその言葉を結ぶ】

……それじゃ、ありがたく眠らせてもらいます。
野宿は、職業柄、経験はあるんですけど。 やっぱり、ベッドが一番ですよね。

【照れ笑いをしながら、少女はベッドの上にぽふん、と腰を下ろす】
【そのまま、身体を後ろに倒して、はーっ、とベッドの寝心地にためいきを吐いた】
【髪が、ベッドに砂金をぶちまけたかのように広がっている――】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:21:04.12 ID:ssOS3vAo
>>246

そのときを楽しみにしているよぅ?
【にやにやと笑って答える】
【どちらかというと、その真摯さに笑みがこぼれたり】

ちゃんとした寝床が一番だからねぇ。
コンクリより草野原、草野原より布の上さねぇ。
【コンクリは絶対からだが痛くなる】
ああ、おやすみ。
(しかし、見事な金髪だねぇ・・・)
【ベッドいっぱいに広がる彼女の髪を見て、思わずため息が出る】
【やがて、自分も椅子に座って、寝息を立て始めるだろう】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 14:23:58.73 ID:iKNZxywo
【路地裏】

そーいやぁこの街は、こういうのも大量に居るんだったな
日本っつうより、アメリカとか、そのへんのを思い浮かべた方が正解か

「ぐぁ……」

【路地裏に数人の不良らしき男たちが倒れていた】
【全員が全員、打撃で倒れたような痕がある】

【そこに、一人だけ倒れていない男が居た】
【上下共に黒の服。少年にも青年にも見える顔つきをしている男だ】
【右手には納刀状態の刀の柄を握っており、鞘部分を肩に置いて時折トントン、と動かしている】
【恐らくは抜刀せずに不良たちを叩きのめしたのだろう】

【どこか不機嫌そうな顔だ】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:26:27.15 ID:UtBrvago
>>247

おやすみなさい……。

【すぅすぅと、少女もすぐに寝息を立て始める】
【口ではどう言いつくろっても、やはり疲れていたのだろう。肉体的にも、精神的にも】

【ちなみに、朝起きてから、自分がベッドを占領してしまったことに気付いて、また慌てることになるのだが】
【それはまぁ、余談である】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:33:17.19 ID:ssOS3vAo
>>249

【寝息を立てていたはずの彼だが、突然目を開く】
・・・呪術ねぇ・・・。
エスト、研究のほうは頼むよぅ?
【そしてまたにやりと笑ったかと思うと】

【再び目を閉じて、今度こそ本物の寝息を立て始めた】

【翌日、[料金は料理代含めて払ってあるから、三日分の宿は好きにするといい]という置手紙が残されていて】
【彼の姿は、もうどこにもなかったという】

/お疲れ様でした!
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:39:04.54 ID:UtBrvago
>>250

ベッド……むにゃむにゃ……。

【朝の日差しが窓から差し込んでも、少女は寝こけたままだった】
【ベッドを占領したことに気付くのも】
【置手紙に気付くのも】
【泣きそうな顔で、置き去りにしていったガシャロに、こんな恩、どうやって返せって言うんですか――! と文句を呟くのも】

【まだまだ、後のことになりそうだ】

……すぅ……すぅ。

【小さな部屋に、少女の寝息が満ちていた】

/二日間、ほんとうにおつかれさまでした!
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 14:40:01.10 ID:LDXsbcko
【路地裏】
【――地下街への出入り口】

ヒャヒャッ、商品はもう全部運んだし…飯にすっかァ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身】
【薄く血臭を漂わせた男が空の死体袋を片手に其所から出てきた】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 15:23:42.99 ID:ncKktgSO
【町外れ、とある甘味処にて】

――百歩譲って、こっちのは良しとしよう。だが、これは……オレに求める物を間違えてる。
「いや……だってそういうデザインだし、制服だもの。其れに、こっちも中々似合うと思うよ」
似合う、……。お前の目は節穴か?節穴だな?節穴だよな?
ならばまあ、二つ三つ程抉り潰して、熱が篭って可笑しくなったそのミニマムな脳味噌に少しばかり風を感じさせてやっても何等問題には成らないよなうん。
「いや、問題だからね?十二分に問題だから、あとそれと眼球は三つも」

煩い、口答えをするな。
そんな暇が有るならオレの仕事場を可及的速やかに客の目の届かない厨房へと移してくれ、切に頼む。
「し、識槻ちゃん頼んでないからね!?それお願いじゃなくて脅迫だからね!?」
「だからその物騒なブツを下ろしてっていうか文句ならオレじゃなくて店長に言って下さいお願いします割とマジにッ!」

【和洋を程よく折衷した小綺麗な内装の、明るく冷房の効いた店内】
【中々に好感の持てる佇まいながら、客足は少なく席はがらりと空いている】
【店の奥では、何やら口論と言うには一方的な掛け合いが響いていて。恐らくは此れが原因だろう――――】

【……店内には、刺すような張り詰めた雰囲気が立ち込めていた】
【所謂、新手のバイオレンス喫茶というヤツであろうか――――?】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 15:41:16.31 ID:iRJb/Bc0
>>253

マスター、ミルクレープ一つ!

【その近くに腰掛け、堂々と注文する少年】

【真っ赤な短髪を暑そうに掻き、漆黒の瞳で周囲を見ている】
【薄紅色の羽織を着ており、其れがよく栄えていた】

【右手に覆うような手甲が着けてあり、なにやら物騒なイメージが纏う】

あ・・・やっぱミルクレープじゃなくてチョコファングで!

【大声でキャンセルする、五月蝿いため周囲の目を集めてしまう】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 15:45:22.31 ID:0HVdy9Mo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:02:50.18 ID:iKNZxywo
【路地裏】

そーいやぁこの街は、こういうのも大量に居るんだったな
日本っつうより、アメリカとか、そのへんのを思い浮かべた方が正解か

「ぐぁ……」

【路地裏に数人の不良らしき男たちが倒れていた】
【全員が全員、打撃で倒れたような痕がある】

【そこに、一人だけ倒れていない男が居た】
【上下共に黒の服。少年にも青年にも見える顔つきをしている男だ】
【右手には納刀状態の刀の柄を握っており、鞘部分を肩に置いて時折トントン、と動かしている】
【恐らくは抜刀せずに不良たちを叩きのめしたのだろう】

【どこか不機嫌そうな顔だ】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:03:44.13 ID:ncKktgSO
>>254

「承りました、少々お待ち下さいなーっ!」

【へらり、そつなく愛想の良い受け応えをしつつ、奥から姿を現すのはウェイターらしき黒尽くめの青年】
【こと、と目の前へとコップを置くと、軽く微笑み、一礼して奥へ】

…………お待たせしました、ご注文の品になります。
御一緒にお飲み物など如何でしょうか?

【ややあって注文の品を運んで来たのは、黒に近い藍色の髪のウェイトレス】
【此方は藤の花の刺繍があしらわれた小袖に紺の袴といった和装、白皙は只管に愛想とは掛け離れた仏頂面を作っていた】

【一切の音を立てずに歩み寄り、食器を置くと、緩く首を傾げて事務的な口調で】
【……何と言うか、立ち居振る舞いからして只者では無いのだが、接客に必要な物が色々と欠けていた】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:16:31.87 ID:iRJb/Bc0
>>257

あ・・・じゃあ・・・ボジョレーコーラ!・・・いや、やっぱりアンタのお勧めを教えてくれ!

【メニューを見て頼もうとするが、目の前の仏頂面を試したくなったのか】
【あいてにメニューを決めてもらうことに】

【通常、店員がお勧めを言うのは当たり前だが、】
【今回は明確な悪意が篭っていた】

【ひとまず目の前に置かれている牙型のチョコをフォークできって食べる】
【速く言わないと文句を言いそうだ】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:35:03.21 ID:ncKktgSO
>>258

………はぁ。
今の季節ですと、無難にフラペチーノ辺りが宜しいかと。
抹茶フラペチーノ、キャラメルフラペチーノが当店の売れ筋商品となっておりますので、
是非とも一度お試しになられては如何でしょうか――?

【悪意有る質問を受け、露骨に溜息なんぞ吐き出しやがった後に】
【間髪入れず、つらつらと即答。伊達では無いというか、隙が無いというか】

【意外な事に、彼女に悪感情は無かった。単純に、総じて情動自体が欠けているだけやも知れないが】
【ただ、変わらぬ涼しい表情を浮かべたまま「面倒だな」等と小さく心中で思うだけで】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:41:14.85 ID:.993f2Y0
【――公園】
【夕暮れ時の其処は、全く不可解な場所に支配されていた――……】

【其処は――如何なる理由か、不思議な色の光に、覆われてしまっているのだ=z
【当然、普通の人々は近付こうとはしない。そそくさと其の場を離れ、逃げるだけだ】
【魔翌翌翌力に敏感な諸君なら、判断できるだろう――この光、魔翌翌翌力とは少し違う=z
【そして、そうでない人々も、分かるはずだ。明らかに異様な雰囲気である≠ニ】

【――――異質の中心に、其の場の主のようにして、幽鬼の如く立つ影が、ひとつ】


――――


【……外見は、何と云う特徴もない、極々ありふれた18歳程度の少女である】
【腰まで位の長さの、漆黒の髪。暑いからか、白いワンピースを身に纏っている】
【ただ、異質といえば――瞳が閉じられている事∞表情が存在しない事=z
【そして――――右の手に握られた、ありふれた包丁=c…といった所か】

【現状、誰かが襲われた――という様子が無いのは、幸運な事であろう】
【恐らく、一般の人々がこの魔翌翌翌力に飲み込まれてしまえば、唯では済まないはずだ】

【外から見た限り、この少女に異様な場≠作る能力など、無さそうに見えるが】
【確かめるには、周囲に展開されたこの魔翌翌翌力の中に、踏み込むしかないようだ――……】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:45:03.82 ID:iRJb/Bc0
>>259

へぇ〜確かに美味しそうだな、見た感じ綺麗そうだし

【メニューに書いてある見本を見て眼を輝かせる】
【―――なお、彼に苦手なものは野菜しかない】

アンタ、いいセンスしてんな。だが無意味だ

【上げてから落とす、何がしたいのだろうか】

俺はこの季節だからこそ、この灼熱ブランデーをいただこう!チョコにあわねえとか、未成年とか、そういうのは関係ねェ!!

【ビシッ!と音が出るかのような風に人差し指を店員に向ける】
【鬱陶しい客だ、まさに何が欲しいんだか】

あぁ・・・なぜ聞いたのか?って思うかも知れねェが、とりま灼熱ブランデーでお願い

【そういってま食べ始める】
【周囲の空気など無視】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:46:53.13 ID:iKNZxywo
>>260

あー……んだこりゃ
魔翌力じゃねぇな。解析出来ねぇ

【その公園の出入り口に一人の男がやってきた】
【上下共に黒い服。短い黒髪で、少年にも青年にも見える顔つきをした男だ】
【納刀状態の刀を右手に持ち、鞘の部分を肩に乗せ、時折とんとん、と肩を叩いている】

……入りゃ分かるか

【比較的大した警戒も無く、公園へと足を踏み入れた】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:50:17.51 ID:.993f2Y0
>>262
【――踏み込んだ瞬間。青年に流れ込んでくるのは、……狂気=z
【背筋に這い寄るように、或いは波のように飲み込むが如く――この場から、其れが流れ込んでくる】
【精神力が弱ければ、或いは油断していれば――どうなってしまうかは、想像に難くない】

――――


【少女は、彼に視線を向けることは無い――――】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 16:57:25.60 ID:0HVdy9Mo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 16:59:27.80 ID:HXUtXUDO
【何処かの山奥】
【デンデデッデレレデンデデッデデレレデンデデッデレレ】

ヘエーエ エーエエエー
エーエエー ウーウォーオオオォー
ララララ ラァーアーアーアー
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、熱情なリズムの曲を腰を振りながら歌っている】

「…こんな所に来て何をするのかと思えば…」
「…まさか、それだけの為か?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

違うぞセラフィル!!実はこの先には古代の遺跡があってだな!!
その扉を開く為にこの儀式が必要なのだ!!
「…本当か…?」
【一人と一匹の前には、何やら意味ありげに積まれた岩が並んでいる】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:01:59.70 ID:iKNZxywo
>>263

あー……?

(んだこれ……変な感じはするが、何かが分かんねぇ)

【妙な違和感。或いは嫌悪感等を覚えている】
【だが彼はそれが何なのかが分からない】
【何かが、麻痺しているかのように】

(ぼけっと突っ立ってるってことは、寄せ餌か本体か被害者のどれかか……)

おいそこの! 何してんだ?

【嫌な感じは確かにするが、ここに何が起きているのかが気にはなる】
【好奇心を優先し、更に奥へと進みながら、少女に声をかける】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:04:30.87 ID:.993f2Y0
>>266
――――

【――少女は答えない。聞こえているか如何かさえ、判断がつかない】
【だが、確かに開かない瞳を、其方へと向けて――――】

【とん、と。軽快に一歩を踏み出すと同時に、前方上に向けて包丁を放り投げる】
【すると、その包丁から彼に向けて、一発の雷が発射された】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:06:12.08 ID:ncKktgSO
>>261
「識槻ちゃん、笑顔笑顔〜!!」

(――……めんどい)

【彼女は、後ろから語りかけるウェイターに首だけを向けると軽く頷いてみせ】
【引き結んだ口許を僅かに緩め、切れ長の目尻を微かに下げて、微笑みの形を作りつつ振り返る】

有難う御座います。
其れと失礼ですが、身分証の類はお持ちでしょうか?
当店では、規約上未成年の方にはアルコールをお売り出来ない事に為っておりますので。

……余談ですがこの銘柄ですと、少々度数は高く辛口なのですけれど
味にキレが有り後味も爽やかでして、チョコレートには合わなくも無い、かと。

【そのまま、声のトーンは変えずにぺこりと一礼。少年の言葉を聞き、事務的に尋ねる】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:10:24.80 ID:iKNZxywo
>>267

うぉっと

【タン、と軽快なサイドステップで雷を避ける】

何だ何だいきなりかよ……

(寄せ餌じゃねぇ。勝手になわばり作ってるって感じだ……何だこいつは)

【呆れたように呟きながら、脳内では考察を行う】
【目の前の存在が、何なのかの考察を】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:11:05.50 ID:kDoIUOI0
窓付き乙
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:15:34.65 ID:iRJb/Bc0
>>268

俺の育った場所では14歳以上は成年だ!

【そういって羽織から証明書を出す】

【名前 ヴァーデッド・劫火・ニコラス】
【性別 男】
【年齢 16歳】
【発行暦 ―――薄れていて読めない】

【その他いろいろ書かれていたが】
【肝心の年齢は16歳だった】

【なお、彼の言ったことは本当で、飲酒も基本だった】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 17:17:29.68 ID:LDXsbcko
【路地裏】

んァ〜……腹ァ、減ったなァ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身】
【薄く血臭を漂わせた男が道のど真ん中でボーッと突っ立っている】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:20:20.10 ID:.993f2Y0
>>289
――――

【――落ちてくる包丁をキャッチすると、そのまま包丁で切りかかる】
【先程の雷属性が残っているのだろうか――包丁の通ったところには、雷の残滓が散らばる】
【攻撃を食らってしまえば、場合によってはスタンしてしまう事もありえるかもしれない】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:26:11.79 ID:iKNZxywo
>>273

位置は分かるが得物は見えねぇかド素人!!

【恐らくは包丁が落ちてキャッチするまで間隔があるはず】
【その間にも相手の動きを見つづけ、次の攻撃をバックステップで回避】
【包丁の範囲外且つ自身の得物の範囲内に捉え、反撃として、納刀のまま右肩目掛けて振り下ろした】
【中にはちゃんと刀身があるので、当然重みがある】
【直撃すればそれなりのダメージが入るはずだ】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 17:32:07.49 ID:auRubQSO
今日もまた世は"女神"が為に回り続く……

【ベージュのコートを纏い、軽く子供の身長ぐらいの長さがありそうな赤いマフラーを巻いた金髪眼鏡の青年が】
【腕組みをしてベンチに座り】

……願わくは、いつまでもこうしていたいものだな…

【水浴びに興じる幼女たちを眺めている】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 17:35:13.64 ID:fDWuOEso
【町外れの小径】

基準点の、定義を
そして、後は───ひたすらにサンプリングを、ですかね

【街から離れる方向に其処を歩いているのは、掠れた白衣を纏った黒髪の青年】
【白衣の右胸部には[不均一な形状のギア]のマークが描かれている】

うん……まだ少し遠い

【片手に持った黒光りするアタッシュケースを地面に置いて】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:35:14.62 ID:.993f2Y0
>>274
――――

【直撃。完全に其の一撃は入った。少女はバランスを崩し、其の場に倒れ臥す】
【そう、彼の云う通り。技其の物の威力は、非常に高い――現に、床に衝突した雷の包丁は、其処に小さな皹を作っていた】
【だが――動き其の物や戦い方は、稚拙である。素人といって差し支えは無いだろう】

【――ざ、ざ、と。異界にノイズが走って……?】


   いたい
                   イタい
         痛い=@                イタイ

     いたい
                   痛い


【――声が。沢山の悲痛な声が、其の場に木霊する】
【彼女は、ゆっくりと起き上がる。普通の少女でしかない以上、もう包丁を大振りする事はできないだろう】
【響く声とは裏腹に――やはり、彼女の表情は、存在していなかった】

【――不意に。彼の足元から、棒≠フような物が伸びてくる】
【其れなりにスピードがあり、まともに受ければ後方に吹き飛ばされてしまうだろう】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:37:51.86 ID:ncKktgSO
>>271

………ですが、お客様。
当店はこの国の規律に遵って運営を行っておりますので、
20歳以上でないと、アルコール類をお出しする事は出来ないんです。申し訳有りませんが――

(……偽造、って事は無いか。だが、どう見ても未成年だよな)

【先ずは手早く流し読み、改めてカードの型式から細部に至るまでに目を通した後】
【再度、笑みを保ったままに説明を繰り返して会釈】
【郷に入っては郷に従うのが然るべき対応である、と、その瞳は暗に語っていた】

【恐らく、此処が往来であればこうは言わないのだろうが――――未成年に容易くアルコールを売るとなれば、店の信用に関わる】
【店員としては、模範的な対処であろう。無機質に過ぎるきらいは有るが】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:39:37.72 ID:iKNZxywo
>>277

あぁ?

(ち……また女か)

【目の前に居るのが少女だということに今気付き、忌々しげな顔をする】

(!? な、なんだ?)

ぐおっ──!?

【更に悲痛な声に気を取られ、隙を晒してしまった】
【丁度そこに棒が突き出し、直撃】
【あっさりと後方に吹き飛ばされ、背中から地面にぶつかってしまった】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:44:43.91 ID:.993f2Y0
>>279
――――

【吹き飛んだ彼を見て。否、見ているかどうかは不明であるが――】
【……何ら、反応を示さない。本当に、感情の起伏がない少女だ】
【棒は、良く見れば――血塗られた骨≠ナ出来ていた事に、気付くだろう】

――――

【倒れている彼に、追撃をする事は無い――先程までの攻撃の連続が、嘘のようだ】
【近付いてくる外敵≠ヨの防衛機構が、基本なのだろうか?】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:49:43.86 ID:iRJb/Bc0
>>278

・・・そうか、そうかそうか、ああ分かった、俺は分かっちゃったよ!

【頭を両手で何度も掻きながら】

お前もどうせ俺を子ども扱いしてんだろ!あぁ!そうなんだろ!?
チョコなんか食ってンもんなぁ!もぐもぐと美味しそうによォ!

【席を立ち、今にも手を出しそうな勢い】
【何を怒っているんだか、未成年だって言うのに】

・・・チョコは食い終わった。旨かったが酒がねぇんじゃしまらねぇ、勘定頼む

【急に落ち着いてレジに向かう】
【情緒不安定なのか、それとも酒を飲んできたのか】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 17:51:20.51 ID:LDXsbcko
【路地裏】

「ぅ、ぁ…ぅ、…ぁ…、ぁ」

【閑静な路地裏に若い女性の物と思われる呻き声が閑かに響く】
【声の発せられた場所、其所には大量の触手が女性を包み込むように絡みついていて】

ヒャッヒャッヒャ…晩飯ゲットォ、ヒャヒャッ

【女性と触手から数m離れた辺りで一人の男が汚くそう笑い飛ばした】
【男はボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄く血臭を漂わせていて】

【女性に絡みつく触手はその男の腕から湧き出ている物だった】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:53:59.90 ID:iKNZxywo
>>280

いってぇ……!

【ゆらり、とゆっくり立ち上がって棒の正体を一瞥する】
【それからすぐに、また少女に視線を移した】

(追撃がねぇ……亡霊だとか、ともかく人以外だと仮定して、この場所に何かあるとすれば筋は通るか……?)

(いや、攻撃は通ったから亡霊じゃねぇ……とりあえずは──)

──ぶっ叩きゃ分かるか!

【納刀状態の刀を景気良く素振りしてから、距離を詰めるべく少女へと走っていく】
【距離を詰めることに成功したならば、包丁の範囲外から左から右へ横薙ぎをするだろう】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 17:58:57.83 ID:.993f2Y0
>>283
――――

【特に何をするでもなく、距離を詰められて――】
【横薙ぎの攻撃に対し、彼女はカウンター気味に、再び骨の棒≠彼の足元から発生させる】
【……然し、タイミングは遅れていた。防御としての役には立たず、彼女にその一撃はヒットする】
【或いは、体勢と彼の速度によっては、多少ダメージの軽減にはなるかもしれないが……】

【――近付けば、分かるだろう。彼女は目を閉じて、規則的に息をしている】
【つまり、眠っている=\―――……?】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:01:29.76 ID:9QwGCG20
【森】

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性】

……うーん、……この人じゃ、無かった

【首を傾げながら、虹色に輝く石つぶを、足元の其れに投げ付けた】

【――――其れは、胴を両断された男の死体】
【臓腑を撒き散らし、血液を大地に染込ませている】

…どこかな、どっこかなー    あの子を殺した人は

【よく見れば、女性のワイシャツやスラックスに、転々と返り血が着いている】
【其れを気にする様子も無く、歌う様に言葉を紡いで】

…まあ、いいや。焦らず、探しましょー

【興味を失ったかの様に、死体から目を逸らし、伸びをした】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:02:41.86 ID:LDXsbcko
【路地裏】

「ぅ、ぁ…ぅ、…ぁ…、ぁ」

【閑静な路地裏に若い女性の物と思われる呻き声が閑かに響く】
【声の発せられた場所、其所には大量の触手が女性を包み込むように絡みついていて】

ヒャッヒャッヒャ…晩飯ゲットォ、ヒャヒャッ

【女性と触手から数m離れた辺りで一人の男が汚くそう笑い飛ばした】
【男はボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄く血臭を漂わせていて】

【女性に絡みつく触手はその男の腕から湧き出ている】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:04:58.88 ID:iKNZxywo
>>284

【ただの横薙ぎなため、遅れたカウンターであれば防御的作用はないだろう】

ちっ──!

【ある程度は念頭に置いていたためか、カウンターの棒を攻撃直後のバックステップにより回避する】
【かなりぎりぎりだったためか、回避後に忌々しげな舌打ちをした】

(寝てる……? 謎が多すぎて一人じゃキツイな)

くっそ。協会のグータラ共が……異変に気付けっつうんだボケ……!

【トントン、と鞘で肩を叩きながら、所属している組織の人間に対して愚痴を零す】
【足元からの攻撃。謎の相手。どうすべきか分からないため、攻めあぐねているようだ】
【様子見か思案か。動きはない】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:08:44.56 ID:ncKktgSO
>>281

――――……。

【――表面上は、飽くまで涼しげなままだったが】
【相手が明確な苛立ちを見せ、席を立つと同時――ちゃり、と】
【袖の内から何か、金属同士が触れ合うような音。加えて、瞳が明らかに鋭く警戒を見せた】

お客様、そういう事では。
ただ、此処が飲食店という場所である以上、当方にも立場という物が有りまして――。

序でに云うならば、チョコレートを食べているからとて必ずしも子供とは限りません。
――――私見ですがこの場合は、此処が如何なる場所か、
加えて、自らの行動で周りが如何いう思いを為さるかを考えられない――
その態度こそ、貴方の精神年齢を子供たらしめる要因かと。

……失礼、只今。

【………あ、れ?】
【何か今この店員、凄いぶっちゃけたような】
【兎にも角にも、彼女は奥へと引っ込もうとして】
【代わりに現れるのは、例の黒服ウェイター】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:09:47.53 ID:AxS0dkQo
>>287
――――

【これで、両手を封じられた事になろうか。包丁其の物での攻撃は、もう不可能だろう】
【そして――先程よりも更に強い、痛い∞イタイ≠フ声が響いて――】

――――

……「たちされ」

【明らかに少女の其れではない、異様な声。其れを皮切りに、3本の腕が彼へ伸びる】
【其れに掴まれた場合――腕は、彼を外に放り出そうとする】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:10:18.37 ID:AxS0dkQo
>>289
/追記。腕は地面から伸びてます
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:14:42.70 ID:LDXsbcko
【路地裏】

「ぅ、ぁ…ぅ、…ぁ…、ぁ」

【閑静な路地裏に若い女性の物と思われる呻き声が閑かに響く】
【声の発せられた場所、其所には大量の触手が女性を包み込むように絡みついていて】

ヒャッヒャッヒャ…晩飯ゲットォ、ヒャヒャッ

【女性と触手から数m離れた辺りで一人の男が汚くそう笑い飛ばした】
【男はボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄く血臭を漂わせていて】

【女性に絡みつく触手はその男の腕から湧き出ている】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:18:36.17 ID:iKNZxywo
>>289

立ち去れ? ……うおっ!?

【またも声に耳を傾けたがために、足元から出てきた腕に対処出来ずあっさりと掴まってしまった】
【その結果、外に放り出された】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:20:19.90 ID:iRJb/Bc0
>>288

おぃィ!?今俺の精神年齢が低いって言ったなオイ。オイオイオイィィ!!!

【青筋をこめかみに溜め込み、そこに居ような食い付きを見せる】
【何かいやなことなんだろうか】

テメェ・・・さっき俺に何かヤル気だっただろ!?ならかかって来いよ!

【そういいながら外を指差す】
【ちゃっかり財布から食べたチョコの代金と騒音代と思われる金が置かれてあった】

黒服さんよ。さっき言ったことは侮蔑罪だろ?殴らせろとか警務局に行けってンじゃぁねぇが・・・
一言なんか言うか、この世界なら戦うのが常識だろうがよお・・・

【黒服の方に向く、いらいらは隠しきれていないが】

だからさっきの奴を出せ!俺は其れまで叫び続けるぞ!
騒音罪なんか知るか!!

【遺憾を表しているような顔で黒服に言う】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:21:30.25 ID:HXUtXUDO
【何処かの山奥】
【デンデデッデレレデンデデッデデレレデンデデッデレレ】

ヘエーエ エーエエエー
エーエエー ウーウォーオオオォー
ララララ ラァーアーアーアー
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、熱情なリズムの曲を腰を振りながら歌っている】

「…こんな所に来て何をするのかと思えば…」
「…まさか、それだけの為か?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

違うぞセラフィル!!実はこの先には古代の遺跡があってだな!!
その扉を開く為にこの儀式が必要なのだ!!
「…本当か…?」
【一人と一匹の前には、何やら意味ありげに積まれた岩が並んでいる】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:21:51.66 ID:9El7D2ko
>>291
【よろ、と身体を壁にもたれさせながら近づいてくる者がいる】
【赤い髪のツインテールに毛糸の帽子、ノースリーブの水色のシャツに緑のベストと黒い短パン、黒と紫のニーソックスの少女のシルエット】
【路地裏の食人鬼にしてみれば久しぶりの知人の来訪とも言える…そんな少女が現れていた】

………ゼェ…ゼェ…

【だが、以前会った時と様子が多少変わっている…その少女はいつも赤い瞳のその目を半目にさせていたが…今はギラギラと血走ったような目つきをしており】
【顔色も大分悪そうであり…熱にうなされているのではないか、と思われた姿だった】

【そんな少女の目線は…触手に絡みついているその女性の方を射るように、睨むように見つめていた…】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:22:00.86 ID:aVZTX96o
>>292
――――

【――外までは、腕も攻撃も、追ってはこない】
【どうやら、異界≠フ中だけが、彼女の行動範囲のようだ】

【この後どうするかは――彼の自由だ】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:28:57.59 ID:iKNZxywo
>>296

……あー

「どうする小僧」

魔術じゃねえから解析の意味はねぇ。この公園に思い入れもねぇ。特に脅威も感じねぇ
飽きた。帰る

【好奇心が薄れたのか】
【或いは別の何かが理由か】
【ともかく、再度の進入は無かった】

//お疲れ
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:31:03.27 ID:LDXsbcko
>>295

ヒャッヒャッヒャ、どう食ってやろうかァ
躍り食いィ、丸焼きィ、活き作りィ…………んァ、ヒャヒャッ!

【触手が女性を絞め殺さないよう力を調整しながら笑っていると】
【久しい友人の匂いが鼻を掠め薄気味悪い笑って友人、ラビットの方を見やる】

ヒャヒャッ、いよォ久しぶりだなァ、ラビッt……んォ?

【気味悪く笑い声を上げて近づいてきたラビットを迎えようとするが】
【今まで会ったときとは明らかに違う様子に困惑し間抜けな声を上げラビットを見つめる】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:32:20.39 ID:0SwRKhso
>>297
【――彼が去った後、一つの人影が、其処に現れた】

「Persona non grata――好ましからざるもの――=v
「――実験2、終了。次の場所へ移動」

【聖職者の服装――教会℃w定の其れをを身に纏う、160cm前後の身長の人影】
【目深に被られたベールや服装の所為で、其の人物の人相、年齢、性別すら判断する事は難しい】

【其の人物が、少女の手を掴み――すうっと、消えた】

/お疲れ様でしたー。
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:40:40.55 ID:ncKktgSO
>>293

「……えぇ、っと。確か侮辱罪は、公然で事実を指摘せず抽象的に侮辱した場合、だったっけ」
「従ってこの場合は名誉毀損が適切だよ、そいでもって言われた事実が客観的に見て虚偽でなかった場合、名誉毀損は処罰の対象たり得ない」
「報復に営業妨害ってのは、少しばかり悪どく………」

――――……好いよ、そろそろ回りくどいのも飽きたし、猫を被るのにも疲れた。闘ろう。
【割に穏やかな態度で、宥めすかすように青年は言うが】
【――つかつかと背後から戻って来たウェイトレスが、それを制止した】
【どうやら、本人も好戦的な性質のようで】

どのみちオレだって、“相手が攻撃を加えて来たら”即座に反撃する心算だったしな。

「識槻ちゃん!?ちょ」

其れで黙らせられるんなら安いもんだ。不要に事を荒立てるな、阿呆が。
まあ、その意気と――闘るんなら外で、っていう分別は、気に入った。

【かつ、こつ】
【慌てる青年を余所に、彼女は店の外へと】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:45:10.54 ID:9El7D2ko
>>298

…ゼェ…ハァ…ハァ…うあ…

【よろ、と血の気が引いて真っ白になっている顔をゆっくりとあげる】
【女性をじっと見つめながら…触手にも恐れず近づき…近くでその顔が見えた事でアドはわかるだろう】
【彼女が…ラビット女性をじっと見ているのその目は…獲物を睨みつける空腹の獣のそれと同じだと言う事に】

…そいつを…よこせ…ちがたりない…そいつを…
【しかし近距離に来たところで両足を跳躍態勢にして】


…よこせェェェェェェェ――――――ッ!!!!!


【女性めがけて飛びかかり、両手両足で女性の胴体と両肩にしがみつこうとする】
【乱暴な動きで掴んでるアドの方も振り回されるかもしれない】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:52:01.41 ID:iRJb/Bc0
>>300

おうおう!上から目線なのはちっと気になるが、好戦的なのは良いッ!!
コレで貴様の勝率は0%から・・・やはり0%だ!!

【同じく外に出ようとするが・・・】
【途中で立ち止まり、黒服のほうを向く】

―――すまねぇな、ひとまずアイツの人件費?と迷惑かけた分は渡しとくわ・・・
【小声で】

【先程の支払いとは別に、家一つ建つぐらいの金をすっと黒服の手の上に置く】

っしゃああ!!闘ろうぜぇ!!

【何事もなくそのまま外に出て、臨戦態勢】
【右手の手甲を外す、その奥には、右手の項に大きな緑色の石が付けられていた】

『焔』ぁぁぁぁああああッッ!!!!

【右手を上に挙げ、大声で叫ぶ】
【紅き逆鱗のようなものが右手に纏っていく、どんどん大きくなり、腕の形になる】
【―――とは言ってもその腕の形はまるで虎のようだったが】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 18:58:09.00 ID:auRubQSO
【とある森の中】
【全長が、成人男性二人分ほどの狼と狐を足して2で割ったような獣が】
【湖の畔にただ一匹、悲し気なようで孤独に佇んでいた】

……せめて、もう少し人間らしく造ってくれたら…いや

もっと化け物みたいに、心も持たずに生まれてくれば
拒絶されずにすんだのかねぇ

【湖に写る自らの姿を揺らす音が静寂な森に響き渡る】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 18:59:41.96 ID:LDXsbcko
>>301

ヒャヒャッ、お前ェその目ェ…
どォしたんだよォ、お前ェ大丈夫かァ?

【獣の如きラビットの目を見て戸惑った表情をして】

血ってよォ、吸血鬼じゃあるめェし…

【とりあえずラビットへ近づこうと触手と女性への意識が薄れた瞬間】

うォぁッ!?

【勢い良く女性にしがみつかれて前後に蹌踉け】
【女性だけを支えるように力を込められていた触手が】
【重みに耐えきれず女性に絡みついたまま勢い良く地面に堕ちる】

305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 19:00:48.67 ID:wYqzN2so
【風の国】

【そよ風がさやさやと木の葉を揺らし、木々を揺らし】
【枝葉が訪れる者達の耳に囁きを齎す、此処は囁きの森=z
【娯楽施設が有るでも無い、特産品が有るでも無い。それでも、この地を訪れる旅人は多い】
【皆、この土地の静けさに、風の優しさに惹かれるのだろうか】

【風の導きに任せて奥へ奥へ。進んで行くと、突如開ける森】
【小さな池が一つ、花畑が一つ。そして、洋館が一つ】
【二階建ての、其処まで大きくは無い館。建築様式は、数十年程前の物か】
【その入り口、大扉の前に佇む者が居た】

いやいや、皆さんようこそおいで下さいました
昨日の今日ですんで誰も来てくれないかと、ちょっと心配になってたんですよ
ボクがキール・ヴァン・ブラン。今回の依頼人です

【藍色のローブの上に黒いマントを羽織った、白髪の青年。左手には分厚い書物一冊】
【心底嬉しそうにニコニコとしている様は、少しは緊張感を解してくれるのかも知れないが】

………えーと、それじゃあ皆さん自己紹介をお願いしたいんですが、それと並行して……

そろそろ、この扉が持たないんじゃないかなー、なんてアハハハハ……

【大扉を叩くガンガンという音が、それを悪化させる】
【扉を内側から叩く何者か。依頼の内容を鑑みるに、想像は難しくも無いだろう】
【右手で頭をぽりぽりと掻きながら、青年は困った様にまた笑った】


/探索イベント開始です。参加者の皆様、此方にレスをお願いします
/また、参加希望をなさって尚且つ遅れる場合は、最新のレスにあたかも最初からいたが如くレスお願いします
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:01:56.67 ID:LDXsbcko
/>>304の最後は堕ちるじゃなくて崩れるに脳内補完しといてくだされ
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:08:07.60 ID:VMvY8gQo
>>305


…………こーりゃまた、何でこんな屋敷を買いなさったんで?


【明らかに何か≠ェ叩いている大扉を見遣り呟く、笑い顔の人物が独り】

【袖の擦り切れた鼠色の合いトンビに、まだ真新しい黒い鹿撃ち帽を被った青年だ】
【特別に付けたのであろう左袖のホルダーには紅い長キセルを差し、腰には小口径のリボルバー】
【帽子の下から伸びるスカイブルーの髪は後方で纏められ、肩甲骨の辺りまで伸びている】

 【―――ヒュー、と軽く口笛を吹くと、青年は帽子を取って一礼し】

ども、アタシは鷹栖。 鷹栖 西蓮と申します。
依頼主様に坊ちゃん嬢ちゃん、或いはお兄さんお姉さん方、今日は宜しくお願いしますよォ。

【軽妙な語り口で自己紹介を終えると――キセルを引き抜き、帽子を被り直した】

/鷹栖です、宜しくお願いします。
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 19:09:01.22 ID:1zFieRs0
>>305

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】
【森の闇から溶け込んでいたところを浮かび上がるように徐々にその姿を現してその場に現われる】

【依頼人が目の前にいるのにも拘らず洋館の外観を見回すかようにに首を回す】
【そして腕組をして依頼人の方向へと首を向け、そのニコニコ顔に何処かの知り合いと重ねてしまうがそれを断ち切り】

・・・ライク・ヴェルトゥス
肩書き、剣士
【ポツリと短く波も抑揚も無い声で一言】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:09:48.92 ID:cXpvZsAO
>>305

【モノクルを着けた緑色の鱗に覆われている上顎と下顎が龍のように前方に突き出た顔】
【漆黒のタキシードを身につけたいわゆる『竜人』と呼ばれる種族の男性が館の大扉を凝視している】

(…しまった…仕事の内容はしっかり確認しておくべきでしたね…)

【この男、無職故にこの仕事に飛び付いた口である】
【その浅慮を悔いるように冷や汗が男の頬を伝った】

…マスタツ、と名乗っております
よろしくお願いします

【いつまでも悲観に暮れている暇はない、依頼人の青年キールに向き直り一礼】
【…しかし、下げられた頭によって見えない表情はひきつっていた】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:10:00.59 ID:iRJb/Bc0
>>302の続き
/ご飯なので返信遅れます
/すみません:
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:12:16.63 ID:ncKktgSO
>>302

「あ、えーと……」
――……いい、要らない。その代わり、今後とも贔屓にしろ。
味は好いって、確かにそう言ったよな。

【悩む青年にちらと目配せしつつ、少年にそう告げた後に】
【扉を開け、迷いの無い足取りで外へ。彼が同じく外に出て、扉が閉まったと同時】

……全く、呑んで騒いでなら外でやれよ。
さっきのメニュー、テイクアウト用のも有ったんだぞ?

ルールを破るなら、もっと上手くやれ。こっちにだって面子が有るんだ。

ああ、一つ付け加えるなら……――――。

【ふ――と、獰猛な嗤いを浮かべて付け加える】
【恐らくはこちらが彼女の素なのだろう、酷く馴染んでいた】
【前置きしつつ、同じく袖に仕込んだナイフを両手に握って臨戦態勢を取り】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:14:52.35 ID:9El7D2ko
>>304
【女性を落とした衝撃で…しがみついていたラビットの毛糸の帽子がぱさり、と落ちる】

う…うう…

UUUUUU〜〜〜〜RAAAAAAAAAAAAA!!!!!!

【雄々しく吠えるラビットを見て…かつての会話を思い出すかもしれない】
【ラビットは長い事人里離れた猛獣たちの土地で過酷な大自然に囲まれた生活をしていた野生児だと名乗っていた事があった】
【『野生児』…まさに今のラビットのその咆哮を聞きその異様な迫力を持ってそれを改めて自覚するかも知れない】

【そして次にアドが見つけるのは…露わになった彼女の頭部にある物だ】
【ラビット…彼女の頭部にあるのは】

【角だ…鬼のように二本の角が頭から生えてきているのが見つかるだろう…】
【彼女は『鬼』だったのか?そんな疑問を抱かずにはいられない角が確かに頭部から生えていた】

お…おおおおお…!!

【飢えた獣のように…ラビットが首の付け根と肩のつなぎ目辺りめがけてその牙を突き立てて】
【それが出来たなら…彼女の血をすすり始めるだろう】

【同時に、アドの背後から小さな足音が走るペースで近づいてくるのがわかるかもしれない】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:16:24.08 ID:bm5uekUo
>>305
ふむ・・・・・
【黒い服、漆黒のマント、フルフェイスタイプの仮面を身につけた男】
【腕を組み、今にも決壊しそうな扉を見つめている】
まぁ依頼された以上、滞りなく完遂するだけだが・・・・・・
【依頼人に向きなおり】
私の名はラグナロク、だ。
自己紹介も程々にして、ちゃっちゃと乗り込んだほうがよさそうなのだが?
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:17:19.22 ID:Q5ycnr2o
>>305

【焦げ茶色のローブ、栗色のショートヘアに赤いカチューシャを付けた少女】
【ローブはゆったりとしていて、袖口が広い】
【丈は膝までしかなく、両足首に青銅の足環を付けている】
【腰には、長剣と短剣がそれぞれ一本ずつ】

(良い所……)
(…こんど、センセーと一緒に来たいなー…)

【――ガシャ、ガシャ、ガシャ】
【少女が動く度に鳴る小気味良い金属音は、この土地の空気に僅かな皹を生む】

はいっ
海洋冒険家のサージ・フォン・ブロケードです!

――知ってる人も何人か居るけど…
…今日はよろしくねっ

【本人は気にした様子も無く、元気に右手を上げて自己紹介】
【表情は非常に朗らかで、楽しげな感情を周囲に振りまいているようだった】

っていうか、もうヤバそうだねー

【笑みを湛えたまま、大扉を見つめて】
【内心思ったことを、ストレートに口に出す】
【短剣を左手で抜くと、軽く構えて】 【周囲の人達へ視線を向けた】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:17:42.36 ID:kAiV3dso
>>305
僕はミル

【少女が一人大扉を眺めている】
【145cmの伸長、その低い位置にある頭にはアホ毛があり】
【それで低い伸長を誤魔化しているようでアホ毛を含めると伸長は152cmになる】
【上は大きめのタンクトップを着ていて、下はチェック模様のミニスカートをはいている】
【頭から猫耳が、スカートの端から猫の様な尻尾が見えている巨乳の少女だ】

一応とある所の元前線戦士
今は仕事がない子供

【簡潔に自己紹介を済ませる】
【その眼は大扉に向いたままだ】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:17:47.10 ID:9QwGCG20
>>303

【ざり、と―――地面を蹴る様な足音を響かせながら】
【其方へ、誰かが近付いて来るだろう】

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げ―――少量の返り血を浴びた、二十歳ほどの女性だ】

……、……もふもふ

【ぽつり、何事かを呟くと、目をきらきらさせている】

【そしてうずうずした様子。…今にも飛びつきそうな雰囲気】

/まだ居りますか?
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 19:18:38.73 ID:5vEcK/E0
>>305

――……最初に言っておきます。興味だけで来ました。

【初っ端から軽くきついことを言う】
【濃い灰色のローブに身を包み、背中に三叉の槍を背負って】
【両手の親指に銀色の指輪をはめた少女】

――――……リライズ、です。

【軽く名を言い淀んだようだが】
【それでも、依頼人に黒い少しくすんだ瞳を向けて、軽く一礼する】

……あ、屋敷が少し壊れても文句は受け付けません。

【やっぱり酷い言葉が】
【右手を背中の槍にかける】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:20:18.31 ID:ssOS3vAo
>>305

魔女が喜びそうな洋館であるな。
【ざり、と足音を立てて歩いてくるものがいる】

しかもこれまたおあつらえ向きの怪奇現象を内包しているかこれは救えんな。
【黒いジャケットを羽織り、その背からは藍色の両翼が飛び出て】
【全身を覆う藍色の鱗、そして鋭角的な頭部・・・竜の頭を持つ、人型】
【藍色の瞳を鈍く光らせ、口から覗くのは、鋭い牙・・・その姿、まさしく竜人なり】

探索というなら気の長い我向きだとは思ったがこれは苦労しそうだな。
【一通り感想を並べると、あとは黙り込んでしまう】
【依頼人の次の言葉を待つつもりだろう】

/「元」竜王アルギレッタです、よろしゅうー
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:22:08.92 ID:LDXsbcko
>>312

おィおィ…ヒャヒャッ、何の冗談だよォ

何だその角ォ、それ俺の飯だしよォ
とりあえず落ち着けって、俺の声聞こえてるのかァ?

【吠える友人の異常な様子に唖然としつつ】
【女性に絡みついていた触手がその束縛を解き今度は血を啜るラビットを取り押さえようとして】

んァ…この糞忙しいときにィ、もう一人ィ?

【触手を繰りながら近づく足音に耳を傾け】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:22:54.61 ID:auRubQSO
>>316

……はあ

【余程落ち込んでいるのか、女性が近づいてきていることにも気付いていない様子だ】

このまま消えちまったほうが世のため人の為なのかね
【恐らく、今なら多少もふもふしても気がつかないだろう】

/おりますよ
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:24:01.57 ID:Q5ycnr2o
>>314
/しまった、外見ミスです
/栗色のセミロングでした 特に影響ないと思いますが、一応訂正させて下さい
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:25:10.62 ID:fDWuOEso
【墓地】
【すっかり日の落ちた夜の墓地に、虫が啼いている】

涼む鈴虫、夏は去る、然る、猿?

【言葉に合わせてリズムを取るようにゆっくりと歩いているのは、一人の少女】
【背中に届く程度に伸ばされた茶髪は、前では眉より下で切り揃えられ】
【服装は白いシャツに橙色のベスト、やや短めの紫のスカート】

くるり、廻り、きっとまた逢えるでしょう

【頭にはヘッドフォンを付けて……散歩、にしては趣味の悪い場所だ】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 19:28:21.47 ID:wYqzN2so
>>307
安かったんですよ、本当に。この規模で300000って有り得ない安さだったんです
そんなの広告で見たら、衝動買いしちゃうでしょ?
……それがまさかこんな事になろうとは、トホホ………

>>308
はいはい、ライクさん。確かに名前は確認しました
あんまり壁を斬らない様にしてくださいね

>>308
マスタツさん、ですね。はい、確かに
……ああ、その扉の事は気にしてください。思いっきり

>>313
それで解決すると言うのなら、それでも良いんですけどね
一人でどうにも成らない、そう判断したから複数人を雇ったんですよ
まずは説明を。周りの人も、説明は聞きたいでしょうしね

>>314
サージさん、確かに
ええ、まあ見ての通り、結構ヤバい状況ですねーギリギリですねー
あと数十秒くらいで扉吹っ飛びますねー

>>315
ミルさんですね………前線戦士?あまり聞き慣れない言葉ですね
まあ、子供なら仕事が無いのは仕方が無い、そう思いますよ僕は

>>317
最初に言っておきます、僕も怒る時は怒ります。そして一対一なら強いです
あ、貴女が少し壊れても文句は受け付けません
………冗談ですよ?リライズさんですね

>>318
えーと、見た目からしてアルギレッタさん?
いやまあ、掬ってください。救えないとか言わないで救ってくださいお願いします


/続きます
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 19:28:52.33 ID:wYqzN2so
>>ALL
【全員の名乗りを受けると、青年は表情を崩さないまま頷く】
【右手に小さなメモ、それと名前を照らし合わせて】

はい、皆さん確かに名前を確認させて頂きました
えーと、それじゃあちょっと早速ですが、説明をさせていただきますね
と言っても、事前に提示した内容の再確認ですが

目的は御承知の通り、この館の怪物の一掃です
報酬は500000を9人で割るから……一人55000。残り5000は気にしないでください
それからこの館、どうやら色々と前の持ち主が忘れ物してるみたいでして
それらを勝手に持って行っちゃっても構いません、ハイ。法律は知りませんけどね

……で、注意事項を一つ。飽く迄目的は、この館を僕が住めるようにする事なんです
ですから、館自体を壊す様な事はして欲しくないなー、なんて……
……僕は探索用の使い魔で、一応仕事の様子は見てますからね

【最後の一言だけは、釘を差す様に】
【其処までを説明すると、青年は大扉から離れる】

全員でしらみつぶしにやれば、それなりの時間には終わるでしょう
あんまり時間が掛かり過ぎる場合、僕が外からストップを掛けます
……万が一、という事も有りますし、撤退は常に選択肢に。ね?

【青年が説明を終えるとほぼ同時】

【バン!!】

【扉が破られ、音の元凶が飛び出して来た】

【大きさは、子供程度。ミルよりまだ小さい、130cmも無いだろう】
【手足の形状は人間と同じ、特別に付け足されたパーツも無い】
【だが、それはどう見ても人間では無い】

【眼球が有る筈の場所から突き出た、カタツムリの様な長い目】
【開かれた口から這い出している、イソギンチャクの様な触手】
【修正液の様な白い肌に緑の頭髪、そんな怪物が三体飛びだして来た】


【探索、そして掃討。到着早々に、任務の開始である】
【貴方達は、この怪物と戦っても良いし、戦わなくても良い】
【幸いな事に扉は開け放されており、怪物達は扉から少しだが離れた】

【だが、忠告する。貴方達に提示される情報は、最低限の物ばかりだ】
【詳細な情報が欲しければ、己の身体或いは技術を持ち居なければならない】
【只闇雲に刃を振りまわし呪文を唱えるだけでは、達成出来ない目標も有るのだ】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:30:22.95 ID:9QwGCG20
>>320

なんか無防備っぽいし…しめしめ、今のうち

【しめしめとか死語っぽい言葉を呟きつつ、更に接近しようとして】
【成功したならば、今にも飛び付けそうなぐらいの、至近距離まで近付くだろう】

【両腕を広げた姿勢で、もふーと抱き着こうとしながら】
【相手の言葉を聞き、きょとんとした表情で】

……、君、消えちゃうの?

【不思議そうな表情で、そんな事を】

/おお!では、宜しくお願いします!
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:35:40.00 ID:auRubQSO
>>325

んあ?
【女性の声に反応し後ろを向く】
【そこで、今までのぼやきを聞かれていたことに気づき気恥ずかしそうに俯く】

……だ、誰だよあんた
なんか用か?
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:37:13.08 ID:9El7D2ko
>>319

【取り抑えようと触手が絡みついた瞬間にラビットが女性から牙を離しアドに目線を向けた瞬間に】
【奥から小柄な影が飛び出してきた】

【巫女服のような赤と白の和服の上から黒い頭巾を被り…その顔に般若の面を付けて顔を隠した人物が速度を出して近づいてきた】
【足袋の上から下駄を履いた脚で素早い脚捌きで近づくと…ラビットの顔面めがけて】

【ちりん、と鍔のところについた鈴を鳴らしながら鞘でしまったままの刀を思い切り叩きつけて吹っ飛ばした】

……ガァッ!!

【勢いをつけて吹っ飛んだ後、ラビットは背中から倒れこんだ…】
【吹っ飛ばした当の本人は全く平然とした身のこなしで…アドの方を向く】


「おや、おともだちのかたでしょうか…けがはありませんか」

【聞こえてきたのは…意外にも、いや意外ではないのだろうか…ラビットと同じ舌っ足らずな少女の声だった】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:38:03.80 ID:cXpvZsAO
>>324

了解しました、全力を尽くします

【キールの説明に一つ頷く】
【同時に館から飛び出してきた三匹の異形に目を向け】

キールさん、離れてください!

【キールに下がるように声をかけながら異形とキールの間に入るように移動する】

(…三体ならば私が動く必要はないかもしれませんね…強者が集まっていますし)

【余裕のある心中とは裏腹に身体が構えを取る】
【右足を後ろにずらし体重を全て右足にかける】
【歩幅は狭く腰をあまり落とさずに左足は爪先だけ地面に着いている…「猫足立ち」】
【両腕は肘を軽く曲げ両手刀を前方に向けた構え…「前羽の構え」と呼ばれる、空手の構えであった】
【マスタツが選んだ行動は「観察を含めた防御」】
【依頼人がその場に居り味方が複数居る故に攻撃する事を脳内から排除、館の内部での事を考えて観察に回るつもりだ】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:41:37.82 ID:ssOS3vAo
>>309

(・・・同じ竜人か後で話をしてみたいものだな)
【少しばかり、そちらに興味を引かれる】

>>323

まあ依頼なのだからベストは尽くそうそのためにきたのだからな。

>>324

【そして現れた奇妙な異形たち】
【竜人は嘆息しつつ、呟く】
探索と各個撃破かつくづく魔女には向いておらんな。
『竜王の覇剣』
【一本の長大な剣を取り出すと、右手に握りこみ、怪物たちをすり抜けるようにして館に向かい走る】
【怪物たちは、ほかのものが相手をするだろう――そんな考えだ】
【依頼は迅速に済ませるべし。その理念に基づき、走る】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:42:34.83 ID:9QwGCG20
>>326

僕?…んー、僕はね
ベッk……夢幻檸檬だよー

【なんか言おうとしたけど、スルー推奨です】
【童顔で、にこにこと愉しそうに微笑みながら】

十代前半ぐらいの男の子と女の子が好きな人だよー

【更に何か言いつつ、彼の背中に顔を埋める、スルー推ry】
【幸せそうな表情で、もふもふ中】

特に用は無いよー?只、もふっとしに来ただけー

君は、どうしたの?…何だか、悩んでる様子だったけど…

【抱き締めながら、そんな事を】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:43:54.66 ID:bm5uekUo
>>323
>>324
戦力が多いに越したことはないが・・・・・・な。
それと金銭に関しては私には必要はない。
他の者に充填してやってくれ。
なるべく依頼人の意向に沿うようにやらせてもらうが・・・・
【ここまで言って、扉が破られる】
【其処から現れた生物を見据え】
・・・・・・・キメラ・・・・か?
まぁ、良いリハビリにはなりそうだな。
次は網タイツを穿いたタイでも現れるか?
【魔翌力を具現化、より高密度な魔翌力で構成された光剣を二本、自らの周りに精製】
【ナマモノが扉から離れた隙を突いて疾走、屋敷の中に侵入を試みる】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 19:45:57.16 ID:5vEcK/E0
>>323-324

……冗談で返されるとはあまり思ってませんでした。
随分と余裕がありますよね。一応当事者なのに

【ほんの少し悪態をついて】
【扉が破られる音を聞くと同時、視線と注意を扉と、現れた怪物に向け、右手で槍を引き抜く】

――……まったく、悪趣味な造形ですね。
(……さて、数は三体。戦闘能力は……未知数としか言いようが無い)
(それにしても……自然に振って湧いたような気はしないな……)
……一体くらい、受け持ちましょうか。
(知りたいは、怪物の方だし)

【集まった中から前の方に出てきて、槍を両手で構え、その穂先を怪物の群れに向ける】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:48:19.73 ID:Q5ycnr2o
>>317
(リライズとは……ちょっと気まずい…かな?)
(…私だけが一方的に、だとは思うけど)

>>307
(鷹栖会ったのは、確かシンバ君の時だから、知らない振りしないと…)
(…うぅん、ややこしいなー)

>>308
(ライクは、なんでフード被っているんだろう…)
(…雰囲気も、ちょっと暗い……?)

>>318
(というか、アルギレッタとライクって、前に戦ってたよね)
(あれは仮想世界の話しだし、大丈夫かな…?)

>>323
>>324

ああ、早速破られてしまった…
…口から触手出す子はちょっと苦手かなー

【飛び出してきた生物を見て】
【困ったように微笑むと】

……ひとまず、館内に駆け込みたい所だけど、私には移動速度じゃ難しいから
ここは一つ引き受けよう、かな?

【先程抜いた短剣、ジャンビーヤと呼ばれるソレを】
【出てきた怪物の内の一匹に投げ放つ】
【目標は眼、及び頭部】
【ブーメランのような軌跡を描いて飛んでいくだろう】

【少女は、投擲と同時に大扉に向かって歩を進める】
【現時点で、特に観察はしないようだ】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:48:52.81 ID:kAiV3dso
>>323-324
まだ給料を貰ってないだけで一つは仕事もあるけどね…
まあ完全な無職と比べれば良い方だよね

【勝手に独り言を言い勝手に納得した】
【性格はそこまで良い方ではない様だ】

っと…いきなり来たね
せいやっ!

【次の瞬間ミルの手には大剣に鎖をつけたような形状の何かがあった】
【そしていきなり大剣の部分を怪物に向け投げた、直後鎖の部分を引く】
【その結果なぜかミルの体は宙に浮き大剣の部分に着地】
【そのまままっすぐ進み、妨害が無ければ屋敷の入り口で着地するだろう】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 19:52:51.42 ID:auRubQSO
>>330

……お前は何処の…まあいいや
レモンさんね、はいはい
(……アリだな)

【突っ込みを試みたが、やっぱり止める】
【心の中には若干邪な感情が】

あー、俺身近にあんたみたいな趣向を持った人居るわ
最近会わんけど

【呆れた顔で女性の行動を眺める】
【そのまま吹き飛ばそうと体を動かす……つもりだったが】

……あんたにゃカンケーねぇよ
【素っ気ない返事を返す】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 19:53:08.83 ID:1zFieRs0
>>323>>324
【相手の発現に少しばかり苦々しそうに顔を歪める、何故なら】
・・・俺は今、剣を振れない(程に疲弊している)

【フードを被っているのも己の疲れを誰にも見せないためのもの、故にこの男から表情は読みにくい】

【少しばかり言葉をぼかす。まぁ実際この剣は見た目よりかなり重い】
【見れば男は携帯性に優れてるであろう小型の弓矢を持っている】

・・・火を宿す弓矢は・・・持って来ていない

【出てきた化け物に目を向け、一考すると、口を開き】
しかし・・・館に化け物が居るとは売り物以前の問題だ

【相手がどういう攻撃を仕掛けるか、それはまだ解らない、故に】
【軽く後退しながら普通の矢を引き絞り化け物の一匹の胸を狙って放つ】

【あまり無理をして消耗するのを良しとしないのか】
【館に駆け込む気配は無い】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 19:55:26.31 ID:LDXsbcko
>>327

捕まえたァ、ヒャヒャ、…ヒャ?

【突然現れた少女に吹っ飛ばされていくラビットを目で追うことしか出来ず】
【倒れたラビットに目をやりながらも少女を警戒するように触手を差し向け】

ヒャ、ヒャヒャ…ヒャヒャヒャヒャ、…なァんだオメェ?
確かに俺ァこいつの友達だけどよォ…んァ、ケガはしてねェ

【混沌とした状況に戸惑った笑い声を上げて】
【触手を蠢かせて舌っ足らずの少女を警戒する】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 19:57:33.58 ID:wYqzN2so
>>328(マスタツ)
【青年―――依頼人、キール・ヴァン・ブランは、マスタツの言葉に従って後方へと回る】
【一対一ではとの言葉通り複数戦闘は苦手なのか、手を貸す様子すら無い】

【格闘家の目、視点。それで怪物の動きを観察して分かる事】
【怪物達は、かなり軽い。小柄なだけでは無く、歩みからその軽さが見えるだろう】

>>333(サージ)
【弧を描く軌道で飛来した短剣は、怪物一体の左目を貫く】
【突き刺さってからの左手の反応、どうやら怪物の反射速度は人間のそれより随分低い様だ】

>>334(ミル)
【大剣の投擲、質量の有る物体の重い一撃は、鈍重な怪物には有効】
【三体の怪物の内一体がその胴体を貫かれ、「ケキャ」とも「クキャ」とも付かぬ悲鳴を上げる】

>>336(ライク)
【ミルの攻撃により切断されかけた怪物の胴体は、矢の勢いにすら負ける】
【大きく仰け反り、背骨がゴキリと音を立てる。繋がっては居るが、もう子供でも止めを刺せる状態だ】


>>(VS怪物・マスタツ、リライズ、ライク)
【三人の攻撃により、怪物は残り二体。内一体は片目を失っている】
【どうやら集団行動を行う程度の知能は有るのか、それぞれ一体ずつがマスタツとリライズへ向かう】

【片目を失った怪物がリライズへと向かい、槍を自分から両手で掴もうとして】
【マスタツへと向かった一体は、前方に向けられた手の内、右手に噛みつこうとする】


>>329(アルギレッタ)>>331(ラグナロク)>>333(サージ)>>334(ミル)
【怪物を抜けて館へと向かった貴方達には、以下の様な光景が目に映るだろう】

【余り広くない玄関ホールには、この手の館に有りがちな美術品などは無い】
【靴の泥を落とす緑のマットは有るが、赤じゅうたんの類は無い】
【天井からぶら下がる照明器具は、シャンデリアでは無く蛍光灯】
【それでも、灯り取りの窓には、ステンドグラスがはめ込まれていた】

【正面と右手、二方向に廊下は伸びている。貴方達の居場所は、Lの線二本の接合地点だ】
【前方の廊下の奥には昇り階段。右手の廊下の先は、少し暗い】

【標準の能力を持つ人間が知る事が出来るのは、現時点では此処までだろう】
【これ以上を知りたいのなら、何らかのアクションを起こさなければならない】


>>ALL
【尚、この時点で、全参加者の後方数mを、小さな蝙蝠の様な物が追跡し始める】
【攻撃の意図は無し、一定以上の接近も行わない。攻撃などの動作の際には距離を開けるだろう】
【依頼人の言っていた使い魔とは、或いはこれの事か】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:00:00.37 ID:HXUtXUDO
【何処かの山奥】
【デンデデッデレレデンデデッデデレレデンデデッデレレ】

ヘエーエ エーエエエー
エーエエー ウーウォーオオオォー
ララララ ラァーアーアーアー
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、熱情なリズムの曲を腰を振りながら歌っている】

「…キーナ…」
「…その踊り、もう何回目だ?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

確かこれで20回目だな!!
確かにやり方はあってる筈なのだが…
「…もう、遺跡など無いのではないか…?」
【一人と一匹の前には、何やら意味ありげに積まれた岩が並んでいる】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:02:59.76 ID:ssOS3vAo
>>388

これはこれはまあ持ち主がいないのだから当たり前なのだろうな。
【飾り気のない屋敷の内部に長い一言を呟き】

(・・・依頼人の言っていた使い魔かまあ邪魔をしないのであれば問題はあるまい)
【ちらりと背後に目をやってその存在を確認する】

さて・・・集団行動をとるべきかなこれは?
【左手をあごにそえ、右手の剣を杖代わりに地面につきたてて、呟く】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:03:30.95 ID:9QwGCG20
>>335

そういう君は、何て名前?

【にこっと微笑みつつ、尋ね返す彼女】
【もふもふ出来て、物凄く嬉しそうだよ!】

おお、其の人と会って、お話してみたいかも…趣味が合う人は、直ぐ仲良くなれるから
あ、勿論大人も好きだよ?ちっちゃい子しか眼中に無いって訳じゃ…

【んふふ、と笑いながら、頬を擦り寄らせて】
【弁解の様なものを始めたが、スルーした方が良さそう】

……関係無い事、なの?

【其れを聞いてから―――、一旦両腕を離して、彼の隣に移動しようとする】
【釈然としない感じの表情で、じっと見詰めて】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:03:34.59 ID:bm5uekUo
>>338
【玄関ホールを見渡しながら、仮面の側面を調整、最適な照度に保たれるように操作しつつ】
ふむ・・・・一応電気は通っているか・・・・・
【蛍光灯を見つめ、そう言う】
さて・・・・・
【ふわりと飛翔、灯り取りのステンドグラスのところまで接近し】
案外こう言ったところに隠し通路があったりしてな。
【そう言いながらステンドグラスに触れ、軽く叩いて見たりして調べる】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 20:05:42.98 ID:5vEcK/E0
>>338

(丁度いい人数……いや、ちょっと多い?)
邪魔です邪魔。とりあえずあまり触れて欲しくないですね

【槍に触れられる少し前に、槍を前へと突き出す】
【普通に正面から掴もうとしてるのならば、怪物の胸部にでも当たるだろうか】

……脳は普通に頭ですか? 「Λ」

【怪物の額に向けて棘を飛ばす】
【至近距離な上、槍が刺さったりしたならば余計に回避は困難か】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:07:00.81 ID:iKNZxywo
【海岸】

…………

(何もかも……灰色に見える)

(どうしたのやら……)

【砂浜に、一人の男が立っていた】
【上下共に黒い服の、少年にも青年にも見える顔つきをした男だ】
【今日は刀を持っていない】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:08:43.83 ID:cXpvZsAO
>>338

(…小柄な分軽く、速い…だがカウンターを取れば―――)

【自分に向かってくる異形に対して一歩も動かず待ち構える】

(―――速度差は埋められます)

【異形の噛み付きに対して上体を後ろに反らす事で回避しながら】

チェストッ!

【上体を反らした勢いを乗せた左膝を異形の腹部めがけて打ち出す】
【前の足の爪先のみを地面に着けた猫足立ちは後ろの足に全体重をかける】
【故に前足にて放つ蹴り技はスムーズに繰り出す事が出来るのだ】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:09:56.66 ID:iRJb/Bc0
>>311

オメーは要らなくとも、オメーらの客に必要なんだろ?
―――さっさと収めとかなきゃ、燃え尽きちまうぜぇ!

【右手を大きく振り被り】
【同時にジャンプする】

うらぁああ!!!

【後ろにあった空洞から炎を噴射し、加速】
【炎を推進剤にでもしたかのような動きで、ジェットのように飛んでいく】

くらいな!

【一定の距離まで上がると急回転し、敵意向けているほうの相手に腕を向ける】
【そしてもう一度噴射、加速しての殴打】

/遅くなりました
/まだ居ますか?
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:12:19.93 ID:9El7D2ko
>>337
【彼女が面に手をかけながら彼は言葉を続ける】

「わたしですか?わたしはこのこの…」

【そこまで告げると…吹っ飛んで行ったラビットが壁伝いに立ち上がり始めて】

…い…な…ば…

「まだたちあがりますか?たちあがってうごきまわるのはあたまをひやしてからにしなさい、うさぎ」
【兎儀、と彼女の本名を呟いた…そして手にかけた面を剥ぎ露わになった顔は】


【落ち着いた印象からわずかに年上な気がするかもしれないが…ラビットととてもよく似た顔の少女だった】

「しつれい…ごゆうじんのかた、わたしのいもうとがおせわをかけます
そろそろつのがはえるころか、とひっしにさがして…ようやく10ねんいじょうぶりにあえました…」
【はあ、とため息をつきながら彼女は抜刀し…壁に字を書くように切りつける】
【鈴月稲葉、と】

「こうかいて、すずつきいなばともうします、いごおみしりおきを」

【そう告げる彼女は…アドの前に立ち彼をかばうように動く】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:12:32.25 ID:VMvY8gQo
>>333>>338

(ま、こんなに皆さん居られるんだし……不要な消耗はノーサンキューですねぇ。)

【怪物に相対する他の者達に対して、鷹栖は『温存』という名目で敢えて何もせず】
【歩を進めるサージの後に続いて、悠々と屋敷内へと進入し―――】

……ちょっとは良い物が有るかと思いましたが、なーんにも無いですね。

【玄関ホール内を見回すと、不満そうな声を出してハァ、と溜息を一つ】
【恐らくは、「持ち出す」気マンマンだったのであろう―――無論帰りに、だが】

ま、報酬だけは出して下さるみたいですし文句ぁ有りません。

皆サーン、アタシは暗いところ怖いんで上に登りますよぉー!
大した物は無いみたいですし、先に行かせて貰いますぅ…死にそーになったら戻ってきますんでー!

【チームワークも糞も無い物言いである】

【兎にも角にも、鷹栖は前方の廊下の奥へと進む積りのようで】
【「迷子になったら叫びますー」とか言いながら、勝手に歩いて行く――階段に到達したなら、上階へ向かうだろう】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:14:51.62 ID:auRubQSO
>>341

アクセラ、だよ…

【ぶっきらぼうに返す】

いや、その人幼女以外に興味ないから……話できるかなあー?
たぶん無理だろ…
【"その人"の顔を思い浮かべ、溜め息一つ】

……どうでもいい話だよ
聞いても意味なしつまんない、救いようもないはなし

……ほっといてくれ
【口ではそう漏らすが、尻尾は寂しげに、寝たままゆっくり左右に動いている】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:14:56.75 ID:kAiV3dso
>>338
…暗いなー
えっと…確か火打ち石はこうやればよかったはず…
よしっ成功

【いつの間にか大剣は消えている】
【変わりに手に出てきたのは火打ち石らしき石の様な何かとナイフの様な何かだ】
【ミルはそれを出来る限りのスピードで擦り合わせた】
【すると出てくるのは火花だ】
【それをナイフの変わりに手に出てきた松明の様な何かにつけた】
【そこから出てくるのはやはり火だ】

取り敢えず火を熾した事だし右いこっかな

【中の様子には目もくれず右へと歩いていく】
【その手にはもう松明しかない】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:16:26.25 ID:Q5ycnr2o
>>338

【大扉の下で振り返り、六つの人影を視界に収めた】

(――命中、したけど)
(怪物の割には、戦闘法が子供の喧嘩みたい…?)

(………うぅん、お仕事だし…、気にしてもしょうがないか…)

【危険性が少ない――、そう判断しかけて首を横に振り、迷いを振り切った】
【短剣を念動力のようなもので操作して、引き戻そうとする】
【何事も無ければ左手に戻り、妨害があれば「帰りに回収しよう」程度で諦めるだろう】

【それから、振り返って】

…随分実用的なんだ…
飾りっ気が少ないというか…

【照明器具を眺めてそんな感想を浮かべ】

私の装備だと床が抜けそうだから
…2階はちょっと怖いかな

まずは下から調べようっ

【照れくさそうに微笑むと、右手の廊下をガシャガシャと進み始める】
【少女の装備を含めた重量は120kg近く、薄い床材だと突き抜けてしまうかもしれない】
【その事を畏れているのか、始めの数歩は酷くゆっくり、材質を確かめるように踏みしめる】
【右手で壁に触れながら、慎重に進んでいこうとする】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 20:18:39.45 ID:1zFieRs0
>>338
・・・
【一匹、虫の息状態の敵】
【その程度なら放っておいても問題なければ後から依頼人がどうとでもできると判断】

【また普通の矢を引き絞りつつ入り口の扉に向かって歩き】
【先に行った者たちの後を追う】
【自分が手を出さなくとも大丈夫そうであれば無用な戦闘を避ける気であろうか】
【しかし、依頼の内容からして戦闘行為に気が向かなければ受けないだろうし・・・】

【と、一瞬リライズに気付き、門に向ける足は変えず、目と弓を構えた腕だけ向けて】
・・・以前、フライパンを買ってくれたからな、一つの礼だ

【歩き様にリライズへと向かった化け物の右腕を狙った矢が放たれる】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 20:21:35.36 ID:wYqzN2so
>>340(アルギレッタ)
【貴方は、自分の独り言をもう一度確認してみると良いかも知れない】
【「持ち主がいない」館、そのちぐはぐな雰囲気に気付けるだろうか】

>>342(ラグナロク)
【ステンドグラスは、数十年前に造られた安物。見栄えだけを取り繕った物だ】
【魔術的な要素も一切持たず、持ち返った所で価値は無いだろう】

【視界の照度を確保したその目でもし右手側の通路を見たのなら】
【突き当たりに、手すりの様な物が見えるかも知れない】


>>348(鷹栖)
【階段へ向かった貴方は、途中で扉を目にするだろう。廊下と並行に有る扉、近づくまで見えない位置だ】
【その扉は、ノブなどを回すタイプでは無く、鍵も掛からない作りだ】
【もし貴方がこの扉を気にせず階段を上るなら、貴方は二階の少し広い部屋に辿り着くだろう】


>>350(ミル)>>351(サージ)
【右手方向の廊下は、不思議な事に部屋が一つも無い】
【窓ガラスから見える外の景色は、少しばかり明るく照らされた館の中からは鑑賞し辛いだろう】
【床は、ヒグマが全速力で走っても軋まない程度には頑丈だ。本当に、頑丈だ】

【やがて、廊下の突き当たり。貴方達は、下りの階段を見つける】
【余程長いのか、そして灯りが無いのか。その階段の最下部は、常人の目では見えないだろう】


>>343(リライズ)>>352(ライク)
【片目が無い。これは遠近感を狂わす原因となる。左右の動きには対応できても、前後の動きは難しい】
【リライズの槍は怪物の胸部を突き刺し、それからおそらくは掴まれる事になるだろう】
【だが、槍を掴むだろうその時、ライクの放った矢が、右腕を怪物の胸へと縫い付ける】
【そして、放たれた棘。頭部に向かったそれは、怪物の反射速度では対応しきれない】
【脳が有るのかどうかは頭蓋を開くまで分からないが、少なくともこの怪物は、その攻撃で崩れ落ちた】

>>345(マスタツ)
【小さい、身長130cm未満の怪物。背伸びをしての噛み付きの動作は、腹部を伸ばす事になる】
【放たれた膝は、鳩尾から胸骨を持ち上げる様な形に突き刺さり、怪物の骨を砕く】
【その時に感じられるだろう。怪物の骨は、人のそれより妙に硬く、軽いと】
【同サイズの子供より更に大袈裟に、怪物は吹き飛ばされた】

>>VS怪物
【このまま館へと向かうなら、先に向かった彼らと同じ物を見る事になる】
【どちらへ向かうかを決めれば所詮は屋内、直ぐにでも追いつけるだろう】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:25:30.69 ID:9QwGCG20
>>349

アクセラ、…アクセラさんか

【宜しくね、と微笑み掛けながら】
【片手を伸ばして――何と無く、彼の身体へと、再び触れようとする】

幼女以外に興味が無いだなんて……それは酷い
男の子も可愛いじゃないか……

【「まあ、本人が居ないから、今言っても仕方無いけれど…」と悔しそうに呟いて】

……救い様が無い、ね

【其の言葉に、虹と橙に色が変わる瞳を細めてから】

……でも
……自分が消えた方が良いだなんて考えるまで、追い詰めてるのなら

話す事で、ちょっとだけ気が楽になるかもよ?

【小首を傾げつつ、そんな事を提案する】
【揺られた尻尾を見て、何故かまたうずうずしてるが】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:26:01.33 ID:bm5uekUo
>>353
ふむ・・・・・まぁそんなうまいこと行かないか・・・・・・
【他に何かないかと左右をきょろきょろと見渡すと】
ん?なんだあれは?
【手摺らしきものを発見、其処にふよふよと床から一〇センチほど浮いたまま向かう】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:26:33.46 ID:LDXsbcko
>>347

イナバ、、ラビット…ウサギの姉ちゃん?

【突如伝えられた事実に触手の繰るのも忘れ】
【キョロキョロと二人のよく似た顔を見比べ稲葉の言うことを一応信じて】

んァ、オイ、えェと…イナバァ!
そろそろ角が生える頃ってよォ…どォいう事だァ?
何でラビットはあんなんなっちまってんだよォ!

【名乗り返す事も忘れて自分の前に立つ親友の姉に質問をぶつけ】
【触手を自分の身体に纏う様に操りラビットを見据える】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 20:29:11.60 ID:1zFieRs0
>>353
・・・
【少しばかり思考に耽る】
【館をどう進むか、判断材料になる情報は無い】

【ならばどう決めるか・・・指を使って神様の言うとおりなり鉄砲撃ってバンバンバンでも良いのだが】
【こんな状況でそういう決め方が男の頭に出てくるならそれは能天気と言わざるをえない】

【まぁ結局、右の廊下へと進む。理由は自分の利き腕】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:29:33.64 ID:cXpvZsAO
>>353

む…

【自身の左膝に残る砕いた骨の感触に鱗に覆われた顔を歪めながら構え直す】

(…硬い…このレベル以上の異形が出た場合、私の技量では詰みになるかもしれませんね)

【構えを解き脳内でこれからの事を考えながら館に向かってゆっくりと歩いていく】
【目は異形三体に向けられている】
【自身の常識外の異形…倒れたからといって目を離す事は愚策に思えた】
【すでに動かないと言い切れるほどマスタツは異形の事は知らない、そして知らない事は恐ろしい事だとマスタツの本能が叫んでいた】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:35:13.06 ID:VMvY8gQo
>>353

【〜〜〜〜〜〜♪〜〜?〜〜〜〜〜♪】

【機嫌良さ気に鼻歌を謳いつつ、後方など気にもせずに歩き続ける彼】
【言わば『怪物屋敷』であるのにも関わらず孤立を気にしないのは、自信≠フ為か否か――】

………おやおやおや、こんな所に隠し部屋っぽい物が。

(さて、入るか否か……―――止めときましょ、目的地を変えるのは嫌いです。)
(……ちょっとだけテスト≠して、通り過ぎましょうかねぇ。)

【――扉の前で立ち止まると、キセルをクルクルと回しつつそんな思考】
【どうやら進入する気は無いようだが……少し位置を移動して、扉の脇へ到達すると】


だぁーれか入ってますかぁ……――――っとォォォォオオオオ!!!!!!


【 壁 を 思 い っ き り 蹴 っ た 】

【恐らくは室内にも相当の轟音が響いた筈――テスト≠ニは、この事らしい】
【『何か反応が有れば、後方の人物達への情報提供となる=x…そう考えたのだろう】

って事でサヨウナラ〜……なーんだかピンポンダッシュを思い出しますねぇ。

【反応の有無に関わらず、よほどの事が無い限りは鷹栖は階段へダッシュ】
【階段を駆け上がり、二階の部屋へ到達し――階段から直ぐの場所で、部屋の様子を確認しようとするだろう】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:36:23.03 ID:JEk7Xr6o
【公園】


……――――すー、すー


【何やら、寝息が聞こえる、一人の女性が、ベンチにもたれかかって、目を閉じてゆらり、と寝ている
幸せそうに、僅かに綻ばされた端正な顔は――――いったいどんな夢を見ているのやら】

【白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスに同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】

【――――そんな彼女に近寄る、一つの人影
月明かりを受ける誰か≠ヘ、誰か≠ワでは定かにならず、ただただ揺らめく人影だけがはっきりと写る
人影はそっと、女性の胸元へとそっと手を伸ばし、そして、手を引き抜いた】

【月光に反射して、映りだされる小さな手には、しっかりとお財布が握られていて】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 20:37:08.17 ID:5vEcK/E0
>>352>>353

(あっ――……)

【放たれた矢には否応無しに気づいた】
【その出所を見て、誰がそれをやったのかもわかった】
【見えないだろうが、ほんの少しだけライクに頭を下げた】


……さて、構造が気になると言えば気になるんですが……
これ一体にかまけてもいられないですし、とはいえ、やっぱり気になりますし……
さあ困りました。困りましたがどっちかに絞らないといけません。

【結局取った行動は、槍を左手で持ったまま、突き刺さったままの棘を右手で思いっきり叩いてみること】
【頭蓋が割れれば満足するだろう。少女の力で叩いた程度で割れるレベルにまで持っていけるかは分からないが】

(……そして、何か何処かから不意討ちが有りそうな気がする)
(外とは、限らないけど)

【聴覚は洋館の外観へ向けている】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:39:09.14 ID:ncKktgSO
>>346

―――ああ、成る程な。違いない。
序でに、一つだけ。真っ直ぐなのは結構だが、実力の程も知らない相手を甘く見るのは……

【対して、彼女は動かない。腕も提げたまま――まるで狙い澄まし、タイミングを待ち構えるように】
【二度目の加速から殴打が放たれた刹那、右足を一歩分右方へと反らし、左足を追従させて逆時計廻りに回転】
【一撃を回避しつつ、両腕のナイフを振るう】

些かに浅慮が過ぎると、言わざるを選ない。

【掠め斬るような軌道の斬撃が二つ、狙いは左脇腹】
【――動きに緩急を付けて、意表を突く事を狙った死角からのカウンター】
【同時に響いた声は、恐ろしく冷たい――……】
//此処にー!!
//お帰りなさいませ
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:41:32.09 ID:auRubQSO
>>354

【右足を動かし、檸檬を拒絶しようとするが】
【此方も、何となく中断し、お座りの体勢をとる】

……あーそうかいそうかい
俺にはどっちもよーわからん

【適当に言葉を返す】

…………ハァ
お節介だな、あんた、結構

……森だ
こないだ、森を歩いてたんだよ
【ポツリポツリと言葉を紡ぎ始める】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:41:35.17 ID:ssOS3vAo
>>353

・・・嫌な気配がするな。
【顔をしかめた後】

上に進むか翼があれば落ちても被害は少なかろう。
【若干妙な思考を進め、階段を上り始める】
【いつでも剣を振るえるように逆手に持って前方に向かって構えながら】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:43:01.85 ID:iKNZxywo
>>360

…………

【そんな二人の様子を見ている男が居た】
【どこからかというと、近くの草陰から】
【頭を上に出してじーっと】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:43:23.23 ID:Q5ycnr2o
>>353

【床が思いの他頑丈なので】
【ちょっと嬉しくなって跳ねてみたりする】

……おおっと、こんな事してる場合じゃなかった…

【内装を凄く頑丈にする必要はあるのだろうか】
【――先程の怪物たちのことを考える限りでは、外に出さないようにする為?】
【そんなことを考えつつ】

それにしてもなんだか…
この館、構造も怪しいね…?
階段と部屋なしの通路だけじゃ…一階にデッドスペースが生まれないかな…

【下りの階段には進まず、そこらの壁を適当にコンコンと叩いてみる】
【壁の強度を確かめる事と、向こう側に空洞があれば音が変わるんじゃないかと】
【そんなことを考えているようだ】

【―――中身はここまで書いて、一手無駄にしている事に気づきました】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:43:41.61 ID:0HVdy9Mo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:47:13.36 ID:kAiV3dso
>>353
(部屋が一つもない)
(それに真っ直ぐ…どう考えても怪しい)

【通路を眺めながら思考を巡らせる】
【松明を左手に持ち替え何も無くなった右手に抜き身の刀が出てくる】

(階段…一応降りないで周りを見ておかなきゃ)

【階段は降りず周囲を観察】
【壁の色が違う、妙な音がする】
【そんな些細な変化も見落とさないように集中している】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:47:26.80 ID:JEk7Xr6o
>>365

【女性の方は、と言えば――――そんな事、露知らず、すーすーと寝息をたてたままである】

【人影≠ヘ、そっと、彼女の方へと視線を向け、数秒――――戸惑ったように、その場に硬直すると
何やら決心したように――――脚の先を、公園の外へと向けた】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:47:35.00 ID:9QwGCG20
>>363

【拒絶しようとしたアクセラに、ぴくり、と伸ばした手が震えて】
【申し訳無さそうな表情を浮かべ、少し戸惑ってから】
【そっと触れて、撫でる様に手を動かす】

【其れから、投げ掛けられた言葉に苦笑を浮かべ】

……えへへ、良く言われるよ

【にこっと微笑みつつ、そんな事を】

【そして、語り出した彼を見詰めながら】

……、……

【じっと、黙って聞いている】
【静かに、撫でながら】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:51:10.98 ID:9El7D2ko
>>356

「…そのようすだと…われら『うたひめのいちぞく』のぜんぼうまではきかされていなかったようですね」

【無表情でアドを見ながら何かを確信したかのようにそんなことを呟く】

「この『うたひめ』…というのが、そう『おに』のかいそであるそんざい、われわれは『おに』のいちぞくなのですよ
うた(歌)と、ちから(力)と、おにのわざ(技)…きたえきたえてわたしたちのだいになるずっとまえのだいのころにはひとをこえるほどになっていました
もうあのこも16になるころ…こじんさこそあってもそろそろつのがはえ…へんげくらいはできるようになるかも、とおもってました」

【懐から取り出すハンドベルを後ろのアド、前のラビットに見せつけるかのように見せながら】

「ただ、うさぎのタイプ…『ちすいのおに(血吸いの鬼)はしょうしょうきけんなもので、せいかくがはんえいしていることもあって…しょうしょう『けもの』にちかいせいしつがみえています
これまでも…うさぎはまんげつがちかづくにつれてきょうぼうになるのをじかくして、そのまえにおちつくていどにちをもらったり、じぶんをしばりつけたりしていたとおもいます
でも、つのがはえてきたらいよいよきけんかもしれない、とおもっていたのですよ」

「さて…ごゆうじんさま、ぶしつけながらひとつおてつだいいただけますか?」
【と、何かをアドに頼もうとしたが、中断する】
【目の前のラビットが…構えたからだ】


―――――ァァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!

【突如…ラビットの身体が白い炎を纏うように炎上し…姿が変わった】

【腕を振るい炎を振り切ると…緑色をベースとした赤い複眼に外側を白の縁取りで覆われた、後ろに兎耳のように後ろに長く伸びた二本の角が生えた仮面】
【両拳から手首にかけてプロテクターのようにギザギザした白の殻で、胸を緑色の荒削りな装甲で覆い】
【膝や踵にも荒々しいモチーフの黒の堅い装甲で覆われた…野生の獣のような異形に姿を変えた】

「へんげしたか…みをまもって!きます!」

【両腕から爪のような刃を生やすと、すれ違いざまにアドとイナバを切り裂いて去ろうとするだろう】
【避けようが、受けようが…その後逃走しようとするだろう】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 20:52:06.15 ID:wYqzN2so
>>355(ラグナロク)>>357(ライク)
【そのまま進めば、到着するのは下りの階段】
【視界の照度を調節したラグナロクならば、階段の下、コンクリや石を適当に繋ぎ合わせた床が見えるだろう】
【もしそのまま降りるなら、貴方達はこの先で起こる事を体験出来る】
【留まるならば、きっと今はまだ何も起こらない】

>>366(サージ)
【L字の廊下と、存在しない部屋。デッドスペースに目を付けたのは正しい】
【だが、貴方が進んだ廊下の壁は、残念ながら均等な反応を示した】
【但し。但し、均等に、硬い音。只の壁にしては硬い音を、だ】
【壁を叩く音は下り階段に反響し、更にはその下の空間へと伝わって行く】

>>368(ミル)
【壁の色の違いは、精々が古ぼけての色落ちだけ】
【サージが壁を叩く度、漆喰よりは頑丈そうな―――金属の様な音が聞こえてくる】
【壁の中を金属で補強する、その意味は何だろうか?】

【そして、これは注意力の問題では無く、聴力の問題。貴方の聴力が、常人のそれを上回るなら】
【階段の下、金属の擦れ合うような音が聞こえるかも知れない】


>>361(リライズ)
【もし貴方に人の頭蓋を粉砕した経験が有れば、怪物の頭蓋はそれより硬いと分かるだろう】
【それでもかろうじてこじ開けられた頭蓋の隙間からは、教科書に載るようなデフォルメは施されない脳髄が見える】
【人間との差異は、脳髄に触手の様な物が絡みついている事だろうか】

>>358(マスタツ)
【目を離さない―――残心。空手家ならではの思想、と言おうか】
【その行動は貴方の、或いは貴方達の不幸を未然に阻止する事が出来る】

【脳を打ち抜かれて頭蓋を開かれ、崩れ落ちた片目の怪物。骨を砕かれて沈んだ怪物】
【それらへ、シュルシュルと近づいて行く物が有る】
【ミルとライクによって瀕死にまで追い込まれ、然し止めを刺されなかった一体】
【その口から這い出た触手が、動かなくなった二体へと伸びていた】

>>VS怪物
【リライズが見た、怪物の脳に食い込む触手】
【マスタツの目に映る、瀕死の怪物が触手を伸ばし、残り二体を掴もうとする光景】
【これら二つから、この怪物の正体が、本質が理解出来るだろうか】

【Morir es vivir.=z
【死こそは、生なり。】

/続きます
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 20:52:29.60 ID:wYqzN2so
>>359(鷹栖)>>364(アルギレッタ)
【どん、と鈍い音が響いて、それっきり。部屋の中からは、何の反応も無い】
【誰も居ないのか、居て気配を殺しているのか、其処までの判断は難しいが】
【「余程の事」は何も無かった】

【階段を昇り切ると、其処に有るのは広い洋室】
【これと言った貴重品も無いが、棚に並べられた置物は、純銀の物が多い】
【自らの尾を咥えて、杖に絡みついた蛇の置物。美術的な価値もそこそこには有るだろうか】

【部屋の端に、扉が二つ】
【片方は、何度も開かれたようで、床が白く傷つく程】
【もう片方は、余り使われていないのか、ドアノブにすら埃が被さる程】

【これ以上の情報は、視覚から得るのは難しい】
【別な感覚に頼るか、各人の技能を持ち居るか。探る手段は様々だ】

>>ALL
【もしこの先、二階へ上る階段と玄関ホールを繋ぐ廊下を歩く物が有れば】
【廊下の一部、不思議と塗装がはがれおちた壁を目にするかも知れない】
【鷹栖が蹴り飛ばした壁より、玄関に近い。おそらくは振動で剥がれたのだろうが】
【それを見て何を思うかは、貴方達次第だ】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:57:31.30 ID:bm5uekUo
>>372
・・・・・まるで動物園の床のようだ。
【会談まで到着、その先を見つめて】
・・・・・・蛇が出るか獣か・・・・はたまたドラゴンか・・・・・
【手足に篭手と具足が出現、装着されたのを確認した後】
いくか・・・・・・
【階段を下りていく】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 20:57:56.62 ID:hsoMRnIo
>>367

【背後から、一人分の足音と、二人分の話し声が近づいてくる、男性と女性だ】

「で、あるから……なぁ?」

やーよぅ。

【歩いてきたのは、白衣を着た、長い白髪に頭にイカのような三角頭巾をかぶり】
【フランス人形のような大きな瞳に、生気を感じられない、真っ白なの肌の女性だ】
【その肩には、黒い蝙蝠が止まっていて、おそらく、男性の声はここから発せられている】

「まったく、ジェの字といい…。たまには吾輩の言うことを聞くのである!」

【蝙蝠が口うるさく話しているのを欝陶しそうに、そっぽを向いていると】
【女性は、ツインテールの少女が、すぐ先に歩いているのを見つけた】

ジェノっちは、…まあ、あれは別格だとしても、さぁ。
しょうがないじゃん?ヘルっちだって、あたしがどんな怪人か知ってるでしょう?

「う〜む………」

誘拐怪人-ユウカ・イ・カの、ターゲットは───、ああ言う、可愛い子だけなの。

【女性が、ツインテールの少女を指さすと、何やら、にょろにょろした感じの薄気味悪い雰囲気を女性を放つ】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:59:00.62 ID:auRubQSO
>>370

【くすぐったく、然れど優しいその手に】
【少し顔を赤らめながら話を続ける】

……そしたら、女の子が歩いてたんだよ
んで、よく見たら…その前にいたのは熊だった
それも、どっかの研究所から抜け出したような、異形のな

……体は動いてた
脳ミソが命令する前に、気づいたらその子と熊の間に自分が居たんだ

【思い返すように、湖の向こうの森を見つめながら】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 20:59:10.12 ID:iKNZxywo
>>369

見ーちゃった見ちゃった

【公園の外へと歩を向けたのに合わせ、変な歌を口ずさみながら草陰から出てきた】
【上下共に黒の服、少年にも青年にも見える顔つきをした男だ】
【ぱっと見、結構細身だ】

どこ行く財布泥棒

【しっかりと見ていたらしく、人影に向けてそう声をかける】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:00:25.06 ID:ssOS3vAo
>>373

―――・・・。
【周囲の蛇の置物を一瞥し、二つの扉を視界に入れる】
【ゆっくりと、油断なく部屋の端まで歩いていき】

探るなら両方だがしかし中に何かいるのか・・・?
【そしてたどり着くのは、何度も開かれたほうの扉】
【左手でノブに手をかけると・・・】
【ガバッ、と開き、中の様子を確かめようとする】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:00:36.82 ID:iRJb/Bc0
>>362

ちぃぃっ!飛び道具か、やっぱりそうだと思ったんだよ!!

【簡単に回避され、カウンターとしてナイフを投げられる】

―――・・・!

【攻撃が回避された瞬間、後ろから高速で炎が吹き出る】
【飛距離がなく、相手には当たらなかったものの】

くっ・・・!はッ!そんなもんかよ!?

【急加速、ナイフがこちらに届く寸前で回避する】
【―――しかし脇腹には当たらなかったものの、左手に一本かする】

【少なからず血が噴出し、仕方なく腕を押さえて血を止める】

いてぇな、だが、そんなモンじゃねぇだろ!

【大きな人差し指と中指を相手のほうに向けて、二、三度引く様な動作をする】
【どうやら挑発のようだ】

オラ、さっさと着やがれ!

【左手を下に垂らし、挑発】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:01:48.90 ID:cXpvZsAO
>>372

…な…

【絶句…今のマスタツを指す言葉としては最上だろう】
【瀕死の異形と動かぬ異形…計三体。その戦闘力は推して知るべし】
【…しかし、マスタツを絶句させているのは間違いなくその異形三体である】
【「なんだあれは」】
【紛れもないマスタツの本心であった】

…どうやら…「殺」す気でなければならないようですね

【マスタツは異形三体に向き直り「両足に履いた革靴を脱ぎ捨て」再び前羽の構えに】
【…マスタツは記憶が亡い。しかしこの時、亡くした記憶がマスタツに革靴を脱ぎ捨てさせた】
【ぎらりと鈍く光るのは両足の「爪」…文字通りの「爪先」である】
【…鞘から剣を抜いたのだ】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:02:31.23 ID:ncKktgSO
>>379
//えーと、擦れ違いざまに切り付けただけで投げて無いのですぜ
//描写わかりにくかったら済みません……
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:02:35.19 ID:VMvY8gQo
>>373

ほぉー、純銀製……? ま、審美眼なんて物ぁ無に等しいんですが。

【棚に沿って並べられた置物を見て行くが――取ろうとはしない】
【蛇の置物の前に到達しても、一言】

自分の尻尾咥えるなんて……アホですねぇ。

【そんな身も蓋も無い感想】

【美術品としての価値は見出せなかったらしく、指を差して「アナタはアホの蛇の像だ!」と命名(?)】
【棚を離れると再び鼻歌を謳いつつ、二つの扉に相対して】


どーちーらーにーしーよーぉーかーなー♪


【指を左右に動かし……決まった選択肢は、余り使われていない扉=z
【ドアノブに被さった埃に、フゥ、と息を吹きかけると――ドアを開け、中に入ろうとする】

383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:05:00.25 ID:JEk7Xr6o
>>377

【人影≠ヘ――――水面に指を触れたように、波紋が広がるように――――ビクン、と漣を起こし、震えた
存外に小さい、人影=\―――恐らくは、子供であろうか、トクン、といった心臓の鼓動が
静寂に包まれた夜に響いて、感じ取れるだろう】

【数秒の沈黙の後、人影≠ヘ決心したように、クルリ――――と振り返った
その刹那、雲の合間から顔を出した月明かりが、人影≠くっきりと浮かび上がらせた】


「――――……」


【淡い蒼色の長髪に白い花の髪飾りをつけた
ぷくぅと膨らみかけの胸、菖蒲色の艶やかな着物に紅色の帯を締めた
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳の裸足に草履の少女――――彼女は、怯えたような、視線を貴方に注いで】


「……ご、ごめんなさい……つい、出来心――――ですの」


【ぎゅっと、その特徴的な瞳を、閉じて――――ぱたっ、と頭を下げた】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:06:12.93 ID:kAiV3dso
>>372
(金属音…?)
(ただの壁にしては硬い)
(それに金属を擦る音もする)
(擦る音は…下の方)

【二つとも気付いて首を傾げている】
【もっと何かないかと耳を澄ませる】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 21:06:43.63 ID:5vEcK/E0
>>372

【流石にそんな経験は無かった】
【見えた内容物に一度目を背けるが、それでももう一度見て】

――……?
(これ、明らかに違う……)

【絡みついている触手に視線が吸い寄せられる】
【元凶はこれかと、そう判断して】

……まあ、とにかく、ここを破壊すれば一時的には……?
(……いや、それも無いかもしれない)

【突き刺していた槍を引き抜こうとする】
【引き抜けたならばそのまま槍を両手で持ち、脳に狙いを定めて】
【引き抜けなければ、一度槍を手放して消滅させ、「Ψ」と呟き再び槍を生成し、脳に狙いを定めて】
【どちらにしろ、槍で脳を貫こうとして】

……やっぱりまだ、ありましたね。

【視界の端に映った別の触手。それに目標を変えて槍を突き出す】
【太さによっては当たらないかもしれないが】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:07:03.42 ID:9QwGCG20
>>376

【顔を赤らめた彼に、(…可愛い…)とか変態的な事を考えてから】
【視線を森へと向ける様子を、見詰めて】

……、……

……其の子を、……助けようと、したんだね?

【撫でる其の手を、更に優しくしながら】
【少女を庇おうとした彼は、勇敢ではないか、と】
【そう言いたげな、表情を向けた】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:07:05.44 ID:Q5ycnr2o
>>372

(…下に反響してる)
(ワインセラーとかだと良いんだけどな…)

【手を傷めない程度に、一通り叩いてみて】

うーん……、やっぱり硬いね?
さっきの怪物さん達を逃がさないようにするためなのかな…?

(……だとしたら、あの子達って…、いつから此処に居たんだろう)
(ご飯とか……光合成してたのかな、やっぱり)

【あり得なさそうな過程を考えつつ、窓ガラスにチラと目をやった】
【暗くとも室内、此方の方が明るければ】
【サージの超普通視力では、外の様子は余り窺えないが――】

………大扉より、こっちの方が出やすそうだよね…?

【その大凡の厚さと、開閉できるのか、それだけを調べて】
【下りの階段に進むだろう】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:07:48.61 ID:iRJb/Bc0
>>381
/すみません
/じゃあ左手を切りつけることになったってことで
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:09:35.90 ID:iKNZxywo
>>383

出来心か、結構

ならば財布をあるべき場所に戻すんだな。そうすりゃ皆ハッピーで終われる

【その子供と相対し、両腕を組みながらやや威圧的な口調で要求だけを述べる】
【細身に武器無し。そこだけを見れば何とも貧弱そうだが、独特の”気迫”のようなものは感じられるだろう】
【少なくとも適当な言い訳を並べて許してくれそうにはない】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:09:47.20 ID:LDXsbcko
>>371

『歌姫の一族』……聞いてねェなァ
血吸い鬼だかなんだか、それも知らねェなァ
血貰ってた事も身体縛り付けてたこと知らねェ

ヒャヒャッ、全く持って何も知らないし分かんねェけどよォ

俺はなァ、俺はァ……んァ、何かダラダラ喋ってる場合じゃ無さそうだな

【途中まで言いかけたところで異形の獣へと変わっていくラビットに気づきその様子を閑かに見つめ】
【纏っていた触手に魔翌力が込められたかと思うと触手が更に膨張し肉厚の鎧の形を成して】

………ッ!

【特に抵抗はせず、ただ身を守り触手の鎧でラビットの斬撃を閑かに受け止める】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:09:59.99 ID:0HVdy9Mo
>>375

目標を確認───実験を開始する。

【女性の姿を見据え、ボソリと呟き】

……私は、可愛い子ではない。

───《 Luminous Vista 》

【本が光の粒子となって空気中に消え、少女の背後の空間が捻れ歪んだ】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:10:25.03 ID:0HVdy9Mo
>>391
/描写足らずっ、振り返って見据えました!
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 21:10:37.71 ID:1zFieRs0
>>372>>373
・・・(正直な話、以前機関支部で闘った相手だ、とても気が許せない)
(こいつと行動を共に取るのは危険だ・・・できるなら他の者と合流、出来なくともせめて単独、もしくは後ろを、だな)
【以前機関支部で戦ったという事もありラグナロクに対しては警戒の意志しかない】
【こういう時に深く被ったフードは便利だ、少なくとも顔や視線で警戒しているという事は察知されない】

【かと言って此処に留まっていればそれこそ何も始まるはずも無い】
【自身の手に魔力で光を灯し、下りの階段へと足を進める】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:13:46.95 ID:UtBrvago
【街外れの丘の上】

【月の明かりだけが周囲を照らす、夜のなだらかな丘陵の頂上】
【膝にも達さない程度の長さの草花が、風に揺られ、さわさわと鳴いている】

……セエレ。 答えられるなら、返事をしなさい。 セエレ。

【そこに一人の少女が、囁くような声でそう繰り返しながら、立っている】
【奇妙な格好の少女だ。どこから歩いてきたのか、裸足のまま】
【衣服にいたっては、白く大きな布を胴に巻きつけただけ、というシロモノだ。細い四肢が、小さな肩が、むき出しである】

……やっぱり、ダメかな……。

【憂いを帯びた表情で、溜息をひとつこぼす】

【夜風に煽られて、たなびく金色の髪は、柔らかに月光を受け、今は銀色に輝き】
【周囲の闇を、少女の形にくりぬいたような、そんな幻想を抱かせる、白磁のような滑らかな肌】
【整った目鼻立ちは、あまりにも整いすぎていて、かえって作り物めいている】

……何か、まだ足りない条件がある……?
それとも……。

【――もし、気配に敏感なものならば。もしくは、魔術的素養を持つものがその姿を見たならば】
【少女の白い肌から発散されている、奇妙な青白い魔翌力に気がつくだろう】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:14:36.05 ID:JEk7Xr6o
>>389

【ある種の威圧感――――……思わず目を背けたくなるようなそれは、絶対的な服従に似て
びくっ、と彼女の小柄な身体が震える……が、ぐっと、唇の端を噛んで】


「でも――――……そのようなわけにはいきませんこと
わっちの……生活がかかっていますの」


【ぎゅっと、自身を抱きしめるように、その小さな両腕を自身の腕に回し
どこか、怯えたような視線で、下から貴方を見上げる】

【ビブラートのように震える細い細い両足は、今にも砕けてしまいそうで】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:15:07.91 ID:auRubQSO
>>386

熊に飛び掛かる頃には、その子の母親が見えてな
取り合えずそれを確認して……5分ぐらいだったのかな?
熊とやり合ってたわけよ

俺はあんま戦い慣れしてないせいか、結構苦戦したけど…なんとか追い払ったんだわ

そいで、安心して二人の方に振り返って、「怪我はないか?」と聞こうとしたら……
まあ、お母さんだもんな
娘、守らなきゃって思ったんだろうよ…


【目を閉じてその時の言葉をリフレインする】

「寄るな、化け物」だってさ
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 21:15:58.35 ID:wYqzN2so
>>374(ラグナロク)>>387(サージ)>>393(ライク)
【外の光景は見辛く、見えたとしても特筆すべき物は無い】
【もう少し入口に近ければ、争いの様子は見えたのかも知れない】
【尚、壁は開かない。厚みは、おそらく槍が通らない程度には有るだろう】


【暗い、暗い、そして冷たい。牢獄を思わせる空間】
【黴臭さと湿気、人が住むのに適さないのだけは確かだろう】
【此処に、灯りを持って侵入してきた貴方達は、この光景をどう認識するだろうか】

【碁盤の目の様に、整頓されて並べられた、棺】
【一台や二台では無い。十や二十では足りない】
【その数およそ五十。蓋の開いた棺が並べられていた】

【棺に横たわるのは、完全に白骨化した死体】
【肉や皮膚の一片も残らず、頭髪だけが棺の中に落ちているのが少々滑稽で】
【胸の上で手を組まされたそれらは皆例外無く、右手の親指を足の方へ突き付けていた】

【視線が奥へ奥へと進むにつれて、二つの事に気付くだろう】
【一つ。棺は、全てが埋まっている訳では無い事】
【空の棺が四つ。二つは右端、二つは中央に存在した】
【そして、もう一つ】

…………ク、ァ………カ、カァアあぁぁぁァアゥうゥゥぅウうぅぅゥゥ……

【棺の一つに、腰掛けている者が居る】
【長い長い黒髪、堂々たる体躯。腰には二振り刀を差して】
【ゆっくりと貴方達に振り向いたその顔は、骸骨と呼ぶべきそれだった】

>>384(ミル)
【貴方の耳が捉えるのは、階段を皆が降りる足音】
【そして、笑い声にも泣き声にも似た、奇妙な音】
【それ以外の小さな音は、全てそれらに掻き消されている】

【追えば、先に進んだ彼らと同じ光景を、貴方も見る事になるだろう】


/続きます
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 21:16:46.17 ID:wYqzN2so
>>378(アルギレッタ)
【何度も使われた事で蝶番の緩んだ扉、その向こう】
【立ち並ぶ本棚には、魔術書や歴史書の類が所狭しと置かれている】
【大半は少々内容が古い物で有ったり、そもそも書店で購入できる程度の物で有ったり】
【何かの資料として閲覧する分には兎も角、資産的価値は全く無いと言って良いだろう】
【その中に一つ。たった一冊だけ本が置かれた本棚が有る】
【本の背表紙には、「道反の大神」と書かれている】

【「道反の大神」と、書かれている】

>>382(鷹栖)
【殆ど使われていない扉】
【それを開けた瞬間に、貴方は、此処に立ち居る者が少なかった理由を知る事になるだろう】
【壁を這う蔓、天井に張られた蜘蛛の巣、床に広がる赤黒い染み】
【これらは全て、一個の怪物から発生していた】

【下半身は巨大な蜘蛛。だが、足の一本一本はまるで杉の巨木の様な質感】
【長くしなる胴体は蛇、背を突き破って生えた四本の腕は、骨を接ぎ合わせたような作りになっている】
【頭が有る筈の部分には、切って無理やり注ぎ足した様なワニの様な巨大な頭部。藍色の髪が後頭部から床にまで】
【腕の付け根から際限無く赤黒い液体を流し続けるそれは、自分の巣への侵入者を見つけて】

シュー……………シュ、キィ、キィァアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!

【鳥の様な、女性の悲鳴の様な。威嚇とも怒声とも付かない咆哮を上げた】

【怪物に目を奪われずに観察を行えるなら、この部屋を見渡すのに労力は必要ない】
【8m四方程度のそこそこ広い部屋。置いてある家具は、金属製の長い机が一つ】
【どちらかと言えば実験用の台と言った方が良いかも知れないそれの上には、アルコールの瓶が放置されている】

【尤も、この依頼の目的は、『館を住める環境にする事』。燃やしてしまっては本末転倒だ】


>>380(マスタツ)>>385(リライズ)
【貴方の予想は、おそらく不幸にも当たっている】
【三体の異形が個別に襲い来るならば、能力者数名の敵では無い。だが、一体の強大な異形に対して、二人で戦うならば?】
【容易くはいかない、それどころか達成できるのかも定かではない】

【だが、叶わぬ事を叶う様にするのは、決断力と行動力。リライズの槍が、既に動かぬ異形の脳を完全に粉砕した】
【これにより、取りこみうる異形は一体。戦力は単純計算で33%削がれた事になる】

【更に、触手の一本への槍の一撃】
【もし、突き刺さったそのままに押し込むなら、触手の一本を地面に固定する事が出来るだろう】

【マスタツが仕留めた怪物が、ミルとライクの仕留めたそれに捉えられ】
【脳から這いずりだした触手同士が絡み合い、残された躯とも言うべき体を繋ぎ合わせる】
【二本の右足と一本の左足が地を踏みつけ、もう一本の左足はずれて地面に届かず】
【四本の腕のその上には、二つの緑髪の頭部。首が折れたかの様に、カクリカクリと揺れ動く】

【大きく開かれた二つの口から二人に一発ずつ、紫色の液体が放たれた】
【液体の性質は強酸。触れれば、焼ける様な痛みに襲われるだろう】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:18:17.59 ID:hsoMRnIo
>>391

あら、───意外に、バイオレンス系?

「能力者の類か、あれにちょっかい掛ける気か?」

もっち。

【ペロリ、と舌なめずりし────】
【徐に、プチ、プチと白衣の前を開き始める】

「……どうなっても、吾輩は知らないのであるよ」

じょーとーよ。じょーとー。
可愛い可愛い、ちょ〜っと、生意気くらいが可愛いのよねぇ。

【前を開くと、脇腹の方からうにょうにょと触手が飛び出す】
【おそらく、裏側、背中から回りこんできているのだろう】
【右に3本、左の3本、合計、6本のイカの触手だ】

それにぃ、ここで引いたら、≪ネイビィ・シャドウ≫の怪人の名折れってヤツじゃない?

「……よく言う」

【くっふっふふー、と笑みを零しながら、うにょうにょと触手を蠢かせながら】
【ふしゅーと、口から炭のような黒い息を吐きながら、ゆっくりと少女に向かって歩き出す】

【口から吐く炭は、徐々に大気に蓄積しているが、現状は姿を隠す程ではない】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:20:20.88 ID:bm5uekUo
>>397
ほう、スケルトンと言うやつか・・・・・・・・
【うめき声を上げる其れを目撃】
・・・・・・良い骨格をしているな、実に骨太だ。
【とりあえず意思疎通を図るために歩いて接近しようとする】
あー、はじめまして、私の名はラグナロク、だ。
随分と痩せているようだがちゃんと肉は食っているのか?
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:20:40.63 ID:9QwGCG20
>>396

【彼の言葉を聞き、橙の双眸を驚愕した様に見開いた】
【思わず撫でていた手を止め、怒りを堪える様な声を出す】

ん、な…ッ

【ぎり、と歯軋りして】

……、其れは、母親が悪いじゃないか!
助けてくれた君に、そんな言い方って…!

【静かな湖畔に響くのは、彼女の怒声】
【しかし、向けた表情は、彼を心配する様な其れで――】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:23:14.21 ID:iKNZxywo
>>395

(ま、こんな時世じゃ乞食だか孤児は珍しくねぇわな)

早くも交渉決裂というわけだ……覚悟は出来てんだろうなクソガキ

【啖呵を切ると同時にとりあえずは子供の頭を右手で掴もうとする】
【掴んだ後はもの凄い力でぎりぎりと締め上げる──なんてことはこの男には出来ない】
【代わりに体重をかけて上からちょっと圧迫しようとするだろう】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:25:44.10 ID:ssOS3vAo
>>398

・・・書斎か何かかしかしありきたりな書物が多いな。
【周囲の本棚を見回しつつ、中に踏み込む】
【そして、視覚が一つのものを捕らえる】

【まさに目立たせるためにおいたのか、一冊のみの本】
・・・?
【惹かれるように、その本棚に近づいていく】
【もし手に取れれば、その本――「道反の大神」を開き、中を確認しようとするだろう】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:27:17.71 ID:cXpvZsAO
>>398

う…おッ!

【「変態」した異形の口から吐き出された紫の液体】
【自身に降りかかる液体をバックステップ…逃げるようにかわしながら距離を取る、取ってしまう】
【距離を取ったとしてもマスタツには何もできないというのに…】
【しかし今回、その行動は正解だったのかもしれなかった】

これは…酸ですか

【地面を融かす強酸の臭いに顔を歪める】
【マスタツの全身は硬い鱗に覆われている…しかしこの強酸に耐えられる物ではない】
【もしも受けていたならば受けた部位が融け爛れていただろう】

(酸は不味いですね…背後に回ってみますか!)

【構えを解き異形を中心に時計回りに走り出し異形の背中側に回り込もうとする】
【背中側ならば強酸を吐く事は難しいだろうと見た上での行動だ】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:27:49.90 ID:ncKktgSO
>>379>>388

予備動作が長い上に、動きが直線的過ぎる。
幾ら速くたって、隙も突かずにそんなすっトロい突きを打ってちゃ――オレじゃなくても、躱せるよ。

(……とは言え、あの炎は厄介だな)

【位置関係上、目に見えた被害は負わない物の――擦れ違い様に、じり、と高熱が肌を刺す】
【恐らくは、あの拳の威力も生半可な物では有るまい】
【にも関わらず恐れは無く、かと言って挑発に逆上せる様子も見られず】

(恐らくは、直線速度の高いパワー・タイプ)
(飛翔は可能だが、そこまで自由じゃない。そう何時までも飛んでは居られない、と考慮して――)

…………多少の怪我は、覚悟の上か。

【思考は一瞬、結論までにもう一瞬。下した其れは―――「敢えて挑発に乗る」という物】
【彼女の瞳が深遠のような蒼へと変わり行き、同時に薄い霞が其の周囲に漂い出す】
【能力だろうか――――?】
【間髪入れず、彼女は接近すべく駆け出した】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:28:03.29 ID:0HVdy9Mo
>>399

(…………声が二人?)

……ネイビィ・シャドウ…………。

【女性の口にした組織の名を復唱し】

…………だから、可愛くはない。

────《 射出 》

【歪んだ空間から、赤色の細長い水晶が撃ち出される】
【狙いは女性の腹部、一直線に向かっていく】
【先端は平たく速度も遅めのため、威力はあまりないが】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:28:23.56 ID:JEk7Xr6o
>>402

【眼前に広がる、押しつぶされそうなほどの威圧
文字通り蛇ににらまれた蛙が如く、彼女は――――びくっ、と震えて動けなくなった】


「ふぇ――――……あ、っぐ……んぅ……――――」


【小さく声を漏らしながら、頭に響く圧迫感から逃れようと、両手を振るわせる
しかしながら、どちらかといえば、ふりふり、と振っている行為に近く、大して意味を成さないだろう】

【そして、同時に――――……何やら、頭がスッキリとした感覚に襲われるだろう
どちらかといえばそれは快楽に近い、めまいやら頭痛、それらが解消されたリフレッシュしたような感覚に、だ】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 21:29:28.15 ID:1zFieRs0
>>398
異常だ・・・
【確かにアホみたいに安い物件】
【しかし最初に見た得体の知れない化け物の上にアンデッド?この男の中で警鐘が鳴り響く】

【おかしいのは屋敷か、不動産屋か・・・もしくは・・・】

いかん。アンデッドを前に何時までも思索に耽るわけにはいかん
【背負う矢束から右手で鏃が青白い弓矢を取り出し、引き絞る】
【まだ相手の行動を見るために放ちはしないが】

いや、空いてる棺は一つではない・・・となれば他にも居るか・・・?
・・・何はともあれ、信用できるのが一人増えた、な。気づいてるかどうかは知らんが

【周囲の気配に気を配らせつつも目の前に居るスケルトンとでも言うべき化け物に目を向ける】
【アンデッドということを確認してから取り出した矢だ、ただの矢では無いだろう】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:31:53.46 ID:Q5ycnr2o
>>397 >>398

…ぅ……

【死体は平気だ、見慣れているし触れもする】
【しかし――これだけの数が並んでいると、流石に辛いのか】
【小さく声を漏らして、眉を顰めた】

【――見ないように、と思うほど】
【網膜はより鮮明に死体達を映し出す】
【衣服の有無や、骨格によっては男女比率が分かってしまうかもしれない】

(……っ…手の組み方…変…?)
(それに…、からっぽの棺桶が―――)

【小さな疑問は、しかし】
【大きな衝撃によって打ち消される】
【此方を向いた人影に】

―――え、えぇっと……?

…此処で何してるの…?

【垂れ下げた自分の左腕を、右手で縋るように握りながら】
【恐る恐る、そう尋ねた】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:31:59.80 ID:VMvY8gQo
>>398

【扉を開け、部屋に入り―――こう言う所は几帳面なのか、確りと扉を閉め】

 【「シュー……………シュ、キィ、キィァアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」】


うおっ!!?


【異形の咆哮にビクリ!と体を振るわせつつ、瞬時に振り返り――嗚呼、 異 形 ≠セ】

(こーんな奴とタイマンってのは洒落になりませんねぇ……さて。)
(見えるのは机の上の……―――はて、ラベルがありゃ判るんですが。)

【其れでも、飽くまでも鷹栖は『平静』を保つ……まるで、洒落にならないが、何とかはなる≠ニ言いたげに】

【ビュン―――――】
【風斬り音と共に右手のキセルを異形に向けると、キセルが巨大化=z
【おおよそ1,2mは有ろうかと言う『獲物』に変化し――其れを構えて】

…………うん、独りじゃやっぱりキツいですねぇ。

【アハハ、と笑いつつ疾風の如く走り出すのは、隣の部屋と共有している壁=z
【妨げられることなく到達すれば―――――】


竜人のお兄さぁーーーん!!! ちょっくら助けちゃ呉れまえんかねぇ!!!


【ドスン――――――!!】
【壁を蹴り、大声で叫ぶ事によってアルギレッタという増援を呼ぼうとする】
【無論、この動作中は背中を向けている≠フだが――戦力の確保が重要と考えたのか】


411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:32:16.20 ID:9El7D2ko
>>390
【イナバのほうも、かろうじてかわした程度で…かすり傷を腕に作っていた】
【ラビットは二人を攻撃した後…そのまま一直線に逃げて行くのが見える】

【黒の頭巾を取ると…ラビットと同じ赤い髪が覗き、その頭に一本の大きな角が生えていた】

「…おととうた、ゆめをつかさどるわざ(業)とぶんかをつぐのがわれら『うたひめのいちぞく』
とりかえしがつかないことになるまえにはやいところケリをつけるのがあねのつとめです
にがしはしません」

【刀の鍔についた鈴をちりん、と鳴らし額に持っていく…すると】
【風が巻き起こり、木の葉が舞いイナバの身体中を回っていく…やがてその中で彼女のシルエットが変わり】

「…ハッ!」

【刀でその風を切り裂いた所に…赤色をベースとした外側を黒の縁取りで覆われた歌舞伎役者のような顔面に、その頭部の前部分に一本の角が生えた仮面】
【両拳から手首にかけてプロテクターのように流線的なフォルムの赤い模様がついた紫の殻で、胸を赤紫のスマートな装甲で覆い】
【背中に刀の鞘を背負い、両腰に太鼓の撥のような二本の棒を携えた、ベルトのような所に丸いデンデン太鼓のような模様の丸いマークを装備した…またしても鬼の如き異形に姿を変える】

【彼女はアドに向き直ると、鬼の顔を向けてその丸いマークを取り外しアドに差し出しながら】

「さて…あらためておてつだいくださいますか?
こうなったからにはてはいくらでもおかりします…まだとおくまではにげてません、あのこをさがしだしさきにみつけたら
この『かざつつみ(疾風鼓)』をあのこにくっつけてください、そのしょくしゅののうりょくはいかにもほばくにてきしたのうりょく、とみてのおねがいです」

「これをもってうさぎのこころをちょくせつ『きよめ』ます…これをくっつけるのがたのみです、できたらあとはわたしにおまかせください」

【自分が見つけた場合の鼓をヒラヒラと見せびらかしながら鬼が差し出し続ける】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:32:36.30 ID:iKNZxywo
>>407

(気分が変わった……能力か?)

そらとっとと財布を返せ……!
でなきゃ警察かそのへんのマフィアに譲り渡すぞコラ……!

【気分の変化に対し、喜びよりも警戒を強くする】
【気分というのは脳に左右される。能力か何かだとしたら脳に作用していることになる】
【警戒するには十分な理由だからだ】

【脅しを交えながら、ぎゅぅ、と上からの圧迫を強くしていく】
【結構痛い】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:33:00.57 ID:auRubQSO
>>401

いいや、バケモンさ
普通の人から見りゃこんなナリの、こんな大きさの獣なんて……
【俯きながら、湖に映った自分の姿を揺らし波紋をつくる】

それからすぐだったかな…

森には猟師が彷徨くようになった
化け物退治だとよ

……あんたも見なかったか?
森の入り口の前に看板があったろ
「キケン、立ち入り禁止!!」的なやつ

【女性が看板を見たなら気づくだろう】
【その看板には、彼に……少し似た感じの獣が描かれていることに】

いつのまにやら懸賞金みたいなものまでかけられてたしよ
あんときは流石に笑ったわ
【そう言って浮かべた笑みには悲しみしか伺えなかった】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:33:58.33 ID:iRJb/Bc0
>>405

(挑発に乗らなきゃ奥の手使うつもりだったんだが、まさかのってくるとは)

いいねぇ!いいよお前その覚悟ォ!

【握っていた右手を開き、もう一度握る】
【そのまま目の前に来る相手のほうに拳を振りかぶり】

うらァァあああ!!!

【今度は走りながら殴りかかる】
【威力は落ちているものの、先程よりも早いようにも感じる】

能力なんざ関係ねえ!俺ァ近接メインの人間よッ!!

【徐々に加速していく、足は速いようだ】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 21:35:06.23 ID:5vEcK/E0
>>398

(……触手を自由にするのは、すなわち腕を自由にするのと同値)
(或いは、脚? いずれにせよ、これは留めておきたい)

【左手だけ槍から離し、右手の親指から指輪を引き抜き】
【槍の柄にその指輪を通し、左手の親指の指輪と糸で結ぶ】
【右手から槍を離して、左手の指輪を右手の親指にはめなおす】

――っ! 「Θ」!

【左手に盾を精製し、反射したときの飛沫が全て地面へと飛ぶような向き、盾面を斜め下に向けて構えた】
【つもりだったが、先ほどの手間のせいで球体への対応がやや遅れていて】
【液体の大半は防げたものの、一部は胴体に降りかかる】
【強酸は、盾を腐食する。形を崩した武器は、消える】

――――熱いっ! あついっ!

【結果として、胴体と左手が軽く爛れる】

「Φ」っ!

【右手に長柄の斧を精製する】
【かなり大振りだが見た目に反して軽いらしく、片手でも持てている】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:36:23.40 ID:kAiV3dso
>>397
(他には特にない、行かなきゃ)

【階段を焦って降りていく】
【他の者に追い付くためだ】

【そして他の者とは少し遅れ辿り着き】

(…死体の匂い、それも複数)
(死体安置場?)
(…骨が動いてる、ゾンビ、或いはアンデット)
(危険、聖水は今日は持ってきて無かった)

【刀を構える】
【松明はどこかへ消えてしまった】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:38:11.12 ID:JEk7Xr6o
>>412

【覗けるだろうか――――彼女の紫陽花色の瞳が、びくっと、怯えで輝く、その言葉に】


んぁ……っぐ……ぅ――――……
This Is the New Shit=\―――っ


【そのまま数秒、彼が圧迫を続けているのならば、彼女を掴んでいる手の手首に、数cm程度の細い傷が奔るだろう
まるで、引き裂かれたかのような、傷は普通の切り傷と違い、中々に、痛いだろう】

【そして、彼の圧迫が緩んだならば、彼女は、ばっと、座り込んで――――這うように、後方に逃げようとする】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:40:10.10 ID:hsoMRnIo
>>406

そーよぉ?
闇の暗黒組織≪ネイビィ・シャドウ≫───…。
世界を、混沌に陥れちゃうのよん♪

「適当言うでない!それが目的ではないのである!」

最強の怪人を作り出す、だっけ?ぶっちゃけ、アタシらには関係ないし、それ。

【歪んだ空間から打ち出される水晶】
【それを見るや、ユウカ・イ・カと名乗った女性は「ひゅぅ♪」と口笛を吹き、避けようともせず、歩みを止めない】

「始まったか……吾輩は、避難しているのでる」

はいはい、お爺ちゃんは安静にしていな。

「爺扱いするでない!!」

【プンプンと怒りながら、蝙蝠は近くの壁にあるパイプに逆さでつかまり、傍観体制に入ろうとする】

───可愛い可愛い、自分の事、可愛くないって言う所が、可愛い♪
どれくらいって言えば、……そうねぇ。

【クスリ、と微笑むと、衣服の腹部がブチブチと裂け───】

食べちゃいたい、くらい。

【縦についた巨大な口≠ェついた腹部が顕になり。ぐぁッ!と開くと、歪な牙が顕になるのと同時に、底が見えない異次元空間のような内部が見える】
【それにより、巨大な口で、水晶を丸呑しようとする。ちなみに、異次元空間の内部は、外部からの干渉に特に耐性は無いので飲まれてもそのまま操れるかもしれない】

【現在、炭を吐くのを中断。規模:小(相手を視覚する分には、視界に影響はほぼ無し)】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:40:17.81 ID:9El7D2ko
>>411
/追記、メシ落ちです
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:42:37.83 ID:iKNZxywo
>>417

っつ! ……あ?

【急に手首に痛みが走り、そこから血が流れ始める】
【男はそれをきょとんとした表情で眺めていた】

【その間に圧迫がかなり緩んだため、少女を逃がしてしまう】
【だがその後も数秒間、男は自分の手首から流れる血を呆然と眺めているだろう】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 21:45:33.12 ID:9QwGCG20
>>413

【看板は、見た―――、でも】
【其れでも、彼が「化物」だとは、絶対に―――】

……違う、よ……
……アクセラは、化物じゃないよ

【―――認めたく、無かった】
【其れは、周りの人間が、勝手に決め付けてるだけだ】
【何も知らないのに―――彼の容姿から、勝手に判断しているだけだ】

だって―――僕に、…優しく、してくれた
…僕が触ろうとしても、大人しくしてた

言葉を、掛けてくれた

【本当の、化物なら】
【そんな風に、接する筈が無い】

【本当の化物なら―――優しく接しようとする、「こころ」が、無いから】

周りの人が、何と言おうとも

僕は、絶対に、君を化物とは思わない

【まるで、我を通す子供みたいに―――首を横に振りながら】
【彼に、ぎゅっと抱き着こうとする】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 21:46:56.67 ID:wYqzN2so
>>400(ラグナロク)
【カキ、コキ、カク。硬質な音と共に、骸骨は其方へと顔を向けて】
【一応存在する眼球が、筋肉が存在しない筈だが動く】
【意思疎通を図った貴方に対し、骸骨は左手を差しだして】

……………カッ、ゥぁ

【同時、鋭い右足の踏み込みと共に、右手で居合いを放った】
【胴体を横に薙ぐ軌道、入口の怪物とは次元が異なる動きだ】

>>408(ライク)
【ラグナロクに一閃を放つその過程、骸骨がライクに視線を向けた】
【正確に表現するなら、眼球の片方を動かして其方に向けた】
【途端、一筋の青い魔力が、ライクの弓を持つ手へと向かって射出される】
【もしそれに触れたなら、手に枷を掛けられたかの様な重量感に襲われるだろう】

>>409(サージ)
【小さな疑問、手の組み方。並ぶ並ぶ死体は、貴方にこう言っている】
【GO TO HELL. 地獄に堕ちろ≠ニ。親指を地に向けて、そう言っている】
【衣服は、どれにも着せられていない。男女比率は殆ど五分五分。無作為に集めたのだろうか】

【「此処で何してるの?」。言葉よりも饒舌に『お前達を待っていた』との答え】
【言葉を発しない骸骨の片目がサージの右手に向けられると、ライクへのそれと同様の魔力が走る】

>>416(ミル)
【階段を下りた貴方は、先んじた彼らと同じ光景を目にする】
【遅れての到達故、骸骨の意識にはまだ入っていない―――】
【―――意識という言葉を使うのが正しいと言うのなら、だが】

/続きます
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 21:47:34.43 ID:wYqzN2so
>>403(アルギレッタ)
【「道反の大神」、そう書かれた一冊の書物】
【然し奇妙な事に、それには1ドットのインクすら印刷されて居なかった】
【高級そうな装丁に、ひたすら並ぶ白紙。これは、どういう事だろうか?】

【ページをめくって行けば、はらりと二枚の栞が本から落ちる】
【「比良坂乃紙栞」、櫻の国で作られる和紙に魔力を練り込んだ美術品】
【桜の花をちりばめた意匠も然る事ながら、やはり目を向けるべきはその力】
【周囲の物体の時が過ぎるのを少しずつ遅らせる=Aという物だ】
【書物や生物の保管。或いは、病状の悪化を防ぐ、その様な目的に用いるのが良いだろうか】
【参考までに:百枚も有れば、犬が三十年生きると言われている】

【………本当に、これだけなのだろうか?】


>>410(鷹栖)
【壁へ走る=H】
【嗚呼、壁の蔦は貴方の敵では無いと、何処の誰が保障してくれたのだろうか】

【壁を蹴った振動に反応して、周囲の蔦がその脚をとらえようと集まってくる】
【さながら、地に落ちた蝉を狙う蟻の群れの如く、得物へ向かって直線的に】

【背後、異形の本体は、蛇の胴体をぐにゃりと曲げた】

【尚、机の上の瓶にラベルは無い。だが、瓶の種類で分かる人間は分かる、そういうメジャーな品だ】


>>404(マスタツ)>>415(リライズ)
【二体が並んでくっついた異形は、小回りが利かない】
【だが、異形の目はカタツムリの様な飛びだした目。見るだけなら出来るのだ】
【背後に回ったマスタツを、二つの無感情な目がただ見ている】

【一方、リライズはその異形の体の正面に】
【片方の頭、口から伸ばした触手の端が地面に縫い付けられ、行動範囲を半径5mにまで狭めている】
【尤も、鈍重な怪物。動き回りはしないだろうが】

【二体が一体になったこの怪物は、首をカクカクと揺らして】
【その喉が、不気味にボコボコと波打ち始める】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:48:02.62 ID:LDXsbcko
>>411

ってて……ヒャヒャッ、痛ェ痛ェ…

【去っていくラビットを見つつ触手の鎧はボロボロと剥がれ】
【身体自体に傷は負っていないものの切り裂かれた触手の真下にあたる部分を撫で】

【鬼の異形へと変わっていくイナバを見つめ】

ヒャヒャッ、手伝うも何もよォ
友達がヤベェ事になってたら何とかすんのが友達だろォが
これくっつけりゃァいいんだろォ?

そんなんすぐ見つけてよォ…ちゃっちゃと彼奴を助けてやるよォ

【差し出されたマークを受け取りポケットの押し込んでそう言い放った】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:49:37.52 ID:0HVdy9Mo
>>418

……───そう、覚えた。

違うと言ったら、違う……。
それに──食べられるつもりは、無い。

【動揺を見せず、無表情を貫き通し】

────《 爆破 》

【巨大な口に飲み込まれ切る前に、赤色の水晶を爆発させた】
【規模や範囲共に、そこまで強力だとは言えない】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:54:41.41 ID:bm5uekUo
>>422
ぬ!
【左手に装備した篭手で受け止め、その衝撃を後方に飛んで受け流す】
・・・・・・カルシウムが足りないのではないか?
【漂っていた二本の光剣をひっつかみ】
まぁいい・・・・・貴様が先に仕掛けてきたのだ・・・・・犬の餌になっても文句はいえんぞ?
【二振りの光剣を構えて疾走、距離を詰めて真一文字に切り抜ける】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:57:40.13 ID:hsoMRnIo
>>425

意固地ねぇ、そういう所が良いんだけど♪

【ガブリと、勢い良く丸呑みしようとしていた所に────】
【水晶の爆発、不意を付かれたか、モロにヒットし】
【範囲、規模が強力ではないと言っても、爆発だ、懐にクリーンヒットしてしまい、後方に吹っ飛ぶ】

うべっ!?

「……見た目に惑わされるでない!見た目だけで相手の力量を判断でないわっ!」

別に、そんなんじゃ、無いわよぅ、心外ねぇ。
可愛い子、見たらうっかり見とれちゃうってだけよ!あ──はっ♪

【だが、ダメージを喰らうのと同時に置き土産と言わんばかりに】
【ぶしゅー!と炭を勢い良く吐き出す、爆風に巻き上げられ、吹っ飛んだ先のユウカ・イ・カが隠れるほど広がった】

「余計ダメである!!」

【現在、炭を吐いた直前。規模:中の上(立っている相手は見えるかもしれないが、倒れた相手を視覚するのは少し難しい状態)】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:59:24.49 ID:9El7D2ko
>>424

「…いいおともだちをもったものです、あのこは」

【鬼の仮面の顔をわずかに俯かせながら、イナバはそう呟いた】
【そしてすぐにラビットが去って行った方向めがけてアドを手招きしながら走り始める】

【追いかけたなら…路地裏の中がしん、と静まり返って自分たちの足音のみが響いている音が耳に入ってくる】
【獰猛な獣のようなラビットが逃げ去ったとは思えないほどに、そして普段の路地裏としてもあり得ないほどに静かだった】
【息を殺してこちらをうかがっているのか?そうだとしたら本当に獣みたいではないか】

【しばらくして、右と左への分かれ道へと行き当たり】

「あなたはみぎへ…せいこうしたらおおごえですぐにあいずを」
【と、どうすればいいかを教えてくれた】

/ただいま
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 21:59:44.97 ID:ssOS3vAo
>>423

・・・これはいったいなんだというのか。
【完全なる白紙の書、その意図は計り知れない】
【しかし、今はそれよりも優先すべきことがあった】

>>410より響いた声、その意味は救援。いったんこの部屋の捜索は後回しにする】
【一度壁を切り崩して行こうとも考えたが、館を壊しては依頼主に申し訳が立たない】
【落ちた二枚の栞を拾い上げ、「道反の大神」の書物をジャケットにねじ込むと】
【部屋を飛び出て、もう片方の扉をくぐろうとする】
【そして彼はこう叫ぶだろう】
―――まだ無事か!?
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:01:25.25 ID:auRubQSO
>>421

【彼女から伝わる優しさが、温もりが】
【いつの間にやら、一滴、彼の瞳から溢させていた】

……俺は人によって造られた存在だ
【狼とも狐ともつかないその体が彼が双方の"キメラ"である事を語っていた】

だから……他の奴等とは生きていけないみたいだ
みんな、俺の事を避けてるよ…今もな

【彼の言う通り、辺りには獣の気配どころか、鳥のさえずりすら聞こえてこない】

……俺はたくさんの人を見てきた
いろんな奴がいたけど…みんな、生き生きと、笑顔で生きてた

俺は、人間が好きだよ
できたら俺も……一緒に生きてたい


……でも、駄目だわな

俺は、何処にいっても受け入れられない、研究所でも落ちこぼれの…

……"ノアの失敗作"だから

【吐き捨てるように呟く】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:01:27.53 ID:VMvY8gQo
>>423

おおっとお、蔦まで動くんですかぁ!?

【直線的に迫る蔦を視認し―――足は地に付いた所であろうか】
【当然刹那の足の反応が可能な訳も無く、避ける≠ニいう選択肢は消滅し】


(蔦なら焼き切って―――…は屋敷が大火事になっちゃいますねぇ。)
(どーせなら、無力化しちゃいたい所ですから……潰しちゃいますか。)


【ビュン―――、とキセルを大きく振り被り、穴の方向とは逆を向けて蔦に向けて振り下ろす=z
【蔦の量が極端に少ないというわけでも無い限り、『足りない』だろうが――】

【もし蔦に攻撃がヒットすれば、勢い余ってキセルは地を叩く】
【その際、地に――――魔方陣≠フような物が発生するだろう】

【また、移動はしていない為に蔦に足を絡み取られてしまう可能性が有る】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:01:50.25 ID:cXpvZsAO
>>423

【背後に回り込む事に成功したマスタツは異形に向かって走り出す】

(喉が鳴っている!次弾が来ますね…させません!)

―――『断頭 裏技 斬首』

【鋭い踏み込みからの右下段廻し蹴り…鋭い爪先が剣のように異形の二本の右足を刈り取らんとする】
【そしてその右足が振り切られた場合…『斬首』は止まらない】
【振り切られた瞬間、右斜め上に爪先が跳ね上がり異形の首一つを斬り飛ばそうとする】
【「掛け蹴り」と呼ばれる技に似た軌道を描くこの蹴りは『斬首』の名に恥じぬ鋭さを以て異形の足二本と振り切られた場合更に首一つに迫る】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 22:03:20.23 ID:5vEcK/E0
>>423

【だらりと左腕を力なく下ろして】

(左手は今は使えない……それに、防御自体が危険)
(短期に決着を付けようにも、狙うは二つの首。早く終わる気はしない)
(そもそも、ここからじゃ攻撃するには遠すぎる)
……仕方が無い、ですね

【喉が蠢いていることも無視して、詠唱を始める】

(次はほぼ確実に攻撃が来る……それまでに……)

【詠唱のペースはかなり速い】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:03:32.37 ID:ncKktgSO
>>414
(洗練されては、いる)
(格闘家のジョルトブローや追い突きに近い、が――)

引く道理が無い。元より、近距離はオレの間合いだ。
其れと――……大振り過ぎるってさ、さっきも言ったばかりだよな?

【対して、彼女の速度は常人並程度だったが――「振りかぶる」――その動作と同時、一気に加速して】
【繰り出された突きに対し、左のナイフの刃で前腕の側面を払うようにして拳の軌道を逸らしに掛かる】
【しかし、完全には回避し損ねて、拳が左肩を浅く打ち据えた】

【恐らくは相手の初動から、攻撃の軌道やタイミングを計っているのだろう――】

――――……ッ、微温い!!

【打たれながらも強引に右足で一歩。右のナイフを逆手に握り、アッパーカットの要領で逆袈裟に振るう】
【懐に潜り込んでの鋭い一閃、直撃すれば、中々に深い傷を負うかも知れない】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:03:56.00 ID:zv8pq2DO
【路地裏】

……少し遊びが過ぎましたか、そろそろ戻らないと…
【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる狐目長身の男】

【両手に血濡れの手斧を携えて壁に背を凭れ掛け、日が落ちたのを確認するかのように空を見上げて呟く】
【顔や髪にも所々散っている血液は、足元に転がる死体からか】

……いやでも、後一人位ならいけるかもしれませんね…
待たせるのは気が引けますが、多少なら平気でしょう
【言うが早いか、身を起こして手斧を仕舞わぬまま歩き出した】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:05:21.21 ID:0HVdy9Mo
>>427

……意固地でも、無い。

(視界が塞がれたか───なら。)

────《 射出 》

【女性の姿が煙に隠れ、攻撃を諦めたのか】
【自身の直下の地面を狙って、歪んだ空間から橙色の水晶を放った】
【何事もなければ、そのまま地面へと刺さるだろう】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 22:05:24.37 ID:1zFieRs0
>>422
っ!!
【警戒心を高めすぎるのも考え物だ、ビクンと一瞬体を震わせ】
【敵が何かを発したその瞬間反射的にその矢を放ってしまった。この武器をそこまで扱い慣れていないと言う事もあるが】

【その矢は放物線を描いて骸骨の足元へと向かう】
【その鏃に装填されているのは聖水、対アンデッドを主とした武器】
【当たったところからバケツ一杯分の聖水が炸裂するものだ。狙いを外したから弾けた分が当たっても大きい痛手にはならなさそうだが】

【心の内で思う】
(信仰心の欠片も無い人間が・・・聖水だなんてな)
【下らぬ自嘲を】


【反射的に矢を放ってしまったことで敵の攻撃行動に対し後れを取ってしまう】
【故にその手には重き枷が生じられ、現在弓を主武器としているライクにとっては辛い状況】

・・・盾、か。信用の置ける人間の盾となったほうが良いだろうか?
この重さは・・・今の俺では無理、だな
【敵を前に思索するだけの時間は本当はあってはならない】
【しかし思索しか出来ないこの謙譲がこの男を焦らせ思索の半分を無意味にさせていく】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:08:50.89 ID:Q5ycnr2o
>>422

―――危なッ

【ラグナロクに注意が奪われていた】
【相手が剣士だと油断していたようだ】
【宙を奔る一条の青い魔翌力は、正確に右手に直撃して】

―――は、ぅ…、っ!?

【ぐんっ…と、その自由が奪われる】
【突然の重量感に、つんのめる】

【―――変な手の組み方。少女にはその意味が分からなかったが】
【普通の姿勢で眠らせていない、という部分に一種の悍ましさと悪意を感じた】
【ぞっとしない―――、鋭い目付きで骸骨を見返すと】

私には…、利き手なんてないよ

 ≪Request Telekinesis≫

【長剣が独りでに抜けて、方向転換】
【骸骨の胸部辺り目掛けて射出される】
【直線軌道の為、読むのは容易いかもしれない】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 22:09:59.02 ID:kAiV3dso
>>422
(気付かれてない)
(準備をしてから一番強いのを入れられる)

【刀も手から消えた】
【そして次の行動は―――】

闇を照らす、光に塗れる
あの日の焔
日の始まり、日の終わり
全てを見透す命の焔
その全てを見せよ―――

【―――僅かに魔力を発しながら詠唱を始めると言うシンプルなものだった】
【今の所気付かれてはいない様だ】
【だが魔力と声を出した今そのままでいられるだろうか】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:12:12.40 ID:LDXsbcko
>>428

ヒャッヒャッヒャッヒャ、大事な友達なんだよォ

【走り出すイナバを追いつつ笑って】

閑かだなァ、ヒャヒャッ
こんなに閑かな路地裏も…珍しいなァ

【走りながら注意深く辺りを観察し】
【分かれ道に辿り着けば二つの道を舐る様に見つめ】

ヒャヒャッ、解ったよ
…んじゃ、なァ

【笑って受け答えると右の道へ勢い良く走り出した】

/おかえんなさい〜
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:13:28.34 ID:cOBAh5Yo
【森】

【森の中の一角、静謐としたそこは、歴史を感じさせる木々に囲まれ、小川が流れている】
【葉の揺れる音も水音もほとんど無く、ただただ凛とした空気に覆われていた】
【昼間であれば涼やかな日陰を提供してくれる枝葉は、今は月光を遮ってその場に闇を満たす】

―――

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌】
【黒で統一されたブラウスとベルベットスカート】
【傍らにはやけに重そうなリュックと、その上に危なっかしく乗っている銀のナイフ】
【厳かな風景の中に自然と溶け込んでいる少女の両手をあわせた上に佇むのは】

【特徴的な――】

【蛙だった】
【右半身がすべすべとしたピンク、左半身は疣だらけの茶褐色の肌】
【闇の中にあって妙にすっきりとその姿を示す――蛙だった】

これ、食べられるーですね… どうしましょうか?
一昨日から何も食べてないですし…
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:13:34.92 ID:hsoMRnIo
>>436

……そ?
ま、これ以上、言い合っても意味ないわよねぇ。
良いわよ、良いわよ。そのままの貴方で居て、そうじゃなくっちゃ。

ひっ捕まえて、ひん剥いて、色々してぇ、涙目にしてぇ、猫耳メイド服にしてでぇ……、
「私は世界一可愛い女の子」ですって、何回も言わせてあげる楽しみが無くなっちゃうから♪

「吾輩、貴様の趣味が理解不能である……フェルノにもあのような格好させおって……」

【薄暗い炭の中から、少女から見て、正面の斜め下から、ヌメッとした細いイカの触手が2本が飛び出す】
【下半身は炭で狙いを付け辛い、という訳で、上半身の──首に向けて触手は飛び、巻き付こうとしてくる】

【二人の行動により、風が舞う。焦げた血の匂いのようなモノが漂う、おそらく、少女の先程の攻撃の成果である可能性が非常に高い】

【現在、両者の行動で、周囲の炭が飛ぶ。規模:小の大(相手の姿は視覚できるが、ちょっと薄暗くて見え辛い程度の視界制限)】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:14:09.85 ID:iRJb/Bc0
>>434

アンタは俺がこの腕に頼りっぱなしだって言いてえんだろ?

【良く見ると握っていた手が開いていた】
【その場で腕から小さく逆噴射、後ろに比べて対して推進力は無いものの】
【ごく少し後ろに後退し、ナイフを皮一枚でかわす】

―――この位置なら、あんたも避けれねぇだろ!

【それた体を正面に向け、両手をうしろに回す】
【勢いに乗って右足で正面蹴りで腹部を狙った】
【当たらなければその場でバランスを崩し、倒れこみそうだ】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 22:18:34.99 ID:wYqzN2so
>>426(ラグナロク)>>437(ライク)
……………………ォ、せ

…………コォ、ぉぉおぉぉぉおぉぉ………

【ぎぃん、と金属の鈍い音が響く】
【左手で逆手の抜刀、光剣の一撃をいなし、自ら前方へと踏み出す】
【互いに切り抜けを狙ったが為、両者の間合いは離れ】

【急速に前進した事によって、足元へ放たれた矢は、骸骨の後方に着弾する】
【聖水の飛沫が骸骨の脚に掛かった。少々の効果は出ている様子だが、見えるだろうか】
【崩れたり溶けたりといった大きな変化は無い。だが、骨が古く≠ネっている】

>>438(サージ)
【己の前進を阻む第一陣、ラグナロクを抜けた】
【次の獲物は誰だ?存在を認識していた三者のうちの、もう一者だ】

……コォ…………ロ、ォ………・・・

【言葉に成り切らない声は、きっと男性の物。生前は、この黒髪にも生気が満ちていたのだろう】
【右手、先程居合いで振り抜いた刀を振り戻し、射出された長剣へとぶつける】
【そのまま更に一足、サージを刀で切りつける事の出来る間合いへと飛び込もうとする】

>>439(ミル)
【此処までの過程、ミルの存在は認識されていない】
【音、反響する地下室では複数の音が多重に混ざる】
【魔力の探知を行えぬ骸骨は、ミルの存在を認識する事が出来なかった】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 22:19:17.88 ID:wYqzN2so
>>429(アルギレッタ)>>431(鷹栖)
【「ちがえしのおおおみ」、「ひらさか」】
【此の書で無ければならなかった。そういう事なのだ】
【然し、それは暫くは知られる事も無いのだろう】

【扉を潜った先に見えるのは、鷹栖の脚を絡め取る蔦】
【生物の様に動くそれは、どうやら部屋の中心に存在する異形が制御しているらしい】

………キィ、キィィイイィィ…………シュー

【ワニの口から上がる声は、今度はアルギレッタに向けられた】

【蔦への一撃を、異形は回避させる事は無かった】
【だが、反応は有った。命中してからワンテンポ遅れて、頭が其方を向いた】

【アルギレッタの位置から、分かるかも知れない】
【異形の目は、何も見ていない】

>>432(マスタツ)>>433(リライズ)
【この怪物は、小さく軽い。だが、強靭でも有る】
【人間の骨以上の強度を誇る何かが組み込まれた足二本。それらは、蹴りの衝撃を削ぐには十分】
【揺らぐも、倒れない。体勢を崩すに留まる。振り抜くには、少々不足だろうか】

【ボコン、ボコン。何度も怪物の二つの喉が波打って】

「『グゲッ、ゲッ、ゲボグァッがぅツアアアアアガッ』」

【嘔吐の様な音と共に、怪物の口から何かが飛び出す】
【ブンブンと立つ羽音と、毒々しい警戒色。ハチだ】
【二匹の大きなハチは、マスタツとリライズの周囲をぐるぐると飛びまわり始める】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:20:41.48 ID:9QwGCG20
>>430

(……、……「ノア」……?)

【其の単語が気になったが―――直ぐに、忘れて】
【悲痛な心中を吐露する彼に―――更に、両腕の力を、強めながら】

……、……そんな事、言わないで

【ぽつり、震える声で、懇願する】
【誰かと生きる事が、出来ないなんて―――】

造られた存在とか、失敗作とか、そんなの、関係無い


君には、心が有る
……誰かと一緒に、生きる事も、出来るんだ

……、……だから―――――そんな言葉で、諦めないでよ

【今にも泣き出しそうな、幼い少女の声音で】


……僕が、君と一緒に、生きるから……

【自分が、貴方を受け入れるから―――そう、呟いた】

/すみません、遅くなりました…
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:21:34.56 ID:9El7D2ko
>>440

「…ごぶうんを」

【アドは右、イナバは左の道へと分かれ…鬼たちの戦いは始まった】

【一人になるとなお…イナバの足音の分さらに路地裏が静まって行く】
【その静けさが…逆にアドの神経を研ぎ澄ませてくれるだろう】

【必死に聞きつけても、まだラビットの声も、足音も、何も感じられない】
【ひゅう、と生温かい風が吹くと…空き缶がカラカラ、と哀愁を漂わせながら転がり出す】

【路地裏とはいえ、少しずつ道が広くなっていく…月明かりも照らしてくれるだろう】
【まだ、どちらの方角からも気配は感じ取れない】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:23:06.61 ID:0HVdy9Mo
>>442

……私が勝つから、問題ない。

(下半身を狙わない、という事は────)

【普通に回避しても、触手は自由自在に追いかけてくる】
【少女はしゃがみ込んで触手を回避し、そのまま炭に紛れ込もうとする───】

【その動作と並行して、拳銃を両手で抜き】
【女性の上半身へと、大雑把に狙いを定めた】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:23:31.02 ID:bm5uekUo
>>444
【張りし抜けた勢いそのままにふわりと浮きあがって後ろを向き】
食らえ!!
【光剣を投擲、光剣を操作し足に向かって加速しながら襲いかかってくる】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 22:25:27.20 ID:WeCng1ko
【公園】

「――――…………」

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【髪は金色に煌めくロングストレートヘアー――、そんな身長160cm程度の少女が、ベンチに座ったまま寝ている】
【すやすやと実に静かに眠る彼女の寝顔は、波の無い水面の如く、邪気を感じさせない穏やかなものである】

――――zzz…………

【そのセーラー服の少女と場所を同じくして――】

【首に銀色の鈴に紐を通しただけの簡素な首飾りを掛け、涙の形をした透明なイヤリングを両耳に着け、】
【左薬指には白銀色の金属の指輪、濃紺のショートヘアーで、眼鏡と白衣を着用した身長150cm弱程度の少女が、】
【セーラー服の少女に膝枕をされる形で、ベンチに寝っ転がってお休み中である】
【どこかあどけなく幼さを残す表情で、こちらもすっかり熟睡中なご様子――】


【二名どちらもが睡眠中なこの状況――、やはり無防備だと感じる……だろうか――】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 22:27:29.98 ID:5vEcK/E0
>>445

(片を付けられても……一つだけ)
(さあ、どちらを狙う?)
「Χ」!

【詠唱を終えた少女の背に、二対四枚の無機質な翼が現れる】
【現れると同時に飛翔し、恐らくついてくるであろうハチに向けて横向きに斧を振るう】
【もし当たったならば、その瞬間にハチから離れるように、しかし視線はハチに向けたまま後ろへ飛ぶ】
【ハチを攻撃した際、反撃のようなものがあってもなるべく当たらないようにするための策だ】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 22:28:30.22 ID:1zFieRs0
>>444
【腕は使えない】
【だったら・・・残った足、体を使い抗うしかない】

【いつも腕と併用するのが常だったが戦士である以上、足とて十二分に鍛えてる、他の体の部位もだ】
【腕と一緒に使うわけでは無いので多少勝手は変わるが泣き言は言えない】

・・・今は・・・こっちだ!
【ダッと地を蹴り方向転換】
【その駆ける足が向かう先はサージへと向かった敵】

【その敵に向かって勢い良く体当たりを繰り出す】
【敵とサージとの距離を離そうとしているのだろう】

453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:30:05.88 ID:LDXsbcko
>>447
【道なりに進みつつも所々にある細かい曲がり角に気を配って】

本当によォ…閑かだなァ
鬼でも出てきそうな、イヤもう出てるんだけどよォ…ヒャッヒャッヒャ

(何も、聞こえも見えもしねェな……んァ、匂いはァ?)

【路地裏に漂う血と死体の匂いを目一杯吸い込んで】
【月明かりに照らされた気味の悪いくらいに閑かな路地裏を進んでいく】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:30:18.03 ID:auRubQSO
>>446

……生きてえよ
ホントは……消えたくなんかねえ

【檸檬に語りかけるように、自分に問いかけるように】
【涙と共に言葉を吐き出す】

あんたの言う通りだよ……
俺は諦めたくなんかなかった
でも、自信がなかった!

結局は、また一人ぼっちになるじゃないかって…


……あんた、ホントに、お節介だな
でも、なんでかなあ………

すげぇ、あったけぇよ……
【檸檬に顔を近付け静かに目を閉じる】

/いえいえ、こちらこそ返信が遅くて申し訳ない
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:30:30.93 ID:hsoMRnIo
>>448

あら、あらあら、避けられちゃった♪

【触手がすっぽ抜け、徐々に炭は晴れてくる】
【立ち上がっていたユウカ・イ・カの姿はそれなりに鮮明になって来た】
【彼女が居たのは丁度、最初に立っていた位置から後ろに下がったくらいの位置だ】

そういう強気なところも良いけど。

【そして、先程はなった触手は、左側から2本】
【腹部の巨大な口は、爆破で牙のいくつかが折れ、出血、そして微妙に焦げ、グロテスクな事になっていた】

これは、どーかしらん?

【先程はなった触手を引っ込めると同時に、見えない相手に対し、右側の触手3本を右から左に向け、横薙ぎに振るおうとする】
【広範囲攻撃で強引に当てようとするが、先程少女が突き刺した水晶≠ェ地面に刺さっている】

【それ故、ユウカ・イ・カと水晶≠線で結び、ユウカから見て左に少女が入れば、水晶≠ノ引っかかって触手は当たらないはず】

【現在、炭は規模:小(視界への影響度は余り無い)】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:31:41.81 ID:VMvY8gQo
>>445

おおーっ、竜人のお兄さん、よく来てくださいましたー!
こっちは自分で何とかしますんで御気遣い無く……うわっ、気持悪いですねぇ!!

【絡め取られた足、伝わる『感触』に――ヒヤリ、鳥肌が立つ】
【唯一の救いは、足が地を離れていない≠ニ云う事であろうか。 再度、キセルを振り被って】


さぁてさてぇ、普段なら口上の一つでも打つんですがぁ…――鬱陶しいんで止めましょォ!!
って事で、さっさと――――≪潰れて≫下さいなァ!!!!!


【――――――――魔法陣≠ノ向けて振り下ろすッ!!】

【もし魔方陣にキセルが『ヒット』すれば、キラリ――と魔方陣が煌き】
【鷹栖の半径1メートルに存在する蔦「のみ」が、キセルで殴られた≠謔、な衝撃を受けるだろう】

【対象を指定しての衝撃の「拡散」=\―範囲は広くないが、この状況で周囲を攻撃するには十分か】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:32:22.40 ID:ncKktgSO
>>443

……有り体に言えば、そうなるが――――っ、ぐ!!

【上体を逸らした回避から、間髪入れずの前蹴り】
【彼の言葉通り、回避の術は無い。無い――のだ、が】
【咄嗟に着弾点を中心線から左脇腹へ逸らす程度なら、十分に可能だ】

……少しばかり、評価を見直す必要が有るな。

【更に着弾の刹那、左半身を引いてダメージを可能な限り逃がしつつ――――】
【逆時計廻りに身を捻って相手の背後へ。約450゚のターンから、流れるように左手のナイフで背中へと切り付ける】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:32:22.77 ID:cXpvZsAO
>>445

(…斬り込めない…ッッッ!!)

【『斬首』不発―――右下段廻し蹴りを振り切れなかったマスタツは自身の「失敗」に顔を青ざめさせた】
【わかっていたはずだった…一番初めの異形との接触の際に異形の骨の硬度はわかっていたはずだったのだ】
【背後を取った瞬間「事実」に目を背け「自身の技」を信用してしまったマスタツの失敗はマスタツにその責を被せようとしていた】
【蜂…基本的に格闘しかないマスタツにとって「蟲」は最悪の相手と言っていいだろう】

―――ッッ!!!

【再びバックステップ、異形と蜂から距離を取り前羽の構えに】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:34:25.16 ID:Q5ycnr2o
>>444
>>445

………コロセ…?
……でも…貴方、死んでるじゃない…

それとも――

―――ッ!

【踏み込んできた骸骨】
【自身の鈍足では、間合いを開ける事は不可能】
【左腕を骸骨に向けて――】

【―――ジャララララッッ】
【左袖口から伸びる二本の鎖、青銅製】
【右腕に絡みついて、その動きを制限しようとする】

>>452

【彼の動作終了後】
【弾かれた長剣――ロンバルディアは、ライクの方へ飛んでいく】
【まるで、導かれているかのように、ふわりと】
【ライクの前方に浮かぶだろう】
【手に取れば分かる筈だ】 【長剣は今や、羽毛以上に軽くなっている】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:34:49.38 ID:p87ERNAo
【街】

【時間は夜。一人の少女が夜を歩く】
【人の目を釘付けにしてしまうほどの美しい黒髪を腰まで伸ばした漆黒のゴスロリ服に身を包んだ顔立ちの整った少女】
【対照的に引き立つ肌は雪のように白く、いろいろと控えめな体躯。夜を歩く】

――♪

【時間は夜。一人の少女が夜を謳う】
【少女の瞳には温度が無い。服と同じく、ふわふわとした足取りで人の視線を受け流し、鋭利な刃物のような視線を楽しそうに月に向ける】
【白と黒が対称的に釣り合った少女。爪にはうっすらと鱗のような模様。夜を謳う】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:35:35.48 ID:0HVdy9Mo
>>455

……くぅ…………。

【拳銃を構えるのを止め】
【回避に専念、ユウカから見て左へと入る】

【水晶に触手が当たった際、分かるかもしれないが】
【コレは地面に深く突き刺さってる上、異常なほどに硬い】
【引っこ抜くことはまだ出来るかもしれないが、破壊するのは困難だろう】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:36:15.12 ID:kAiV3dso
>>444
聖獣・火の鳥、幻獣・火の鳥、姿を現せ
その力を見せ付けろ
召霊・火の鳥
火の舞う地にて、鳥も舞え

…術式固定!

【詠唱を終了する、そして謎の言葉を叫んだ】
【すると一瞬魔翌力慣れしていない一般人なら思わず身震いするほどの魔翌力を発した】
【その魔翌力は何故か右手の前に黒い塊として出てきた】
【まだ目立った行動はおこしていないが一回叫んでしまった】
【気付かれても可笑しくはない】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:36:16.75 ID:ssOS3vAo
>>445
>>456

蔦かこれまた面妖なものがそして親玉はあれだな・・・。
【剣を両手で握りこむ】
【そして、異形を睨む】

了解したぞ若者よ!
【「何とかする」その言葉を信じて、異形と相対する】

【そして、その異形を睨んだときに、気がついた】
此奴目が・・・!?
【その目は、飾り同然ということに、だ】
我はこちらだぞ異形よ!
【挑発するように大声を出し、異形に向かって飛び掛る】
【そのまま阻害されなければ、ワニの頭部に向かって剣を振り下ろす】
【小細工も何もないパワーのみによる単純な振り下ろし、しかしその威力は高い】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:39:10.00 ID:9El7D2ko
>>453

【匂いは…極めて薄い】
【そういえば…彼女は自然の中狩人として獣の肉を喰らい生きてきたのだ】
【風下から近づいて狙ってくる、そう考えるといいかもしれない】

【そう、来るなら風下から…この風はアドから見て4時の方向から吹いている】


【本当に不意に…だ!】

――――――ッ!

【左前、10時の方向から小柄な影が息を殺して急接近してきた】
【先ほどのように腕からは緑色の鋭い刃が生えており、右腕の刃でアドの喉元を掻き切ろうとするのがこの鬼の目的のようだ】
【速度にしてまさに野生の獣!躊躇も容赦もなく不意を突いてくる!】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:40:50.83 ID:HXUtXUDO
【街中】

…うーん…なんか背中が痛いなぁ…
…自分じゃ見れないからどうなってるか解らないし、だからと言って誰かに見てもらうのも…
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年】
【が、右手に紙袋を下げてふらふらと歩いている】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:42:04.78 ID:hsoMRnIo
>>461

ちょこまか、避けるわねん。

【水晶が命中した勢いで、そのままグルリと水晶に触手を巻きつける】
【ピンと触手を張らした状態で、ギリギリと水晶を引っこ抜こうとするが、すぐには難しいはず】

ゴキブリみたいで可愛いっ♪

【そして触手を張る事でユウカ・イ・カと触手を線で結んだ範囲での移動を制限】

「……ノーコメントである」

【そして彼女は、すうっと息を吸い込む、何かの攻撃の前兆か】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:42:12.97 ID:9QwGCG20
>>454

――――なら、生きるんだ
消えたく無いと願うなら、君は絶対に消えない

【何の根拠も無い、子供の理屈の様な言葉】
【けれど―――何処か、安心する様な響きを持つ言葉】
【微笑みながら、其れを返して―――】

……、……大丈夫

……僕が、絶対に、一人にさせないから

【君の傍に、居続けるからと――言葉を続けて】
【橙を細めながら、薄く微笑んだ】

……アクセラも、あったかいよ

【近付いて来た顔に、頬を摺り寄せる様に】
【静かに、彼の身体を、抱き締めていた】
【「貴方は此処に居る」と、言いたげに】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:43:29.81 ID:KtrPZGU0
>>441

/まだいますかいの?
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:46:01.11 ID:cOBAh5Yo
>>468
/まだまだいますよっ
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:47:49.06 ID:iRJb/Bc0
>>457

【蹴り打つことが出来、その場でジャンプ】
【しかしその矢先、ナイフを後ろから斬られ、背中を裂く】

―――くッ・・・!いてぇなオイ

【しかし結構な反動がついていたようで、そのまま距離を開けることに成功する】

―――ハッ!能力使わないから馬鹿にしてたな、そろそろLv2だ・・・

【右手を初めと同じく空に向け、大きく伸ばす】

『烈火』ぁああああああ!!!!

【周囲に光が集まっていき、逆鱗が更に大きくなっていく】
【背中にあった空洞にまで逆鱗が纏い、羽のようになっていた】

こいつはッ!先程とは威力もッ!速度もッッ!!全然違ぇぞ!!!

【先程と同じく、腕を振りかぶりジャンプ】
【先程よりも遥か上空にまで跳ぶ。おそらく炎を使ったのだろう】

【―――やはり同じ様にそこで回転、相手の方に拳を向け】
【加速】

【先程よりも高く、強い威力を持った一撃】
【回避はそう難しく無いだろうが、その場から手が届く範囲に居る事は】
【―――安全とはいえなさそうだ】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:48:27.59 ID:0HVdy9Mo
>>466

ゴキブリの何処が……かわいいの?

【思わず突っ込んでしまった少女】

───《 爆破 》

(……あっ───────)

【橙色の水晶が爆発──威力や規模は先程同様である】

【───が、直ぐに自身のミスに気づいた】
【これから来るであろう攻撃を、対処する手段がないのだ】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:50:28.29 ID:KtrPZGU0
>>469

【一点の絵画の様に、其れ自体が完成された、一人と一匹の情景…その背景が、俄かに歪み、さらさらと木の葉が揺れる】
【バサッ、ひゅう―――何処となく不穏で、力強い“羽音”と、飛行物体が空気と擦れて産まれる“風の音”が、聞こえるだろう】
【最初は蚊の鳴くように小さかった其れは、救急車のサイレンの様に、高く大きく……そう、近付いて来た】

―――地に墜ちた後には、森を渡り…ん?

【もし、それに気付いて、振り向けば】
【体のサイズや暗視能力の不確定要素が有り、蛙の為には断言してやれない―――のだが】

……1%の望郷、それを満たす為に此処に来たと思えば…。

【雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアを、長めのポニーテールで纏めた“少女”が、見える筈だ】 
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかったオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

【今こそ地に足を付けているが―――彼女の背中には、何の脈絡も、同時に変哲もなく、ごく自然に“白い鷹の翼”が生えていて】
【想いこみでも優れた洞察力でも良い、何かしら有れば、先程の“異変”の正体の推測が付くかもしれない…そして】

お嬢様―――こんな素敵な夜分、月も無い様な場所に居ては、ワタクシのような意地悪な“天使”に連れ去られてしまいますよ?

【“妖怪の山”とでも形容すべきか…寂寞すら覚えるような静寂の中にいた少女に、何の説明も無しに、穏やかな声で問い掛けるだろう】

/タカ! と言う事で宜しくお願いするのだぜ!
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:50:31.82 ID:auRubQSO
>>467

【たとえその言葉がどれ程、当てにならない屁理屈だったとしても】
【根拠のない理論だったとしても】

【それは彼にとって確かな"糧"となる】

一人ぼっちじゃないのか……
俺は、まだ、誰かと……あんたと、一緒に、歩けるのか……?

【堰を切ったように、ただただ泪は溢れ出す】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 22:51:15.08 ID:wYqzN2so
>>449(ラグナロク)>>452(ライク)>>459(サージ)
【「コロセ」。サージが聞き取った言葉は、それで正しいのか】
【正しいとして、その言葉の真意は何だろうか】
【それを考えるのは、この後で十分だろう】

………ァ、ァアアア……アアアァッ!!

―――居合術・桜

【骸骨の両手が、刀を二振りとも鞘に収めて】
【間合いに入ったその瞬間に、動く】
【両眼は、自らを弾き飛ばさんとするライクを捉え】
【生前研ぎ澄まされた感覚は、己の背後から迫る光剣を察知した】

【刀の一振りを右手で掴み、左手を腰へと引き付けて】

【袈裟を逆に辿る様な切り上げで、ライクへの迎撃を図り】
【体当たりを受けながらも、サージの左肩から右肩へ掛けてを横薙ぎに切る軌道でまた一振り】
【最後の一振り切り降ろしは、ラグナロクが放った光剣が足を貫き、届く前に失速する】
【「桜」の名を冠した剣劇は、櫻国の花の如くには咲き誇らず】
【成る前に、その姿を散らした】

>>462(ミル)
【ぎょろり】
【不意に、骸骨の両眼が貴方へと向けられた】
【今、この空間で、尤も殺傷能力が高い攻撃を放つ事が出来るであろう、貴方に】

………ァアァァアアァアアアガアアゥゥォォオオォォォォ………

……………………オオオオオォォォォ………

【存在を認識した、其方に向かって声を上げた】
【だが、この瞬間、骸骨は脚を破壊され、ライクに弾き飛ばされてしまっている。行動を起こせない】

…………………ォ…・……・セ

【言葉だけ、繰り返す】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 22:53:41.08 ID:wYqzN2so
>>451(リライズ)
【空中へ逃れるリライズを追って、ハチの一匹もまた空中へ】
【特にハチは奇妙な動きなどは無いが、兎角大きい】
【そして、ハチは左右の動きに対しては、反応が早い】
【横へ振るわれる斧に対し真上へ動いて回避を行い、後ろへ飛んだリライズを追う】

>>458(マスタツ)
【後方に離れたマスタツを、異形の目の内二つが追い続ける】
【鈍重な異形に対し、人へ使用するフェイントなどは無意味。最大火力を最大速度で、適切な個所に決めれば良い】
【それが行われなかった、一手の猶予。ハチが、マスタツの右上腕を刺そうと向かっていく】
【異形本体は、リライズに地面に縫い付けられた触手の方へ近づいて、立ち往生している】

【異形本体に、其処までの力が有る訳では無い。それなのに、戦闘力を持つ二人が足止めを受ける】
【その理由は、何であろうか?】



>>456(鷹栖)>>463(アルギレッタ)
【攻撃の手段は、選択肢としては悪くない。本体に叩き込めれば、きっと威力は有っただろう】
【だが、今貴方が狙ったそれは、蔦だ。軽く、中身も然程詰まっていない、蔦だ】
【垂れさがる蔦を殴りつけて、果たしてどの程度のダメージが見込めるだろうか】
【それでも衝撃は衝撃、足を掴む蔦は少々緩む】

【自分の一部へと攻撃を放った、巣への侵入者。排除すべしと動いたその時】

………キィア…………?

【より、大きな音≠ェ、巣の中で聞こえた】
【ぐるりと首を回し、威嚇する様に口を大きく開いて】
【次の瞬間、開いた口が強制的に閉じられ、更に頭蓋が両断される】

【何の事は無い。攻撃の性質によっては厄介だが、その実はこけおどし】
【目が見えぬ為、大振りの攻撃も防げず、回避出来ない。入口の怪物と、同程度の存在なのだ】

【二人の予想より、おそらくは数段あっけなく。異形は、床の上に崩れ落ちる】
【鷹栖の脚を捉えていた蔦も、その力を失った】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 22:55:10.08 ID:hsoMRnIo
>>471

ゴキブリは可愛くないわよん?
貴方が、ゴキブリっぽくて可愛いって言ったの♪
要するに、見た目が可愛ければ、ゴキブリだってかわいーの。

【すっげえ、失礼】
【ぶしゅっ!と触手3本は千切れ飛ぶ、だが血液が通っていないので出血はしない】

痛い、痛い……やれやれ、やんちゃね。

【軽い口調でそう言う。本当に痛がっているのだろうか…?】
【先程の水晶爆発も、直撃したのに痛がっているような素振りは見せなかった、もしかすると痛覚が無いのかもしれない】

【口を開き──吐く!】
【炭が勢い良く少女に向かって飛ぶ、炭混じりの風圧弾だ】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 22:58:13.42 ID:9QwGCG20
>>473

【其の言葉に、一度瞳を閉じて―――反芻する】
【新たに出来た、目の前の、大切な存在】

【今度こそ―――絶対に、失ったりしない】

―――――……、うん

…一緒に歩こう、アクセラ

【彼の涙に、優しげな笑みを返し―――】
【自分と一緒に、生きて行こう、と】

…絶対に、消えない

【「貴方の前から、去ったりしない」】
【そう、約束する様に呟いて―――再び、静かに瞳を閉じた】

【同時に、其の身体を、彼に預けようとする】

/携帯移行です!
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:01:04.34 ID:UtBrvago
>>465

結局、収穫はなしかぁ……。

【暗がりの中を、一人の少女が肩を落として歩いてくる。身長は150pほどだろうか】
【白磁のような滑らかな肌に、月の光で銀色を帯びた、腰まで届こうかという金の髪】
【見る者全てを惹きつけてやまないような――どこか作り物めいた、整った目鼻立ち】

……食べ物と宿は、まだ心配ないにしても……。
お仕事か……身分か。とにかく先立つものが無いと、元の木阿弥だよねぇ……。

【だが、その容姿でもっとも目を引くであろう事は――身にまとう物だった】
【白い大きな布を胴に巻きつけただけの、衣服としての最低限の機能すら満たさない格好】
【足元を見れば、街中を歩いているというのに裸足で、どこから来たのか。土に汚れてしまっていた】
【道行く人が、少女に視線を向けているのだが、少女自身はそれに気付いていないようだ】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:01:26.54 ID:bm5uekUo
>>474
【油断なく光剣を構えながら接近】
さすがに三人が相手だ・・・・・・・骨には荷が勝ちすぎたようだな。
【骸骨を間合いに納め、いつでも切りかかれるように待機】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 23:02:18.99 ID:1zFieRs0
>>459>>474
助かる・・・!
【疲弊に敵の呪いのような重い何か、そんな状況でも何とか持てる剣は悪いことではない】
【投げられた剣、ロンバルディアを高く掲げた右手で受け取ると】

【自身に向けられた攻撃に対策を成す事より、自分の攻撃を成す事を優先とさせた】
【雄叫びと共に敵の頭上に剣を思いっきり振り下ろそうとする】

【敵の攻撃により、左肩に深い傷がつく】
【矢を引き絞れないほどではないだろうが・・・引く度に痛みを生じ今までの二倍は時間が掛かりそうだ】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:02:37.93 ID:LDXsbcko
>>464

んァ、そう簡単に見つかる訳ねェ、かッアァ!?

【そう一人呟き終わるよりも速く、二本角の鬼が勢い良く食人鬼に急接近し】
【視覚で感じ取ることも間に合わないような一瞬、刃が喉に突き刺さらんとする】

…ッ、ゲヒャァ!

【今まで路地裏で生き抜いてきた食人鬼としての感覚の全てをそれに対応する為だけに注ぎ込んで】

【刃が喉元に触れた刹那、触手が受け止めるが如く湧き出し】
【刃の動きを抑え鬼を捕縛せんと蠢き絡み狂う】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:03:03.01 ID:0HVdy9Mo
>>476

………………っ!!

【風圧弾をまともに食らい、少女の身体が吹っ飛ぶ】
【華奢でひ弱な少女は、踏ん張り切ることが出来なかったのだ】
【身体が地面に叩きつけられるも、この少女も痛がる素振りは見せない】

【現在、少女は殆ど倒れてるに等しい──追撃を加えるチャンスかも知れない】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:03:52.10 ID:VMvY8gQo
>>463>>475

(よぉーし、此れで後は本体を……―――。)

【ダメージを与える事ではなく、束縛からの解放≠主眼に置いた攻撃】
【詰まり、攻撃を終えた後に本体へ叩き込む『本命』が有った為に――緩んだ蔦を振り払い、意気揚々と異形に向き直る】

【―――――――――が】


――――………まーだ生きてるとか、無いですよねぇ?


【目に入ったのは、アルギレッタによって「あっさり」倒されてしまった異形】
【良かったのか悪かったのか判らないが―――――兎も角、拍子抜けした様子で本体に歩み寄り】


……………………。


【腑に落ちない様子で、体のあちこちを探り始め――何も無ければ、離れるだろう】

484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:04:09.62 ID:ssOS3vAo
>>475

【動かなくなった異形から剣を引き抜き、ふむ、と嘆息】
どうやら思考はそこまで高度なものではなかったようだな。
【剣に付着した異形の破片を振り払う】

無事か若者よ。
【そして鷹栖へと声をかける】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 23:05:31.39 ID:5vEcK/E0
>>475

(左右じゃ……逃げられる)
(とはいえ、上から振り下ろすのはほんの少し時間がかかる)
なら……「Ο」

【左腕に巻きつくように鎖が精製され、そこから更に鎖が伸び、ハチを縦方向に絡めとろうとする】
【その成否はどうあれ、異形に向かって突進】

(妨害はあるだろうけど……それでも)
「Λ」

【牽制と、手応えを確かめるために突進しながら棘を飛ばす】
【狙いは、異形の右側の頭の額】

【まだ、斧のリーチ内ではないが、すぐにでも入るだろう】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:07:22.97 ID:cXpvZsAO
>>475

【バックステップというただ離れるだけの行動は前羽の構えという鉄壁の防御を鈍らせ…】

ぐぅ―――ッッッ!?

【蜂の針はその隙間を通るようにタキシードを貫きマスタツの腕に突き刺さった】
【全身を覆う鱗によって深く刺さる事は防がれたが…間違いなく蜂の針はマスタツの肉を抉っている】

(…何となく…理解出来て来ました)
(私は何と馬鹿げた事を…ッ!)

…チェストッ!

【右上腕に針を突き刺した蜂に向かって左手刀を振り下ろし叩き潰そうとする】
【自身の甘さ…相手は異形だというのにまるで人間相手のような技の組み立て】
【マスタツは自身の思考を恥じた】
【右上腕に走る針の痛みも自身の甘さへの罰のようで…有り難かった】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:08:49.06 ID:cOBAh5Yo
>>472

【葉と葉がこすれあい、その場は一転してコンサート会場となった】
【翼が風を切る音が、老木が歌う音が、風の奔る音が、ノイズの無いその空間で奏でられた】

【絵の中心から聴衆へと役割を変えた少女は、その合奏を邪魔することがないようゆっくりと振り返り】
【相手を視野に収めて、色の無い笑みを浮かべた】

【触れたものから情報を読む力―それは常に空気を読むということ】
【だから少女は、現れた相手の背に翼があることよりも、”協会の紋章”や特徴的な瞳の色に惹かれた】

天使が悪をなせば、罰として羽根をもがれて堕ちることになるそうです
せっかくの美しい翼なのですから、私など無視して星と踊られてはいかがですか?

【手の中の蛙が逃げないようしっかりと抑えながらも、その心は蛙から離れつつある】

(協会に関わっているのなら、先程の風については魔法がいくらでも説明がつきそうですが…)
(それよりも意図の見えない演出、その理由が気になりますね……遊び?)
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:08:59.93 ID:auRubQSO
>>477

…………
【彼女の言葉に、そっと目を開き】

……………………駄目だ
【ゆっくりと起き上がる】

俺、さ
……ばかだから、さ

多分……あんたの優しさに甘えちまうと思うんだ


だから…………
【それは果てしない身勝手、然れど、彼がココロ持つ故の、答え】

もし、俺と一緒に歩いてくれるって、そういうんなら……

待っててくれないか……?


俺が、この世界を、この広い世界全てを見渡して

俺なりに、自分の意味を見出だすまで……
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:09:02.89 ID:Gce4wuEo
>>460
/まだいらっしゃいますかァァ!?
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:10:56.38 ID:hsoMRnIo
>>482

おっけー、命中、命中♪

【状況は、圧倒的にコチラが優位に見える…が】
【忘れてはいけない、ユウカ・イ・カは、少女の攻撃を二度も受けているのだ】
【それも、一発は、ノーガード状態の土手っ腹に───────────】

よーし、チャンス到来!このまま、ひっ捕まえて───

【痛みというのは、危険信号であり、自己保存の為に必要だから、人間には痛覚が存在する】
【腹部へのダメージは見た目以上に大きく、その状態で深く息を吸って吐く、つまり、腹を使う技を使えば───】

あ、ありゃ…なに、これ?

「(馬鹿者め…)」

【痛覚が無いユウカ・イ・カはダメージを受けようと、常にフルの力を発揮するが、反動は例外なく振りかかる】
【うげっ!と下を向き、炭混じりの血液を、口から吐き出した】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:12:19.02 ID:kAiV3dso
>>474
…よいしょっと

【黒い塊を掴んだ】
【その行く末は―――】

当たれぇぇぇぇぇ!

【―――骸骨だ】
【塊を骸骨に投げたのだ】
【塊には実体はない】
【もし当たったならそこから火が出てくるだろう】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:12:26.21 ID:HXUtXUDO
>>478
…うーん…背中から何かが出て来そうなこの嫌なかんじ……
…病院にでも行こうかなぁ…でもなぁ…背中を人に見せるのは…
【ぶつぶつと困ったように呟きながら少女の脇を通り過ぎようとして】

…へ?
(裸足…?)
【少女が裸足なのに気付き、視線を釘付けにして固まる】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:12:44.00 ID:Q5ycnr2o
>>474
>>480

【自らに振るわれた一閃】
 【鎖は残り4本、俊敏な起動力を得るには多すぎて】
 【万全な防御と言うには少ない】

―――く、ぅ……!

【ローブ内部でギチリと噛み合った鎖の束に、白刃が斬り込まれる】
【赤い火花が飛び散るのも一瞬、鎖ごと両断されそうになり―――】

――――ァァァアアアッ

【左肩を引きつつ、腰を捻る事で刀を受け流した】
【――――バチバチバチバチバチ‥‥】
【多数の輪の引き千切れる凄まじい音、ローブは赤く滲んでいて】

【しかし、少女はふら付きながらも、まだ立っていた】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:14:25.81 ID:p87ERNAo
>>489
いますよー
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:18:08.42 ID:0HVdy9Mo
>>490

【攻撃を受ける覚悟をしていたのだが───】
【何故か攻撃が来ず──逆に、疑ってしまい】

(……────どうして?)
(あの血液も……何かの準備動作?)

【立ち上がりつつも、無駄に警戒心MAX】
【故にまだ攻撃には移らず】
【持っていた銃を構え直し、女性の胴体へと狙いを定めた】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:18:25.16 ID:fJ4JeISO
【路地裏】

はあ…………日曜日の夜は怠いなあ。そう思わないか……ええと……

【黒いスーツに赤いネクタイ、無造作に伸ばした、メタリックなスカイブルーの髪と、虚ろな曇り空色の瞳】
【両手の甲にある雫型の痣からは、夥しい魔翌力が「溢れ出して」いる】
【そして首には、無数の傷が入った青いペンダントオルゴールを掛けた青年が、そこにいる】

『デイドリィムですから。気軽に名前で呼んでくれて結構ですから』

【その隣には、お下げのロールヘアにしている銀髪、目は血色と赤黒色のオッドアイで】
【服は、裾に白いフリル、胸元に蒼いリボンが付いた漆黒のワンピースの上から、両袖に黒いフリルが付いたケープコートを羽織り】
【白いドロワーズを穿いており、靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとしたロングブーツ】
【赤い「ペンダントオルゴール」を首から掛けている、まだまだ幼さが抜け切らない程度の年齢であろう少女が立っている】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:18:30.89 ID:ncKktgSO
>>470

馬鹿にしてはいないよ――……ただ、学習能力が無いのかと思っただけ。
――――ほら……同じ手も、“三度目”だしさ――?

【相手が上空へと跳ぶと同時、両手のナイフを振り被り――――】

全く、芸の無い事だ!!

【都合三度目の突進に対して、投擲する。狙いは腹と右拳】
【相対速度の増加につれ、此方のナイフの威力も上がるだろうが――無論、この程度で止められるとは思わない】
【ただ、速度を少しでも[ピーーー]事と、得物を手放した事による相手の僅かな油断。それを狙う】

(自分の拳の威力と速度、しっかり其の身に刻む事だ)
(これで、決める――――!!)

【更に、相手を引き付けてから右足で半歩分右方へ移動しつつ】
【恐らくは、先程のような紙一重の回避と取れるだろうか。だが、“違う”】

【移動範囲が少なく、また、空いた手はそれぞれ、左は相手の右手首、右は前腕部を掴みに掛かっている】
【――――“投げ”だ。少々変則的だが。掴む事に成功すれば、一本背負いの要領で相手を地面に叩き付けんとするだろう】
【隕石の如き速度と威力をそのまま利用するが故、威力は高い。成功してしまえば、此方も負担は免れないが】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:19:11.74 ID:TmGSqsDO
>>488

【彼の言葉を聞き、静かに微笑んでから、瞳を細めて】
【一度、小さく頷くと――――彼から、両腕を離した】

……、……分かった

……いつまでも、待ってる
……君が意味を見付ける、その日まで

――――……急がなくても、良い
ゆっくりと、時間を掛けて―――逸れを、見出だして欲しい

【ぽつり、そう呟くと】
【そして、彼の身体に、軽く唇を落とそうとしてから】

……じゃあ、また

【静かに、彼に背中を向けて―――その場を、去ろうとするだろう】
【必ず、また会おうと、約束して】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:20:40.01 ID:Gce4wuEo
>>460

…………?

【身長150p程度、膝までありそうなシルクのような長い白髪に金の瞳、首には銀の鈴の付いた白いチョーカー】
【胸元に黒のリボン、裾にも小さなリボンのイラストが入った、子供用の白いワンピースを着た少女が近くを通りかかる】

こんばんは、お月見ですか?

【真っ白な少女が半開きの目を向け首を傾げながらそんな事を尋ねる】
【一瞬その瞳が爪の鱗のような模様に視線をずらす】

(爪に装飾ですか……?文化的です)

【そんな少しズレた事を思ったり】

/>>494 絡みますよー?
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:22:00.14 ID:9El7D2ko
>>481

―――――ォォォォォァァァァァァアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!


【獣のごとき咆哮を上げて鬼は切り裂きにかかる…が】
【飛び出した触手にあっさりと右腕を囚われる】

【しかし、このラビットはそれくらいで気おされる鬼ではなかったようだ】
【仮面のカミキリムシの歯のような形の口部分が開き、牙を突き立てて噛み付き…わずかでも怯んだ隙に下がろうとするだろう】

【そして、その鬼の傍らに現れた…頭から長く後ろに垂らした長耳と赤く大きな眼がどこかウサギを思わせる白の女性型アートマン】
【ラビットのアートマン『キリング・ムーン』だった…ただし目の部分がぎょろぎょろと狂ったように動き回り、口が裂けて牙をギラギラ見せつけ…口の端から涎を垂らしている】

『ぐぅぅぅぅぁぁぁあああるるるるるる………』

【不気味に、アドをそのアートマンは見つめてくる】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:22:11.61 ID:UtBrvago
>>492

ガシャロさんにあれ以上甘えるのは論外だとしても……。
やっぱり、頼りに出来る人が居ないは、つらいなぁ。

【少女もまた、同様に小さな声で、愚痴にも似た独り言をこぼしているようだった】

宿の亭主さんに、また聞いてみようかな……。でもなぁ。笑われるのはなぁ。

【横を通り過ぎようとした青年が、立ち止まったことに気付いたのだろう】
【何の気なしに、そちらに目を向けると】

……ん?

【足元を凝視されていることに気付いたのだろう】
【自分の格好が奇異であることは承知の上だったので、小さく溜息をつく】

(……なにも、立ち止まってまで見つめなくてもいいでしょうに)
あの、なにか?

【とは言え、蛮人のような出で立ちについて、羞恥はある】
【わずかに頬を赤く染め、たしなめるような声音で、青年に問いかける】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:24:04.08 ID:hsoMRnIo
>>495

ん、ん…ン゛ン゛ン゛…!ウン゛!

【吹き出しそうだった血液を強引に飲み干し】
【徐に、自分の腹部に手を当てる】

ふゅー……ひゅー…やー…。
あー…こりゃ、そうなるわね……。

マジに痛かったっぽいね、愛しの可愛子ちゃんの攻撃は♪

【ダラン、と左に残った触手3本を地面にたらすと】
【じりじりと伸ばし、少女の足元に向かっていく、胴体への隙は大きい──】
【動こうにも体が言うことを効かないという状況か──】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 23:24:41.12 ID:wYqzN2so
>>479(ラグナロク)>>480(ライク)>>491(ミル)>>493(サージ)
【この骸骨の剣は、全身を用いて振るう剣】
【突き飛ばされて崩れた体勢、足が破壊されている。現時点で、力は半減以下】
【それでも、骸骨は刀を振るった】
【頭上からの一撃に下から刀をぶつけ、数瞬と持たずに弾かれて】
【頭部へと食い込むロンバルディア。脳髄すら無い頭蓋が切り開かれて行く】

【ガキ、バキ、砕けて砕けて崩れ始めて】
【骸骨に止めを刺すのは、ミルの放った黒い塊】
【着弾、上がる炎は石畳を焼く事は無く、骸骨の体だけを責め苛む】
【骨から灰に、指先から退行を続けて】

【カラン】

【二振りの刀が、其処に転がった】

【「御神八剱」、持ち主の魔力を冷気へと変換して放つ刀】
【「退魔九剱」、持ち主の体力と気力を吸収し、魔力へと変える刀】
【何れも櫻の国の作り、名刀と呼ぶに相応しい物である】

【生ける死者を失った地下室は、貴方達が訪れた時より更に静かになっていた】


【棺の様子は、前述の通り】
【無数の死体が気に掛かるなら調べるも良し。どうでも良いなら戻るも良し】
【館は広い様で狭い。移動するだけなら、目的地までそう時間も掛からない】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 23:25:16.97 ID:wYqzN2so
>>483(鷹栖)484(アルギレッタ)
【「あっさり」。余りにもあっさりと、倒されてしまった異形】
【これ程までに容易く終わるなどと、予想もしていなかっただろう】
【予想出来たのは、この異形を此処に置いた誰かだけ】

【言いかえれば、此処にこの異形を置いた誰かは、この結果を予想出来たのだ】


【異形の死体を探れば、中の骨格が気を引くかも知れない】
【カルシウムでは無い物質で構成された、人工強化骨格】
【加工すればそれなりの切れ味の刃物には成るだろう金属だ】
【異形の巨体に見合っただけの量は有る。持っていきたいだけ持っていけば良い】


【部屋に残るのは、長テーブルが一つ】
【アルコールの瓶は変わらず其処に有り、そしてその下】
【瓶を文珍代わりに、数枚の紙切れが置いてある】

>>485(リライズ)
【ハチは小さい。絡め取るという動作、それ自体が攻撃になってしまう程に】
【虫を掌に包めば潰れる。それと同じ事が、鎖によって為された】
【外骨格の生物を潰すあの感覚が鎖に伝わり、羽音が一つ消えて】

【そして、異形本体の反応速度は、開戦時に見ての通り】
【放たれたのを目視して、それから動こうとして、間に合わない程度なのだ】
【額に棘が突きささる。少々開いていた距離が、一撃での貫通は成功させなかった】
【それでも、次にはどうだろうか】

>>486(マスタツ)
【ハチの針から流れる毒は、これもやはり普通のハチと変わらない】
【傷口を張れ上がらせ痛みを与える、極めて平凡な毒だ】
【突き刺した針を引き抜くため、マスタツの腕に足を置いて】

【グシャ】
【針を引き抜くより先、手刀がハチを叩き潰す】

【異形との戦い方を悟ったのならば、攻め手に移るべきだ】
【異形二体の喉が、再びボコボコと波打ち始める】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:25:58.25 ID:KtrPZGU0
>>487

星、ですか…。残念ながら、空を駆けるモノたちは、ワタクシの祖。換言すれば、ワタクシこそが流星の末裔。
畏れ多くて、とてもエスコートして頂く心算には成れない、のですよ。

……そして、“その考え”は色々とダウトですよ。理由は追々気付いて貰うかも知れませんが…ね

【不安定な高下駄でありながら、或いはだからこそ、森林深くに仕掛けられた天然の罠を見事に捉え、優雅に歩き迫る】
【哲学的と言うか、比喩的と言うか、余り素直でない言葉を吐くのは、お互いさまの様で…】
【なお―――意図して暈しているのかは不明だが、“その考え”とは、「天使が悪を〜」の件、である】

その点、人間と言うのは敷居は低く、味わいは深く…。
ワタクシとしては、至上の友で、無上の玩具で、最高の思い出を提供して下さる…。

【飽くまでも相手を見据えているのに、まるでその場に自分しかいないとでも言いたげな――独白染みた、発言】
【ぽちゃり、魚でも跳ねたか、小川の緩やかなせせらぎに変化が生まれ―――奇妙な少女に、合いの手でも入れているかのような】

【手の中に有るものについては気付いているが、“敢えて”何も言わない…議題をきっかり絞った方が、心は引き付けやすいと見た】
【物理的な拒絶が無ければ、両者ともに手を思い切り伸ばせば爪の切っ先、指の腹が届くような、そんな位置にまで動く筈だ】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:27:57.15 ID:p87ERNAo
>>499

【突然、話しかけられ、少女は足を止めると髪を靡かせ、白いワンピースの少女に視線を向ける】
【温度の無い、爬虫類の瞳で少女をジロジロと舐め回す様に上から下までじっくりと見る】

…誰?

【サッと一歩引いて、無意味に攻撃的な視線。同じく、棘のある不愉快そうな口調】


/OKですー
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:28:06.90 ID:HXUtXUDO
>>501
…え?あ、あぁいやすいません
【少女にいきなり声をかけられ、咄嗟に謝ってしまう】

あ、あの……靴…を、お忘れになってますよ…
【左手で恐る恐る少女の足を指差しながら】
【「まさか靴を持ってない訳がない」と言う考えから、自然に忘れているドジな人だと判断して】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:30:55.99 ID:0HVdy9Mo
>>502

(……──隙だらけ?)
(怪しい、けど……このままでも、危ない)

(……………どうしよう。)

【無表情のままなのに、なぜか混乱中】
【相手を過大評価し過ぎというか、疑り深いというか】
【迷った挙句、時間を稼ごうとただ後退するのみである───】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:31:37.91 ID:bm5uekUo
>>503
【灰になった骸骨を見つめながら】
・・・・・・・・・・・・・・・・・
【あたりに髪の毛が燃えるにおいが立ち込める!!】
さて・・・・・此の刀は・・・・・・
【じっと、骸骨が持っていた刀を見つめるが】
まぁこれは後だ・・・・・さて・・・・・・
【棺や死体を調べ始める】

510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:33:37.47 ID:auRubQSO
>>498

……ありがとう

俺、絶対帰ってくるから
あんたの元に……


絶対、絶対絶対、また、あんたと笑い合いたいから!!
【決意と喜び、想いを込めた瞳で、言葉で】
【彼女を見送る】
【そして、大きく空を仰ぎ見る】

(……ご主人、俺もやるべきこと、見つけたから
今度会うときは、あんたが驚くぐらい、ビッグな俺になってやるよ)
【かつて共に歩いた、主に向けて】
(……ありがとう、ユールメルシア様
俺を作ってくれて)
【自らの創造主に向けて】
【そして】

(俺、きっと答えを見つけるから
今はまだ、難しいけど……この世界が、好きになれるように、頑張るから

だからその時まで!)

【新たにできた、大切な人に向けて】


アオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!


【天高く、遠吠えた】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:33:54.03 ID:iRJb/Bc0
>>497

いまさらそんなモン利くかよ、つーか俺にゃあコレしかねぇンだ!!

【確かにナイフは早かったものの、常に加速し続ける相手には少々部が悪かった】
【加速をし続け、速度も相当なものに達し、相手が見え始めたとき】

ありゃぁ・・・!母さんが遣ってた柔道!?何でそんなモンが・・・ッ!

【相手の妙な姿勢に警戒、目標を地面に変える】

【激しい速度で地面に激突】

【すさまじい轟音の後、全方位に大地の隆起が熾き上がる】
【かなりの速度で周囲に熾き上がって要るため】
【本人の周辺はクレーターのようになっていた】

【隆起の範囲は広いとは言いにくいが、大きくではなく深く激突したため】
【隆起の勢いは強く、熾き上がる高さも高い】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:34:28.43 ID:Gce4wuEo
>>506

誰と聞かれると微妙に困るところがあります
すいません私は名前を持って無いのです

【なんか見られてるなあ、と思いつつも特に気にする様子も無く】
【というよりも見られる事の危険性など知らない、という方が正しい】

お姉さんのお名前は何というのですか?

【そんな少女の口調と視線をものともせず、というか気にせずに】
【対するような平坦な口調とぼうっとした視線で名前を聞いてみる】

あ、言いたく無いのならよろしいです無理強いは良くないです

【地味な保険のかけ方だった】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:34:29.74 ID:VMvY8gQo
>>484>>504

お陰さまでこの鷹栖 西蓮、明日からも美味しいご飯が食べられそうですよぉ。
………ほぉ、こりゃ面白い――――誰≠ェやったんでしょーねぇ。

【アルギレッタに返答を返しつつ、矢張り目を付けたのは人工強化骨格…其れなりの知識は有るのだろうか】
【其の目が細められ―――思考するのは、此れを異形の中に仕込んだ$l物】

【「ふぅん」と唸り声を上げつつ、片手で掴める量――少量を取ると懐に仕舞う】


なーんか『臭い』………そして怪しい紙切れ発見ー、と。


【室内を見回し、瓶の下に存在する数枚の紙切れに気付くと異形から離れ其方へ】
【アルギレッタが其れを取らなければ―――瓶を脇に移動させ、紙に目を通そうとするだろう】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:34:51.74 ID:LDXsbcko
>>500

ギェッ、ヒャァ……ッ……!

【触手に噛み付かれれば思わず怯んでしまい】
【触手の拘束が緩んで離れられてしまう】


うァ、…はァ、はァ……ヒャヒャッ、いたぞオオオオオォォォォォォォオ!!!!!!


ヒャッヒャッヒャ、よォラビットォ…いや、ウサギちゃァん、ゲヒャッ!

【先程別れた稲葉へ合図の叫びを送ると改めて鬼と化したラビットを見やり】
【現れたアートマンと共に舐る様な視線で見つめると】

久しぶりだなァ、そのアートマン…やっぱりよォ、いつ見ても上手そうだなソレェ
ヒャッヒャッヒャ、ウサギィ…今助けてやっからよォ、…ちょっと待ってろォ!

【そう言い放つと男の体から大量の触手が湧き出し】
【先程のモノは身体の一部だけだったが今度は身体全体を包む鎧の形を成し】

【触手のスーツを着込んだような怪人と化す】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:35:08.79 ID:hsoMRnIo
>>508

う゛ー……ん。

【まだ捕獲を諦めていないのか、にょろにょろ触手を伸ばすが──】
【力が出し切れず、距離は詰まっていくが、後退する相手にすぐには追いつけない──】

【隙だらけって言うか、もう満身創痍の様子です──】
【まさに、[ピーーー]なら今、ここで殺らずして何時[ピーーー]って感じ──】

【だが、口から血を垂らす彼女の表情と白い肌に白い髪が何やら咬み合ってかなり見た目が怖い、確かに危険な雰囲気は放っているが】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/05(日) 23:35:32.64 ID:1zFieRs0
>>493>>503
【肩に深い傷を負った】
【一応回復魔術が使えないわけではないし薬もある、が】
【この先何があるか分からない故に温存という選択を取る。つまりは全ての事を終えてから、だ】

【そこでサージの方へと向かう。何処か震えて頼りない足つきで】

・・・助かった・・・借りが出来たな
【手持ちの布で剣の汚れを拭きとってから】
【と、ロンバルディアを右手で差出、返そうとする】
【フードを深く被っていて表情は見えないが、声は何処と無くばつが悪そうだ】

【剣を返すために近づいたので行く先はサージ氏と同じ道となる】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 23:37:09.54 ID:5vEcK/E0
>>504

(……さっきから後手に回ってばっかりで)
攻撃を忘れていたなんて、どうかしていましたよ。

【軽く自虐的に笑って】

ここから一気に攻めますよ……! 「Λ」!

【更に距離を詰めた段階で再び棘を飛ばす】
【狙いは、突き刺した棘。更に押すように】

(これなら……いけるはず!)
絶対に……仕留めます!

【自身の獲物の射程距離内に入った】
【すぐさま、空中でステップを踏むように横に一回転】
【遠回りをしてきた斧が、並んだ首二つを刈り取ろうと横薙ぎに振るわれる】
【少女の力を大幅に超えた、ともすれば異形の骨格まで砕きかねない力を込めて】
【回転のエネルギーをそこに上乗せして】

【最初に斧と接触するのは、棘の刺さった方の首】
【それで威力が減衰すれば、反対側の首は刈れないかもしれないが】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:38:24.79 ID:cXpvZsAO
>>504

【蜂の毒は回り膨れた肉が鱗を押し上げる…しかし問題ない】
【痛みが脳髄に走り身体を蝕む…しかし「必殺」は依然として在る】

(―――五体全て凶器ならば…腕一本動かなくとも問題無し…ッ!)

【「凶器」を腰だめに構えながら喉を鳴らす異形に向かって鋭く踏み込む】
【マスタツが選んだ凶器は『貫手』…四指を揃えて正拳突きのように打ち出し貫く必殺の凶器である】
【そして…】

―――チェストッッッ!!!

【その「死」を纏う凶器が放たれた】
【狙いは…喉】
【フェイントもコンビネーションも無い、この戦いにて得た「対化物の理」に満ちた必殺の一閃であった】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:38:27.09 ID:UtBrvago
>>507

……こんな格好してる私も悪いんですけどね。
でも、いきなり人を見て立ち止まるのは、失礼だと思いますよ?

【返す言葉でいきなり謝罪され、少女は態度を軟化させた】
【苦笑交じりにそんな事を言って、すぐに立ち去るつもりだったが】

……どこに、靴を履き忘れて、あまつさえ街中をふらふらする人間がいるんですか!?
靴を持ってないから、こんな格好なんです!
服も、ええ分かってますとも、はしたない姿だって! だからってそんなふうに――ああもう!

【イヤミを言われた、と受け取ったのだろう】
【今度は羞恥でなく、苛立ちから顔を赤くして、声を大きくした】
【と言っても、その愛らしい眉や目を逆立てたところで、あまり迫力のある表情とは言い難かったが――】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:39:13.06 ID:TmGSqsDO
>>510

……―――――――

【背後から聞こえて来た遠吠えに、薄く微笑んでから】

(…、…ありがとう)

【ぽつり、礼を告げて】

……嗚呼

【―――苦笑を、浮かべた】
【自分は、これ以上、大切な者を増やして】

【目の前から消えた時の重みに、耐え切れるだろうか、と】

/お疲れ様でしたー!
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:39:57.31 ID:ssOS3vAo
>>504>>513

・・・やはり何者かが仕組んだとしか考えられぬないったい何が目的で・・・。
【切り伏せられた異形を一瞥すると、長机に向かう】
【そして鷹栖が紙切れを拾い上げるのを確認すると、こちらは瓶を持ち上げ、中身を確認する】

【ふたを開き、匂いを扇いで嗅ぐ】
・・・なんということはないアルコールだなそちらは何がかいてある?
【鷹栖の持つ紙切れを後ろから覗き込もうとする】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:41:26.13 ID:auRubQSO
>>520

/お疲れ様です、ありがとうございました!!
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:42:20.89 ID:Q5ycnr2o
>>503 >>516

……大丈夫…?

【近付いてきたライクに、心配そうな視線を送りつつ】
【差し出されたロンバルディアを受け取った】

……うぅん、ライク達がやってくれなかったら、危なかったし…
助けられたのは、こっちも同じだよー

それに、ライクは私に貸しが一杯あるんだから
気にしなくていいの

【小さく微笑みを向けた後】
【斬りつけられた部分を左手で押さえながら】
【地面に転がる刀を見つめて】

―――此処で見つけたものは、自由に持って帰っていいんだよね…?

えっと、でも…
…私は剣士じゃないから…、他に欲しい人がいたら、私は譲るよ

【周囲にそう言って、死体の入っていない棺桶に向かった】
【思い出したように、ローブの裾から鎖の破片が落ちていく】
【辿り着けば、その中身を調べようとするだろう】
【その後も棺桶を押してみたりして】

【ひとまず、この不気味な部屋を調べてみるつもりらしい】
【長居はしたくなさそうだが】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:42:54.10 ID:p87ERNAo
>>512

名前が、無い…?

【自分の髪をイジイジと弄りつつ、再度、訝しげにジロジロと少女を見る】

私は、蛇迷寺h、――。。。

【言いたくないのか、言えないのか、言わないでおくのか、言葉が途中で止まる】

蛇迷寺(だめいじ)よ

【結局、名字の部分だけを名乗った】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:43:11.73 ID:HXUtXUDO
>>519
あ、す、すいません…つい…
【困ったように左手で頬を掻き】

…へ?靴…持ってないんですか…?それに服も…?
…ってあぁすいませんすいません!!ついデリカシーの無い事を言ってしまいすいません!!
【少女に怒鳴られ、「ヒッ」と短く悲鳴を上げ】
【頭をペコペコ、謝りだす】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:45:44.45 ID:0HVdy9Mo
>>515

(……落ち着け……私…………。)

(相手の狙いは間違いなくカウンター……。)
(……この触手は、恐らく私を焦らせるため…………。)
(私の攻撃は単調なものばかり……待ちに徹した相手を突破するのは難しい。)

(…………どうする──まだ、私は死ぬわけには……。)

【勘違いが加速して止まらない】
【表情は変わらないけど、多分それなりに焦ってる】

(……そうだ、逃げよう。)

【────そして勘違いの果ての結論は、超消極的手段】
【ジリジリと後退し続けるが──この少女は気づいていない!】

【その先が行き止まりであることに───超大ピンチである(?)】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:46:35.23 ID:kAiV3dso
>>503
あ、お宝発見
っと…忘れる所だった…術式強制終了

【其処からの行動は(無駄に)早かった】
【すぐに燃えている骸骨の近くまで行き思い出したように何かを呟いた】
【すると黒い塊は消え去りこれ以上火が増える事を抑えた】

(強い…僕じゃ正しく使えないくらい)
(ifへのおみやげがわりにしとこ)

【そして刀を誰も拾う事が無かったなら2本とも拾い上げる】
【拾えたなら右手にはロープの様な何かを用意しているだろう】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:48:11.42 ID:Gce4wuEo
>>524

下手に名前があると色々と厄介……などと言い訳してみたりです
実際のところはあまり真面目に名前を考えた事が無いだけです

【掴み所がなさげな、いや何も考えてないだけ?】
【相も変わらぬぼうっとした感じの表情、そんな表情で内には何を秘めるのか】

だめいじ?ダメージ?……不思議なお名前です

【こんな世界だし、まあ普通なのだろうと納得して】

改めましてこんばんはだめいじお姉さん、私の名前はありません
いえ「ありません」という名前では無いです念のため

【長い髪を放るように深々とお辞儀をするのであった】
【月明かりが髪に反射して少し綺麗】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:48:41.75 ID:9El7D2ko
>>514
【合図が路地裏に轟く…】
【あと少しすればおそらくイナバは駆けつけてくるだろう】

ガァァァァァァ――――――――!!!!!!!!

【両の拳を握り締めて吼えると…ラビットの両の踵から鋭い刃が射出し…きっ、と仮面の目がアドを射抜く】
【触手の鎧を着たアドを見て…互いが臨戦体勢に入ったことを戦いの空気が教えてくれていた】

【突撃姿勢に入ったラビットは…まず傍らの『キリング・ムーン』をアドの前方斜め上から攻撃させようと試みた】
【そして両の拳をアドの胸部めがけて7発、ラッシュを放とうとして来るだろう】

【そして成功にせよ失敗にせよ、ラビットが真っ直ぐ走り出す・・・この姿の時はアートマンは半ば自我を持った状態になるのだろうか?】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:49:33.09 ID:UtBrvago
>>525

【続けて、何か怒鳴ろうとしたところで、急に男が腰も低く、謝り出したのを見て、毒気を抜かれたようだった】
【自分のとった態度を省みて、あまりに短絡に怒ってしまったことに気付く】

……すみません。取り乱しました。
大きな声を出して、すみません。

【こほん、と小さな咳払いをして、少女もまた謝罪した】

はぁ……ほんと、すぐ感情に引きずられちゃって、イヤになります。
もう、頭を上げてください。なんだか凄く悪いことをした気分になるじゃないですか。
ね?

【青年に近づく。長身の彼が腰をどれだけ折ったところで、少女よりは頭が高い位置になる】
【その顔を覗き込むようにして、安心させるために、と天使のように微笑んで見せた】
【少女は、やはり自分がどう見られるかについて、無頓着であるようだった】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/05(日) 23:51:00.17 ID:cOBAh5Yo
>>505

(下駄に翼、人で遊ぶ、単純に連想されるのは、天狗ですねー)

【しゃがみ込んで手の内のカエルを地面に置き、その目と目の間に素早く手刀を打つ】
【飾り立てられた舞台にあまりふさわしく無い音が響き、カエルの意識は旅立った】

流星の末裔、自身のルーツを理解しているというのは羨ましいです

私のような薄められた絵の具では、ぼやけた思い出しか描けませんよ
それよりあなたのお話を、もう少し詳しくお聞きしたいですね

【立ち上がりながら返す言葉もまた輪郭のはっきりとしないもの】
【あたりの闇と隔絶した黒さの瞳に、好奇心の火が灯る】

【そうしているうちに二人の物理的距離は大きく縮まる】
【しかしてその心の内はまだ探りあいの段階】

【相手の挙動を見逃すまいと鋭い視線を携えて、一聴衆は相手の言葉を待つ】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:53:02.10 ID:ncKktgSO
>>511

……武芸十八搬、っつってな。さわり程度だが、ご多分に漏れず教えられたもんでね。
さて、と。自爆――――か?

(これで終わりなら、呆気ないが――そうも往かない、だろうな)

【相手が掛かる事を拒否したと見て、彼女は大きくバックステップを踏んで巻き添えを回避】
【巻き上がった砂塵の中を見遣り、小さく眉を顰めつ袖からナイフを自身の両手に滑り込ませ】
【棚引く霞を率いて、一歩】

【闇の中、彼女の蒼い双眸のみが――魔眼の如く鋭い煌めきを放っている】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 23:53:25.90 ID:wYqzN2so

>>509(ラグナロク)>>516(ライク)>>523(サージ)>>527(ミル)
【死体は、普通の人間の死体。保存状態が良い為、朽ち果てた物は少ない】
【どれもそれなりに古い死体ではあるらしく、強く掴めば崩れるだろう】
【衣服は身につけておらず、副葬品も無い】

【棺を押してみれば、中身が無い方が軽いという当然の答えを得られる】
【隠し階段の様な物は此処には無い。それは、50の棺全てを押さずとも推測は出来よう】

【棺は、何処を調べるかによってもまた得られる情報が変わるが】
【空の四つの棺は、他の棺と何も構造に変わりは無い】


【死体の入っていない棺桶の中身。つまりは、棺の内側】
【部屋の右箸の二つには、それぞれ「30」「37」の刻印が】
【中央に二つ並んだそれらには、「41」「42」の刻印が施されている】

【そして、「41」「42」の棺には】
【自らの尾を加えて世界を覆う、巨大な蛇の紋章が彫り込まれていた】



>>517(リライズ)>>518(マスタツ)
【異形の喉が、二度三度と蠢く】
【ぐわと開かれたその口から、今回吐き出されたそれは】
【大量の、しゅうしゅうと煙を上げる血液だった】

【リライズが放った棘が、先に刺さっていた棘をパイルドライバーの様に押し込む】
【頭蓋の奥まで貫通し、脳にその切っ先を届かせた棘。口から伸びる触手が、痙攣を起こす】
【ついで向かってきた斧。首の肉を、強化骨格を断ち】
【反対側の肉を切り裂いて、もう一つの首の肉へ。其処で止まる事になるだろう】
【だが、その方が双方にとって良い結果になった】

【もう一つの首へと迫る、マスタツの貫手】
【技術の一切を「当てる事」では無く「壊す事」に特化させた一撃】
【それは、喉を潰し、首の骨の接合を断ち】
【過たず、異形の首を跳ね飛ばした】

【宙を舞う二つの首が、ゴツンとそれぞれぶつかり合って】
【地面に落下し、緑の髪がバサリと広がった】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/05(日) 23:54:06.41 ID:wYqzN2so
>>513(鷹栖)>>521(アルギレッタ)
【彼の目には、紙に書かれた情報が飛び込んで来るだろう】

【まずは、文字そのもの。細いペンで流し書きされた、だが割と丁寧な字】
【然し、字が小さい。これを書いた人間は、余程細かい性格なのだろうか】

【一枚目:「1〜29×、30△、32〜36×、37△、38〜40×、41・42○、43〜50×」】
【数字の羅列と記号、それだけが書き込まれていた】

【二枚目:「コピー失敗、作り直し。或いは番犬に?」】
【「餌は適当に獣を与える事。どうせ飢え死にはしない」】
【「処分の際は炎を用いて焼き尽くす事」】
【走り書きというにふさわしい、適当な文字だ】

【三枚目:「書斎・イザナギイザナミ」】
【たったこれだけ、しかもやたら丁寧に書かれている】

【そして、四枚目】
【「present for you!!」】
【この一枚だけ、インクは新しい】
【そして、下の方に付け足す様に】
【「あ、あぶり出しですんで」】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/05(日) 23:54:33.62 ID:hsoMRnIo
>>526

………。

【にゅるにゅるにゅる〜〜……】
【最後の気力を振り絞り────…】

「ユウカ!もう、やめるのである…!」

そんな、──情けない事、出来るわけないじゃん!
あたしは、あたしは、誘拐怪人-ユウカ・イ・カなのよ…!

【めっちゃ、触手伸ばしてきた】
【きしょい、超きしょいスピードで、何か蛇っぽい感じでよぉ〜〜】

ぐっ…。

【どばっ!と口から血液を吹き出す】

狙った相手は、必ず誘拐!色々して、玩具にするのっ!
それ、諦めちゃったら、私の存在意義……無くなっちゃうから……ッッ!!

【触手を、伸ばしてきたんだYO!】
【すげえ勢いで、足を絡め取ろうとしてくる、決死の覚悟でYO!】

【背後は壁、前方からすげぇスピードの触手!やべぇ、やべぇぜ!しぃちゃんよぉおお!!】
【どうなる、しぃちゃん!この大ピンチを切り抜けられるのか、頑張れ!俺のしぃちゃん!】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/05(日) 23:54:48.82 ID:HXUtXUDO
>>530
…あ、ありがとうございます…すいません
【少女の微笑みを見て、弱々しく笑いながら頭を上げ】

い…いや…それにしても…
靴や服が無いのは大変でしょう…?ガラスなんて踏んだら大変ですし、これから寒くなりますし…
【少女を遠慮がちに見下ろして、弱々しく問い掛ける】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:00:20.24 ID:U/KyFvIo
>>529
【触手の鎧には至る所に目玉や口が湧き出て】
【斜め上から来るラッシュを視認すると】

ヒャヒャッ、ヒャッ、ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!

【ぐにゃり、と不自然に食人鬼の腰から上が真後ろに倒れ曲りラッシュを避け】
【落下してくる『キリング・ムーン』をその体勢のまま両腕から大量の触手を沸き上がらせ抱き込もうとする】

【そして下半身に湧き出ていた目で走り出すラビットを確認し】
【もし抱き込む事に成功した場合そのままラビット目掛けて『キリング・ムーン』を投げ飛ばすだろう】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:01:53.45 ID:HPHmtDso
>>533
【骸骨の持っていた刀を取られ、若干残念そうにしながら棺を調べていく】
【4そして1、42の刻印が刻まれた棺の紋章を見つめ】
これは・・・・・ウロボロス・・・・・か?
無限を表す、尾を飲み込む蛇・・・・・不老不死の象徴・・・・・・
うーむ・・・・・
【あごに手を当て考え込む】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 00:02:35.52 ID:K8z4MBg0
>>523>>533
問題無い・・・最近いつも、こんなもんだ
【台詞自体は気丈だ、実際本人も大丈夫だと心のうちでも気張っている】
【ただ、その更なる心の奥では彼が最近いつもこうなった様々な原因が渦巻いているが、
こんな状況で話す事でもなければ他人に話す気も無い】

プラスマイナス、ゼロ、か?今回の件は?

・・・そうだ、な。何度も俺は貸しを作ってしまっている、何時か・・・纏めて返せるときがあれば良いが
【この男がサージ氏に貸しがある、という文面、ですよね?】

【そう言って、彼は棺の方へと振り返り】

【41,42の方の棺へ向かい、それらを調べる事に決めた】
・・・蛇・・・自分の尾を咥える・・・ウロボロス、か?
・・・・・・4×2で8・・・それを横に傾ければ無限、ウロボロスを示すもの

【という考えに至り42の棺を集中的に調べる】
【棺を開けたり、棺の脇を良く見たり】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:03:04.44 ID:NkM.TZko
>>528

不思議っていうか、育ったお寺の名前。私、捨て子だから

【少女の言葉の真意を探りつつ、ぶっきらぼうに答える。心の警戒は解けていないようだ】

…。こんばんわ

【髪、白いなー、とか思いつつ、寺育ちのわりには礼儀作法とは無縁のようで、お辞儀も何もせずに髪を弄りつつ、ぼそっと返した】

ところで、何か用? 私は貴方には特に無いけど。…名前を聞きにきただけでもないんでしょう?

【いつの間にか、少女の髪にはゆるいウェーブが掛かっている】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:03:18.36 ID:.8KaxsAO
なにこと厨二スレ俺の本能をくすぐりやがる
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 00:04:10.66 ID:0yS5ZRc0
>>533

――――っ、手が、手が……

【どうやらぶつかった障害の分だけ手に痛みがきたらしく、痛そうに右手を振って】
【その際、斧を手放して消滅させている】

……っと、こんなことやってる場合じゃないですね……
棘の刺さってない方を……仕留める!

【右手を思いっきり引っ張って、糸で繋がれた槍を引き抜き、手繰り寄せ】
【糸の余裕を十分に持たせ、棘を刺さなかった方の頭部目掛けて槍を投げ落とす】
【重力加速度の分とあわせても、頭蓋を砕くには足りないかもしれないが】

【マスタツが頭部の近くにいた場合は、この動作は行わない】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:04:26.84 ID:U/KyFvIo
/>>541
/いいから>>1をよく読んでこのスレに参加する作業に戻るんだ…!
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:04:33.80 ID:Tjp05Ewo
>>536

【青年の言葉に、少女は嘆息ひとつで答えた】

……そうなんですよね。
とは言え、文無しでは、どこのお店も相手してくれるはずもありませんし。
そもそも、お店がどこにあるのかも知らないんですけど、ね。

【彼女にとっても、衣食住の欠落は、憂慮すべき事態ではあるのだろう】
【かと言って、通りすがりの青年に、自分の身の上を語るのは、はばかられた】
【あまつさえ、助力を求める、などは到底無理な話だった】
【どれだけ言葉を省いて、自分の状況を説明できるか――少女はしばし、思案げな顔をして】

……その。俺は。ここに来てから日が浅くて。
こんなナリだと、働きたいと言っても、あんまり相手にしてもらえないんですよ。
見ず知らずの方に、こんなことを聞くのは無礼とは承知ですが――そういう場所に、お心当たり、ありません?

【そう説明した】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:04:45.90 ID:mBZW/gAO
>>533

【異形の首を貫いた左手を空を裂くように引き腰だめに構えながらちょこんとバックステップ】

(…「私そのもの」を込めた一撃でした…正しく『一の拳(ひとつのけん)』)
(…決まり、ましたか…?)

【目線は鋭く首を撥ね飛ばさられた異形に向けられている】
【しかし】

(…決まらなかったとしても…また撃つまで…)

【マスタツの心中は落ち着いていた】
【すでに右腕は動かず、前羽の構えを取る事も出来ない】
【しかしそれでも、マスタツの心は静かであった】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:05:55.69 ID:YPAsRdQo
>>

『ぐぁぁぁぁ!!!!』

【悲鳴を上げながら触手によって抱きこまれる『キリング・ムーン』】
【身体の拘束感によってこのままではまずい、とラビットの方に危機感を持たせてしまった】

【投げ飛ばした『キリング・ムーン』に一瞬早く気がつき…彼女が跳躍し回避!】
【それも…フィギュアスケーターのごとき回転を決めながらクルクルと回りながら接近】

――――ルアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!

【踵を突き出し、アドから見て左から鎌のような踵の刃で刈りこむようにその身体を切り裂こうとする!】
【おそらくは彼女の決めワザ…しかしながら、大ぶりゆえにこれを止めれば疾風鼓をくっつける大きな隙を作る事が出来るかもしれない】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:06:27.17 ID:8NYY5Qoo
>>535

…………………っ

(まさか、ここまで作戦通り…………?)
(カウンターをするかのように、装っていた…………。)

(後ろは壁、前方は触手…………)
(……かなり、不味い……けど)
(落ち着け……落ち着けば、きっと打開策が────)

【漸くピンチに気づいたこの子!】
【だけど勘違いは持続、本体への攻撃なんて思いつかない!】

(私はまだ、死ぬわけには─────)

【果たして、奇跡は起こるのか─────】


……………ぁぅ…………

【起きませんでした】

【奇跡は起きないから奇跡って言うんですよ! やったねたえちゃん!】
【それに、どこかの世界で二人くらい猫耳メイド姿を望んでたから!】
【二対一で多数決だから仕方ないよね! 俺は悪くない!】

【結果を述べると、足絡め取られて体制崩して、頭地面に打って戦闘不能的な】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 00:06:55.16 ID:LYmgTuc0
>>532

テメェ・・・何モンだ?何故母の業を使える?
いや・・・やはり勘違いか、あんなモンいっぱいあるよな・・・

【巨大な穴になった地面から出て、腕を組んで右手を顎に置く】
【不意に黙り込み、ぼそぼそと何かを考える声が聞こえる】

―――・・・興が削がれた、悪いが今日はもう闘えねぇ・・・
まだやるってンなら、さすがに殺し合いになるしな

【良く見ると右手が元に戻っており、手甲も着いていた】

俺の名はヴァーデッド・・・いや先程身分証明書見せたか・・・
手前は何て云うんだ?強かった奴として覚えといてやるよ

【羽織の汚れなどを掃き、身構えを綺麗にする】
【戦いによって血が付いた所も在る筈だが、まったく見当たらない】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:07:18.12 ID:EIm12kIo
>>540

お寺……英語でチャーチですか?
そんな事をさらりと言ってのけるとは、いやはや驚嘆です

【だが表情は驚いていない、顔に出すのが苦手なのかも】

用事がなくては話し掛けてはいけないルールなのですか?
それは知りませんでした誠に申し訳ないです

【ペコリと謝る】
【月を見ていた少女に惹かれた、話しかけたのはそんな程度理由】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:07:23.76 ID:YPAsRdQo
/>>546>>573
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:08:01.00 ID:YPAsRdQo
/訂正
/>>546>>537
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:09:26.27 ID:.8KaxsAO
空気を読まず聞く許して能力ってどんな感じ?
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:10:49.05 ID:hOU5uwY0
>>531

……メメタァって音がしましたね、悪趣味です。

【何の迷いも無く蛙の意識を奪う少女を見て、咎めるでも無く微笑み、茜の双眸を細める】
【“なかなか美味しそうな娘ですね”とか、色々な意味で暗い考えが、森の僅かな風に運ばれて来た】

そう想うのなら、一つ写真でも撮って見ませんか?
記憶と言うのは、形が固まっていないから美しい―――しかし、思い出せなければ…形が崩れ切れば悲しい、そういうモノです。

【自らの趣味である、“撮影”の提案をしながら…天狗の捩じくれた脳味噌で、思考の地球儀を回す】
【相手は、会話に集中しようとしたに違いない―――なら、主導権を奪うには】

お互いの過去について話すより、先ず。
―――お互いの“イマ”、造りませんか?……ふふ。

【しゅばっ―――と。土を吹き飛ばす勢いで蹴り、潔白の罪を纏う翼を数度はためかせ、暗黒に不釣り合いな羽毛を散らして】
【天狗に準えられた…というか、その通りの少女は―――眼の前の人物に、不意に抱きつこうとするだろう】

【成功すれば、相手の肋骨の辺りを両腕で抑え込んで支えながら、前に倒す背中の翼で、二人を包み込む】
【純白のカーテンは、周囲の風景を閉ざし、目前のみに視線を与えさせる事を志向したもの…何処か、温かい感触】

【失敗すれば、転びはしないものの、少しよろめいてからジャンプで後退】
【どちらにせよ―――夕焼けの瞳が、色合いは多少違えど、愉しげに瞬くのだ】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:11:53.21 ID:2YtO3iQo
>>539

あ、あれ…?
逆じゃない…?
剣作って貰ったり、命助けてもらったり…!
私の方が一杯借りてるって言うか…

【腕をパタパタさせつつ、こんがらがりながら否定して】

>>533

(むむ…、隠し階段は無いみたい)
(ここで行き止まりっぽいかな…)

【当てが外れたようで、また考え込み】

番号があるのは良いとして………
…紋章の差は、なんなのかなぁ

……ウロボロス…って…?

【「42」の棺を見て、不思議そうに首を捻り】

……貰って行くとか、ダメかな

【とんでもない結論に行き着いた】

【ライクが「42」を調べているようなので】
【ローブ内の鎖を5本、「41」の棺に絡ませる】
【何も問題なければ、棺は宙を浮き、少女の横を飛行するだろう】
【ひとまず、玄関の大扉まで持っていこうとする】
【そもそも階段とか、通れるのだろうか】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:13:09.63 ID:Gv3WFYDO
>>544
…そ、それは…困りましたね……
(…ど、どうしよう…!良心が痛む…!!)
(買ってあげたい…!靴と服を与えてあげたい…!!)
【明後日の方向を向き左手で顔を抑えながら葛藤】
【暫くの間の後、左手を離し】

…あ、働く場所…ですか…?
…う、うーん…一つ知ってると言えば知ってますが……
…少し、大変だと思いますよ…コンビニ店員
【困ったように少女を見て、アホ毛を揺らしながら答える】
【※職業:コンビニ店員】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:13:09.70 ID:2YtO3iQo
>>554
/ああっと、サージです
/ID変わってしまったので、一応
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:14:25.43 ID:NkM.TZko
>>549

別に。事実だし

【そうは言うが、この少女にとってその事実がどうでもいいわけではない】
【「私は可哀想な子ではない」「私は愛になんか飢えていない」という強がりを無意識に主張しているだけ】

…。そういうわけじゃないけど…さ、

【決まりが悪いのか語尾が弱い】
【少女から視線を外し、また空を見る。別に月が好きなわけではない。ただ、単純に、夜行性なのだ】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:14:38.28 ID:6EjmBVMo
>>521>>534

【手にした紙に目を落とすと――刹那、鷹栖の目≠ェ変わった】
【先程までの、飄々とした雰囲気は顔から消え去り……残るのは、推理の双眸】

(一枚目―――……こりゃ何の事かさっぱりだ、パスですねぇ。)
(然し、二枚目と付き合わせて考えてみると……検体番号=H)
(記号は其のまま、成功∞微妙∞失敗=c…『コピー』の事でしょーか。)
(ま、どちらにしても推測の域は出ませんし………次の紙にいきましょうか。)

(三枚目、「書斎・イザナギイザナミ」……確か、異世界の日本≠チて所の神話でしたか。)
(確か、イザナギがイザナミを振り返った為になんちゃらこうちゃら…書斎に行かないと意味が無いっぽいですねぇ。)

(四枚目、――――考える必要は特に無し、と。)

【おそらく、合っている物も有れば外れている物も有る―――が、推測と割り切って紙から目を離し】

一旦、この部屋から出ましょーか―――……焼き尽くす≠チてのは無理な話です。
「尽くす」って表現してるからにゃ、何か不具合≠ェ有るんでしょう。 第二ラウンドはゴメンですよアタシゃ。

あぁ、其れと――――書斎≠ニかどっかに有りましたかぁ?

【残り四枚の紙を懐に入れ、入れ違いに取り出すのはライター=z
【書いてある通り、「あぶり出し」の紙に炎を近付けつつ、部屋から出ようとする】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:14:40.05 ID:Gv3WFYDO
>>552
/>>1に書いてある雑談所いけば優しい人達がねっとり教えてくれるよ!
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:14:48.34 ID:8NYY5Qoo
>>552
/能力は能力! 炎を操ったり、身体能力強化だったり色々。
/とにかく、キミの中二力を具現化させればいいのさ。
/>>1にあるwikiを読んでみたり、後質問は>>1の雑談所にある舞台裏の酒場でするといいかな!
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:14:55.16 ID:7NWDyrso
>>552
/炎ぶっぱしたり空飛んだりなんかすごいことしたりする感じさ!
/詳しい事は舞台裏(http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/)で聞くといいぜ!
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:17:21.34 ID:g7X2tvso
>>533
いよいしょ…っと

【拾う事に成功した刀2本を背中に持ってくる】
【そして用意していたロープで落ちないように自分の体に括り付けた】

(棺桶、それに動き出した死体)
(一応調べておかなきゃ)

【周囲を調べ始める】
【特に死体がない棺桶を入念に】
【死体が入っていたのか、匂いをかいだり、妙な音がしないか】
【隠し通路がないか、風の音を聞いたり】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:17:21.50 ID:c4O0YCYo
>>547

【ずる…ずる…と捕まえたしぃちゃんを引き寄せる】

ふ…あ──はっ♪執念の勝利よん♪

【るん♪と膝を曲げて喜ぶ、ユウカ・イ・カ】

「……そうであるか」

【蝙蝠は、一言、それだけ言って発言を遮った】
【なんて言ったら良いのか、よく分からなかったから】

じゃ、ヘルっち、おうち帰りましょ、今日は大収穫♪

【抵抗されなければ、もって帰ろうとする】
【言っちゃった手前、やめさせる訳にいかないって言うか】
【それ止めさせちゃったら、お前、何のために今まで戦ってきたんだよ、って感じだし……】

【良いのかよ…良いのかよって聞いてるんだ…!このままだと連れ去っちまうぞ…!】
【自キャラが、なんかイカ娘に攫われて、猫耳メイドにさせられた上に語尾ににゃん≠付けるように調教されちまっても良いのかよって聞いてるんだよ、双葉の人ォ───z__ッッ!!】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:19:07.32 ID:DP0654Yo
>>534

・・・あぶり出しか。
【手元に持ったアルコールを見て呟く】
(いったいなんだろうかこれはこういうのは魔女が専門だな)
【自分は思考するのをあきらめる】

>>558

そうだないつまでもこの部屋にはいる必要はない。
【念のためアルコール瓶をジャケットのポケットに入れながら】

あったぞ我が入ったほうの部屋だ。
【「道反の大神」のことを思い出しながら、歩く】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:20:09.31 ID:EIm12kIo
>>557

時に目を逸らしたい事実があるのも事実です
うわお自分で言っていて意味が分かりませんね、何が言いたいかと言うとですね

だめいじお姉さんは強い人間です
まあ初対面の私がお姉さんの何を知り得るのか、という感じですけど
……そうですね、戯言ですやっぱり気にしないでください

【ちょこんと首を傾げて、少し口の端を上げて微笑む、なんだか不器用な笑みだ】

じゃあお話しましょう、お姉さんお月様には兎がいるんですよ知っていましたか?

【突然何を言い出すんだコイツ……】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:20:46.58 ID:.8KaxsAO
皆親切で泣けたwwwwとりあえず雑談行こうとしたらアクセス制限だったから皆の見ながら合わせて行くよっ



……殺風景な…人の罪は獄炎で焼き尽くすが我の役目と思っていたのに


【ただぼーっと立ち尽くし】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:21:34.61 ID:Tjp05Ewo
>>555

……?

【顔を押さえ、視線を逸らした青年を不思議そうに眺めていたが】

コンビニ店員……ですか。
こんな身体でも……雇ってもらえますかね?

【こんな身体、と言いながら、自分の身体を目で示して見せる】
【まだ年の頃は、15にも満たないであろう。せいぜいが13、4歳といったところである】

どんな仕事でも、楽なだけの仕事って、無いと思いますよ。

【青年の、少し大変、と言う言葉には、にこやかに答える】

以前は俺も、働く場所が有ったんですけど……その、なくなっちゃって。
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:23:09.43 ID:U/KyFvIo
>>546

ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!

【『キリング・ムーン』を勢い良く投げ飛ばせば強く笑い飛ばし】
【避けられるのを確認すれば直ぐさま体勢を元に戻し】

ヒャッ、グァアアアアアアアアッヒャアアァァァァァアアアア!!!!

【左から薙がれる踵の刃を避けようとはせず】
【力強く咆哮すると左の脇腹から一気に触手を湧き出たせ】

グァァァアアァァアッッッ―――ッッッギヒャ!

【鎌の一撃、それをしっかりと自分の身体で受け止め鮮血を吹く】
【刃は触手を切り裂き鎧を突き抜け食人鬼の肉まで達し骨を削って】

【それでも逃がさんと触手が蠢きラビットの身体を押さえ込もうとし】
【一本の触手が最後の余力を振り絞り、疾風鼓を鬼の仮面へ押し当てようとする】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/06(月) 00:23:55.86 ID:UqPjTxwo
>>538(ラグナロク)>>539(ライク)>>523(サージ)>>527(ミル)
【棺をこれ以上調べても、おそらくは然程の収穫は得られない】
【ただ一つ言えるのは、中身が入っていた46の棺に比べ、空の四つの棺は清潔だと言う事】
【それ以外は、きっともう十分に調べつくしたのだろう】

【41、42、共に他に気を引く様な点は無い】
【そのまま何事も無く、玄関まで移動する事になるだろう】

【尚、棺はそれなりに大きいが、向きを上手く合わせれば階段の通過は可能】
【材質は普通の石だが良く磨かれており、物好きな人間なら買うのかも知れない】
【彫刻のデザインで美術品だと言い張るのは、難しいかも知れないが】

>>542(リライズ)>>545(マスタツ)
【二つの首を飛ばされた異形は、子供の様な手足を痙攣させて】
【自分の首を探す様に二歩、前方へと歩く】
【やがて、首の切断面から、内圧によって吹き出る血液】
【パタリと軽い音を立てて、異形は地面に倒れ伏した】

【地面に落ちた首二つの内、マスタツがはね飛ばしたそれ】
【リライズの槍は重力の支援を受けて脳髄へと到達する】
【大量出血により破壊された脳、槍で引き裂かれた触手】
【この異形が生命活動を継続する為の最低条件が崩れ去る】

【残された胴体。解剖すれば、特殊金属の強化骨格が得られるが】
【特筆すべきは、この生物の異質さそのものであろう】
【腹の中で蟲を生きたまま保管する、脳に触手を寄生させて他者と自己の境界を消し去る】
【煙が上がった様子を見るに、おそらくは血液にも何らかの異質】
【然るべき筋に渡せば、貴重なサンプルとして扱われるだろう】

>>558(鷹栖)>>564(アルギレッタ)
【火を紙に近づけると、じわじわと文字が浮かび上がり】
【そろそろ読めるかな、と思う最後の一瞬。紙の端が、やけに勢いよく燃えあがる】
【どうやら、一部だけ燃えやすくなるように何かを仕込んでいたらしい】
【それにより少々面積が減った紙に浮かび上がった文字は】

【「館の買い手さんへ」】
【「貴方の次が死にました。もうその次も決まってます」】
【「感の良い誰かさんが伝言してくれる事を祈って書いておきます」】
【「伝言の配達人さんへ」】
【「とりあえず耳より情報でもお一つ」】
【「機関と反機関組織で二足のわらじを履いてた誰かさんが死にました」】
【「もし生きてたら不幸な事が起こりますのでがっちり止めさしとくよーに」】

【尚、アルギレッタに続いて書斎に向かおうと、目に移る光景は何も変わっては居ないだろう】

>>ALL
【皆が動きをそれぞれ取ったその時。背後を飛んでいた使い魔が、一斉に声を発する】
【「そろそろ、時間でしょう。これ以上の怪物も居ない、そう判断しました。戻って来て下さい」】
【玄関口に近い物は、何処かからか戻ってくる依頼人の姿を確認出来る筈だ】
【何処かで読書でもしていたのか、少々眠たげな目をして戻ってくる】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 00:24:58.46 ID:K8z4MBg0
>>566
/とりあえず区別のために中の人の発言には「/」これ付けた方が良いず
/ついでに言うと何処に居るかどんな容姿なのかそういう描写もか、な
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:25:23.18 ID:8NYY5Qoo
>>563

【気を失ったのか、ズルズル引き摺られていく】
【少女の所有者は、面白そうだからと関与しない】

【何が言いたいのかというと、詰み】

【良いんじゃないですか、面白そうですし^q^】
【さぁ、貴方の変態性を全てぶつけるんだ…………!】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:25:38.20 ID:nbGiVQSO
>>548

……単に、櫻の生まれだっただけだろう。異世界にも似たような業は有るらしいけど。
少なくとも、オレはお前の母さんについては存じて無いね。

まあ――――これ以上は殺し合いになる、って所は同感だよ。

【耳は良いらしく、すらすらと律義に一々答えを返して】
【――――砂塵の晴れた中、一瞬の殺気と共に棚引く霞が結晶し、宙に漂う無数の刃と変じる】
【月明かりを透かして瞳と同色に煌めく其れは、たった一瞬。殺気が消えると同時にまた霧散した】

――……朔夜。それがオレの名だ。縁が合ったら、また何時か。

【それだけを言うと、後は見向きもせずに一目散】
【ひらり、袖を揺らして身を翻し、再び店内へと歩き出す】
【ナイフを再び袖口へと仕舞い込み、ひらひらと緩く後ろ手を振って】
//お疲れ様でしたー
//えーと、キャラの口調とか不快だったりしたなら済みません……楽しかったのですぜー!
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:26:25.00 ID:Gv3WFYDO
>>567
うーん…基本的にレジ打ちや品だし等単純ですけど…どうでしょう
(…こんな幼い子働かせて店に苦情とか来ないかな…?)
【「うぅむ」と唸りながら考え】

…あ、す、すいません、その…辛い事を言わせてしまい…
……解りました、あなたが働きたいと言うのならとりあえず掛け合うだけ掛け合ってみましょう
【コクリと頷きながら言い】
【真っ直ぐに少女を見詰める】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 00:27:32.12 ID:Bx9AqkAO
【路地裏】

――なっ。
……あァーん?

【白黒ストライプのライダースーツを来た、ライトブラウンのソフトモヒカンの男】
【190cm超のひょろ長い体躯を持つその男は、鋭すぎる眼光を覆い隠すように真っ黒なサングラスを掛けていて】
【いかにもモブといった感じの男の胸ぐらを掴み、鋭くガンを飛ばしている】

蚊(モスキート)≠フ季節は終わっただとォ……?
……上等だァ!カリカリに干からびるまで手前さんの血ィ吸い尽くしてやンよ!!
これが俺の痛み!これも俺の痛み!次は全ての蚊が受けた痛みだァ!!

【理由は不明だが、どうやらかなりご立腹の様子】
【モブの男をがいん、がいん、がいん、と、これでもかと言うほどに路地裏の壁へ打ち付けている】
【奇抜な格好と相俟って正直こわい】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:27:49.56 ID:8NYY5Qoo
>>566
/そんな時こそ>>1のwikiだ!
/新規の人はまずこちらの欄とか、初心者のためのガイダンスとか参考になるよ!
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:28:44.63 ID:.8KaxsAO
>>570

把握



これって多重能力じゃなく火を吐くなら吐くだけだよに?
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:29:59.18 ID:c4O0YCYo
>>571


【蝙蝠が無数に分裂すると、地面に溶けていき────】
【その中に、ずぷずぷとユウカ・イ・カとTYPE-Cは沈んでいくだろう……】


【…ら、乱入して救ったり、自キャラに救出されるチャンスはい、今が最後なんだからね…っ!】

//とりあえず、多分お疲れ様でした^q^
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:30:09.94 ID:.8KaxsAO
>>575

いや、スレ以外全部アクセス制限なのさっ☆キラッ


579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:30:21.20 ID:YPAsRdQo
>>568

ガッ!ウガッ!

【踵の刃が深く食い込んだ…にもかかわらず】
【怯まずこちらを縛りつけようとしてくる…身をそらして全て紙一重でかわそうとするが】

【左足から捕まって脚の動きを封じられ…やがて全身を拘束されるだろう】
【疾風鼓だけは避けようとしても…わずかにそれた物の結局は胸部に押し当てられてしまう】
【そしてラビットの胸部の表面で疾風鼓が肥大しようとしているところで】

「そのこをこちらへ!」

【合図を受けて、走ってきたイナバが…両手に太鼓の撥のような棒を持って駆けつけようとしている】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:31:47.94 ID:NkM.TZko
>>565

…。

【何言ってるんだこいつ、みたいな目を向ける。顔立ちが整っているが故に、その爬虫類の瞳から放たれる視線の冷たさは増すだろう】

戯言、ねぇ

【ふん、と鳴らして独り言】

月に兎? 月天伝説のこと?
天寿国曼茶羅繍帳残欠。兎が月で不死の薬を搗く。転じて餅を搗く
餅に変わった理由は、満月の事を望月と言うでしょう? これは餅搗きが変化したものなの。…まぁ、一説だけどね

【語りかけているのか独り言なのか】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:31:59.21 ID:HPHmtDso
>>569
・・・・・まるで最初から死体など入ってなかったかのようだな。
【これ以上は情報が得られないと判断】
【と、ここで依頼主からの戻ってくるように言われ】
戻る・・・・か。
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:33:06.32 ID:g7X2tvso
>>569
…時間…かぁ…
結局成果はこれだけ

【若干疲れた様な感じでとぼとぼ玄関口へ進んでいく】
【何故か地面から数cm浮いているが気にするほどでは無いだろう】
【もっと探索していればよかった】
【そんな後悔が頭に浮かぶ】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:34:02.97 ID:mBZW/gAO
>>569

…コオォォォォォォッッッ…カアァァァァッッッ

【異形の「死亡」を見て取ったマスタツは腹部を膨らませながら息を吐き出す…『息吹』という呼吸法で息を整える】

…「対化物」、勉強になりました…再び戦いたいとは思えませんが
…はぁ…

【息吹とは別の、まるで疲れを濃縮したようなため息を吐き出す】
【右腕は…いまだに動かない】
【明日には治っていて欲しいものだと再びため息を吐いた】

…あぁ、キールさん
中の皆さんも上手くいったようですね

【依頼人を視認、依頼人に向かって穏やかに微笑む】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:34:37.39 ID:Tjp05Ewo
>>573

いえいえ、お気になさらなくて良いですよ。
とりあえず、辛いからって何も言わなければ、事態が良い方向に向かうわけじゃないですし……。

【気丈にそう言って、笑い】

あ、あなたの職場なんですね。
……その、こんな通りすがりの人間に、そんなにご無理をされなくてもいいんですよ?
親切な人が、宿を少しの間、貸してくれてて……まだちょっと、時間はありますし。

【まだちょっと時間はある、と言っても、あと一日や二日しか滞在できない宿ではあるのだが】
【そんなことを青年に告げれば、また無理をさせてしまうだろう、と考え、告げないでおく】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:35:50.73 ID:9UmfXwco
>>553

写真、ですか?
私も情報を形にするというのは意味ある行為だと思いますが…

【出会ってすぐの撮影の提案、なんらかの能力の条件ではないかという思考に至ったのは】
【相手に触れるという行為をいかに自然に行うか、それを考えていたからだろうか】

写真が与えてくれるのは、記憶の扉を開ける鍵にすぎません
扉の場所を知らなくてはそれは芸術作品 記憶に形を与えるなら、私は書物の方が好みです

【高下駄に穿たれる地面、風に揺さぶられる互いの髪】
【相手の動きには気付きながらも言葉を続け、そのまま抱擁を受け入れた】
【心地よい感触に警戒を溶かされないようにと自戒、相手の心に踏み込んだ】

【触れたことで、相手の名前、年齢、種族、所属、表層心理などが読めるだろう】

こういう趣味の方です?
【悪戯っぽい表情で相手を伺う少女は、自身の体を相手に密着させてくる】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:36:20.17 ID:2YtO3iQo
>>569

(よし…、通れた)
(――コーヒー・ハウスには流石に置けないし…)
(…あとで魔術協会にでも寄っていこうかな)

【とてつもなくハニーに迷惑の掛かることを考えながら】
【使い魔の伝言を聞いて、玄関を通り抜けた】
【棺を運んだにしては疲れた様子も無く】
【切り傷を除けば割と健康体である】

ただいまっ
…前の人の忘れ物、拾ったよ

【とても良い笑顔をキール・ヴァン・ブランに向けて】
【石造りの棺をぺちり、と叩いた】

……あと、この文様、わかるかな?

【棺を空中で直立させ、その内の文様を見せようとする】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 00:36:30.48 ID:K8z4MBg0
>>554>>569
ウロボロスってのは・・・話すと長くなる、だから・・・簡単に言うと
命とか世界の象徴の龍、か
【棺を調べつつ、サージに向けて簡易な説明】
【長くなる・・・恐らくはそういうことに詳しいのか?ある一種マニアレベルで】

【棺を調べて何も無いことが解ると重そうに姿勢を上げて】
【少々ご不満そうな様子だ、凝ったウロボロスがあったのに特に何も無かったのが】

【だが肩の傷がある以上それについて長く不満の顔をしている余裕も無い】

・・・ロンバルディア、助かった、本当に
【負い目を大きく感じているらしい。以前の彼ならそこまで大きく見ることもなくプラマイ0で納得してそうなものだが】
【顔を向けずに右手で懐から薬瓶を取り出してサージへ向けて差し出そうとする】


【そして傷ついた肩を抑えながら彼は玄関へと向かう】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:36:46.27 ID:8NYY5Qoo
>>577

【男に二言は無い!】
【俺は詰んだと書いた──つまりは、そういう事なのだ】

/お疲れ様ー^q^
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:36:47.53 ID:EIm12kIo
>>580

少し恐いですよ?いや、私が変な事を言うからいけないんですけども

【目をパチパチとさせながら金の瞳で爬虫類の瞳を見つめる】

て、てんじゅ……?もち、望月?
――――……すいません理解の範疇を超えました、低スペックですいません

【あわあわしながら少し白みがかった手で頭を抱える】

自分から話題を振っておいてこのザマです
情け無い……

【無表情でショックを受けている】
【変な所で器用】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:37:08.19 ID:6EjmBVMo
>>564>>569

(生きてたら不幸な事=c…ま、アタシにゃ関係の無い事ですか。)

【もしアルギレッタが興味を示すのならば、彼に内容を見せ――向かうは書斎】

【鷹栖は書斎へと入り――目に映ったのは、道反の大神≠ニいう書物の題字のみ】
【其の言葉の持つ意味に少し首を捻るが……其処で、使い魔からの声】

―――……時間みたいですねぇ。 サービス残業は嫌ですし、戻りましょうか。

【顎に手を当ててアルギレッタに話し掛けると、キセルをホルダーに戻して】

(道反の大神=cイザナギイザナミ=c…思い出した、…『同じ話』ですか。)
(「本」と「メモ」、二つの異なる媒体に書かれていた事の『一致』……訊くのが早いでしょうねぇ。)

【――――思考を巡らせつつ、依頼人の元へ戻るだろう】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:38:14.19 ID:U/KyFvIo
>>579

ヒャ、ヒャ、今度こそ、かヒっ…
捕まえたァ…ごふっ…ヒャ、ヒャッ

【触手はどんどんラビットの身体に絡みついて行き】
【やがて拘束具のようにラビットを包み込んでしまう】

【月明かりに照らされて紅く輝く血が触手を伝って地面に水溜まりを作っていき】

ヒャ、ヒャヒャヒャヒャッッ…おゥ、らァ…ァ、よォッッッ!!!!!

【稲葉が来るのを確認すれば気味悪く笑い声を上げ】
【触手が大きく撓り拘束されたラビットを稲葉目掛けて投げ出す】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:38:24.15 ID:7NWDyrso
>>566
【そこへ】

んふー、なんか夜は超過ごしやすくなってきましたねー
最も、8月と比べると、ですけれど……

……って、あれっ?
そこの人、超どうかしましたかぁ?

【なんて独り言を言いながら、一人の少女が近づいてくる】
【エンブレムがついたピンク色のキャスケット帽を被っている14、5歳ほどの少女だ】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【ふわふわの、白い長袖のシフォンチュニックの下に淡い桃色のシャツを重ね】
【やや色の落ちたジーンズはロールアップさせて着用】
【足元の白いサンダルは、大人ぶりたい年頃なのかほんのちょっぴり底が厚くなっていて】
【どういうわけかその少女は、地面から1mほど離れた所を浮翌遊する掃除機に乗っていた】

/習うより慣れろ!つっこんでくぜ!
/投下の際は、↑みたいに見た目や性別などを書いてから投下したほうがいいぜ!
/最も、ここまで詳しく書く必要なんざちっともないけどな!
/それと、ここじゃ多重能力もOKなんだぜ。
/能力の加減は、本スレでの戦闘ログを追ってみるのがいいかな?
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 00:39:30.35 ID:0yS5ZRc0
>>569

【ふわりと地面に降り立って、翼を消滅させる】
【一度糸を断ち切り槍を消滅させ、再び指輪の間に糸を張って指輪を回収】

(……煙、やっぱり普通の血じゃないですね)
(――――……ん?)

【一瞬何かが頭の中を掠めたが、一瞬だったのでなんだったのか分からなくて】
【それでも血に興味が行ったのか、ふらふらと近寄って】
【何処からか、ボトルを取り出し、そこに血液を入れて、蓋をする。無駄に用意がいい】

……でも、流石にこれは持って帰れませんし……

【次に目をつけたのは、口から出ていた触手】
【密閉容器に、引きちぎれていた分を入れて、しっかりと封をする】

【しかし、こんなものを回収してもしょうがない気がする】
【ただの気まぐれなのだろう。というか気まぐれである】

――――……あー、結局これで終わっちゃいましたね

【んっとその場で伸びをする】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 00:42:04.66 ID:LYmgTuc0
>>572

あぁ・・・覚えたぜ朔夜

【羽織の中に手をいれ、その場から去る】

久しぶりに闘ったなぁ・・・ははっ!

【ふらふらと、暗い道を歩いていく】
【夜風が体に吹きかけ、体を涼ませた】

【そのまま、その場所が見えなくなるまで歩き続けた】

/お疲れ様です〜
/こちらもとっても楽しかったですよ〜
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:42:13.63 ID:2YtO3iQo
/す、すみません、
/>>586の前方に追加で

>>587

命の象徴…?
だとしたら、棺にあるのは、もっと不思議だね…

【むむ、と首を捻って、関連性を考えてみるものの】
【先程までウロボロスを知らなかった少女に分かるはずも無く】

……あ、ダメだよ!
私のはただの切り傷だし、ほっとけば治るから
それはライクが使って

【困ったような微笑みを浮べて、受け取りを拒否】
【面倒くさい少女である】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:42:30.10 ID:Gv3WFYDO
>>584
…通りすがりの人間、だからって困ってる人を見捨てる訳にはいきませんよ
…俺は、大した事はできないけど、仕事を紹介したり、それくらいなら出来ます
今俺のやれる事を最大限に活かして困ってる人を助ける、それで俺はいいんです
【微笑みながら、左手で自分の胸を叩き】

(…そう…俺は……そうやって…)
(…それで……これで…いいんだろうか…?)
【アホ毛が、ぐらりと不安定に揺れた】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:44:12.92 ID:5BPOWsSO
【大通り】
【そこに溢れ流れる人、人、人】
【その中に明らかに周り周りとは雰囲気の違う一組がいた】

お姉ちゃん・・恥ずかしいよ・・こんな年になって・・
【一人は白のカッターシャツに青のネクタイをした少年だ】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】

『何を言ってんだ、昔はよくこうやって歩いていただろうが、久しぶりなに会ったんだからいいだろ?』
【此方の人物は元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた、少年より少し背の高い人物】
【顔が包帯で隠れているから一目、いやいくら見た所でわからないだろうが】
【その喋る声、二人の会話内容からこの人物が『少女』なのが分かるのは容易だろう】

【二人は手を繋ぎ、街中を歩いていた】
【だがその姿は恋人、というには余りにかけ離れていて】

『それに私の中ではお前は未々子供だよ』

【まるで二人は幼い子供のような】
【―――『姉弟』、今の二人にはそれがぴったりだ】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:45:32.30 ID:DP0654Yo
>>569>>590

・・・これは・・・。
(対機関は確か魔女が話していたな早く伝えなければならぬ)
【若干、焦りに似たものを感じる】

・・・時間であるかでは戻るか。
【帰り際、書斎から「道反の大神」の書物を本棚から取り出し、ジャケットにねじ込む】
【ついでに、銀細工も頂戴してジャケットの裏ポケットに放り込んだ】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:48:37.92 ID:YPAsRdQo
>>591
【投げ出されたラビットの体を確認しタイミングを見計らって右手の撥を手元でくるりと回し】
【ブレーキと同時に右足を前に突き出した体勢で…その際の衝撃で小さな土煙を上げながら】
【神聖かつ、雄々しく力強いパワーを表に出し…肥大化した太鼓めがけて】

「きよめのかた!しっぷうじんらい、どとう『あまのむらくものまい』!」
(清めの型!疾風迅雷、怒涛『天叢雲の舞』!)

【ドンドンドンドンドドンドンドドン!と】
【豪快な太鼓の音を彼女の体中に染み渡らせるように左右の撥を太鼓に叩きつけていく】

「はあ!やぁ!せぃッ!」

【右】
【左、そして右】
【左右、また左、くるりと手の上で回して右、そして左右左とコンビネーション】
【ドンドンドドンドドンドンドドンと神聖な清めの音を彼女の臓腑に染み渡らせていく】

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ……………」

【溜めの動作とともに掛け声も溜めるように伸ばし始め…両手の撥を頭上へと振りかぶると】
【自身の体の右に持っていき】

「せ い や ぁ ッ !!」

【ドドンッ!と大きく〆の音を轟かせてラビットの体を宙に弾く】
【バチッ!バチッ!バチッ!と体から火花を上げてふわりと柔らかく投げ出されると…】

【ドサッ、と地面に横たわった】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:50:51.45 ID:Tjp05Ewo
>>596

……立派な考えだと思います。
大したことは出来ないとおっしゃいましたけど。あまねく人を慈しみ、幸福を願う。
それは、とてもとても素晴らしく、そして難しいことだと、俺は思うんですよ。

【胸の前で手を組み合わせ、少女は託宣を告げる巫女のように、顔を嬉しげにほころばせる】

(……そう、この世界だって、悪人だけが跋扈する世界じゃない。ガシャロさんや、こんな、尊い決意をする方もいらっしゃる)
(そう、悲観する世界でも……ないのかもしれませんね)

……俺が、あなたにお願いすることで、あなたが不幸に……いえ、不利益をこうむる恐れは、ありませんか?
本当に、本当に大丈夫だと思われるなら。
是非、お願いしてみたいです。
……こんな身体で務まる仕事なのかは、まだ分かりませんけど、ね

【最後の言葉は、照れ笑いが含まれていた】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:52:24.01 ID:NkM.TZko
>>589

あぁ、ごめんなさいね。こういう目なのよ

【少女から視線を外し】

ふふっ

【あわあわする少女が可笑しかったのか、薄く笑った】

てんじゅこくまんだらしゅうちょうざんけつ(天寿国曼茶羅繍帳残欠)
分かりやすく言うと、昔々のお偉いさんの死後を絵で書き記したものの一部、みたいな感じかしらね
その中に、月と兎と薬壺が出てくるのよ

月天伝説の方は、月天っていう神様が十二天中の月宮殿に住む王で、兎がその使者だ―、って話し

【やはり寺育ち。こういうことには詳しいらしい。】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!美鳥_res saga]:2010/09/06(月) 00:53:44.00 ID:UqPjTxwo
>>586(サージ)
お帰りなさい、サージさん………って、落し物にしては随分と大袈裟ですね
僕も流石にこんなベッドで眠る趣味は…………

……………ウロボロスの蛇?

【浮かぶ棺に対し、仰け反って引き気味の反応を見せていたが】
【内部に彫り込まれた文様を見ると、ばね仕掛けの様に棺へと近づいた】

………ふーむふむ、成程。珍しいですね、これ
割と最近彫り込まれた物でしょうけど……

>>593(リライズ)
【採取した血液を調査すれば、腐食性の毒が混じっている事が分かるだろう】
【そのような物が体内を流れて居れば血管が腐る。空気に触れると変質する類の毒だ】
【主成分は、科学的な薬品では無く細菌。人為的に改良を施された細菌だ】

【触手の方は、それ単体では価値が薄い。だが、調べれば様々な事が分かる】
【とある種類の魔法生物と人間の遺伝子が奇妙に混ざり合っている事。非常に精巧な筋組織を持っている事】
【何かに移植すれば、もしかしたら再び生命活動を開始出来るかも知れないという事だ】

>>590(鷹栖)>>598(アルギレッタ)
【戻ってきた二人は、丁度依頼人が説明をしている場面に到着するだろう】
【見つけた物の報告をするも良し、しないも良し。貴方達に残された行程は、報酬を受け取っての帰還だけだ】

>>イベント参加者ALL
【外で戦っていたマスタツとリライズが、まず最初に。続いて、外へ真っ先に向かっていたサージが】
【それ以降も、玄関へと出て来る順に、依頼人の姿を確認する事になるだろう】
【怪物三体が粉砕した扉を見て、少しばかり肩を落とし。仕方が無い、と呟いて】

皆さん、お疲れ様です。一応、拝見させて頂きました
中々厄介な代物が色々と居た様ですが……ええ、おそらくあれで全てでしょうね

【安心した様な表情。各人の個別の報告を受ける】
【時折、細かく何度も頷いて、興味を持った物に目をやって】

それではみなさん、報酬をお支払いします。500000/8=62500、ですね
お一人当たり62500。それと、見つけたアイテムです。お約束通りに
……一応言っておきますが、アイテムに関しては其方で話しあって分配してくださいよ?
もめ事の仲裁、僕は苦手なんですから

【姿を消している間に準備してきたのか、小分けされた紙幣を持ってくる】
【一人一人に手渡し、契約の完了を告げていくだろう】

【これにて、彼らの仕事の一切は完了。これ以降は、私的な時間となる】
【依頼人と話すも良し、同行者と話すも良し、帰るも良し】
【囁く様な木々のざわめきも、夜間の闇にへと溶けていく】

/それでは、今回のイベントは此処で一区切りとさせていただきます。用件などを済ませる場合は、普通に継続してレスして下さい
/一先ず、お疲れさまでした。イベントの御参加、有難う御座いました
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:54:41.36 ID:hOU5uwY0
>>585

扉の場所を忘れたのなら、いた仕方無し。鍵が有れば扉も何れは見つけられる…とはいえ、ワタクシはヒトでは無い。
―――ならばせめて、此れから見つける扉程度は忘れない脳味噌が有ると信じさせて下さいな。

【少なくとも、霧之藤本家の天狗は、書物を残すと言う行為を余り行わない―――口と体で、一族の秘伝は受け継がれていく】
【この場合は、相手の懐柔と“悪戯”にも、その形式を利用することと成った訳なのだが…】

厳密には、可愛い方を見付けると、色々シたくなる…と言った所ですよ。
過去が判らぬほどに貴女が鳥頭なら、今眼の前に、体の中に有るモノに、身を任せたってワタクシは良いと思いまして、ね。

【相手が自分の腕を受け入れた事に深い内心で多少の驚きを抱きつつも、声にも表情にも出ない】
【背中や首筋、脇腹……体の裏側に寄っていて、尚且つ敏感だと思われるところに、毒蛇の如く手を這わせながら、薄く微笑んだ】
【少女が敏感なタイプなら、ちょっとずつ、氷を刻んでいくように、冷静さが吸い取られていくかもしれない】

【さあ、ここでお待ちかねのキャラクターデータ、である】
【名前:霧之藤 雨彦 年齢:データが混線した印象だが、3桁なのは確か 種族:大天狗? 此れも何故か不明瞭 所属:魔術協会】
【表層心理:「可能であれば、持ち帰って心行くまで弄りたいですね……」 性別:両性具有】

604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 00:56:22.46 ID:U/KyFvIo
>>599

ヒャ、ヒャ、ヒャヒャっ、ヒャ、ヒャヒャ、…ヒャ、ヒャ……

【ラビットを投げ出した直後、紅い水溜まりの中にドサリと倒れ込み】
【触手の鎧も跡形もなく溶け消え去っていく】

【掠れた呼吸をしながら稲葉の撥裁きを眺め】

ひゃ…良い、音、だなァ…
カひゅっ…はァ、はァ…ケ、ひゃ…助かった、のかァ?

【血溜まりの中に沈みながら掠れた声でそう言って】
【地面に横たわるラビットを見つめる】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:58:36.21 ID:mBZW/gAO
>>602

…ありがたく頂戴します

【紙幣を受け取り深く一礼】
【紙幣をタキシードの上着の内ポケットに畳んで収める】

(…ひとまず生活費は稼げましたね)
(…あとは…定職を探さなければ…)

…はぁ

【記憶喪失の竜人の苦難はまだ続きそうだ】

/お疲れ様でした、ありがとうございました
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 00:59:14.52 ID:Gv3WFYDO
>>600
…ありがとうございます
…でも、本当に大した事じゃありません、俺はただ紹介するだけ…あなたが仕事出来るかは聞いてみないと解りませんから
【はは、と自嘲するように笑って】

大丈夫ですよ…多分
一応、店長さんだって優しい人ですし…きっと、俺が何かされたりはないと思います…
【自信なさげにそう言い】

…で、では…こちらへ
【振り向いて、少女がついて来るのを確認しながら歩きだそうとする】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 01:00:16.05 ID:K8z4MBg0
>>595>>602
む、すまん、簡略しすぎた
正確には生と死を結びつける、だ・・・アンデッドなんて生ける屍が出たところには丁度良いかもな
【正確なことを言うと長くなるからとはいえ説明を粗雑にしすぎたことに謝罪の念を表す】

傷の形で言えば俺も切り傷なのだが・・・
【かと言い無理強いするほど今は意志が強くない】
【薬を懐にしまう。自分に使う様子はさらさら無い】

・・・お前はこれから帰るのか?
【と、質問をしてから依頼者へと一時振り返り】
【何だか釈然としない顔で依頼主を見据えつつ、報酬を受け取る】


/ハブ酒の人乙かれ様でした
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:01:17.09 ID:EIm12kIo
>>601

先程から気になっていたのですが本当に不思議な目ですね
なんというか……なんと表現すれば良いのか……

【もう少し見ていたかったが視線を逸らされてしまったなら仕方ない】

おおー……わかったようなわからないような
しかし流石寺育ちは伊達じゃあないですね、尊敬です

【羨望のこもった(?)眼差しを向ける】

それにしても死後ですか、人間はやはりそういうものに惹かれるのですかね

【ふと頭上の月を見上げる、その無表情な横顔は何を思っているのか】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:04:18.89 ID:g7X2tvso
>>602
はーい

【小分けされた紙幣を受け取った】
【その後周りに1つの確認をする】
【背中に括り付けた刀を取り手に持つ】

この刀誰も取らないから持ってきたんだけど
僕が貰ってもいいよねー

【そこそこ大きい周りに聞こえる声で尋ねた】

/ハブ酒の人お疲れさまでした!
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:04:43.05 ID:6EjmBVMo
>>602

はいはい、お疲れ様でしたー……とは行きませんねぇ。

【キールからは少し離れた場所――鷹栖は嘆息すると、彼に歩み寄り】

キールさん、取り敢えず見付けた書類=c二階に転がってる蜘蛛は『焼き尽くす』方がいいようで。

【先ず差し出すのは、『伝言』を除いた三枚……もし彼が受け取ったなら、肩を回し】
【大きく伸びをした後、『伝言』を取り出しつつ――尋ねるのは、世間話のような其れ】

そーだ、此処の書斎は良い所でしたねぇ……入った事はお有りで?

【道反の大神=\―――其れが彼の所有物なら、『ややこしい』事になる】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:04:45.23 ID:Tjp05Ewo
>>606

それも……そうですね。コンビニなら、その……お酒なんかも、扱うのでしょうし。
断られるなら、それはそれで仕方ないと思います。
大事なのは、施すこと。誰かのために、何かをしようと思うこと。
そうした人間の魂こそが、死後、御国へ迎えられると、言われているのです。

それじゃ、先導お願いします。

【そう言って、青年の後ろについて歩き出す】
【出会う人が嘘を言っている、とは微塵も考えないような無防備さだった】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:06:20.77 ID:YPAsRdQo
>>604

【うつぶせで倒れているラビットを見つめていると、今清めの音を叩き込んだイナバが近づこうとしているのが見えるだろう】
【彼女は片膝を地に付けると…仮面の変化のみを解いて少女の素顔をのぞかせる】

「…ええ、ぶじおわりましたよ
ありがとうございます…あなたのおかげですごゆうじんさま」

…う

【うめき声をあげると『キリング・ムーン』が消滅し、ラビットの変化が解ける】
【一瞬全身の素肌が見えるが…おっと、と呟きイナバが大きな布をかぶせラビットの身体を包む】

「このこはまだみじゅくですから…へんげのうまいときかたもわかりません
としごろのおなごのはだをそうやすやすとみせてあげるあねではないのですよ…それはそうと」

【今度はアドに近づき、横でハンドベルを鳴らし始める…】
【まず、身体の痛みや苦しみが和らぎ始め…少しずつだが傷の治癒が早まり始めているのが見えるかもしれない】

「ほんとうにありがとうございました、これよりそのきずのてあてをおこないましょう
このこがたすかったのはほんとうにあなたのおかげです、どうかおなまえをおきかせねがえませんでしょうか」
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:06:52.43 ID:DP0654Yo
>>602

【報酬を受け取り、少し人だかりから離れる】
・・・やれやれこれにて終了かやったことといえば異形を一つ叩いたことぐらい全くぼろ儲けだな。
【肩をすくめてやれやれと一息】
【ジャケットからライターとタバコを取り出し咥えて紫煙を吐き出す】

【今回の獲得物:報酬金額62500、銀細工一つ、「道反の大神」、「比良坂乃紙栞」二枚】
【・・・栞とこの奇妙な本の用途が思いつかない】
【栞は魔女に聞けばなんとなくわかるだろうが、本のほうはどうしようもない。
仕方がないので、依頼人のキールに聞くことにし、歩いて近づく】

ふと気になったものがあったのだがこれは何か分かるだろうかキール殿?
【「道反の大神」をジャケットから取り出し、たずねる】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:08:18.73 ID:g7X2tvso
>>609
/よく見れば安価ミス
/ALLでした、申し訳ない
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 01:09:05.02 ID:0yS5ZRc0
>>602

【無言で紙幣を受け取り、ローブのどこかに仕舞う】
【あくまでも、報酬はおまけのように思っているらしい】

相応の研究機関が欲しい所ですね……。そこに転がってる怪物も、妙な構造してましたし。
……誰か、詳しく研究してくれませんかね

【独り言、にしてはやけに大きい声で、その場の全員に聞こえるくらいの声でそう言ってから】
【誰にも気づかれないように、かどうかは分からないが、その場から立ち去っていった】

/イベント参加者、及び主催者のハブ酒の方、お疲れ様でしたー!
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:09:08.52 ID:Gv3WFYDO
>>611
…うーん
【歩きながら、彼は悩む】

(この状況…端から見たら俺がこの子をさらってるみたいだよな…)
(…先に服と靴だけでも買ってあげようかな…でもこの時間に開いてる服屋さんなんてあるのかな…)
(でも裸足で歩かせるのは…うーん)
【悩みながらも、歩みは止めず】
【何事も無ければ、彼が悩んでる内にコンビニの前に着くだろう】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:10:49.44 ID:9UmfXwco
>>603

私だって、忘れたくないですよ…

【その瞬間の彼女の瞳は遥か彼方を見つめていた】
【忘れ去られた扉を探す心は、相手の行動によってすぐに引き戻されることになる】

…っ ―刹那的な生き方はあまり好きでないです
忘れないための努力をしていくべきですよ 同じ鳥でも鳩よりは鴉でありたいです

【触れたものから情報を読む、というのは相手の感覚も読み取るということであり】
【攻められながら、攻める感覚を同時に体験してしまうことになる】
【少女は僅かに頬を紅潮させながら、相手の特異な情報に頭を巡らしてその感覚に抵抗する】

(両性具有…私、わりとピンチです?)
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:11:30.37 ID:UqPjTxwo
>>610
はいはい、書類?

………ん?

………ふむふむ

……………んー……?

【一枚目から三枚目へと進むに連れて、反応様々見せて】
【その次、唐突な問いには】

書斎?有るんですか……本とかどの程度残ってました?
百科事典くらいあると、生活感が出て良いんですけどね

【世間話に答える口調。何の捻りも無く応じる】

>>613
はいはい、何でしょう気になる物?

……何ですかこりゃ

【本のタイトルを見てまずは手に取り】
【ぱらりと開いて、思いっきり首を捻る】
【何も書かれていない事を五回程確認した所で、メモの三枚目を見て】

…………ああ、もしかして

これ、何処で見つけました?

【アルギレッタに、「道反の大神」の有った場所を訊ねる】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:14:13.58 ID:DP0654Yo
>>618

書斎だなぜかそれだけ本棚が独立していた何か知っているのか?
【ついでにこれも挟まっていた、と栞も取り出してみせる】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:14:22.69 ID:Tjp05Ewo
>>616

【前を行く青年が、時折声をあげ、難しそうな顔をしているが】

(どうやっても……迷惑は、かかってしまいますね。声をおかけするのも、あまりよろしくない、かな)

【少女はそれをあえて問いただす事はせず、おとなしく彼の後ろについて歩く】
【ただ、彼女はこの街の構造について、そう明るいわけではない。仮に置き去りの憂き目にあっても、宿には帰れるように】
【きょろきょろと、道筋を覚えながら、の遅い歩みではあったが】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:15:54.16 ID:U/KyFvIo
>>604

ヒャ、ヒャ、ヒャヒャ……よかったァ

【無事終わったと知るとほっと一安心し】
【力なく笑いながら元の姿へ戻るラビットを見つめて】

ヒャ…ひゃひゃひゃ、別によォ…こほっ
オメェの、げほっ…妹には、ひゃ、手ェ出さねェから…安心、しろォ…かひっ

んァ…大事な、ヒャヒャッ、友達だから、なァ…げほっ
俺ァ、アド、けほっけほっ…アド・チカチーロだァ

【疲れ果てて痛みが和らぐことすら感じられず】
【ハンドベルの音の効果を補助するように触手が沸き上がり傷口を塞いでいく】

いやァ…かふっ、今度ァ、俺が血が足りなくなっちまったなァ…ぅァ
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:16:19.61 ID:NkM.TZko
>>608

蛇の目。…かしら?

【クスクスと笑い、チラリと少女を見る。その円形の瞳孔が垂直スリット型に変化し、キィと細まった】

そうねぇ…。結局、死後の世界ってのは、この世界の事なのよ
例えば、地獄。地獄の苦しみは、みーんな、この世界で味わっているはずよ
病で苦しんで、怪我で痛みを感じて、心が通じ合わずに傷ついて、死ぬ
生きてる間に善いこと悪いこと色々な事をして、その行いが生命に刻み込まれて癖のようになってしまう。それが業
生まれては死ぬ。これを絶えず繰り返すのが生命

【隣の少女と同じように月を見上げて、切々と語る】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:16:46.04 ID:U/KyFvIo
/安価ミス
/>>621>>612に向けてです
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:17:40.00 ID:Gv3WFYDO
>>620
…うーん…やっぱり靴くらい買って…ってあれ?
【悩んでた内にいつの間にかコンビニ到着】

…結局靴買わないでここまで来ちゃった…
…だ、大丈夫ですか?変な物踏みませんでした?
【申し訳なさそうに振り向き、後ろにいるであろう少女の安否を気遣う】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:19:03.63 ID:6EjmBVMo
>>618

(入った事は無い=c…竜人のお兄さんにこっちは任せますかねぇ。)
魔術書とか色々有りましたよぉ……たァ言っても、パラ見しかしちゃいませんが。

【適当に話を打ち切ると―――右手に持った『伝言』を差し出して】

で、こっち≠ネんですが……どーにも、意味が取り辛い。
後者はまだ、何となく判らない事も無いですが…「次が死んだ」って何ですかねぇ?

【本題≠ノ入っても、世間話をするような調子は変わらず――元々が好奇心からの質問である為、当然では有るが】

626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:19:04.92 ID:2YtO3iQo
>>602

…ん…、最近……?

【言われて、自分も覗き込み】
【右手を軽く握って、口元に当てた】

………死体さんは、古いみたいだったんだけど…

【誰が、何時、なんのために】
【その辺りの謎は、少女には分からなかった】
【ひとまず、持って行っちゃダメ、とは言われなかったので、ありがたく頂戴する事にして】
【報酬を受け取った】

…まあ、いっか
それじゃ、何か会ったらまた呼んでね

【浮翌遊する棺を、空中で逆様に寝かせて】
【ひらり、軽い身のこなしで飛び乗った】

>>607

【胸元の傷口から指で一掬い、棺に血を付ける】
【棺に跨ったまま、ライクを見つめて】

生と死を……、…うむむ…?
むずかしいね…?

【小さく首を傾げる】

…帰るけど、ちょっと魔術協会に寄って行くかな
ライクも帰り道、気をつけてね

それから、お薬はちゃんと使うよーに

【左手の人差し指でライクを指して、念を押すように言うと】
【――パッ、と唐突に微笑んだ】

…それじゃ、またね

【そのまま棺は浮上し、やがて空の彼方に消えていくだろう】


/お疲れ様でしたっ!楽しかったです!
/ライクさんのかたも、お疲れさまでした!
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 01:20:12.11 ID:K8z4MBg0
>>626
/大変乙かれ様でした
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:20:51.87 ID:Tjp05Ewo
>>624

ここですか?

【青年が立ち止まったのにならって、建物の前で立ち止まり】

もしかして、ずっとそんな事を考えられてたんですか?

【振り返ってぶつけられた言葉に、苦笑する】

(善い人なんだな……)
大丈夫ですよ、たぶん。汚くはなってますけど……それは、今更ですしね。

【気遣わしげな目に応えて、笑ってみせた】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:21:31.84 ID:YPAsRdQo
>621
【こくり、と頷いて続いて水筒と石臼ですりつぶしたような赤い粉を取り出し】

「アドですね、ありがとうございます
ちですか…あなたにこのことおなじようにたいしょしろとまではきたいできません
ひやくをさずけます、からだのなかでちをつくるのをたすけてくれるでしょう、ゆっくりやすんでえいようせっしゅをかかさないように」

【きずはだいぶあさくなってきましたからね、と傷の具合を見て『まだ無事に助かる事が出来る』と判断した】
【水筒をアドの口に近づけながら】

「さあ、のんでください…たちあがれますか?」
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:22:26.81 ID:UqPjTxwo
>>619
何も知りません。でもほら、何となく、ね?
「イザナギイザナミ」、「道反の大神」。この二つが並んだら
しかも、本棚が独立してる、そんな怪しいなら………

そうですね、宿題代わりに
「道反の大神」とは何≠ナ、何の為に@Lる物か
それを調べてみたらどうでしょう?多分、僕の予想と似たような所に辿り着くと思いますよ?

【「栞は結構」、そう言いながら両手を軽く振った】
【「ヒラサカ」辺りじゃないですか?栞を見ずに、キールはそう予想した】

>>625
こっち=H見せて貰わないと分かりませんよ
ささ、早く早―――

―――ああ、成程
此処の前の持ち主、彼女だったんですね

【『伝言』のメモ、それを覗き込んで】
【キールの笑みが凍りつくまでには、数秒も必要無かった】

……死んだんだろうなー、とは思ってましたけど
こうして実際に知らされると、ね………

……………で、答えるなら
貴方には、特に関係の無い事です。でしょう?

【笑みを解凍し、顔にもう一度張り付けて】
【差し出された『伝言』からは、もう目を離した】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:26:09.81 ID:U/KyFvIo
>>629

んァ、有り難よォ…けふっ
ん…こく、こく、ごくん…ぷはァッ、

【薬を飲んで貪るように水筒の中身を飲む】

ヒャヒャ、ヒャヒャヒャ…うァ、はァ…今日はァ疲れた、なァ

【そう言いながらゆっくりと立ち上がり】
【時折蹌踉めいたりしつつもそのひょろ長い長身から覗き込むように稲葉を見て】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:26:44.59 ID:Gv3WFYDO
>>628
あ、あぁ…すいません…こんな事なら悩まないですぐに買ってあげればよかった…
【ペコリ、と頭を下げて】

…そ、それじゃあ中へどうぞ
(…店長……いるかなぁ…?)
【扉を開き、少女が入るのを待つ】
【少女が中に入れば扉を閉めながら中に入るだろう】

「…いらっしゃーせー」
『…いらっしゃいませ…』
【何やら白髪ロン毛ポニテ男と『売』と書かれた髪を顔に貼付けたマフラー男がレジ打ちをしてたりするが】
【至って普通な店内である、店員を除いて】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:28:12.38 ID:hOU5uwY0
>>617

ふふ…今のコレは、忘れ得ぬ思い出には成らないとでも言いますか?
或いは、他の全ての記憶も? ―――だとしたら、嘆かわしい限りですね、お嬢様。

【扇情的にうねる毒蛇は、牙を剥き―――今度は、上半身の彼方此方を擽ったり、控えめな胸を強く押し付けたりしてみる】
【厳しい山伏の世界から引き摺られてくる天狗の印象とは裏腹だろうか】
【ふわりと柔らかで、よく手入れされた、空に代えて視界の一部を覆う、雨雲の如き髪の、優しい薫りが鼻孔を撫で】

【人を惑わす為に産まれてきた様な、そんな倒錯した存在意義を持つ“妖”は―――相手の眼の僅かな変化も見逃す事は中々無い】

大丈夫、刹那的な感覚は、焼け付くように魂に張り憑いて、そうそう忘れられはしません。
―――ほら、偶には肩の力を抜いた方が…。鴉は利口ですけど、ワタクシや貴女の様に意地悪なのですよ?

【首をかくり、と前に出し、耳元で悪戯っぽい囁きを“返す”……最早キーワードが“記憶”であるコトは明白】
【相手を少しずつ―――舌の起こす潮流で、感情の世界に流し落すことを意識しながら】
【ハサミか万力か、少しずつ、両腕でサナを包みこむ力が、強くなっていき、恍惚に近い感覚を宿した茜の視線を投げかけた】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:29:14.78 ID:DP0654Yo
>>630

そうか生憎我は宿題は嫌いだ。
【案外子供っぽいことを言って】
その本はよければもらえるかな知り合いがメモ帳をほしがっていてな。
【栞をしまいこみながら言う】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:29:46.68 ID:EIm12kIo
>>622

蛇の目……面白いですねー

【ふとよく見れば同じようにとはいかないが】
【少女の瞳孔も明暗無しに小さく成ったり大きく成ったり】

ほー、なんとも含蓄深いお言葉有難うございます
確かにそうかもしれないですね、生きていて辛そうな人は今まで沢山いました……

あ、お姉さん一つ気になったのですが――――
永遠に終わらない命は生命と言えるのでしょうか?

【月明かりを受け、その無表情は無表情故に酷く不気味に感じるだろう】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:30:29.41 ID:Tjp05Ewo
>>632

そんなにお気になさらずに。
見ず知らずの人間に、金品を与えることも、無いと思いますよ?

【そう笑ったまま答えて】
【導かれるまま、店内に入っていく】

……?

【奇妙な格好をした店員二人に目を留めるが、この世界に来てからは、今更取り立てて驚くほど奇抜な格好にも思えなかった】
【こういうファッションも、流行ってるのかな、程度に考えるにとどめる】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:36:11.69 ID:YPAsRdQo
>>631

「…ええ、このこもおおがかりなへんげをしてかなりしょうもうしているのです…
やすませてあげようとおもっています、10ねんぶりのさいかいをたのしむのはひとまずそのあと、にしましょうか」

【そう告げると、イナバもまた背をアドに向けて】

「…ほんとうにありがとうございました…あなたへのおんはわすれません
このこのめがさめたら、このこからもれいをいわせにいきます」

「では…きょうはほんとうにおつかれさまでした」

【ゆっくりとラビットの身体を抱えながら…そのまま去っていく】

【去り際に、彼女は美しい歌声で子守唄を歌っていたのが聞こえたかも知れない】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー
/いやー、久しぶりに長丁場な絡みにお付き合い感謝感激でござい
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:37:44.97 ID:U/KyFvIo
>>637
/最後までレス変えそうと思ったけど眠気が…
/約6時間本当にお疲れサマでした〜、お休みなさい〜
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:38:23.96 ID:Gv3WFYDO
>>636
え、えっと…ちょっと待っててください
【そう言うと、顔に髪を貼った店員に近付いて】

厄島くん、店長はいる?
『…御多分に漏れず今日もいない…』
「店長なのにサボりってどーいう事だよな、まったく」
「…てゆーか先輩、いくら彼女出来ないからって幼女を誘拐するのはどうかと思うぞ……」
ゆ、誘拐じゃないよ!!
【白髪店員にからかわれ、溜息をつきながら携帯を取り出して耳に宛て】

…もしもし、店長ですか?
あ、いえ…実はバイト希望の人が…女の子なんですけど…
…違いますって!何で同じ事……へ?あ、あぁはい
【こそこそと通話をした後、電話を少女に持って行き】

え、えっと…面接するんですって…これで、今…
【引き攣った笑いを浮かべながら携帯を少女に差し出す】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:38:58.34 ID:6EjmBVMo
>>630

【―――――――――ビュウ】
【明らかに自然≠ニは違う、吹き抜けたのは『冷たい』風】


                 其 の 通 り


【キールの凍りついた笑みと応対に――ゾッとするような微笑≠浮かべる】
【楽しんでる≠ニか怒っている≠ニか、そんな「感情」は発露していない】

【鷹栖 西蓮≠ニいう一人間の中から漏れ出す―――『他人に嫌悪を抱かせるナニカ』】
【其の微笑からは其れ≠セけが滲み出ていて、其れ以外は何も感じられないのだ】

『誰が死んだ』『どうして死んだ』『何時死んだ』……アタシには関係の無い事。
其れは真実。 或いは真理=H……失敬、言葉遊びなんてどーでもいいですねぇ。

アナタの反応≠ェ見れただけで…―――今日来た甲斐は有ったって物です。

【謳うように節を付けて語るのは、無意味≠ネ言葉の羅列】

【其れでも、鷹栖は楽しげ≠ノ笑うと―――――――】


……金は要りゃしません。 また会う事も無いでしょう――お幸せに=B


【報酬を受け取る事も無く、鼻歌を謳いながら―――その場を去って行った】

/お疲れ様でしたー!楽しかったですー!
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:39:04.43 ID:HPHmtDso
>>602
依頼は完了、だな。
最近体が鈍っていたから良い運動になった。
【スッと手を上げ】
では、また何かあったら言ってくれ、協力させてもらう。
【そう言って背を向け去って行った】

/回線切れて遅くなったけどお疲れー
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:39:26.55 ID:NkM.TZko
>>635

貴方も随分と変わった目を持ってるみたいだけど…

【少女の金眼を見つつ】

永遠に終わらない命?

【ふぅむ、と考え込む】

生とは死の対義。死があるからこそ生はあり、生があるからこそ死は存在する
いずれ死ぬからこそ、生きていると言える
永遠に死なないのであれば…、それはもう「生きている」とは言わないわ
永遠の生、そんなものは無いわ。死なないということは生きてもいないということになるから

【生物じゃなければ、何て呼ぶのかしらね? と少女は笑った】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:43:13.04 ID:Tjp05Ewo
>>639

【青年が店員と話し始めるのを遠巻きに眺めていたが】

……?

【携帯を手に、近づいてくる青年に、不思議そうな表情を作る】
【そして、次に言い渡された、アバウトな面接条件に、戸惑いをあらわにした】

え?
……こ、これで、ですか?

【差し出された携帯電話を、恐る恐る受け取り】

どうやって使うんですか?
もうつながってるんですか?

【と言いながら、携帯電話を耳に当てた】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:45:00.66 ID:UqPjTxwo
>>634
ええ、どうぞどうぞ
ちょっと表紙が頑丈な以外、その本に価値は無いと思いますけどね
……その本は、タイトルがそれで有りさえすれば良い
そして多分、その本棚に於いて有ればそれだけで良い
それは本で在って本ではない。看板見たいなものなんですよ

【宿題の答えになりそうな事を答えながら、本をアルギレッタに渡す】
【全く惜しそうにしていなかった事から、本当にこれ自体の価値は無いのだろと分かるだろう】

……では、そろそろでしょうね。何れ、縁が有りましたらまた

【小さく頭を下げて、すすと下がり】

……………あーあ。葬式なんか出られないんでしょうねえ……

【空を仰いで嘆息した】

>>640
【薄っぺらい、それがキールの心を通り過ぎた感想】
【他人を不快にさせる「だけ」で、それ以外が何も無い】
【何処にでも居る只の愉快犯、それだけだ】

………確かに、もう二度と会う事も無いでしょう
幸せそうな生き方ですね、実に
そのまま、自分が何者かであるとの錯覚を抱いて生きなさい

それが貴方に相応しいのですよ、虚しいですが

【嫌悪など感じない。不快ではあるが、それだけだ】
【何かが飛びぬけている訳でも無い。「それだけ」という表現が最も近い】

【崩れた倒置法で冷ややかな言葉を返し、見送りはしなかった】


/お二人ともお疲れさまでしたー!
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:47:44.89 ID:9UmfXwco
>>633

人の脳は100年程度の記憶にしか対応できないーです
それを超えて私の頭に注がれた情報は零れていってしまいます

【表層が焦げだした心は、自身の気持ちを、情報を滲ませる】
【すでに相手の鍋の中、熱がサナを溶かしていく】

【頭の中に注がれた水が、蒸発していくような】
【そんな感覚に危機感を覚えつつも、逃れることは叶わず、少しずつ瞳から理性が抜けていき】

ほんとうに、貴方は意地悪です…
鴉の焼き鳥なんて、おいしくないですよ?

【好奇心は悪いほうに働き、思考は相手の恍惚に乱されて】
【どこか甘えるような声に、自分が乖離していくのを感じた】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:49:19.36 ID:EIm12kIo
>>642

私の目は作り物ですから
そんな物よりお姉さんの瞳の方が珍しいですよ

【平たな胸の前に手を出して左右に振る、変な謙遜の仕方である】

そうですね、やはりそういう存在はあってはならないです
お姉さんは本当に頭の良い御人です

【それが少女の望んだ答えに近かったのか】
【少女にしては珍しく自然に笑う、しかしどこか壊れたような笑み】

きっとそういう存在は、本当の意味で異端の存在なのでしょう
世界の定義に反する存在、やはり存在してはいけません

【自己確認するかのように頷く】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 01:50:04.59 ID:DP0654Yo
>>644

感謝する。
【懐へ本をしまいこんで】
うむそれでは。
【再び離れると、翼を広げて、空の彼方へ飛んでいった】

/乙っしたー!
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 01:52:29.38 ID:Gv3WFYDO
>>643
《あー?もしもしー?もしもーし》
【携帯を通して聞こえてくるのは、怠そうな女性の声】

《もう替わってるかな…まーいーやめんどくせー》
《とりあえず聞くけど深夜とかあるけど大丈夫ー?大丈夫じゃなくてもやってもらうけどねー》
《基本的にテキトーに品だしとレジ打ちやっといてーテキトーでいいよテキトーで》
《あと女の子だっけ?職場野郎ばっかりだけど頑張ってー、それが出来るなら合格、めんどくさいからイエスかノーではっきり答えてねー》
【なんかもう寝起きなんじゃないかってテンションの声で、矢継ぎ早に条件を継げる】
【と言っても内容は簡単に《深夜と野郎の中で頑張れるか》って事なのだが】

(…多分適当な事聞いてるんだろうなぁ…)
(…巳異くんより怠そうな人だし……)
「…へっきし!」
【少女を心配そうに見守る中、白髪店員が盛大なくしゃみをした】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:01:09.38 ID:Tjp05Ewo
>>648

あ、はい……聞こえてます。

【唐突に聞こえてきた、乱暴な口調――それも女性のものに、面食らった様子だった】

え、ええっと……?

【急にまくし立てられる内容に、混乱する】
【幼く、鈴の音のような澄んだ声は、電話の向こうに聞こえているはずだが】
【自分のように幼い人間でも働いて良いのか】
【身寄りも無く、身分を証明するものも無いのだが、良いのか】
【聞くべき事、聞かれるべきことは多いはずなのだ――なのだが、女性のけだるい声は、あっさりと少女の意思のみを確認してくる】

……夜に起きるのはたぶん大丈夫……です。
男の人ばかりなのも……大丈夫です。
働きたいと思ってます。 けど……その、良いんですか?

【最後の質問は、何に対する確認だったのか】
【女性の適当な態度か、あるいは働いても良いのか、という単純な質問か。その両方か】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:04:15.78 ID:NkM.TZko
>>646

【やはり、この感じ。少女は違和感の正体に気付いたような気分】

私のはただの目よ。別に面白いことは何も出来ないわ

【少女の笑みを見て】

異端の存在? 世界の定義に反する存在? 存在してはいけない?
そんなものを、いつ世界が定めたかしら?
そもそも世界は何も定義なんてしていないわよ
あるものをあるがまま。それだけ。ソレがあるというのなら世界はあるがままに受け入れるわ

 フ ァ ン タ ジ ア ・ オ ブ ・ ネ ク ロ マ ン シ ア
『生きてもいなければ死んでもいない者』

【ごめんなさいね。カマをかけてみたの、と少女は平気な顔で言った】

償えない罪は無く、居場所と救いは全てにあるの。  …受け売りだけどね。
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:04:51.01 ID:hOU5uwY0
>>645

零れ落ちる砂の様に、この手から消える前に……なんて、ね。
見るに、まだ貴女には80年ぐらいは時間が有ると思いますが……お婆さん、なのですか?

【「人間の限界寿命程度なら、ワタクシから見れば全て子供ですが?」……と、少しおどけた声で付け足したが】
【全体的に、声調は些か重く―――相手への“共感”をも、その根幹たる部分に孕んでいる?】

そうですとも、ワタクシの性格の悪さは学内でも有名でしてね。
然して、心が凍っている訳では、決して無いのでして―――そう例えると言う事は、お嬢様も“熱く”?

【相手のカラダ、本来なら外界と自らの境を感じるべき神経に攻撃を加えることで、反対に相手を溶かしていく】
【耳朶にふっ、と―――隠すつもりも無い熱気を交えながらも、すぅっと流れていく様な、白い息をかけた】

…それにしても、こうして抱き締めていると、壊れてしまいそうですね…お嬢様。
―――或いは、其れこそが幸せなのかもしれませんが……ふ、ふ。

【右手で細い首筋をなぞろうとしながら、格段に甘くとろけた、蜂蜜のような声を、鼓膜に投げ込もうと】
【じんわり―――天狗の心臓から伝わる鼓動は、壊れたメトロノーム……少しずつ、早く刻まれ…】
【然し、何処までも自分を保ち、其の上で“崩れて”往っているのが、対象的なのかもしれない】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:09:22.82 ID:Gv3WFYDO
>>649
《いーのですかー?じゃねーの、店長のアタシがいいっつったらいーの》
《あー、これでウチの店にも華が生えるわ、変な格好の野郎ばっかりだったからねー》
《あ、勿論合格ね、シフトもテキトーに敷いとくから制服とか仕事の仕方とかはテキトーな奴に教えて貰ってー、一応みんないー奴だから》
《んじゃ、名前だけ教えといて元の奴に携帯返して、それで面接終了、お疲れー》
【適当、余りに適当】
【仮にも店の責任者である店長がこんなんでいいのか、ていうか店長なのに店にいない時点でどうなんだこの店長】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:10:42.16 ID:EIm12kIo
>>650

天然と模造の違いなどそれこそ天地の差です

【作り物は憧れる、普通の生命というモノに】

私は、世界には、意思があると、思います
だって世界は完成され過ぎていますから――――

【少なくとも少女はそう思っていて、考えを変えるつもりは無いらしい】
【だって変えたら少女の根幹は崩れてしまうから】

むう……お姉さんは少し意地悪かもしれないです
そして少し優しいかもしれないです、その考え方は好きです

ついでに私はお姉さんの事は好きです

【ついでに言う事ような事柄では無いのは明らかだが】
【無表情でそんな事を言っているから冗談と取れなくもない】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:16:31.05 ID:Tjp05Ewo
>>652

は、はい……わかりました。ありがとうございます。
名前……名前は、クルス、です。

【面接終了、といわれて、携帯を耳から離す】
【しばらく、呆けたようにその携帯を見つめていたが】

……ええと、お兄さん。面接、終わりだそうです。

【言いよどんだ後、お兄さんと呼んだのは、そういえばまだ名前を教えてもらっていないことに気付いたからだ】
【ともかくも、言われたとおり、背の高い青年に携帯を返す】

(……破天荒な店長さんですね……)
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:22:24.54 ID:Gv3WFYDO
>>654
《クルスちゃん、はいはい把握把握》
【クルスが携帯から耳を離す瞬間、大あくびが聞こえた気がした】

…どうでした…?
かなり…その…適当だったでしょう?
【クルスに恐る恐る聞きながら携帯を耳に宛て】

(…切れてる……)
【もう切られてた】

…あ、俺はお兄さんじゃなくて羽民蟲舶(はたみこはく)って言います
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:24:04.22 ID:NkM.TZko
>>653

オリジナルとレプリカの違いなんて、気分くらいよ

【養殖されたマグロも合成で作られた苺も天然物と変わらず美味しかったわ、と少女はズレたことを言う】

私は世界の全てを見たわけではないけど、皆が言うほど世界は厳格ではないと思うわ
まぁ、視点ね。私のように、ね

【好きと、言われて、一瞬、たじろぐが】

あ、ありがとう。私も…、貴方のことは嫌いではない、…わ

【精一杯の照れ隠し】
【嫌いだったら私の知っている言葉全てを使って毒殺しているだろうしね、と独り言】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:27:23.81 ID:9UmfXwco
>>651

私の年齢すら、私には分かりません
ひょっとしたらあなたと同じくらい生きてたり、するのかもです

【もはやこの鳥は気の利いた言葉も紡げぬまでに調理されている】
【能力によって相手の熱が直に伝導していってしまうが故、温度調節を考えなければ炭になってしまうかもしれない】

…ん、 この、へん たい

【逃れようという動きは、相手の腕と翼に阻まれて】
【そんな弱弱しい言葉だけを、せめてものプライドが発して消えていく】

【外界と切り離された異界の中、相手と自分だけがそこにある】
【瞳の中の夕焼けが優しく二人を包みこんで、そんな情景に幽かな乙女心がゆらゆらと進んでいく】

【接触の度に濃厚な甘味が脳髄に染み込んで】

一度でおもちゃを壊すなんて、もったいないのですよ…?
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:28:39.31 ID:Tjp05Ewo
>>655

……ノーコメント、ということにしておいてください

【働くことを認められた、ということは、仮にも上司】
【率直な意見こそ口にはしないものの、おおむね同意であることに間違いはないようだった】

ハタミコハクさん、ですね。
俺のことは、ルクスと。そう呼んでください。
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:33:43.72 ID:EIm12kIo
>>656

…………

【そこだけ無言で少女は答えず】
【或いは無言で応えているのかもしれないが】

真実は1つではないのですね……
難しいです、はい

【両手で頬をむにむにとする】
【少女なりのリラックス方法なんだとかなんとか】

そうですか、嬉しいです
嬉しいですけれどそろそろお部屋に戻らなければと私は思います
お話楽しかったですだめいじお姉さん、それではまたどこかで――――

【独り言には聞こえないフリをしつつ】
【帰り際に蛇迷寺さんに抱きつこうとし】
【それが成功しようがしまいが、テクテクと去っていくだろう】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:34:19.94 ID:Gv3WFYDO
>>658
…ルクスさん、ですね…解りました
…えーとそれじゃぁ……
【携帯をしまいながら店内を見回して】

…制服とか、あるかなぁ……
「(…その前に靴下くらいくれてやれよ……)」
【うーん、と唸って】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:39:29.97 ID:Tjp05Ewo
>>660

店長さんは、仕事とか制服のことは、適当に教えてもらえとおっしゃってたので……。

【申し訳なさそうにそう言って】

あの、コハクさん、よろしくお願いします。

【ぺこり、とお辞儀した】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:45:12.42 ID:Gv3WFYDO
>>661
あ、あー…やっぱ適当だ…
『…先輩、見付けてきたぞ』
【顔に紙を貼った店員が裏から顔を出し】
【畳まれた制服を蟲舶に投げて渡した】

え?お、とっと…
【投げられた制服をキャッチし、ルクスにお辞儀され】

へ?あ、こ、こちらこそ…
これ、制服です…
【こちらも頭を下げながら制服を差し出した】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:46:29.82 ID:NkM.TZko
>>659

難しいわね。難しいけど、難しく考えると答えは出ないわ

【最後に難しい言葉。というか意味不明】

あ、そう…

【蛇少女にとっては(あれだけ喋っておいて)ようやくリラックスしてきたところなのだが、帰るというなら仕方ない】

えぇ。また、いつか会えるわ

【何故か核心じみた言葉】

【去り際に抱きつかれ「うひゃい!!」と奇声を発して、髪の毛が一瞬で四方八方に広がる。正にハリネズミ状態】
【抱きつき、髪の毛針を、ひょいとかわして、何食わぬ顔で去っていく少女を見つつ、鼓動が凄い事に】
【能力が暴発して針の様に変化した髪の毛が戻るには、まだしばらく時間がかかるだろう】

/乙でしたー。レス遅くてサーセン…
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:48:13.11 ID:Tjp05Ewo
>>662

【綺麗に畳まれた制服を受け取って】

……あの、着替えるところは、どこですか?
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:48:43.08 ID:EIm12kIo
>>663
/乙でしたー
/いえいえとんでもないですよ、むしろ蛇迷寺さんかあいいです
/お寺出身なのとか素敵です、ていうか知識量パネェっす……
/そしてもういっかい乙でしたー
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 02:51:24.19 ID:Gv3WFYDO
>>664
あ、その…えと…
た、確か裏に更衣室があったと思います…
【周りをキョロキョロしながら控え室の方を指差し】

…って、今着替えるんですか…!?
【少女に視線を戻して】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:53:42.07 ID:hOU5uwY0
>>657

変態……良いですね。ワタクシの捻くれた成りの素直さが、そう言って居ります。
尤も、貴女に言われることについては、正直どうかと思うのですけど、ねぇ?

【トワイライトの瞳は、正しく幻想の存在であると同時に、確かに世界の歪みとして存在する彼女を、象徴するよう】
【沈み往く太陽は、何時だって二人のロマンのテンプレート。雨彦は、常に其れを抱えている】

ええ、ワタクシとてそう想っています。だから…
―――此の侭、飛び去って往こうではありませんか。我らが“魔術協会”に。

【秘め事の相談の様な、密やかな声で―――自らの寝床を構える、其処へと誘う】
【確かに、遊びの幅が減ってしまっては詰まらない。然し、十分吸い尽くしたと思って、我慢できる蜜でも無い】
【喪われた記憶への興味、関心、“親近感”……イタズラの本能とは別に、天狗のもう一つの悪癖「人攫い」が首を垂れる】

魔術が使えないのだとしても、あそこは拒みませんし…。他にも身の立て方は有りますよ、後でゆるゆる教えるとして。
しかも見るに、貴女は「識って、覚える」事に心地良さを感じるタイプでしょう…良いのです、今更返答しなくても判りますから。

【魔術協会には、古今東西の叡智を写し記された、数多くの書が有り、人類の紡いだ、モノガタリが有る】
【「ワタクシたちの物語を、刻みましょ…」―――蟲惑的に揺れる声は、吸音材に成り兼ねない翼に吸い込まれる前に蝸牛に沁み込むだろう】

……で、どう思われますか?
もし、魅力的に感じたのなら―――貴女の名前、教えて下さいな。

【決定的な、最後の問い―――どう応えるかは自由、仮に断ったとしても、この天狗は暴力に訴える事は無いが】
【異常な状況、アヤカシの呼び声、脳を溶解させる、妖怪……果たして、どうなることやら】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 02:56:15.63 ID:Tjp05Ewo
>>666

【青年の驚いたような顔を見て】
【なにも今着る必要は無いのだと判断した】

あ、ということはこれ、お借りしていって良いのでしょうか。
そういうことなら、宿に帰ってから、着て見ることにしますね。

【そう言って、制服を脇に挟んで持ち】

他になにか、聞いておかなければならないことはないですか?
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 03:03:28.08 ID:Gv3WFYDO
>>668
あ、うん…それでいいよ
無くしたりしたら言ってね、代えは沢山あるから
【ほっとしたように言い】

聞いておく事…か…仕事内容とかは後日教えられるけど…
【左手を顎にやり、アホ毛を?にして考え】
…うん、とりあえず今の所は特にない、かな
三日後くらいに来てくれれば、その時にシフトとか詳しい仕事内容とかの説明が出来るよ
【頷き、微笑みながらそう答える】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 03:07:57.87 ID:Tjp05Ewo
>>669

三日後……ですか。
わかりました。

【今ここで、これ以上できることは無いと悟り】

それじゃあ、ずいぶんお世話になりました……違うかな、これからお世話になるのかな?

【そんなことを口にして、再びお辞儀】

それじゃ、また来ます。今日は、本当にありがとうございました。

【これ以上用件が無いのなら、少女は店の扉を開き、出て行くことだろう】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 03:11:26.62 ID:Gv3WFYDO
>>670
あ、うん…気をつけてねー
【ルクスの背中に笑顔を向け、見送る】

【ルクスが去った後】

「…せめつスリッパくらい買ってやりゃいいのに」
…!?
【わすれてた】

/乙でしたー…かな?
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 03:12:04.84 ID:9UmfXwco
>>667

【とろんとした瞳、艶やかな黒髪、露に濡れた肌】
【もはや普段の彼女はそこにはなく】

【幻想への扉を前にして、それは恋に盲目な乙女、という型によくあてはまる】
【天狗の言葉が見事に求めるものを言い当てて、少女の心に手を掛ける】

サナです サナ・ローウィンと申します…

――あなたにとって、サナは玩具以上になりえますか?

【そんな彼女が求めたのは、単純明快な言葉】
【しかし、心を読む彼女に嘘は通用せず、逆言えば相手の応えるなら、それを疑えない】

【過去無いから、家族に憧れる】
     【警戒心が強いから、時に甘えてみたくなる】
           【小さなトワイライトの中で、サナの弱さが影になって現れた】

【白馬の騎士が自分を連れて行ってくれる そんな誰もが抱く理想に、少女は埋もれていく】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 03:14:15.37 ID:Tjp05Ewo
>>671

【ぺたんぺたんと、素足で夜道を歩きながら】

(……とりあえずお仕事は確保……かな? でも、お金が入るのは当分先かなぁ)

【寝泊りする場所についても、今の宿を利用できるのは一日二日】

(まだまだ、先行きは不安だなぁ)

【それでも、仕事を見つけられた充実感を胸に、宿へと引き上げていった】


/おつかれさまでした!
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 03:23:07.66 ID:9UmfXwco
>>672
/文章崩壊ひどい… 逆に言えば、相手が応えるなら   過去が無いから あーうー
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 03:27:30.30 ID:hOU5uwY0
>>672

サナ・ローウィン。響きはまぁまぁ…ですね。
ワタクシは「霧之藤 雨彦」……男の名前ですが、お気になさるほど狭い心では無いでしょう。少なくとも、今は?

【既に相手は自分の名前を知っている、などとは思わないので、取り敢えず返礼】
【試す様な、何も考えていない様な、辛辣にも思える天狗の台詞回しも―――どこか、型無し】

…確実に成るか、と聞かれれば“貴方次第”と言わざるを得ませんが、“成り得る”なら、間違いも迷いも無く…“肯定します”。
天狗と言うのは、人間を愛する珍しい妖―――ただ、その気持ちに応えられる人間と言うのは、中々居ない訳で御座いまして。

【嘘偽りのない、素直な感想がこれ―――サナにとっては幸福かもしれないが、結局は“人でなし”だ】
【だが、今の彼女が“疑えない”のならば―――其れすらも、珠の様に輝いて見えるのかもしれない】

―――リュック、拾って良いでしょうか?

【天狗らしく遠まわしな“このまま飛ぶ”宣言…これに首を縦に振れば、数秒の後に、夕焼けと星空の旅が始まる】
【体系こそ華奢だが、神通力と腕力は本物―――何の心配も無く、サナの全てを攫って往ってしまうだろう】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 03:45:01.13 ID:9UmfXwco
>>675

まぁまぁ、ですか 大分悩んで作った名前なんですけどね

雨彦さん、うん、雨彦さん 期待に応えられるよう、頑張ります

【歪んだレンズは相手の姿を最大限好意的な形に像を結ぶ】
【確かめるように相手の名を転がしてから、小さく頷き、相手に身を任せた】

えと、重いですから気をつけてください

【そう言って、目を瞑って顔を相手に近づける】
【透明な白にのる情熱的なグラデーション 簡単に言えば、口付けを求めている―?】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 04:01:55.53 ID:hOU5uwY0
>>676

やれやれ、一度で壊れては、面白くないと言うのに。
……自分から誘ったんです、耐えないなら、ワタクシはサナを見捨てますよ?

【はぁ、と。溜息を吐いたのも束の間、弐の太刀を入れるように、すぅ、と息を吸い】
【―――優しく、優しく。今はまだ、割れモノやら出来物やらを扱う様な、浅くて丁寧な、そんなキスを交わした】

【……流石に其処までの事は“久々”だからか、そもそも“慣れてない”のか、ちょっとヘタだ】
【ほんの僅かな瞬間だけサナから手を離し、コンマ1秒すら惜しむように、手早くリュックを拾い、ナイフを中に仕舞う】
【中身は、よく見えなかったらしく、何故こうも重いのかは……いや、時間は“たっぷりある”】

では、飛びましょう。行先は聖都・魔術協会、さしあたってはワタクシの部屋。
可能な限りは、“鷲掴み”する心算ですが―――潰れたトマトの様に死にたく無ければ、ぎゅっとしがみ付く事をお勧めします。

【暗に、強くひっつけと言っている様なモノ】
【サナを掴むように抱いてから、リュックの紐を腕に通して、神通力と魔翌力を全開に】
【豪ッ―――羽音に混じって、サイクロンばりの強風の唸りを巻き起こしながら、上昇し加速していくだろう】

【飛ぶのは中空、眼下には夜景を蟻の街並みの様に見下ろし、頭上には雨彦の祖らしい星達が煌めき、前を向けば翼を広げた彼女が居る】
【地理的にも近いので、そう退屈も恐怖もせずに―――メタ発言をすればキンクリで、到着する】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 04:22:51.33 ID:9UmfXwco
>>677

【恐らく初めてだろうキスを終えて、桃色の溜め色をもらし】
【言葉通りに強く強く雨彦を抱き寄せて――】

共謀/Conspire

【簡潔に言えば、情報の共有】
【相手の身に流れ込むサナの情報―感情】
【サナの能力の情報と、サナの感じている空気や地面からの情報、そして蕩けきった思考】
【その奔流は相手に眩暈のようなものを起こさせることだろう 心が弱ければ気を失ってしまうかもしれない】

えへへ、そうですよね 恋愛はもっと時間をかけて進めないといけません もったいないですからね

【その間に雨彦を押し倒して、リュックを奪い取り距離を取ろうとする】

(あ、れ? 私、こんなことできましたっけ…?)

【僅かな違和感が頭をよぎるが、雨彦に染められた頭はそれより深くは考えられない】
【小悪魔的な笑みを浮かべ、相手の反応を予想するのに手一杯だろう】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 04:39:16.57 ID:hOU5uwY0
>>678

【チカラを集中し、風神の息吹を呼ばんとした、刹那】
【―――サナの全てが、流れ込んで来る……精神と精神が、溶接されるような感覚】
【頭を抑えて、空の両手でゆらりと立ち上がる……え、“立ち上がる”!?】

…ん、もう……。
酷いですね、サナ。ワタクシ……ショックです。

【―――“悪影響、与えたな”…。流れ込んだ能力の情報から付けた推測は、それ】
【しかし、数壱〇〇年の人生経験は伊達では無く、尚も羽ばたいてサナを追おうとする…表情は、驚くべき事に焦りの浮かんだ微笑み】

むぅ、一つ屋根の下で住むぐらい、良いじゃないですか。
―――別にまだ、“恋人”で片付く関係、それも成りかけなんですから…ね?

【もしサナを捕まえる事に成功すれば、先程と同様の行動に入ろうとする筈だ】
【ただし、飛行しての突撃は彼女にしては珍しく、直線的な軌道…今の雨彦の殆どを閲覧しただろうサナに、“其の気”が無ければ】
【空しく、ただただ森の静寂を引き裂くだけに終わるだろう】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 04:57:57.79 ID:9UmfXwco
>>679

ふふっ♪ 雨彦さんも、こういう形の方がお望みではないですか?

想起っ
【自身から見て左へ横っ飛び、突撃をかわして木々の中へ逃げこむ】
【心の底から楽しそうな様子で、闇の中を走る リュックの重さから来る痛みも気にならない】
【頭の中では、花畑の追いかけっこなどという子供っぽい風景が浮かんでいるのだ】

こんなに私を解放してみせるのは久しぶりです 
んー まだ雨彦さんのキスが波紋を残してます

【汗で張り付いた服が、流麗な曲線を浮かび上がらせる】

だからこそ、恩返しです 楽しませてあげます

【鋭い飛翔が自分を空へ誘惑しているかのように色付いて見えて】
【空気から伝わる風からも相手が感じ取れて、夜だというのに世界が輝いていた】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 13:54:10.22 ID:JszuWbgo
【路地裏】

So I am──still waiting──for this world to stop hating

Can't find a──good reson──Can't find hope to believe in

【路地裏の壁に背凭れながら、歌を口ずさんでいる男が居た】
【上下共に黒い服、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【左手には特徴的な、納刀状態の大きな刀を握っていた】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 16:00:43.83 ID:N7IVcUSO
【街中】

【それは突然起こった】

【ズドーン!!!】
【巨大な爆発と共に近くの建物は吹き飛び、人々が巻き込まれていく】

『やれやれ…サーカスの為とはいえ下準備とは』
【のっぺらとした仮面をつけた赤い髪の女が逃げる通行人の頭を掴みグチャッと潰し】

そう言わないで貰いましょうか。コレも立派な仕事なんですから
【茶髪で顎髭をはやした白衣を着た大男…フリークス・サーカス・ノアの舞台裏《バック》が一人ラーバニア・アルクベルトが笑いながら】

さて…何人連れますかね?
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 16:10:07.56 ID:UqPjTxwo
>>682
…………………あ

……………パン屋

「あー………飯買おうと思ったのに」

【逃走する人の波の中、二筋の逆流が】
【片方は人の群れをするすると抜けて、もう片方は人の群れを蹴り飛ばして向かっていく】

【方法はどうあれ、二人揃って、人の波を抜けたのは】

………………………食べ物の怨み

【黒地に桜の花を散らした小袖、その上に銀糸の鶴が舞う色打掛を羽織った少女】
【≪死拾弐≫の刻印がされた小袖の帯には刀が一振り。藍色がかった黒髪は、眉の上と肩でそれぞれ切りそろえられている】

「……ウチのもんじゃあ無さそうだな?何処の三流チンピラどもだ?
私の飯を邪魔してくれるんじゃねーよド三一」

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれ袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 16:25:51.48 ID:N7IVcUSO
>>683
……おや?おやおや?釣れたのはまさかの機関員ですか?
【やってきた二人を見て顎髭を触りながら二人を観察するように見る大男】
【それはまるで科学者がモルモットを見るような目だ】

『口だけが煩そうだな。博士。あの二人でいいか?』
ええ…下準備ついでに実験をしましょうか。まあ私は戦闘は苦手ですがね
【そう言いながらのっぺりとした仮面の女が男の前に出て二人を見据える】

『(一人は得物が刀…もう一人は武器が見当たらない。能力頼みの奴か?それとも体術が使えるのか?)』
【そう思考しながら背中から蟷螂の鎌のような腕が二つ生えてくる。そして両手の腕は握り拳をつくり構える】

どうも初めまして。最近影が薄いと好評なフリークス・サーカス・ノアのラーバニア・アルベルトと言います
いや〜、こまめに活動しないと忘れられるからね
【ラーバニアは普通に会話をし始める。だがその両手には魔翌力がたまり始めてるのがわかるだろう】

【近距離が苦手な魔術師か?…それとも?】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 16:27:24.33 ID:N7IVcUSO
>>684訂正
ラーバニア・アルベルト→ラーバニア・アルクベルト
です
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 16:35:38.17 ID:UqPjTxwo
>>684
「……おい、蟷螂くれてやる。あっちの男寄こせ
どーせお前、話を聞く気も無いだろ」

……………異論は無い

【前に出た仮面の女に対して、打掛の少女が応じるように踏み出す】
【左手を胸の高さに構えて付きだし、右手は刀の柄を掴んで】
【すうと滑る様にして、仮面の女へ近づいて行く】

【一方、もう片方の少女は、打掛の少女の直ぐ背後に】
【身長差は殆ど無い為、姿の大半は隠れる】

「あー?ノア?何だったかなそりゃ………
……ああ、一時期改造人間だか改造生物だかでドンパチやってた連中か?
すっかり『忘れてた』な」

【機関と敵対するノアの所属、そう聞いた途端に分かり易く敵意を表す長髪の少女】
【だが、敵意は有れど憎悪などは無い。ただ、敵を見つけただけと言った反応で】

「……で?その忘れ去られたノアは今度は何やらかそうってんだ?」

………………我々の利と相いれないなら……………斬る
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 16:53:39.10 ID:N7IVcUSO
>>686
目的?…なに簡単に説明するなら終わらない殺戮の舞台を作り出すためでしてね
(もっとも…本当の目的は教えませんがね)
【笑いながら言い】

もっともノアと機関…昔から相入れない仲ですから下準備と実験ついでに貴女達の死体でも貰いますか
【ラーバニアがそう言った瞬間動いたのは女の方だ】

『……』
【トンっとステップを踏むように、一気に前へと飛び出してくる。だが以外にスピードが速く、背中から生えてる蟷螂の左腕の刃で相手の左側をすれ違い様に打掛の少女の腹部を斬ろうとする】

【そして後ろの少女の顔の左側に左手での裏拳をかまそうとする】

【だがスピードは速いとはいえ、仮面の女の動きに集中していれば対象できるレベルだ】

【一方ラーバニアはまだ攻撃の体制には入っていない】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 16:59:34.15 ID:UqPjTxwo
>>687
「ハッ、言ってる事は結局其処らのチンピラと同じじゃねえか
終わらない殺戮だ?蟻の巣でも潰してなこの日蔭者のダンゴムシヤロー!」

…………………駒を減らすのは愚行

【少女二人は、仮面の女の挙動に合わせて同時に飛びだす】

【横へ動いて擦れ違おうとする仮面の女に対し、打掛の少女は同じ方向に】
【真正面から衝突して、擦れ違うという行動を失敗させに掛かる】
【軽量とは言えど速度は十分、ぶつかれば両者に相応の衝撃が掛かる】

【一方、長髪の少女は、二人が近づくその瞬間】

「おい、さっさと終わらせろよ!私は早く飯食いたいんだからな!」

………………………五月蠅い

【打掛の少女が前方に突き出した左腕と左肩を踏み台に跳躍、仮面の女を飛び越え】
【着地と同時、右足の後ろ蹴りを何も無い空間に放つ】

【右足が通過した、仮面の女の背後の空間が赤く染まる】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 17:13:14.06 ID:N7IVcUSO
>>688
駒?駒などまた造ればいい
【クククと笑い】
【それは文字通りの意味で言っているのか?果たして…】

『グッ!…』
【打掛の少女とぶつかり衝撃をうける】

(……蹴った空間が赤くなってる…何かの能力か?)
右に跳べ
【ラーバニアがそう言った瞬間、女は右ではなく《左横へ跳び》身体を横回転さすながら背中の蟷螂の刃で相手の腹部の位置を狙い二回斬ろうとする】

【そしてラーバニアが動き出す】

火葬せよ
【長髪の少女に向かい右手を向けると直線状に火炎放射が放たれるだろう】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 17:20:35.89 ID:UqPjTxwo
>>689
(………この距離では刀は抜けない)
(なら、せめて一発)

……………ふっ

【衝突した瞬間、打掛の少女は、刀の柄で仮面の女を突き飛ばそうとする】
【丁度女の後方、変色した空間へと入り込ませる様に、だ】
【だが、その行動は、相手が右手へと飛んだ事により無効となる】

【自分の右手の方角へ飛んだ相手を追う様に、左手からの踏み込み】
【腹部へ向かう刃に対し、居合いを放って迎撃を図る。二度の振りに対して、一度ずつの剣撃だ】

【赤く変色した空間に、赤い斬撃が走る。其処に自ら踏み込みでもしない限り、これ自体は何も影響を及ぼさない】


【一方、白髪の少女の方は】
【右手を向けられた瞬間、その手の下に潜り込む様に姿勢を低くして前進】
【放たれた炎は、少女の背を焦がす事になるだろう】


/とりあえず動作の主体から見ての左右で解釈したけど良いんかなー?
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 17:32:37.95 ID:hItGfkUo
【公園】

・・・

ああ・・・だるい・・・

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がベンチに寝転がって占領している】
【彼の腹の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 17:37:57.58 ID:N7IVcUSO
>>690
【刃は迎撃され】
『ちっ…速いな』
【そう悪態をつきながら回転をやめ少女の方を向き両手をあいてに翳し、背中の蟷螂の刃を引っ込め両手からグチュグチュと音がし始める】
【すると両手からネバネバした液体を相手の身体を包むように噴出させようとする】
【まともに当たればネバネバしてて動きにくくなり、相手の動きを邪魔するだろう】

まだ行きますよ
殺害形式・刺殺
【そう言うと左手が鋭く尖った槍のような形に変化し、相手の腹部に突きを放とうとする】
【そして右手に魔翌力をためはじめるだろう】

/大丈夫です
/スイマセン…わかりにくい描写で…
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 17:42:04.49 ID:N7IVcUSO
>>692訂正

相手の腹部に突きを放とうと

接近し相手の腹部に突きを放とうと
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 17:46:18.41 ID:UqPjTxwo
>>692
(………手数は多いが速くは無い。二手有れば斬り落とせる)
(まずは、手……それから一太刀で首を―――)

―――?

………………やられた

【向けられた手に対して、刀を引き戻す際の勢いを利用した横一閃】
【振り抜いたそれは飛来した液体を切り裂く】
【刀と右手、右足。相手に向けられていた部位に粘液が纏わり付く】


「まだ行く?バーカ、次はこっちの番だってーの!」

【右手の下にもぐりこんだ状態から、左足で外側に一歩】
【間合いを調節して右足爪先の蹴りで、放たれた突きを弾く】

【すかさず、右膝から先だけを曲げて、軸足と腰を回転】
【足の甲を、相手の右肘の裏に触れさせようとする】

【少女の右足が通過した空間、足元からラーバニアの右肘にかけての空間が、青く変色する】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 17:54:06.82 ID:8NYY5Qoo
【街中】

……────退屈だな。

いやはや、何か面白いコトでもないものか─────

【純白の肩掛けをマントの如く羽織った、銀色の髪に金色の瞳の少年】
【見に纏うは漆黒のブレザーに、黒いミラーシェード】
【首からは、神秘的な雰囲気を秘めた無色透明の玉石のペンダントをさげている】

【また、少年の足元には氷のネコバッジを付けた至って普通な黒猫がいる】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 18:05:49.94 ID:N7IVcUSO
>>694
『くっ!!…』
【むけた両手を斬られ、血が噴出する】

『痛いな…お返しだ』
【そう言うと女の髪の毛が伸びはじめ、ツインテールのようになり、そのツインテールの先がそれぞれ刃のような形と鋭さになり】
【相手の両肩を狙い伸び縦に一閃を放とうとする】


おや?中々速い…やはり戦闘分野が違うね
【左を上に弾かれ、少し顔を引き攣らせ、右肘に足の甲が触れる】
【そして青くなった空間を見て】

(コレは離れないとマズイ……がチャンスでもある)
殺害形式・感電死
【そう言った瞬間右手から至近距離で相手に向かい直線状の電撃を放とうとする】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 18:13:51.53 ID:UqPjTxwo
>>696
(……向こうの男に比べて……こっちはそれなりに強い)
(相性からすれば………組み合わせは問題無い)

(…………………それでも)

【左足で体を右手側に押し出し、右肩だけは攻撃から避けて】
【左肩を、変化した髪の毛に斬りつけられる】
【打掛の下に防具の類は無いのか、直接肉を断つ感覚が伝わるだろう】

………………………厄介

【右手で刀を鞘に納め、一度後方へ。ラーバニア達の方向へと大きく跳躍する】


「はっ、どーやら私の相手は外れっぽいな!
能力だけゴリッパなお子様か?サーカス名乗るなら玉乗りくらいやって見せろよ!」

【右足が引き戻されるのに一拍遅れて、変色した空間に青い斬撃が走る】
【回避を行わなかったラーバニアに対しては、丁度右肘へと斬撃が向かう事になるだろう】
【斬撃を受けて尚、手を向け続けられるなら、電撃も命中させる事は可能だ】

【電撃が命中すれば、其処から立ち直るまで攻撃などを行える程の体力は無い】
【電撃が外れれば、その次の攻撃が来るまでに、当然だが長髪の少女も一挙動は行動出来る】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 18:23:17.00 ID:JszuWbgo
【路地裏】

So I am──still waiting──for this world to stop hating

Can't find a──good reson──Can't find hope to believe in

【路地裏の壁に背凭れながら、歌を口ずさんでいる男が居た】
【上下共に黒い服、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【左手には特徴的な、納刀状態の大きな刀を握っていた】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 18:31:08.35 ID:N7IVcUSO
>>697
『逃がしはしないよ』
【そう言った瞬間ツイテールの髪が伸び相手の両足に絡み付こうとする】
【成功したら地面にたたき付けようとするだろう】


コレは痛いね…
【右肘を斬られな電撃は外れる】

……さてさて外れと言うならサッサッと攻撃すればいいじゃないか
歎け…誘え…怨め…
【ラーバニアに邪悪な魔翌力が貯まり始める】


埋葬儀式・死者への楽園
【突然男の前に右から1・2・3と書かれた三つの棺桶が現れる。すると棺桶から死者の腕が二本ずつ現れ相手を捕らえようとする】

【捕らえられた場合、・死者の呻きが直接脳に響き、動きを封じようとし、痛みを全身にながそうとする】

【ついでに1と書いてる棺桶からでる死者の手が呻き、2が封じ、3が痛みです】
【なお捕まっても次の私のレスで棺桶と死者の腕は消えるだろう】

(さて…私は撤退しますか。後は実験体に任せますか)
【そう思考しながら左手を白衣のポケットに手をいれる】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 18:40:48.47 ID:N7IVcUSO
/ハブ酒の人スイマセン!!飯落ちします
/すぐ戻りますので
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 18:41:11.35 ID:UqPjTxwo
>>699
(…………………これ以上避け続けるにしても)

(…………動きが止まらない、隙が無い。何時かは捕まる)
(手段を変えるしか………)

【伸びて来る髪に視線を向けたまま更に後退。捕まらない様に下がり続ける】
【髪が何処まで伸びるかにもよるが、間合いなどを考慮せずに後退を続けるだろう】

……………………交代する、か



「攻撃すれば?したら一発で終わるんじゃねーの?」

「(けっ、そんな暇あったらとっくの昔に攻撃してるっての!)」

【魔翌力を溜め始めたラーバニアの左膝に、右下段回し蹴りを放つ】
【命中すれば力任せに足を振り抜いて、その場に転倒させようとする】
【魔翌力を溜める速度にもよるが、一瞬で蓄積が完了したのでも無い限り、足を引き戻す頃に棺桶が出現するだろう】
【少女の右足が通過した空間が、赤く変色する】

「……!?うわっ、何だこりゃ!気味悪っ!!」

【突如出現した三つの棺桶を見て、明らかに嫌そうな声と顔】
【それでも、合計六本もの腕が三方向から襲いかかる攻撃は、容易く避けられる物でも無い】

【最短距離の移動を選択、1と3の手を前方へ抜ける事で回避し】
【2の手二本のうち一本へ右足爪先での蹴りあげを放ち、もう一本に左肩を捉えられる】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 18:41:43.88 ID:UqPjTxwo
>>700
/あいさ了解ー、ついでに此方もちょっと飯食ってきます
/30分以内には戻れるかと
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 18:44:21.67 ID:hOU5uwY0
>>680

…ふむ、成程。確かに逃げる相手を強引に押さえ付ける方が、らしいと言えば、らしいですね。

【心が溶岩と化する様な、そんな不安定な熱さが薄れ、天狗本来の一種冷めたフィーリングが、少しずつ帰って来る】
【高下駄の歯、長方形の面が地面に喰いこみかけたのを、妖力の揚力、羽撃の連発で持ち上げて、また幽雅に直立】

ふふ、幾ら好意…或いはそれ以上に値するかもしれない相手とはいえ、人間にやられっ放しは…ね?
地に墜ちた後には、森を渡る流星の末裔、或いは道を喪った修験の化生……山の住民を、舐めて頂いては困るのです、サナ。

【物騒で、辛口で、何時も通りのような言葉の中に、何時もの“悪戯”とは決定的に“違う”興奮が有る】
【花畑と呼ぶには些か不足が過ぎる、未開の暗闇の中で、二つの漆黒と二つの黄昏、其れだけが妖しく輝いて】

―――嗚呼、もうワタクシの加減は利きませんよ!

【人間の動きを止めるには、当然ではあるが激痛を与えたり、脚を奪ったり、道を塞いだり、それが定石】
【ただ、今は其れは論外。他者に与え続けた甘く無い痛みも、無粋な策略も、今夜ばかりは捨て置かん、と】
【群生する生きた巨塔達の間を縫い、枝葉をたじろぐように騒がせながら、サナが居ると思われる場所に向かって飛んでいくだろう】

【鳥眼どころか、暗視能力は常人の及ばぬ所。狭苦しい森の中は、何処だって彼女の庭と言えた…物理的拒絶が無ければ、距離は確実に縮んで往く】

/とりあえず、返しておきます!
/寝落ちすみませぬ!
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 19:07:10.67 ID:N7IVcUSO
>>701
『くっ…』
【コレ以上髪が伸びないのか一旦縮むだろう】


【そして棺桶と死者の腕が消え】
さてさて…私は逃げさせてもらいますか
命は惜しいですからね
後は任せましたよ私のカワイイ実験体
《解放せよ我が子供よ》
【そう言うとラーバニアはポケットから何かを弄り足元に転移魔術が現れ】
【何もしなければ逃げるだろう】

『うぐっ…』
【そして女の様子が可笑しい】

【突然仮面が不気味に光ると女の姿が変わる】

『キシャァァァァァァア!!!!』
【身体が蟷螂と蜘蛛を足したような姿になり、お尻に蠍の尻尾を生やした化け物になるだろう】

【頭にはのっぺりとした仮面がついている】

/ただいまー
/そして>>702わかりましたー
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 19:10:40.36 ID:N7IVcUSO
>>704追加

【そして棺桶と死者の腕が消え】
の前に
【ラーバニアは蹴られ転倒し】
を追加してください!!スイマセン!!
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 19:21:29.54 ID:UqPjTxwo
>>704
【これまで同様、変色した空間に赤い斬撃が走る】
【下段への蹴りと等しい軌道を描く斬撃は、転倒したラーバニアを襲うだろう】
【一挙動二攻撃、完全攻撃特化の能力。守勢に回れば弱いが、攻勢出れば強力無比、だ】

【その後、転移魔術に対しては、どちらも術者で無い以上干渉も出来ない】
【消える様子を、何も出来ずに見過ごす事になる】


……………これで一体

「……こんなのに手こずりやがって、このバカ
邪魔だから引っ込んでろ、こいつも私がやるよ」

…………………私より弱いくせに大口を叩かないで

「……んだとコラ?」

【姿を変化させた仮面の女を前にして、二人の何れが行くかで少々揉めて】
【それでも、自然と打掛の少女は交代し、長髪の少女が前方に出る】

「………自分は生き残らなくても良いから、相手に傷を残せ
そういう考え方で作られたバケモンは………面倒くさいんだよな
相討ち狙いの攻撃ばかり打ってくるから、無傷じゃどうしてもな」

「(………一発二発で死に掛けるあいつじゃ、これはキツいか)」

【自分の前方の空間を、横薙ぎに一度縦に一度、合計二回蹴りつける】
【足が通過した十字架型の空間が、青く変色する】

/おかえりそしてこっちもただいまー
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 19:24:26.47 ID:hItGfkUo
【公園】

・・・

誰か俺んちまで運んでってくれないかなァー

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がベンチに寝転がって占領している】
【彼の腹の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 19:30:31.80 ID:N7IVcUSO
>>706
ぐっがっ……いやはや痛い…
【そんな台詞をいいながら斬られ血を吐き消えていった】

『キシャァァァァァァア!!!!』
【蠍の尻尾の先端を長髪の少女に向け、そこからネバネバした液体を噴射させ放とうとする】

【そしてガシャガシャと相手に向かってくるだろう】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 19:31:09.09 ID:N7IVcUSO
>>708追加
/おかえりなさーい
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 19:37:02.93 ID:UqPjTxwo
>>708
「(どの程度の頭の作りか………と思ったが)」
「(良く考えればあのバケモノ、私達の方は見てないのか?)」

「それじゃ、分からないのも無理は無いよな?」

【放たれた液体を見ても、少女はニヤリと笑うばかり】
【次の瞬間、変色した空間に、十字架型の斬撃が走る】
【斬撃は粘性の高い液体を切り裂き、周囲へと飛散させた】

「おい、えーと…………42!手ぇ貸せ!」

…………………………

【長髪の少女の声に応じて、打掛の少女が一歩前進。右手を額の前に置いて、軽く腰を落とす】
【すると、長髪の少女が飛び上がり、その手を蹴りつけて前方へ急加速】
【左足を真っ直ぐ伸ばしてのとび蹴りを、怪物の胴体へと放つ】
【威力は、精々が体当たりと同程度。仕留めると言うよりは、間合いに飛び込む事が目的だろう】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 19:38:55.78 ID:sRIUxBQo
お前ら糞真面目にこんなことやってて恥ずかしくないの?
自分の人生改めた方がいいよ、マジで
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 19:48:26.26 ID:N7IVcUSO
>>710
【見えていないというよりは理性がない状態である】
【ただ相手を[ピーーー]ことしか考えてない化け物に】

【だが理性がないぶん人間体の時と比べやりやすいだろう】

『キシャァァァァァァア!!!』
【右の蟷螂の刃で飛び込んでくる長髪の少女にむかい横一閃の斬りを放とうとする。当たれば相手を弾き飛ばそうとするだろう】

【そして打掛の少女にむかい蠍の尻尾から液体をレーザーのような威力で噴出させようとする。打撃系のダメージだろう。だが狙いはさだまっていない】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 19:56:10.07 ID:UqPjTxwo
>>712
「(あれぶっ殺すのにどれくらいかかるだろうな……)」
「(首を狙うにはちょっと形がやり辛い、足か胴体か?)」
「(足狙いで崩して止めが首、だな)」
「(………っても)」


「そうそう簡単に喰らわねえんだよ………おりゃあっ!」

「(また吹っ飛ばされちゃ意味ない、か)」

【自分の左から向かって来る刃に対し、左足を体に引き付けて】
【金属で補強された戦闘靴で一閃を受け止める】
【空中、足を踏ん張る余地は無い。攻撃の向きと同じ、怪物の左手方向に長髪の少女は吹き飛ばされる】
【地面に落下するその瞬間もポケットから手は出さず、丸めた背を地面に打ちつけられ】

……………動き辛い

(………避けられる、けど体力が続かない)
(今優先すべきは………動きを取り戻す事)

【一方、打掛の少女は、液体の攻撃に対して踏みとどまる】
【左手の袖で右手を覆い、刀の切っ先をサソリの尾に向けて】
【敢えて効き腕にもダメージを受けながら、液体で先程受けた粘液を吹き飛ばそうと試みる】
【レーザー状の液体は、打掛の袖の上から右手首を打ち据える形となった】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:03:57.20 ID:N7IVcUSO
>>713
【のっぺりとした仮面が不気味に光り】

『キシャァァァァァァア!!!!!』
【地面に打ち付けられた長髪の少女に向かい左手の刃をたたき付けようと振り下ろそうとするだろう】

【粘液を吹き飛ばすのに成功するだろう】

【そして今化け物は長髪の少女に集中してるため打掛の少女には今隙だらけだろう】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:10:58.53 ID:UqPjTxwo
>>714
「………はっ……来いよコラ蟲ヤロー……
この程度で終わるとでも思ってんのか………?」

「(……あー、くそ痛え……火傷した所が擦れたな………)」
「(骨はイってない、まだ動ける事は動けるけど……)」

【振り下ろされる刃に対し、左足を振り上げて靴底でそれを受け止め】
【右足の爪先を刃の横から叩きつける様にして、外側へ弾きだそうとする】

【打掛の少女の位置は、化け物から或る程度以上離れた位置】
【刀の間合いでしか攻撃を行えない彼女では、今この瞬間の攻撃は不可能】
【だが、それを差し引いて考えてもおかしな事に、打掛の少女は動こうとしない】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:14:50.49 ID:JszuWbgo
【路地裏】

……気分的に来てみたが、何が起こるわけでもねぇな
研究室に帰るか

【暗い路地裏を一人の男が歩いていた】
【上下共に黒い服着ていて、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【左手には特徴的な、納刀状態の大きな刀を握っていた】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:18:34.75 ID:N7IVcUSO
>>715
『ギジャァァァァア゙!!!!』
【受け止め弾かれ左の刃に皹が入り始める】

【そして右の刃を横一閃に振ろうとする】

【そして仮面が不気味に光り続けてる】

【やはり打掛の少女にはまだ攻撃しようとはしない】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:23:32.46 ID:NxgrMqY0
【街中】

蒸し暑い・・・

・・・で、何人通ったかな?

【襤褸切れのような服を着た痩せ型の青年が道端の塀に寄り掛かるように座っている】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:25:27.59 ID:UqPjTxwo
>>717
……私達とは相性が悪い。これ以上の義理も義務も無い

…………………撤退が上策

【攻撃を受け続ける長髪の少女に視線を向けたまま、打掛の少女は小さく呟いて】
【自由に動くようになった手を庇いながら、化け物に背を向ける】
【そのまま、足音も無く走り出し、何処かへと姿を消すだろう】


「……!?鏡花、あのヤロッ………!」

「くそっ、どうしろってんだよこいつをよぉ!」

【刃を弾いた隙に、首と背のバネを用いて立ち上がり】
【右の刃の一振りを、垂直に飛びあがって避ける】

「(……こっちだってそう頑丈に出来てる訳じゃない、あと一発二発も喰らえば……)」
「(………………チクショウ)」

【空中で上昇から落下に転ずる瞬間、両足を高く振り上げて】
【落下しながら体の側面に両足を振り降ろす】
【両足が通過した空間は、赤と青にそれぞれ変色して】

【着地と同時、長髪の少女は大きなバックステップで距離を取ろうと図る】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 20:32:19.78 ID:h4f/5fs0
【繁華街】

「……言うに事欠いて『猫野郎』とはな……
少しは身の程を弁えると言う事を、学習するのだな……!」

【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【腹を抱えてうずくまっている男を、冷たい目線で見下ろしている】

相変わらずね……旦那?
「む……?
――お前か、レイド」

【そんな猫人間に、遠目から声を掛ける者がいた】
【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る真新しい傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、左腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女】
【傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:34:36.15 ID:N7IVcUSO
>>719
『キシャァァァァァァア!!!!』
【そのまま相手に近づこうと接近しようとする】
【その時に変色した空間に入るだろう】

【そして仮面は不気味に光り続けてる】

【さっきからこの仮面は光っているがなにか意味があるのだろうか?】

【考えれば気付くかもしれない】
【この仮面が光ってから化け物になっていた】
【つまりこの仮面に何かあるのだろうと】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:38:44.69 ID:UqPjTxwo
>>721
(………相討ち狙いで化け物一体仕留めても……こっちが死に掛けるんじゃあ意味が無い)
(一撃で仕留められるなら良いけど、あいつが相手じゃ届かない………)

………ああくそ、鏡花のヤローもこの化け物もどいつもこいつも……!

【一拍遅れて、両足が通過した空間に、赤と青の二食の斬撃が走る】
【然し、その結果を少女が見る事は無い】
【地面をダンと蹴りつけて後方へと飛んで、そのままわき目も振らず走り出す】
【勝てない、仕留めたとしても自分も道連れにされかねない。そう判断した】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:40:37.68 ID:JrkPpBko
>>720

こうも人通りが多いところでそんな風に痛めつける事もないだろうに・・・
全く持って恐ろしい世の中だね、まったく

【足元にまで届く金の髪、少々質の良さそうな黒のロングコート】
【顔の一部を隠すかのようにかけられたサングラス、と】
【腰には黒・白・紫の三本刀をぶら下げた】

【そんな長身の男が少し離れた場所から猫人間と蹲る男を眺めている】
【独り言を呟く彼は、未だ声をかける少女らには気付いて居ない様子だ】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:45:01.75 ID:N7IVcUSO
>>722
『ギャッ!?』
【二連の斬撃をくらい化け物は崩れるだろう】

【追い掛ける体力もないのか仮面の光が消えると女に戻りバタリと倒れるだろう】

【そして逃げられるだろう】

/乙でしたー
/色々スイマセン…描写不足してたり隙がなかったりと反省する場所がいくつか自分で気付きました……
/申し訳ありません…
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:46:41.04 ID:DP0654Yo
【鉱山、奥地】

ふ、ふふ、こいつはすごいのだねー・・・!
【砂色の着流し、口には長い楊枝をくわえていて】
【つばが異様に大きい帽子をかぶっており、目元は見えない】
【見た目にして16,7歳ほどの少女が】
【ランプの明かりを頼りに、その岩壁をガツガツと叩いている】

久々の当たり・・・!これを逃してたまるものかねー・・・!
【その口調は、どこか熱に浮かれていて】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 20:48:18.78 ID:h4f/5fs0
>>723
「(…………ふむ)」

【人知れず、猫の耳がピクリと動く】
【――今の独り言を、聞き咎めたのだろうか】

「……話は聞いている。色々とあったようだな……」
……そっちは今はいいのよ
それより、今日は相談事があってきたんだけど
「ほぅ……まぁいい。店で話すとするか?」

【近づく少女が、猫と何やら意味深な会話を交わし】
【うずくまる男をその場に放置し、二人で移動を始める】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:48:22.54 ID:Gv3WFYDO
【路地裏】

…世界は理不尽だ
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、道の真ん中に静かに佇んでいる】

「何を今更弱音を吐いているのですかマスター」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】

…もっとこう……こんな事言ってられなくなるくらいの大きな転機は無いのか
「マスター、つい最近転機が訪れてませんでしたか?」
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:48:50.15 ID:UqPjTxwo
>>724
チクショウチクショウチクショウ………ぶっ殺したい奴が増え過ぎた……!
あの化け物に鏡花になんだか分からない男に……

………ニコチンが切れたな

【何時の間にか口から消えていた煙草に気付いて、ひゅうと息を吸い込んで】
【人目につかない様に、路地裏へと逃げ込んで行った】

/お疲れさまでしたー
/今回の場合、間合いが噛み合わなかったから仕方無いのかも
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:54:07.24 ID:JrkPpBko
>>726

(別に助ける義理も無し、相手方も何処かに行く様子・・・)
(だったら放っておくのが一番・・・・・・・ん?)

・・・・・・当たり、かな?

【暇そうに手元で三枚のコインを弄りつつ男を眺め】
【何の気なしに移動を始める二人に視線を移し―――】
【暫し、何を思ったかそのコインを蹲る男へと放り投げ】
【特別身を隠すでもなく、コツコツと靴音を鳴らして後を追い始める】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 20:54:54.59 ID:hItGfkUo
>>725

なァーにが当たりなのかしらァ?
大体の予想は付くけれどォ・・・ふふふゥ

【彼女の背後から、性別がどちらともとれる様な声が聞こえる】
【そして、その場所は何処か・・・光があるようにぼんやりと光っているように感じられるだろう】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 20:58:44.97 ID:DP0654Yo
>>730

そんなもの、決まっているねー!
【振り返ることなく、答える】
【その腕は止まらず、ガツガツとつるはしで岩盤を削る】

当然、それは鉱脈なのだねー!
ここしばらくなかった「大当たり」と私の鼻が感じ取っているのだねー!
【嬉々とした声で返す】
【話しかけられていることに気づかず、条件反射での返事のようだ】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 21:02:15.48 ID:h4f/5fs0
>>729
【無言のまま、二人はとある酒場の前で立ち止まる】
【看板には『八福尽星』と掲げられている】

相変わらず盛況ね……
「ありがたい事にな。さて――――」

【二人は、更に店内へと足を踏み入れる】

[親分、おかえりなさい!
……っと、そちらは確か……]
「うむ、客だ
と言う訳だ。適当に飲み物を持ってこい」
[へい!]

【店内に入るや否や、大柄の人相の悪い男が二人を――どちらかと言うと、猫を出迎える】
【猫は、男に指示を飛ばすと、店の隅のテーブルに少女と共に座る】

【――――酒場『八福尽星』の中は、広いホールにいくつものテーブルとイスが並べられたシンプルな構造をしている】
【カウンター席もあり、そちらにも客は座っているのだが、大抵はテーブル席でワイワイと酒をやっている】

「……それで、今日は何の用でここに来た?」
……端的に言うとね、人を紹介いて欲しいのよ……

【店の隅のテーブルで、二人は何かを話し始める】
【――もし、尾行して二人の様子を観察しているのなら気づくかもしれない】
【少女のジャケットのポケットから、『哲学者の卵』のものと思しき魔力が、わずかに漏れ出ているのを】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:03:00.35 ID:hItGfkUo
>>731

へェ、鉱脈・・・それはおめでとうだわァ
そうねェ、・・・私も掘るの手伝わせて貰って良いかしらァ?
ふふふゥ・・・

【背後で笑みを浮かべる何か――】
【その笑みは、何処かあやしげで・・・それをもし見た場合は信用しがたく感じられるかもしれない】
【・・・間違いなく、下心があるだろう】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:04:31.06 ID:8NYY5Qoo
【路地裏】

………………………あは。

楽しい楽しい楽しい───けど、満足できなぁい。
もっと楽しませてよ、また次におはようこんにちはこんばんははじめましてしたら。

【真紅の戦闘帽を被った、黒髪ショートカットの少女】
【白いブラウスの上から赤を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート。】
【大口径拳銃に加え、何本ものナイフを腰のベルトに提げている】

【少女の足元には、一人の男の死体が──恐らく、この少女が殺したのだろう】
【返り血で濡れた服、手に持った血濡れたナイフからもそれは明らかだ────】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:06:51.34 ID:DP0654Yo
>>733

んん?別にかまわないけど道具はないからねー?
もとより、ここは私一人で掘るつもりで・・・って。
【漸く、人がいることに気づいたのか】
【つるはしを振るう手を止め、そちらを振り向く】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:08:56.24 ID:mBZW/gAO
【公園】
【水飲み場でびしゃびしゃと水の音が響く】

く…

【モノクルを着けた緑色の鱗に覆われている上顎と下顎が龍のように前方に突き出た顔】
【漆黒のタキシードを身につけたいわゆる『竜人』と呼ばれる種族の男性が頭に水を被っている】
【蛇口を捻り水を止める】
【頭に被った水はしゅうしゅうと音を立てて蒸発していった】

…ふぅ

(熱は…落ち着きましたかね?)
(右腕も…)

【横薙ぎに振られた右腕が空を裂く】

(…動きますね)

…よし

【自身の動きに納得がいったのか、拳になった両手がぎちりと鳴った】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:10:23.40 ID:hItGfkUo
>>735

ふふふゥ・・・道具が無ければ作れば良いのよォ
【背後には――】
【真っ白な長髪で、白を基調とした帽子を被り、白を基調とした服を身につけ】
【眼に赤いカラーコンタクトを入れており、瞳は真っ白で、露出している部分からは白人の様な皮膚が覗き】
【パッと見どころかじっくり見ても性別がとてもわかりにくい、暗闇でぼんやりと光る人のようなモノがいた】

・・・・・・あらァ?・・・一人で掘るつもりだったのォ
まあ良いわァ、・・・掘り終わったら"奪えば"良いだけだしねェ
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:14:05.35 ID:JrkPpBko
>>732

酒屋か・・・まあ、下手に話を聞かれる事は無さそうな場所だが

【つけていた二人が店内へ入ると少々時間を置いてから彼も店内へ】
【辺りを見回して対象を見つけるとニヤりと笑い、足を動かし】
【店員には「触れるな」といった感じの視線を向けて適当なテーブル席を占領して】

(そういえばこういう場所に来るのは櫻の国に居た時以来だな・・・)
(なんとも懐かしい雰囲気だが、一人飲むのも詰まらないだろうし)
(こういう時に話せるような相手もいないしな・・・・・・・?)

【注文はせず、一枚の紙をテーブルに広げて眺めつつ】
【時折視線を二人に向け、ソレこそ耳は常に向け】
【僅かに漏れ出すその魔翌力を感じ取ると頬杖を付いて意識を集中する】

/絡み早々ごめんなさい、飯です・・・
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:15:46.89 ID:DP0654Yo
>>737

・・・白いのだねー。
【正直、そうとしか思えなかった】
【見回しても、どこもかしこも白、白、白・・・】

まあ誰かを誘うつもりもないからねー。
・・・奪われるのはいやだねー。弟子だって待ってるんだ、早々とられるものかねー。
【つるはしを岩壁に立てかける】
【少しばかり、敵意を漂わせる構えだ】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:21:29.86 ID:hItGfkUo
>>739

私は純粋な光だからねェ、赤と緑と青が均一に混ざり合ったァ
【そう、にわかには冗談としか思えない事を言うと】

あらァ、やっぱり奪われるのは駄目なのねェ
・・・そういう時は、・・・どうするか分かってるかしらァ?
――――無理矢理でも奪ってやるわァってことよォ
"私達"にはァ、資源と人間が必要だからねェ――
【そして、少女へ掌を見せた――敵対心は十分にある、そう感じられる】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:23:08.71 ID:5BPOWsSO
>>734

――・・・そこの貴女、何してるんですか、
【ふと後ろから声がする】
【振り向けばそこには】
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年がそこにいる】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
【その左手には刀が握られている】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:24:27.75 ID:nc6Hhrk0
【森】

【川岸に焚き火が見える――】

 ――
(情報を集めようにも、体が言う事を聞かないとは――情けないな)

【焚き火の前で、先端に魚が付いた銛のような物を右手に持ち、座る者が】
【よく見れば、鋭く細い黒目、痣だらけの顔――ぼさぼさの黒い髪】
【灰色のズボン、白いスーツ、手袋をする男が見えるだろうか】

“ザザ――ザザザ――”

【その者の隣には灰色のトレンチコートを下にし、白いマスクのような物が畳まれ】
【その上に灰色のソフト帽、更にその上にはラジオも置かれていた】

(頼みの綱も今日は収穫無しか――)

“ブツッ”

【その者は左手で、ラジオを黙らせると――】
【魚を焼く作業に戻るだろう】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 21:26:17.05 ID:NxgrMqY0
【街中】

はー、干からびる
ってか、死ねる・・・

【襤褸切れのような服を着た痩せ型の青年が道端の塀に寄り掛かるように座っている】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 21:26:33.58 ID:h4f/5fs0
>>738
[いらっしゃ……う……]

【接客に向かおうとしていた店員が、向けられた視線に怯み、すごすごと退散する】

[お待たせしやした。ワインで良かったですかい?]
えぇ……いただくわ
「……随分洒落たものを持ってきたものだ」
[お嬢さんのお越しっすからね……]

【先ほどの人相の悪い男が、ワインボトルと2個のワイングラスを手に、二人の席へとやってくる】
【そして、ワインの栓を抜くと、二人にグラスを渡して並々とワインを注いだ】

[親分、あの……]
「ん……?」

【そこで、男が猫に何やら耳打ちをする】
【聞き手の猫は、テーブルを占拠した男をチラリと見やり】

「……捨て置け。問題を起こさない限り、様子見のままでいい……」
[……へ、へい。分かりやした……]

【簡潔に指示を与えると、男は店の奥へと退散する】

「……人を紹介してほしいと言ったな……
どんな人材が必要なんだ?」
そうね……魔力に長けている人。そして口が固くて話の分かる人が希望ね……
「魔力に長けた人間、か……」

【男が下がった後で、二人は会話を再開する】
【少女は、ワインの香りを楽しむと、一口ワインを口に含む】

【――『哲学者の卵』のものと思しき魔力は、少女のジャケットの左ポケットが発生源と思われる】
【漏れ出る魔力は微量だが、異質なそれは確かに『哲学者の卵』のものだ】

/了解しましたー
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:29:46.40 ID:Tjp05Ewo
【街外れの丘の上】

【月の明かりだけが周囲を照らす、夜のなだらかな丘陵の頂上】

……セエレ。 セエレ。
応えなさい、セエレ……!

【そこに一人の少女が、囁くような声でそう繰り返しながら、立っている】
【奇妙な格好の少女だ。どこから歩いてきたのか、裸足のまま】
【衣服にいたっては、白く大きな布を胴に巻きつけただけ、というシロモノだ。細い四肢が、小さな肩が、むき出しである】

……何が違うんだろう……何が足りないんだろう……。

【夜風に煽られて、たなびく金色の髪は、柔らかに月光を受け、今は銀色に輝き】
【周囲の闇を、少女の形にくりぬいたような、そんな幻想を抱かせる、白磁のような滑らかな肌】
【整った目鼻立ちは、あまりにも整いすぎていて、かえって作り物めいている】

【――もし、それなりの‘眼’を持つ者が、少女を見たならば】
【その全身から淡く発散されている、奇妙な青白い魔翌力に気がつくだろう】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 21:30:00.16 ID:s2tmEwDO
【路地裏】

……ハハハ…ッ
ク……ァハ…、ハハハハハハハハハハハ!

アハハハハハハハハはハッ!

【入り込んだ迷宮のような路地裏の一角】
【その辺り一面を無数の死体で彩らせ、一つの地獄を体現させたかのような光景】

【―――ある者は四肢を切断され、暴れ狂ったかのように血肉の紅を広げ】
【またある者は破れたシールのように地に張り付き、厚みの無いその身体から同じく厚みの無い骨肉や五臓六腑の塗料を、惜しげもなく撒き散らし】
【額を氷で貫かれた、首を焼き切られた、胴体をかっ裂かれた、心臓を抉り出された、舌を引き千切られた、窒息した】

【そんな「殺された」が溢れている、一種の抽象画のような世界で】
【一人その中に――吊り上がった目尻からうっすらと瞳を覗かせ、血化粧を塗りたくり恍惚とした表情で立ち尽くす】

【この惨憺を描き上げた、アーティスト】

【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる長身の男】


―――――……いいじャないですか…ァ………、上等ですよ……!
私が……、お前達、全員……ッ!!

ハ、ハハ……ヒャハハハハはハハ、アハハハハ
ぎゃハはははハハは…ッ、アはハハハはハはハ…
ハッ、カハハハハハハハはハ……!!

【獰猛な獣を思わせるその瞳は燃えるような紅ヲ宿し】
【そのまま狂ったかのように笑う事暫時】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:30:57.87 ID:DP0654Yo
>>740

戯言を・・・。
(能力者か・・・?)
【思考と口で別々のことを考え】

そりゃそうだろうねー。
奪われるのは・・・お人好しで来ない限り好きではない。
そちらがその気でも、こっちは追い払うだけなのだねー。
【腕をぐるん、と回す】
【その手には、少女の身長ほどの丈のある、ハンマーが握られている】

・・・私達、か。組織か何かかねー?
【答えは期待しない。単なる掛け声にそれは近い】

【そう、戦闘を始める、スタートの合図】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:33:16.76 ID:8NYY5Qoo
>>741

……───何をしてる?

物語を紡いでるの、楽しい楽しい物語を。
もう終わちゃったけど、残念ざんねぇん。
私はこう思ったけど、貴方は違う思いを抱いたかもしれない。
分からないけど、私は物語だと信じてるから、恐らく多分きっと物語。

【口にするのは、電波電波電波な言葉】
【楽しげに笑顔を浮かべた少女は、罪悪感を欠片もいだいていないようで】

───貴方も私を楽しませて? 私も貴方を楽しませるから。

【手に持ったナイフの先端を、少年の喉元へと向けた──少年とも、殺しあいたいようだ】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:35:15.94 ID:hItGfkUo
>>747

まァ、細かいことはどうでも良いわねェ・・・そうよォ、戯言といえば戯言よォ
【"ザッ"と、バックステップを1回とると】

やっぱりそうなのねェ・・・
と、いうことはァ、あんたは御人好しでは無いということなのねェ
別にそのへんはどうでもいいんだけれどォ・・・さてェ、私を追い払えるかしらァ?
【自分の目の前に、光の塊を1つ生成した】

組織か何かと言うことについてはァ、何とォ!秘密よォ・・・・・・ふふふゥ
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:39:38.87 ID:DP0654Yo
>>749

残念ながら、だねー。
この鉱脈を独占するつもりはないが・・・横から分捕るような奴には、くれてやらんのだねー。
【両手でハンマーを構えながら】
・・・光?
【突然作られた光の塊を、怪訝そうに睨む】

ほう、秘密かねー。
まあ、私にとっちゃどうだっていいことだがねー。
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:39:57.78 ID:5BPOWsSO
>>748

楽しい?人の命を奪うのが?
【少年は刀を構える】
【だが、鞘に納められたままだ】

――それはグリム童話の原版より非道い話ですね、
なら僕がせめて、結末ぐらいはハッピーエンドに書き換えて上げますよっ!
【そして、そのまま少女に向かって走り出す!】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:40:27.55 ID:5NyUc2SO
>>746
HEYHEYHEY…………何やってんだァ〜? テメェ…………

【好き勝手に跳ねまくった抹茶色の髪、後ろ髪だけを束ねたお世話にも「イケてる」とは言えない髪型】
【良く言えば印象に残りにくく、悪く言えば地味とも言える「冴えない」顔】

オレは正義じゃねえが……気に入らねえなァ……命の無駄遣いは……!!

【緑翼龍の羽毛と翼を素材として作られた、深緑色のファーコートと、ダボダボの黒い長ズボンという服装で】
【赤い水晶の刃を持つ、刃が三つ、柄が一つという、身の丈程もある十字剣を背負った青年が、実に怠慢な動作で近付いて来るのが見えるだろう】

『…………』

【その陰に隠れて歩いているのは、小さな人影】
【お下げのロールヘアにしている銀髪、目は血色と赤黒色のオッドアイで】
【服は、裾に白いフリル、胸元に蒼いリボンが付いた漆黒のワンピースの上から、両袖に黒いフリルが付いたケープコートを羽織り】
【白いドロワーズを穿いており、靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとしたロングブーツ】
【赤い「ペンダントオルゴール」を首から掛けている、まだまだ幼さが抜け切らない程度の年齢であろう少女である】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:41:27.56 ID:JrkPpBko
>>744

(・・・さて・・・・、・・・・、・・・・。)
(四つか、或いは細部ならそれ以上・・・)
(素の物と変化した物を解析して比較するには機材が足りなすぎるか)

(そうなるとやはり順当にレイント社なわけだが・・・)

【カン、カン、カン―――どこから取り出したのかも解らない三本の小ナイフ】
【それをテーブルに広げた紙の数箇所に差し、思案して】

そもそも変化したものを解析なんて出来るのかも謎か・・・
全く、改めて考えるとなんとも厄介な代物だな

【大きく息を吐くと視線を紙から外し、少女のジャケットをサングラスの下から眺め】
【ふと自らのコートへと右手を入れて小さな白い箱を取り出して】
【パカ、と蓋の開くそれの内部へと視線を移す】

【―――多数の“異質な魔翌力”が漏れ出す、その箱へ】

/戻りましたー!
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 21:45:40.85 ID:hItGfkUo
>>750

残念ねェ、この世界にはまだまだ沢山の資源があるはずなのにィ
まァ、こうやって横取りしようとしている訳はァ経費削減って奴よォ、無駄遣いは駄目だからねェ
【真っ白な瞳で少女を見据え――】

そう、私は光だからァ・・・光の能力を持っているのよォ
能力については出血大サービスで話してあげたわァ、・・・どうせ結果は変わらないでしょうしねェ
【光の塊から、少女の腹部に向けて、質量のある光の矢を1本放つ】
【何かに当たるとそれは消えるだろう】 【熱によるダメージは殆ど受けないと思われる】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:47:40.49 ID:8NYY5Qoo
>>751

まだ私の物語は終わらない

だってもっと楽しみたいから
もっともっと楽しみたいから、もっともっともっと楽しみたいから

奪うのは結果、楽しいけど楽しい物語の終わり
でも私は過程を楽しむの、終わりも楽しいけど、それはずっとずっと楽しいから

……────さぁ、楽しみましょう?
私と貴方、そして私たち
広い広いこの世界で、今此処で紡がれる物語を

私も頑張って彩るから、貴方もいっぱいっぱい楽しませて────!

あは、あはは、あははははははっっ!!

【楽しそうに、ただただ楽しそうに、心の底から楽しそうに、本当に楽しそうに】
【少女は笑い、哂い、笑う、哂う、昔も、未来も、今この時も─────】

【ナイフを構えるだけで、少女はまだ動かない──どうやら、様子をみるつもりのようだ】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 21:48:03.40 ID:SfBElQg0
【公園、ベンチ】
【一人の人物と、異形の影】

な‥‥菜の花

「な‥‥納豆?」

う‥‥?じゃあ、鵜

「えーと、海」

【少し崩れたマッシュルームヘアの黒髪、黒い左眼、黒い薄手のTシャツ】
【上に紺色の焦げたブレザーを着た、顔の左眼以外に包帯を巻き、鼻が折れて無くなっている人型の異形、というよりゾンビ】
【至る所に縫い傷があり、包帯の隙間から見える唇はほぼ原形が無いぐらいに破れている】

【もう片方、青いキャップを被り、少し長い赤髪をポニーテールにした黒ジャケットにジーパンの青年】
【瞳は群青色で結構な童顔、左腰には赤色の小刀を差している】

み、か‥‥耳

「さっきから同じ文字ばっかり返されるんスけど」

気のせいです、気のせいなんです

【しりとり中、どうやらゾンビが優勢らしい】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:49:27.34 ID:EIm12kIo
>>745

んー……ありゃ?先客かよ珍しいな

【テクテクと、まあ実際そんな音はしないのだけども少女に近づいて来る足音が1つ】

あーあ、なんか運が悪いなあ……

【それは真っ白な髪に緑の瞳、身長は160p程度の少年】
【白いシャツの上に迷彩柄のチョッキを羽織って、膝下まであるズボンに黒い安全靴】
【ズボンのベルトにはナイフホルダーが左右に1つずつ掛けられている】

よう!こんなとこで何やって……

【馴れ馴れしく片手を上げて近づいていくが】

……ってなんちゅう格好しとるんじゃい
(いかん、ヤバイ奴かもわからん……どうしよう)

【あまり人の事は言えないような装備だが少なからず少女の容姿に驚いて】
【ついでに内心ビビっていた】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 21:52:23.68 ID:h4f/5fs0
>>753
[……お客さん、テーブルを傷つけるのは止めて欲しいのですがね……]

【店員の一人と思しき大柄な男が、ナイフをテーブルに打ち付ける様を身咎めたらしく、しずしずとテーブルに寄り、注意をする】

「……心当たりは、あるが……
何が目当てだ?」
いや……ちょっと実験に付き合って欲しいのよ……
それで、魔力を持った人間が必要になったってわけ
言わば、旦那から『ツテ』を頼りたいのよね
「……まぁ、良いだろう……
ならば、紹介料をいただこうか?」
無論……これで良いかしら?
「……やや安いが、まあいいだろう。無論、本人にも仕事の報酬は用意してあるんだろうな?」
もちろんよ……

【テーブルで話す二人の話は一区切りついたようで、少女はジーパンのポケットから紙幣で100000を取り出し、猫に差し出す】
【猫は、それを受け取るとひとつ頷いて見せる――商談成立と言うサインだ】

≪……!!
あ、姉貴……妙な魔力が、後ろに……!≫
ん……!?
「……これは」

【その時、少女のそばに控えていた髑髏が、男の持つ箱から漏れ出る魔力を感知したらしく】
【二人にしか聞こえない声で、密かに警告を発する】

/おかえりです
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:53:14.80 ID:DP0654Yo
>>754

それでも、目の前で取られるのは癪だろう?
私は意地っ張りなのだねー。
【にやりと笑みを浮かべる】

光の能力・・・。
【その言葉を、かみ締めるように繰り返して】
むっ・・・。
【放たれた光の矢を、ハンマーで叩き落す】
【少し手応えがあったことから、それには質量があると判断する】

・・・なるほど。
【とりあえずその事実を確かめると】
【相手のほうへ走り、ハンマーを振り上げる】
【阻止らしい阻止や、回避行動がなければ、間合いに入った時点で脳天めがけてハンマーを振り下ろすだろう】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 21:57:09.71 ID:s2tmEwDO
>>752

ヒャハハハ………キャハハハハハハは、っははハハハ…

【声を掛けられた事は把握出来ている。ドこから発せられたかも、相手が二人いることも】

【それでもまだ同じように笑い続けているのは、その快楽に浸かっていたいからだったのか】

……正義とか、……正義じゃねェとか………
関係ないだろ、コレはさ

【やがてゆったりと、殺意や憎悪の感情を隠すことなく"敵"を見据える】
【常人なら竦み上がってしまいそうなまでの鋭さを孕んだその眼孔は、相手にどう見えるだろうか】

―――…子連れかなンだか知らねェけどさ
【ぐちゃっと、臓を踏み締めながら一歩足を敵へと進め】

テメェなんざ…呼んでねェんだからさ……
【脳漿を蹴散らしまた一歩】

今なら見逃してやらん事も無いンだよ………、失せろよ、失せちまえよ……!
【骨片を砕いてもう一歩】

【手には何も構えていないが、相手がここで立ち去ろうとしなければ―――直ぐにでも彼は敵を排除することになる】

【この場所に彩りを足す為に】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:00:05.51 ID:JszuWbgo
【魔術協会・術式解析班研究室】

……

【研究室の中に、一つの机を使って何かを描いている人物が居た】
【黒い短髪に上下共に黒の服。少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【すぐ傍には、大きな刀が立て掛けられていた】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:00:36.25 ID:Tjp05Ewo
>>757

【草を踏む音に、近づいてくる影を認め、そちらを見やる】
【遠目にも、獣の類ではないとわかるその影の方に、向き直る】

……こんばんは。
何をしてるかと聞かれると困るんですけど……実験、かな?

【少年の気さくな声に、害意のある人物ではないと判断したのだろう】
【はにかみながら、そう答え】

……うぅ。すみません、変なカッコで。

【自分の姿について、ある程度の自覚はあるらしい】
【拗ねたように恥じたように、肩を落とした】

……あなたこそ、こんなところへ何を?

【夜も更け、人気の無いところへ足を運んでくる人物に、興味を持ったのか】
【少女も、そう問い返した】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:01:34.14 ID:hItGfkUo
>>759

なるほどねェ、じゃあ・・・少し眠ってて貰おうかしらァ
意地も寝れば無くなるわよきっとねェ
【光の塊は、先程矢を撃ったことで体積が少し減ったように見える】

そう、光ィ――私は――ライト・スノー=ホワイト
年齢と性別は不詳――――能力名は"光晶煌輝[コウショウコウキ]"よォ

・・・近づいてくるのねェ、ならァ・・・これはどうかしらァッ!
【光の塊の半分を棒状にし、ブーメランのように回転させて少女の足許めがけて飛ばす――】
【先程と違い、質量は無いが熱を持っている】 【しかし、何かに当たると消えるのは同じだ】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:01:48.98 ID:JrkPpBko
>>758

・・・・ん、そりゃ悪かった
取り合えず直しておくが、弁償でも?

【三本のナイフを抜き去り、紙と一緒にコートの内へとしまい】
【浅く傷のついた箇所を指でなぞり――その傷を見事に直しつつそう言う】
【実際は傷に合わせて同じ材質のものがはめ込まれているだけなのだが――】

(これ以上聞く事も無しって様子だが・・・現在のままじゃ収穫も無し)
(まあ、そもそも手ぶらで帰るつもりも無いが―――)

【少々椅子を後方へと下げて足と手を組み】
【その際白い箱は蓋を開けたままテーブルへと置いて】

【ふと、口元に薄い笑みを浮かべて――】
【その横顔をわざと見せる様に二人の方へと向ける】
【因みにその時サングラスの隅から覗く瞳の色は紫、髪と同じ色ではない】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:03:59.46 ID:UqPjTxwo
【公園】
【普通なら、ベンチにでも腰掛けて休憩をする所なのだろうが】
【今回は、残念ながらベンチは話題とは無縁】

………あー……中途半端に蒸し暑い
こうも体温が上がるとねー………

……………絞めたくなるな

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、木の枝に腰掛けている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:09:32.37 ID:EIm12kIo
>>762

あー……実験、それにしたって実験器具は無いみてーだけども?
(うっわーどうしようかなオイ、話し掛けておいていきなり逃げ出すっていうのも……)

【頭の中はそんな事で一杯だったり】

……あり?意外とまともな人類?なんだ変に警戒してアホらし……

【そんな少女の様を見て普通な人間と判断したらしく、「ヤバイ奴かも」という懸念は消えて】
【小さく溜息をついて自分の一辺倒な考えを自嘲するのであった】

ん?ああ、なんというか一人になりに来た的な?

【疑問に疑問で返す辺りいい加減だった】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 22:11:21.74 ID:NxgrMqY0
【街中】

・・・よォし!

【道端の塀に寄り掛かるように座っていた襤褸切れのような服を着た痩せ型の青年が立ち上がり】

・・・喉渇いたなぁ・・・!

【そして広い路地の端を歩き出す】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:12:00.98 ID:5BPOWsSO
>>755

なら僕の楽しみたい物語と、貴女の造り楽しみたい物語はどうやっても矛盾してしまいますね
【少年は少女に向かって走り続ける】

――僕は人を救う正義の味方の話の方が好きなんですよ、

『Justice』所属、護。正義の名の元に、―――貴女を救います。
【もしこのまま接近できたならそのまま先ずは一発】
【少女に鞘に納められたままの刀を少女に振るうだろう】

/すいません、一回書いたのが消えました。
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 22:13:25.96 ID:K8z4MBg0
>>765

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【その近くのベンチでなにやら細かく手を動かしている】

【ベンチの近辺にあるのは針やら布やら綿やら】
【恐らくは縫い物、だろうか】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 22:13:36.96 ID:h4f/5fs0
>>764
[あ……!!
いや、ごゆっくり……]

【テーブルの傷が消えたことに、男は眼を見張り】
【そのまますごすごと退散していく――どうやら店員たちに回った『捨て置け』と言う命令を思い出したようだ】

「それで……妹さんの容体は、どうなんだ……?」
……相変わらず……覚醒の可能性は、限りなくゼロらしいわ……
「そうか……悪い事を聞いた」

【余談の様なものが、二人の間に通る】
【なにやら気まずい雰囲気が流れ、この話題はそれっきりだったが】
【少女の顔に、眼に見えて落胆とも絶望ともつかない表情が浮かんだ】

「(あの男……何をしているのだ……?
余裕を見せている? ……嫌な眼だ。只者ではない……な)」

【猫は、チラリと一つ男に目線を飛ばしただけですぐに手元のワインに視線を戻す】
【相手に気取られないように、一目で最低限の情報を得たのだが】
【漂う魔力、かすかな笑み、覗いた眼の色など――どことなく嫌な物を感じ取ったようだ】

ジェム……あの男?
≪そ、そうっす……テーブルにあるでしょう変な箱が……
あれから、変な魔力が……≫

【少女は、ジトリと男を見やると、小声で肩口に語りかける】
【その声に、周りには感知されない状態となっている髑髏が答える】

(……何か、嫌な予感がする……)

【少女は、その男から視線を外すと、何故か一つ身震いする】
【得体の知れない恐怖を、男の笑みから感じ取ったのだ】

≪(一体……何すか、あの箱は……!)≫

【髑髏は、人知れず意識を集中させ、箱に視線を注ぎつつ、その魔力を性質を確かめようとする】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:16:43.07 ID:5NyUc2SO
>>760
おー……怖いじゃあねェかァ〜……でもよ……テメェが呼んでなかろうがよォ〜…………

【┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
【青年は、一切恐れない……それどころか、小さく笑っている】
【青年の背後に、充満していく魔翌力……それが……少しずつヒトガタを形成していく……】

……俺が腹立ったから、テメェをぶっ飛ばす……それだけだ。

【ヒトガタ、形成完了】
【グローブを装備、黒い円型の目と口を持つ、サボテンと機械と人間を混ぜたような姿……青年の……<アートマン>】

『……に、逃げといた方が良い気がするですから………………』

【少女はこの状況に「少々」怯えているようで、じりじりと後退する……】

/遅れてしまいました……申し訳ありません
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:19:29.07 ID:DP0654Yo
>>763

光の白雪、ね・・・。
これまた見た目に似合った能力と名前だねー。
私はライゼン。しがない鍛冶屋なのだねー!

・・・ッ!
【再び飛んできた投擲物に、足を止める】
【足元に近いそれは、叩き落すのは困難。故に、横っ飛びによける】
【しかしここは坑道、あまり横に広さはない】
【大体、3mほどといったところか】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:19:40.40 ID:Tjp05Ewo
>>766

意外とマトモな人類って……ひどいですねぇ。

【あまりと言えばあまりな少年の物言いに、不満げに腕を組む】

……ま、いいです。確かに、この世界は変わった人が多いみたいですから

【が、あっさりと前言をひるがえした】
【ここ数日に出会った人々に、マトモ――少なくとも彼女の人間観では――な人間が少なかったことを思い出した】

……夜のお散歩ですか?
ちょっと暑いですけど……確かに、ぶらぶらするのには、いい夜かも、ですね。

【言いながら、目線を少年から、天井の月へと移す】
【周囲に響き渡るのは小さな虫の声と、草花が鳴る音だけ】
【月光はそれだけで十分な明かりを成し、丘を幻想的に染め上げている】

実験って言うのは……うーん。
説明するのが難しいんですけど。あの、聞いても驚かないでくださいね?
実験って言うのは……その。悪魔召喚の儀式……かな?

【月の光を受けて、銀色に輝く白皙の美少女は】
【なぜかあまりにも場にそぐわない、物騒な言葉をにこやかに言い放った】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:20:11.36 ID:UqPjTxwo
>>769
………どうするかなー、街に出ようか帰ろうか
偶には向こうに顔を出すのも良いし……

【木の枝に座ったまま、特に動きは無い】
【青年は、背景の一つとしてしか認識していないのだろう】

【尤も、誰なのかを認識した瞬間、この人狼は分かり易く感情を露わにするのだろうが】
【「嫌い」と明言した生物は、この世界に二個体しか居ない】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:24:03.87 ID:8NYY5Qoo
>>768

じゃあ、この物語も好きにさせてあげる
私を救いたいなら──満足させてさせてよ、私を、貴方が!

【刀を振るう姿を見て、後ろへと地面を蹴る───】
【その動作自体は、至って普通なものだが】

あは、あはは、あははははははっっ

【哂う、哂う、少女は哂う】
【だって人だから、楽しいから、楽しいから哂うから、哂うから楽しいから】

私は時間、時間は私、時間は檻、時間は鎖
時間は私で私は檻で鎖は私で時間は檻で鎖で私は時間

このおっきな世界の中で、貴方達は囚われた
私も囚われた、だけど私だけは自由、私は時間だから

笑うと時間はすっごい早い、私たちを連れて過ぎ去っていく
悲しいと時間は遅い遅い、逃げたいのに縛って離してくれない

だから楽しみましょう、楽しみましょう、もっともっと楽しみましょう
私と貴方、貴方と私、時間と貴方、私たち二人、二人一緒に物語の中で

あは、あはっ、あははははははははっっっ

──────────《 時空歪曲 》

【"超加速"───速度が、尋常ではなかった】
【人として有り得ない速度で、あっという間に刀の間合いから抜け出してしまった】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:24:05.36 ID:JrkPpBko
>>770

ああどうも・・・お言葉に甘えてゆっくりさせてもらおうか―――

【フッ、と笑うと席から離れていく男を目で追い】
【内心で何か頼めばよかったか、等と考えて】

(覚醒・・・?容態って言葉からすれば寝込んでいるって所だが・・・)
(そういった情報は俺が欲する類じゃあないな)

【続けて二人の会話、その端々を聞き取りつつ】
【相手へ向けていた横顔を戻して】
【そうしてから不意に、長い髪を払いながら立ち上がり】

―――とは言ったものの、ここで酒って気分でも無いな

【カツカツと革靴の音を響かせながらゆっくりと店の出口へと歩いていく】

【不気味な魔翌力を零す――おそらくは、幾つもの“卵”が入った箱はそのままに】
【因みにこの怪しげな魔翌力、ただの卵のソレでは無い】
【何からの改良、或いは他の手段で数度手の加わった物であるのだが――解るだろうか?】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 22:25:05.65 ID:K8z4MBg0
>>774
【ばさぁ、と音を立て少しばかり強い風が吹く】
【その風によりフードが外れ、その青い髪が顕となる】

【良く見ればその縫い物をする手は震えているか・・・?】
【その風が動かしたのはフードだけではなく一枚の布も動かした】
【その布がそちらの木の枝のほうへと飛んで行き・・・】

【青年もその布が何処に行ったのかを目で追っていき】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:27:00.09 ID:hItGfkUo
>>772

ふふふゥ、・・・ちなみにだけどねェ
スノー=ホワイトには"雪白"や"純白"や"真っ白"という意味もあるらしいわァ
どちらにしてもォ・・・名は体を表すって奴かしらァー

ふふふゥ・・・
【光の塊をもう1つ生成する】 【塊――小さめ1、初期1】

何時まで私から逃れられるかしらァ?
【もっとも、彼女は光そのものなので、闇に消えることは無い】
【彼女が物理的に見えない場所などにでも行かなければ見失いはしないだろう】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:28:01.68 ID:EIm12kIo
>>773

悪い悪い、でもそんな格好してる方もアレだと思うんだぜ
せめてなんか上に着るべきじゃねーの?

【ぴしっと少女の服装に指を差す】
【それでも流石に見られるのは気分が悪いだろうと思いその姿を直視はせず】

変わった奴が多いのには同意せざるを得ないな、うん……

【なんか複雑そうな表情をしている、自分も変わった奴の中に入っていると嫌だなあとか思っての表情】

ま、大体そんなもんかな
確かにこう静かな感じは嫌いじゃねーな、うんうん

【腕を組んで満足気に頷いて】

ふぇ?……悪魔?

【予期せぬ言葉を聞いてえらく阿呆っぽい表情と声を上げる、そして……】

(うっわーやっぱヤバイ奴だったよ、どうしようコレ……助けてエクソシスト!)

【なんだかんだでまた脳内騒乱に入るのであった】

780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:28:18.22 ID:4XSgRMAO
【郊外の研究所】
【有刺鉄線の付いた柵に囲まれたその場所は、人の出入りはほとんどなく、街の人々にもあまり意識はされない】
【そこで行われているのは“機関”による非人道的行為、はたまた“核兵器”の開発など都市伝説のような朧気な物である】

─────

【しかし今日に限っては妙に“騒がしい”、それは人体実験か何かをされた人の叫び声か、辺りに生い茂る雑草が風に揺れる音か───はたまた何者かの襲撃か】
【近くによらなければ詳細は掴めない】
【訪れるのは“機関員”か───それとも】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:31:01.69 ID:UqPjTxwo
>>777
【この世で嫌いと明言できる生物二個体、その片方が其処にいると】
【そう認識した瞬間、表情が分かり易く変化する】

……………うわ

……折角の夜に

【飛んできた布に触れるのも嫌だとばかり、木の枝から飛び降りて】
【着地と同時、両手を軽く開いて肩の高さまで持ち上げる】
【はっきりと、敵対の意思が窺える行動だ】

【好悪の感情の極端さに、大義名分が重なっている現状】
【コンタクトを取るつもりなら、覚悟は一つや二つでは足りないかもしれない】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:32:24.01 ID:Gv3WFYDO
>>780
…たまにはやってみるもんだな、路地裏情報収集
…噂程度って話だが…こりゃ当たりでも引いたか?
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、怠そうに研究所に向けて歩いてくる】

「マスター、一応潜入の為にダンボールを用意しましょう」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:32:51.76 ID:DP0654Yo
>>778

なるほどねー。
これはいらん知識が増えた・・・っと!
【さらにもう一つ光が増えたことに、怪訝な顔をする】

逃れ続けるのも楽じゃないねー。
というわけで・・・行け、「工房員」!
【びっ、と相手を指差す】
【すると、ライゼンの横に、同じハンマーを持った鎧の人形が現れる】
【工房員は、ハンマーを振り上げてまっすぐに突っ込んでくる。ちなみに、この工房員の耐久性は、紙も同然である】
【見た目には分かりにくいが、迎撃するだけですぐに壊せてしまうようなものだ】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 22:34:03.08 ID:h4f/5fs0
>>776
……旦那、あの男……何者?
「……どうやら、俺たちをつけて来ていたようだ……
……目立った行動はしていないから、今は手を出さんが……只者ではないぞ……」

【男から視線を話し、先ほどまでとは打って変わって、ひそひそとした声量で話す二人】
【――店の用心棒を引き受けている猫をして、只者ではないと言わしめるほどのプレッシャーを、感じているようだ】

「出て行く、か……
――何かの様子見だったのかもしれんな……」
(あれ……今の声……?)

【立ち上がり、出口へと向かう男を見送り、猫はフッと軽いため息を漏らす】
【だが、少女は男の呟きに、どこか引っ掛かるものを感じた】
【以前に、聞いた事のある様な声だ】

≪(……て、『哲学者の卵』……!?
でも、何かが違う……一体……!?)≫

【置いて行かれた箱の中身に意識を集中していた髑髏は、信じられないと言った表情を見せる】
【それは、確かに自分たちの追い求めているものに違いは無いのだが、言い様の無い違和感を感じさせるものだった】
【――そして、そんな性質の面に気を取られたため『何故男がそんなものを持っており、そして置いて行ったのか』と言う事に、疑問が及ばなかった】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:35:08.11 ID:JszuWbgo
【路地裏】

結局研究なんかも捗らねぇから散歩……してたんだがな

『何言ってんだてめぇ?』

【路地裏で一人の男が数人の不良に囲まれていた】
【男は上下共に黒の服を着ていて、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【その左手には納刀状態の大きな刀が握られていた】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:37:53.58 ID:4XSgRMAO
>>782

【近くに寄ればよく聞こえるだろう】
【ガラガラガラガラと慌ただしく何かをカートで移動するかのような音がする───】
【正面の扉は固く南京錠がされており入る事は困難か】
【しかしよく見れば裏口のドアが“まるで誘うよう”にダランと開いている】
【そこから入るか強引に正面から入るかは自由であるが】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:39:39.68 ID:hItGfkUo
>>783

ふふふゥ、何時か役に立つかもしれないわねェー
保証はしないけどォ
【鎧の人形が現れたのを見ると】

そう・・・召喚的な能力かしらァ
耐久度は分からないけれどォ、とりあえずゥ・・・
【残っていた、小さな光の塊を槍状にして】

"うつ"わァッ!
【それを、工房員の腹部に向けて飛ばす――質量があり、熱によるダメージは殆ど無いだろう】
【何らかの方法でこれが回避されたら、彼女は工房員の攻撃を受けてしまうだろう】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:40:33.17 ID:5BPOWsSO
>>775

ええ、救いますとも、その為に僕は、僕達は戦ってんですから!

【だが次の瞬間】
【少年は今、本当に一瞬】
【何が行ったのか解らなかった】

(何だ・・・?!能力?今のスピードは・・?!加速?!いや今のは速いとか『そう言う話』じゃあなかった!)

【少年は間合いを抜けた少女に向き直しもう一度刀を少女へ振りなおす!】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:40:42.54 ID:Tjp05Ewo
>>779

……そうかー。
俺も変な人間のうちに含められるんだ……。そうですよね……こんな格好してるんですもんね……。

【少年の、至極当然の指摘は――しかし、少女にとっては驚愕の事実だったらしい】
【うわー、と呟きながら、顔を両手で覆って、わかりやすく落ち込んで見せた】

……ちなみに。他に着るものが無いので、こんな格好なんです。ごめんなさい……。

【顔を覆う指の隙間から、溜息混じりにそんな台詞が聞こえた】

って、あっ、あの!
誤解しないで欲しいんですよ!?
俺はその、よこしまな願いから悪魔を召喚しているわけではなくって、って言うより、そもそも聖職者なので、そんなことは許されないと言いますか!

【が、少年のあからさまな反応に、手を顔から引き剥がし、ぶんぶんと胸の前で振る】
【誤解されているのが、よほど不本意なのだろう。台詞もどこか、支離滅裂になっている】

そもそも喚ばなくて済むなら、絶対に喚びたくないと言うかっ! この手で滅せるなら滅してやりたいってぐらいでっ!
ああもう、とにかく、アブナイ人でも、わるい人でもないんですーっ!!


【少年が、少女の身体から発散される青白い魔翌力に気付いていないのならば】
【会話するうちに、その魔翌力が、徐々に強く強く、禍々しく変化していくのにも――気付けないかも、しれない】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:41:04.29 ID:Gv3WFYDO
>>786
……武器の発送でもしてんのか…?
…ま、いいや…どっちにしろボコにすりゃいい話だし…
(…正門から入る訳にもいかねぇし、壁は…無茶か)
【正門を一瞥してから、壁伝いに歩いて入口を探し】

「マスター、裏口が開いておりますが」
…ザル警備だなおい……いや、罠って事もあるか?
【こっそりと、裏口から中を覗き込む】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 22:41:42.62 ID:K8z4MBg0
>>781
【布を追う彼の表情は放心したそれだ】
【と、布が飛んだ方向を負えばJustice所属のそれだ。
放心した彼の顔の口だけが一瞬うっすらと笑みを浮かべる。何処となく自嘲した口を吊り上げた笑みが】

Justice、か・・・
確か・・・これで二、三人目だな。

あまり良く出来すぎた演技も考えようだ、なぁ

【何を縫っていたのか、彼の手には中途半端に縫いかけたペンギンと思しき縫いぐるみがある】
【酷く不器用な出来で握っている左手と縫いぐるみに所々血がついているが】

【二、三人目とは自分の悪い意味での情報がJustice等に流れてからその情報を持った人間と接触した回数が、だろう】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:43:40.58 ID:s2tmEwDO
>>771
――――…ヒャッ、ハハハハハハハハハハ!
アハハはハハハハハハハハハハ、キャハハ、アハははは……!

そりャイイ理由だなぁッ!
テメェがムカつくから[ピーーー]ッッ!!
これ以上ない位シンプルで《正しい》ッ、そうさ本能だ!!
意図的にコロすのに理由なんて無い、色々言い訳したって結局テメェがムカついてたからに決まってるじゃねェかッ!

【男に魔翌力、及びそれを感じ取る力は無い】
【結果的に現れたアートマンを視界に収めることで、魔翌力だと得心する】

私もさ…、理由もなくこんな事してた訳じゃねェんだ……

ムカついてッ、苛立たしくてッ!
殺したくて殺したくて殺したくて殺したくて、殺さなきゃどうにもならなかったんだよ……ッ!

【相手の素性、姿形、性別声仕草装備思考動作全て今の彼には何も関係がない。届かない。影響を及ぼさない】
【全て―――全て"敵"】

――テメェらを[ピーーー]理由は無いけどさ
…、殺してさし上げますよ……、私が
……私が、私が…私が、私が、私が私が私がっ私が私が私ガ私が私が…
私が私私ッ、私が、私が…―

―――ッ、私がァァアッッ!!!

【此は何をリピートしているのだろうか―――そして何故、途中でエラーを起こしているのか】
【再生機器に傷でも付いているのか、埃でもつまっているのか】

【叫ぶと同時、体勢も整えぬまま地を蹴る】
【その速さは異常、銃弾とまでは行かぬも目に留まらない程の速さ】

【狙うは青年、青年の右側へと抜けつつ右手で目潰しを狙う】

/こちらも遅くなりました…、申し訳ない
/なるべく早めに頑張ります
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:44:53.08 ID:DP0654Yo
>>787

【工房員は、自動行動人形。ただまっすぐに突っ込み、対象に攻撃を加えることを目的としたそれは】
【光の槍を見事に喰らい、ひしゃげ、ガラガラと音を立てて崩れ落ちる】

(「耐久性」が割れたか、厄介だねー)
【再びハンマーを構えると、前方にかざして突っ込む】
【ハンマーの頭の部分が盾のようになって、攻撃は少し難しいかもしれない】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:45:17.66 ID:JrkPpBko
>>784

【男はやはりゆっくりと、悠然と店から出て行こうとする】
【何かしらの邪魔でも入らない限り数秒でその姿を消す位置――】

【――同瞬間、異様な風体の男よりも人々の意識を引くだろう物が出現する】

「シュボ――――チッ―チッ―チッ――――。」

【そんな、まるでカウントの始まった爆弾のような】
【なんとも心臓によろしくない音が賑やかな店内に自然と木霊する】

【それは魔翌力ではなく、機械による仕掛け】
【箱の中から感じられる魔翌力の質に、現時点では変わり無い】

【しかし時が一秒、二秒と過ぎるにつれてそれは徐々に変貌を見せる】
【固体であった“卵”らしき物体は細かく、やがて粒子状へ】
【チッ、チッ、チッ、という音とともにその体積を高い密度のまま増やしていく―――】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:45:59.53 ID:4XSgRMAO
>>790

【覗いた中には───うっすらと光る足元の位置にある蛍光灯が点々とあるのみ】
【ほとんど掃除はされていないのか酷く寂れた雰囲気だ──廃墟と言ってもよい程だ】
【廊下のようだが、やけに“広い”───大型トラックでもすんなり収まりそうだ】
【天井には触手のように管が複数廻っており、ゴウンゴウンと何かを運んでいる】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:48:26.92 ID:UqPjTxwo
>>791
……………無理に不愉快な空間に居続ける事は無いね

貴方が立ち去るか、それとも私が此処からいなくなるか。どっちにする?
私としては、貴方がこの世から居無くなってくれるのが一番後腐れ無くて良いんだけど

【この人狼は、もはや眼前の人物に対して興味を抱いていない】
【それ故、独り言の内容も、手に持つ物も、全く気に止めようとすらしない】
【重要なのは一点。自分が愉快か不愉快か】

………時間は有限、だよ

【選択の余地を長くは与えない、そういうつもりらしい】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:49:21.72 ID:hItGfkUo
>>793

ふふふゥ、何だァ・・・大して堅くないのねェ
脅かさないでよォ
【そう言いながら、崩れ落ちる工房員を見ていたところ】

・・・・・・ちィッ、また近づいてきたわねェ
早く追撃の準備をしないとォ・・・
【近づく少女への追撃が遅れてしまった】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:49:30.86 ID:EIm12kIo
>>789

あ、嫌そんなつもりで言ったワケでは……
(と言いながら多少はそんな事を思っているので全否定できねー……)

んー、チョッキだけでも着るか?嫌じゃなきゃあげるぞ?
っていうか女の癖に俺って……

【自分の羽織っているチョッキを指しながらそんな提案をしてみたり】
【悪い奴では、ない?】

意外と近くにいたエクソシスト!っていうか矛盾だらけじゃねーか聖職者
あー、もしかして滅する為に呼ぶのか?なんというか目的錯誤してるな……

【本格的に少年の視線はヤバイ物を見るような視線に変わりつつある】
【魔翌力関連に関しては全く駄目で、魔翌力の変化を全く感じられなかったり】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:50:10.50 ID:8NYY5Qoo
>>788

じゃあ死ぬ気で、全力で、私を楽しませてっ
私も貴方を楽しませてあげるからっ!

けど、楽しいけど──まだ私を満足させるには、程遠いわよぉ?

【少女の速度は、今の少年を超えている】
【振り下ろそうとしている合間に、再び後方へと超加速───距離を離す】

【只の追いかけっこでは、攻撃を与えるのは難しいだろうが────】
【現状は、逃げる一方で攻撃には移れていない】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:50:27.11 ID:Gv3WFYDO
>>795
……人がいねぇな………いや…もしかして…
「…既に、何者かがここから侵入した…と?」
…そゆこと
【後ろを確認してから、素早く中へと滑り込み】

…とりあえず周りを警戒しとくか…
ヨミ、近くを離れるなよ
「把握しております」
【メイドがパーカーのフードに収まり、青年は右手に紫色の刀の鞘を持って】
【内部の様子を確認しながら、奥へと進んでいく】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:54:16.93 ID:5NyUc2SO
>>792
テメェの事情なんぞ……聞いちゃいねーよこのド腐れ野郎がッ!!

【高速で向かって来る男を、視認する事は叶わなかったが】
【生命の危機を感じたらしい。直感的に左側に跳びはね、男を回避】

行くぜ……デイドリィィィームッ!! ビリーバァァァッー!!!!

【アートマンが、動き出す……男の現在位地に向け、疾駆。接近を試みる】
【接近に成功した場合、その右拳で、男の顔面を正確に殴り付けようとする】
【パンチのパワーや移動の速さは常人のソレと、殆ど変わらない】

『ううっ……この状況は凄くマズイ気がする……ですから……』

【少女は、攻撃には……いや、戦闘には参加しない気のようだ……】
【魔翌力感知が出来ない男には分からない事であろうが、この少女も、決して小さくは無い魔翌力を秘めているのに】

/気にしないで下さい
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 22:54:38.19 ID:DP0654Yo
>>797

【崩れ落ちた工房員は、動きを見せない】

隙あり、なのだねー!
【そのまま接近しきったのなら、正しくハンマーの頭を相手の胴体へと突きこむ】
【このライゼンという少女、見た目によらず力がある】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 22:56:28.28 ID:K8z4MBg0
>>796
・・・この世からいなくなる?・・・
この世から早く居なくなるのは・・・迂闊な者が一番早い・・・
【一体どのくらい前の話を蒸し返してるのやら、恐らくは新大陸の序盤であった事だろうなぁ】
【薄気味悪い、口を僅かに吊り上げた笑いが崩れない】
【放心したその顔で口だけが笑みを浮かべている、一体何を考えているのか、到底読めそうに無い顔だ】

俺にとって時間は無限だよ・・・時間という観点のみで物を見れば、だが
【その拳も脚も到底戦闘態勢と呼べるようなものは無い】
【その雰囲気すらも】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:58:24.80 ID:hItGfkUo
>>802

ッ・・・此処はひとまず守りをォ・・・ッ!
【光の塊1つまるごとを盾状にし、それをハンマーからの盾とする】

ッッ・・・ググゥッ
流石にィ・・・防ぎきれなかったわねェ
【しかし、盾で防ぎきれずそれは壊れて消え、ハンマーを胴体へと受ける】
【後ろへと2,3歩よろめき】 【口や胴から、血の代わりに真っ白な光が漏れ出した】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 22:58:31.97 ID:4XSgRMAO
>>800

よォ、道にでも迷ったのか?それともトイレを借りに来たのか?

【不意に───声がかかる、少し楽しむように──それでいて敵意を込めた声で】

いらっしゃい、ったく“あいつら”ガタガタ五月蝿すぎだっての……
ご近所さんに迷惑が掛かるし……音に釣られて“鼠”も入ってくるしなー
まぁその為の“俺”か

【何者かが天井を走る管に座っている】
【薄暗い中でもその目立つ姿はよく認識が出来る】
【肩にかかる長さの金髪に赤い瞳】
【赤褐色のブレザーをボタン全開で着て、同じ色のスラックスを履いた】
【長身で目付きの悪い18歳程の少年】
【服装からして学生だろうか───機関員には見えないが──その敵意は本物である】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:00:47.03 ID:5BPOWsSO
>>799

(速くて、攻撃が当たらない・・・なら――)
【少年はそう考えて】
【ポケットに手を入れて何かを取り出す】
【取り出したそれは、ウサギの絵が書かれたカードだ】

目には目を、加速には加速です。
【少年はそう言いカードに念じ】
【カードの効果を発動させると】

【少女に向かってまた走りだす!】
【―――カードの効果は『脚力の上昇』】
【故にそのスピードは先ほどよりもより速く!!】

807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 23:00:57.00 ID:h4f/5fs0
>>794
「ん……待て
あの男、何か置いて行ったぞ……?」
え……?
さっき言ってた魔力の発生源よね?
≪た……『卵』っす!! 少し変なところはあるっすけど、、アレは間違いなく『卵』っすよ!!≫
「!! 何だと!?」
あいつ……機関員!?

【男の座っていたテーブルに置かれた箱を身咎めた猫が、その存在を指摘すると】
【髑髏は、焦った様子で二人にそれが『卵』の詰め合わせである事を伝える】

ジェム!
その『卵』の『変なところ』ってどういう事よ!?
≪ま……待ってください。『卵』が変化して……≫
「カウントダウン……時限式の仕掛けかッ!!」

【音に気付いた猫と、変化に気付いた髑髏】
【そして、三人の見守る中で、『卵』は粒子状へと変化していく】

≪まずいッ!! 気化しようとしてるっす!!≫
――ッ!! 旦那!!
「みんな!! 店の外へ出るんだ!!
従業員たちは裏口から、客たちは表口から店の外へと出ろ!!
すぐにあれから離れろッ!!」
[――――うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!]

【ジェムの叫びに、素早く二人は反応する】
【猫は、フロア全体に響き渡る声で、客と店員に簡潔に状況を説明し、避難をさせる】
【パニックに陥った客たちは、我先へと店の入り口に殺到する】

「レイド、お前も裏に回れ!」
旦那……分かった!!

【猫と話をしていた少女は、少数の店員たちと共に、従業員用の出入り口へと向かう】
【――言わずもがな、これを仕掛けた男が外で待ち構えている事態を想定しての行為だ】
【客を避難させる一方で、隠れ蓑として利用したのだ】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:04:01.88 ID:UqPjTxwo
>>803
………成程、動くつもりは無し
じゃ、私が立ち去れば良いだけだね

【興味が無い、のだ】
【「憎い」のではなく「嫌い」。どうしたい訳でも無く、只存在が気に入らない】
【考えを読みたくもないし理解したくもない。そもそも表情を見て居たくも無い】

【戦闘の意欲が有るならば、もしかすれば一戦交えたのかも知れない】
【不快な物体の排除か、戦闘による相互理解か、その解釈は見る者次第だが】
【結局の所、相手が応じなければそれまで。その程度の交戦意欲だったらしい】

【両手から力を抜いて適当に吊り下げると】

……私に係わらないなら、貴方が誰をどうしようと、どうでも良いよ
人間一人の人生終わらせる程度の事、やってる人は多いし

【ターンと後方に大きく跳躍。距離を引き離す】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:04:06.62 ID:Gv3WFYDO
>>805
…ちわー、三河屋でーす……つっても見逃してくれる訳ねぇか
「マスター、やはりダンボールを被っていた方が良かったのでは?」
【声が聞こえて立ち止まり、そちらに顔を向けず言って】

…で、鼠を見付けたお前はこれからどーすんだ?
…鼠って、結構こえぇぞ?
【チャキ、と右手の鞘を鳴らして】
【視線だけを少年に向けてニヤリと笑う】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:04:57.11 ID:8NYY5Qoo
>>806

……────あはっ

真っ向から私を襲うなんて──じゃあ、私も答えてあげる

【ナイフの柄を、両手で強く握ると】
【前方へと走りだし──次の瞬間、"超加速"】
【少年の腹部にナイフを突き刺そうと、突っ込んでいこうとする】

【その速度は、やはり人間としては有り得ないが───】
【飛び道具として見ればそれ程でもなく、軌道も直線的だ】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:05:36.73 ID:DP0654Yo
>>804

そら、もう一丁・・・!?
【ハンマーを打ち込み、さらに追撃を仕掛けようとしたが】
【ライトの口から漏れたものをみて、唖然とし、動きが止まる】

・・・?光!?
(こいつ・・・人間じゃないのかねー!?)
【うすうすそんな予感はしていたが、はっきりとした証拠を見ると流石に驚く】
【そして、『動きが止まって』しまった。それは、戦いであってはならない隙】
【攻撃の準備を整えるも、そこからカウンターを仕掛けるも、十分な時間である】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:07:26.99 ID:s2tmEwDO
>>801

そうさなァ……
コッチも理解してモらおうなんざ考えてねェッ!!

【自身の攻撃が避けられた事をすぐさま察知、避けた青年と向かい来るアートマン…、その状況を理解する】

【右足を大きく進行方向へ踏み込み、勢いを殺さず、右足を軸にして半回転】
【アートマンの右拳をギリギリまで引き付け、腰を低く構える事で躱し、同時にそのまま後ろ回し蹴りを叩き込もうとする】

【そして左手を胸ポケット、右手はコートの内側に伸びる――武器でも取り出す気か】

【今の所少女に危険は無いと判断したらしく、攻撃対象からは除外している】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:08:54.43 ID:hItGfkUo
>>811

・・・ふふふゥ、隙ありよォッ!
【相手が、自らの状況に驚き隙を見せた事に気づくと】

確かにィ・・・私は人間じゃあ無いわねェ
でもォ、安心してェ・・・ダメージはちゃァーんと受けるんだからァ
【光を漏らしながら、光の矢を2つ生成し】

・・・ほらァッ!
【相手の脚と腹部へとそれぞれ飛ばす】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:09:03.39 ID:Tjp05Ewo
>>798

ありがたい申し出ですけど……。
さすがに通りすがりの人に服を頂くわけにはいかないです……。

【振っていた腕が疲れたのだろう。だらん、と両脇に垂らす形に戻して、下を向く】

……うう。一人称も矯正が居るのかなぁ。

【しかし、その動作は、余計に落ち込んでいるように見えるのだった】

ええと、突っ込まれた事、全部説明できるんですけど……。
なんというか、全部を一から説明するのは時間がかかると言うか……。

【下を向いたまま、少女はゆっくりと言葉を選んでいるようだった】

俺は実は、ちょっとした事件に巻き込まれて、異世界から来たんです。
で、その元凶になった悪魔と話したことがあるんですけど、そのときはすぐに話せなくなっちゃったんですね。
それがこの場所だったんで……もう一回、そういうことが起らないかなーと……。

【下を向いたまま、少女は簡単に――簡単すぎたきらいはあるが――説明した】


【空気が変わる。夏の夜気を凍て付かせるような】
【少女から漏れ出る魔翌力はいよいよ、変質し始めていて――】 

『――全く、不愉快な事態が起りえたものよ』

【聞くもの全ての血液を凍らせるような、冷たい声】
【どこから聞こえてくるのか。空気そのものに反響するような、重なり、ズレた、不協和音】

『忌まわしき神の下僕。聞こえるか』

【その声は、唐突に、響き渡った】

/遅れました、すみません!
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:09:45.05 ID:4XSgRMAO
>>809

いや、別に今すぐ帰りますから見逃して下さいって懇願するなら考えてやるぜ?
俺はあくまで“雇われの身”だからさあんまりモチベーションないんだよ…

【だるそうに首をゴキゴキ鳴らしながら項垂れる、相変わらず敵意は垂れ流しであるが】
【床から管までの距離は3、4m程だろうか】

で?あんたら本当は何をしに来たんだ?機関の陰謀を暴いてやるって意気込んで来たのか?

【右手には何やら機械的なグローブが付けられており、それをグーパーしながら横目で見下ろす】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:13:02.51 ID:JrkPpBko
>>807

【客や従業員、幾人もの人々が離れていく――おそらくは、時限式の爆弾】
【それは猫の指示から丁度10秒後に起動する】
【爆音無し、閃光無し、有るのは爆発的に広がる黒い霧のみ】
【恐らくは卵が原材料となっているモノだが――――】

【場所は店外、表口―――】
【多くの客が駆け足で店から出てくる様子を眺める男が一人、最早容姿は言うまでも無く】
【手元に一枚のコインを持って、所謂コイントスに興じていた】

流石にこりゃ営業妨害で訴えられるな・・・・
まあ、捕まるつもりも敗訴する気も一切無いが

【因みにコイントスの結果は“裏”――意味も無くコインは走る群集へと放り捨てられ】


【―――店からじわりと滲み出る黒い霧、吸い込めば“アウト”】

【と、そういう訳でもなく単に咳き込むだけである】
【オリジナルの“卵”特有の吸収や植えつけられる感覚は一切無い】
【そもそも、幾ら吸おうと“害が無い”―――そういった、代物では有るのだが】
【そんな事を知っている人間はこの男含め、未だ何処にも居らず】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:15:42.78 ID:Gv3WFYDO
>>815
あーいや、わりぃ、そりゃ無理だわ
一応俺も対機関連合だの銘打っててな、機関の悪事と聞いちゃあ潰さない訳には行かないだろ
【左手で煙草を持って、ふぅと紫煙を吐き出して】
【自分の両脚それぞれの近くに、紫色の棘が現れる】

何しにきた?んなもん決まってんだろ
【ぶすり、棘がそれぞれの太股に刺さり】

…ここをぶっ潰しに来たんだよ
【そう言って煙草をくわえ、突如奥へと向けて走り出す】
【その瞬発力、スピードは並の人間の物ではなく、何らかのの強化がされてると見て間違い無いだろう】

じゃーな!!偉そうな奴に会ってもお前のミスは黙っといてやるよ!だから追い掛けてくんなよ!!?
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 23:15:50.40 ID:K8z4MBg0
>>808
【相手の台詞を一通り聞き終えると】
【薄気味悪い笑みが陰に潜み疑問、その意志が瞳に浮かぶ】

これはおかしなことを言う・・・

Justiceの設立目的は三つ
世界に蔓延る悪党に対する抑止力となり、被害を最小限に抑える
跳梁跋扈する悪意の手により困窮に喘ぐ民たちの、寄る辺となるべき存在を作る
巨悪に立ち向かう意志を集い、肩を並べ力や情報を提供しあえる組合を形成する

では無かったか?仮にもその組織に所属している人間が・・・人一人の人生を台無しにした悪党をのさばらせるのか
それが貴様なら一体何の為にその組織に入った。組織に入っている以上最低限の面子というものくらい持ったらどうだ
【目を閉じ、軽く俯いての言葉】
【これは煽り、だろうか。その声には確証こそ無いものの挑発の意志が込められている感じがする】

誰を如何しようと、か。それがJusticeに居る人間でも、か?
【軽く予想を入れた上でのの発言】
【悪党を放っておきながらその組織に入ったなら、
その入ってる組織に親しい人間でもいるか?その人間に歯牙をかけると予告しても気にかけないか?】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:15:57.08 ID:DP0654Yo
>>813

ッ!?しまっ・・・!
【慌てて、構えなおすも、そこに相手の攻撃】
【だが、やはり足元へのガードが甘い。腹部へはぎりぎり弾いて脇腹を掠るにとどまったが・・・】

くっ・・・!
【足への攻撃は、対処しきれない】
【狙われたほうの足には、光の矢が突き立つ】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:19:25.36 ID:5BPOWsSO
>>810

【いくら
此方も対抗した所で】
【『只の』加速と『超』加速】
【その差は歴然】

【少年は反応しきる事は出来ず】
ぐわぁッッ?!
【少女のナイフは少年の腹部に突き刺さる】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:21:20.07 ID:EIm12kIo
>>814

あっそ、まあ良いけどさ
でも早めにその格好なんとかしろよな、あんまり防御強くなさそうだし結構治安悪い場所もあるんだぜ?

【心配というよりはもはや余計なお世話のような気がしなくもない】
【しかし人の事を言うほど少年の装備も大して充実しているとは言い難い】

一人称も矯正……?なんのこっちゃ

【適当な会話を通してある程度は警戒を解きつつあるようで】
【首の後ろで手を組んで楽な姿勢で話を聞き始める】

あー成程ね異世界からか、こりゃまたご苦労さんだな
で、あわよくば根源たるこの場所で元の世界に戻れないかと思ったわけか

【どちらかと言えば少年のその声は嘲笑うような、そんな感じで】


――――――――?

【突然響きだした名状し難い声に組んでいた手を離し、ホルダーのナイフの柄に手を掛け身構える】

おい、まさか噂の悪魔さんってヤツか?

【身構えたそのままの姿勢でその声の発信源を探るべくキョロキョロと回りを見回す】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:22:41.55 ID:4XSgRMAO
>>817

ふ〜ん“対機関連合”かァ……カッコいい〜正義の味方かよ……

【馬鹿にしたようにニヤニヤ笑いながら足を組んでいたが、相手が走り出したのを確認し】

オイオイ連れねーなァ
もうちょいお喋りしよう……やッ!

【管を思い切り踏みつけジャンプするように青年へと標準を付けて跳躍】
【凄まじい力が与えられたのか管はベコンと原型を留めない程に凹む】
【少年は空中で回転しながらそのまま青年の後ろから首を狙い蹴りを放つ】
【ただの蹴りではない──“何らかの”莫大な力を持った蹴りだ】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 23:23:14.93 ID:h4f/5fs0
>>816
[は、早く!! さっさと出ろ!!]
[うるさい!! つっかえてるんだ、しょうがないだろ!!]
[った、ったったったた助けて……助けてくれーーーッ!!!]

【――店の入り口は、阿鼻叫喚の騒ぎとなっていた】
【パニックに陥った客たちが、我先へと店の入り口に殺到し】
【更に、その中の一部は酒に酔っているのだ】
【そんな状況でまともな避難など出来る訳もなく、何人かは転び、無残に踏みつけられる】

【そして、店内から黒い霧が噴き出してきた時には、入り口に二人の客が倒れていた】
【踏みつけられた人間の一部で、運悪く急所を踏みぬかれ、そのまま絶命してしまったのだ】
【その二人に、黒い霧は降りかかる――最も、死人相手では『効果』など発揮する訳もない】

「レイド……無事か?」
何とか、ね……旦那は、あと店の人たちは!?
「……こちらも無事なようだ。だが、あの男……!」

【一方、店の裏側に回っている二人は、互いと店員の無事を確かめあっていた】
【表の悪い意味での喧噪とは、隔絶された状況だ】

「しかし……『卵』を使ったテロとはな……」
……旦那、さっきの話、なるべく早くお願いね……!
「……なにか、関係があるのだな?」
えぇ……無差別の可能性もあるけど、恐らく、アレはあたしを狙ったもの……!

【無事に避難した二人は、先ほどの話題を蒸し返す】
【こうなった以上、話はより迅速に進めなければならない】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:23:37.37 ID:hItGfkUo
>>819

・・・ッふゥ〜
【胴体を、左手で押さえ漏れ出す光を少なくしようと試み】

さァ・・・さっさと鉱脈を横取りさせなさいよォ
【その光は、地面へと落ちて暗い坑道をほんのり明るくする】
【そして、当の彼女は・・・何もしていない?】
【・・・地面へと落ちた血の代わりの光から何かを感じるかもしれない】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:24:21.06 ID:UqPjTxwo
>>818
うん、正直貴方もうどうでもいい。どうせ貴方は孤独死するタイプだろうからねー
協力もしないで甘い蜜を吸うだけの虫は、結局誰からも必要とされなくなる
私が何もしなくても、貴方はもう終わってるんだよ。外道として名前が挙げられた時点でさ
ま、織守辺りが殺せって言ったら殺しに来るのも良いかもね。夕食にするには不味そうだけど

【見た目が幼くとも、性格が幼くとも、抜けた修羅場は無数】
【意図が明確に見える言葉は、適当に受け流しながら答える】

あ、その発言も拾っておこう。Justiceの人間をどうにかするって発言だよねそれ
面白いなー、危険人物と私とどっちが信用されるのかなー。どれくらい尾ひれをつけたらいいのかなー

【現時点で、彼我の立ち位置を鑑みて。自分が不利になる要素は無い】
【そう確信しているからこそ、どの言葉にも揺るがされる事は無い】
【些細な言葉も、曲解すれば何処まで膨らませられるか。広げられるか。情報の怖さは、十分に知っている】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 23:24:32.50 ID:NxgrMqY0
【街中】

さぁて、どこへいこうかい?
当てが無いなら頭を使い、探せるだけ探してみようか

邪魔する者があれば・・・まぁ、

うーん、斬り捨てる・・・?

【襤褸切れのような服を着た痩せ型の青年が路地の端を歩いている】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:24:44.48 ID:5NyUc2SO
>>812
ぐおッ……!?

【攻撃を避けられた事で隙が出来たアートマンに、後ろ回し蹴りが直撃する】
【そのフィードバックを受けた青年の口の端から、一筋の血が流れ落ちるが……青年はまるで意に介す様子も無く】

っち……中々やるじゃねえか……なあ?

【背中の十字剣を素早く抜き、両手で持ち】
【更に、アートマンを操作し……素早く自分の右横に戻そうとする】

……るらぁぁぁッ!!

【十字剣から、発火】
【炎のサイズは小さい……三つの刃を、それぞれ薄く覆う程度だ】

来いよ……

【そう言って、十字剣の真ん中の刃、その切っ先を男に向ける】

『(ちょっと離れて見とくですから……こういうポジションが一番しっくり来るですから)』

【少女は、自分が狙われていないと気付いてはいないらしく、少し離れた場所にある木箱の裏に隠れてしまう】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:26:26.33 ID:Gv3WFYDO
>>822
「マスター、後方から蹴り、来ます」
…やーっぱ追い掛けてくるか…まぁ当然だわ……なッ!!!
【と、突如急ブレーキしてしゃがみ込み、蹴りを潜って回避】
【そして左手で刀の柄を掴み…】

ぃよっと!
【すぐさま抜刀しながら立ち上がり、潜った後の少年の背中を縦に切り付けようとする】
【刀はその刃に強酸を纏い、斬った傷をいつまでも痛ませる凶悪な刀】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:27:36.42 ID:8NYY5Qoo
>>820

……───まだまだでしょぉ?

私を満足させるっていったのだから──もっともっともっともっとぉ!!!
満たしてよ私を、貴方の全てで!!

【ナイフから手を離すと、後方へと超加速───】
【一旦距離を取って、体勢を立て直し──二本目のナイフを抜き】

【だが、これまでの戦闘で分かっただろうか───】
【少女は異常なほどに早いが、軌道は単純、一直線にしか動けていないことに】

/申し訳ない、風呂行ってきます
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:32:03.19 ID:DP0654Yo
>>824

くッ・・・うぐぅ・・・・。
【一方こちらは立ち上がろうとして、失敗している】

・・・結構不利ってやつかねー?
【地面に膝をつきながら、上目遣いにそう言う】
【立てない、という事実が彼女を圧倒的不利な状況に追い込んでいる】

だがねー、これだけは言わせてほしいのだねー・・・。
【なのに、彼女はなぜか笑みを浮かべている】
         だ が 断 る
【おもむろにハンマーを持ち上げて、その先をライトに向ける】
【その顔には、強い執念がこめられていた】
【鍛冶屋、ライゼン・・・この少女は、まだ屈していない】

【崩れた工房員の残骸が、少しばかり震えた】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:33:05.71 ID:ivwJvNQo
【路地裏】

・・・さーて、遊んでやるよ。ゴミ共が。

【黒羽二重の羽織に、朱の龍紋付の長着を着】
【紺の角帯、黒の袴を履き、白足袋、白鼻緒の雪駄を履いた、女が箱の上に座っている。】

「なぁにぃ!?」
『やっちまったなぁ!!』

【周りにはヤサグレた男達が沢山居る。】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:34:11.69 ID:JrkPpBko
>>823

【―――暫くして、霧が火山灰の如く床に積もった頃】
【二名の死体を踏み越えて再度店内に入り込む者が居た】
【容姿もその人物が誰なのかも―――言うまでもない】

死人を出すつもりは無かったが・・・酒は怖いね、まったく
しかし霧状は成功、俺が此処に立っている以上無害な“卵”も作れる、と

【長身の男は辺りを見回し、黒い粒子を被った箱を一瞥】
【足を止める事無く店の裏側へと進んでいって――】

もしもーし、こちらカノッサ機関の新人議員ですがどなたかいらっしゃいますかー?

【裏側に回る、その一歩手前に有るであろう扉の前に立ち】
【ソレをノックしながら不敵にも声をかける】

【――そしてこの時、店の表側】

「いくらボランティアだからって、夜に女の子を呼び出すのはどうなのかしら・・・」

【そんな愚痴と共に、長い長い銀髪の女性が現れる】
【頭には青のベレー帽、顔には目元を隠す仮面】
【学生服には不似合いな白い拳銃を二丁腰に下げた、そんな女性が】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 23:35:17.29 ID:K8z4MBg0
>>825
協力しない、ねぇ?
ここで悪党の一人も潰さない女よりかは俺は悪党と戦を続けているがな?
生きてる限り終わりでもなければ貴様等からどのように外道扱いされようと大したことじゃない。例え刺客が何百人送られても、な

【はぁ、と呆れたように息を吐く】
【その呆れは目の前に居る者だけでなく、Justiceそのものに向けられたもの】

例え話を曲解してお前等のネットワークに流すのも勝手だが・・・
あまり尾ひれをつけ過ぎると信用される者も信用されんぞ、精々上手くやれ
【カチャ、と音がする】
【中途半端な縫いぐるみを右手で持った際に刺していた針が義手にでもぶつかったのだろうか】

【にしても自分の悪評が流れてもまったく意に介さないといったスタンスはどうやら本物のようだ、言葉に迷いが無い】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:35:18.95 ID:JszuWbgo
>>831

じゃ、そろそろ家に……戻ろうとしたところでまた不良か
今日は厄日か?

【そこにノコノコ誰かがやってきた】
【上下共に黒い服を着た、少年にも青年にも見える顔つきをした人物だ】
【左手には納刀状態の大きな刀を持っている】

【うっかり喧嘩らしき場面に出くわしてしまい、非常に拙そうな表情をしている】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:36:18.66 ID:4XSgRMAO
>>828

フフン、いい反応だなァオイオイ
踏み込みが甘ェェェェよ!

【空振り、そのまま床に着地をする、その衝撃で床はひび割れ、クレーターが生じる】
【さらに機械的なグローブから黒く輝く1m程の爪が現れ刀を弾く】
【さらに弾いた事により空いたであろう腹部に前蹴りを放つ】
【先程よりは威力はないが、それでも強力な蹴りだ】

ここで質問だ、あんたは《“神”》はどんなもんだと思う?

【蹴りを放ちながら唐突に質問を投げ掛ける】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:37:28.93 ID:5BPOWsSO
>>829

グッあぁ!

【少女がナイフから手を離したのと同時に】
【少年も後ろに下がり距離をとり更には右へ移動する】

/了解しました!
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:38:40.24 ID:hItGfkUo
>>830

ふふふゥ、そういう事で良いわァ・・・さァ、よこしなさいッ
この世界の資源を頂いてェ、私達は色々するのよォ
【よく、観察していれば分かるかもしれないが・・・彼女は息をしていない】

大分良い一撃を貰ったとはいえ・・・私はまだまだいけるわよォ?
【地面へ、血の代わりの光を垂らしながらそう言う】

なにィッ!・・・とは言わないわよォ・・・・・・でもォ、もっと素直にねェ?
【地面にある光が、複数の小さな球体となる】 【まだ、なにかあるわけでもない】

【工房員の残骸が震えたことに関しては、気づいていないようだ】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:40:14.29 ID:Tjp05Ewo
>>821

【少年に少し遅れ、少女も声に反応する】
【と言っても、少女は徒手空拳なので、戦闘態勢はとらず、首をめぐらせただけだった】

セエレ! セエレか!?
『――重畳なり。神の下僕よ。いかにも、我が名は‘‘Seere’’』

【少女の顔が歪む。望み通りに、悪魔とつながった喜び――などではなく。恐怖を無理に押し込めるような、そんな表情だ】

……お前に、問いたいことがある!
『言わずとも良い。お前のその身体は、我の僅かな力の残滓で為されたものだ』
『お前の考えること、お前の為したこと――全ては我にも‘視’えている』

【対して、その冷たい声は、鷹揚な――あまりにも余裕のみえる声だ】

『神の下僕では知るまいよ。我らを呼ぶための召喚の儀式――よくぞ再び、為しとげた。誉めて遣わす』
……お前しか、昔の俺を知る人間はいないからな。
答えろ! 全てだ! 俺に何が起ったのか!!

【少女は、虚勢を張るように声を張り上げている】
【その姿に、冷たい声はどんな印章を受けたのか――】

『ふ。ふふ。面白い。あれほど! 我を異世界へと追放して見せるほど、勇猛な男が、こうも変わるか!』
『それほど恐ろしいか! 乙女の身体で在ることが! その身体で我の前に在ることが!』

【声は哄笑に変わり、禍々しく、少女の身体にまとわりつく】

『良かろう。汝の問いに答えよう。我は願いの貴公子たるがゆえ』
『だが……‘対価’が必要だ』
『月の魔翌力、我が造りし呪いの身体、そして――』

【冷たい声が、一つの方向に向けて、収束される。声が向けられるのは、ナイフを構える少年】

『我らに捧げられる、子羊の命だ!』
ッ!!?? 逃げてっ!

【次の瞬間、少女の身体は、少年に向かって、駆け出した】
【左手は握りこまれ、地面から舐めるように振り上げられ、少年の顎へと軌跡を描く】

/何度も遅れてすみません……。
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:43:28.00 ID:Gv3WFYDO
>>835
…チッ!
(振り向きがはえぇな…背中に目でもついてんのか?)
「(マスター、声を出さないで攻撃すればよかったのでは無いでしょうか)」
【右手に持った鞘で蹴りを受けて反らし】
【衝撃を利用して後方に跳ぶ】

神?あー、神
神ってあれだろ?つまり俺の事だろ?
「マスター、神は神でも貴方は邪神だと思いますが」
【刀を納刀して、怠そうに答える】
【正直、真面目に答えてないのは明確である】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:45:12.56 ID:UqPjTxwo
>>833
はいはいえらいえらい。そのまま悪党と相討ちしてくれればなお偉い
勝手に呆れて溜息ついてなさい、止めないから

で?話は終わり?それなら私はもう街に出たいんだけどね

【どうでも良い。この人狼の見解は、終始それに尽きる】
【今回の邂逅には、おそらく何も問題は無かったのだろう。何処にでも有り得る、捻くれた正義同士の対話だ】
【何が「こう」なった原因かを探るなら、やはり新大陸調査にまで遡る】

【そして、もう一つ】
【大義名分や理屈を幾ら整えようと、結局は言葉だけの物】
【実際に行動に移す際に集団の利益になるなら、集団に属する事を許されるとこの人狼は考えている】
【「自分は行動に移している。何を言われようとそれは変わらない」】
【思想の怪物の元に過ごした日々は、鋼鉄よりも尚硬い思考パターンを作り上げた】

【人狼は、相手に背を向ける】
【「話は終わりか」、再度訊ねて、アキレス腱を伸ばす準備運動を始めた】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/06(月) 23:45:52.90 ID:h4f/5fs0
>>832
「しかし……ぬかった
俺が居ながら、こんな狼藉を許してしまうとは……」
……仕方がないわよ、旦那。流石にああいう手を使われたら、後手に回っちゃうのは……

【猫は、忌々しげに地面を睨みつけ、己の失態を恥じる】
【そんな猫に、少女は諭すような口調で語りかける】
【ああいう手を使われれば、こう言う事態は避けられなかったのだと】

「……ともあれ、表に避難した客たちはどうしているか、それを確かめなくてはな」
それじゃ、行きましょうか旦那……

【表の様子を確かめるため、店員たちを連れ、二人は表の方へと回りこもうとした――――その時】

…………!!
「……カノッサ……!」
≪(……やっぱり、俺たちを狙って……!?)≫

【どこか緊張感の欠ける――それでいて、その場全体に緊張を強いる声が響く】
【その声に、場にいた全員が身構える】

「……先ほどの『置き土産』……貴様の仕業か?」
(……『議員』? 森島さんの言ってた……カノッサ機関を牛耳ってる最高幹部……!!)

【扉の向こうに通るよう、大きめの声で猫が扉越しに問いかける】
【そこには、わずかに牽制の語調が込められていた】
【一方、少女は過去の情報を思い出し】
【思わずジャケットの右ポケットから、ナイフを取り出す】



[だ……誰だアンタ?]
[い、今中は危険だぞ! 変な爆弾みたいなものが仕掛けられた!!]

【どこからともなく現われた女性に、避難した客の一部は声を掛ける】
【周りには、その他にも野次馬が集い始めていた】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:46:54.62 ID:DP0654Yo
>>837

そのいろいろの中身が気になるところだねー・・・。
【なにか、何か違和感を感じながらも、話を続ける】

素直?くく、私は素直だねー・・・自分に、だが。
(まだ工房員が足りない、もっと「潰させ」ないと・・・)
【思考と同時に進める、戦略】
【浮かんだ光は、何をするつもりか?少しずつ、考える】

・・・「工房員」ッ!
【バンッ、と思い切り地面に手を叩きつける】
【再び、両脇にそれぞれ鎧人形が現れ、ハンマーを構える】
【再び振り下ろそうとするが、テンポは空く。耐久性も先ほどので証明済みだ】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:48:01.16 ID:8NYY5Qoo
>>836

………………あはっ

顔もヒト、手もヒト、足もヒト、胸もヒト、身体もヒト、心は私
私はヒト、ヒトじゃないかもしれないけど、私が決めたからヒト

……────私は、人なのよぉ?

【右に移動しようが関係はない、身体を少年へと向け】
【再び、ナイフの柄を強く握り──"超加速"】
【速度、軌道は先程と全く変わらぬまま、胸部へとナイフを刺そうと突っ込んでいく】

/ただいま戻りましたー
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:51:00.60 ID:ivwJvNQo
>>834
・・・全く、ぬかしてんじゃねぇよボケ共が。

【未だに女は座ったままである。】

『兄貴ィ!殺っちまいましょうよ。』
「手下Aよ、やってしまえ!」
[へい!兄貴!]

【手下Aと呼ばれた男が顔を殴っている。】

・・・全く持って不愉快なんだが・・・。ハハッ

【やってきた者に目もくれず、煙草に火をつけ始める。】
【手下Aが殴ってきても動じず火をつけ始めた。】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:51:17.86 ID:nbGiVQSO
【廃港にて】

…………、――。

【崩して着込んだブラックスーツ、上はソフト帽から下はレザースニーカーに至るまで、同色】
【真実、闇に染み入るような黒尽くめの青年――月が無ければ、顔だけが浮き上がって見えただろうか――が】
【船着き場の縁に腰掛け、酷く気怠そうに紫煙を吐き出していた】

【葬儀屋じみた服装が醸す雰囲気は――酷く、重く】
【笑みの一つでも有れば中和は出来たのだろうが、生憎と今日は品切れのようで】
【鋭い黒の瞳は、ぼんやりと水平線を眺めたままだった】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:52:55.77 ID:EIm12kIo
>>838

お?おお?なんだか激しく置いてけぼりな……

【少女と悪魔の会話をまるでテレビを見ている視聴者のような心境で聞く】
【聞きながらもナックルガード付きのナイフを引き抜いて警戒は怠らない】

ん……?あー……

【悪魔の発言で目の前の少女が何故自身を「俺」と表現していたのかある程度のあたりは付いたらしく】
【成程成程と頷いている】

お前も結構大変なんだn――――ッ!

【自分の存在は蚊帳の外だとばかり思っていたのだろう驚き目を見開いて】
【駆け出し向かってくる少女にナイフで迎撃しようとするが】

――――――違うな

【そう呟いて下から迫る拳を避けるように上半身を逸らし】
【そのまま倒れるか、と思いきや両足で地面を蹴って後方に跳ぶ】

――――っと、冗談じゃねーよ

【空中でくるんと廻る、所謂バク宙】
【着地の地面に両足を着く瞬間に膝を曲げて靴の擦過音を鳴らしながら衝撃を緩和する】

悪いけどオレは子羊なんかじゃねーんだなコレがさ
じゃあ何だって聞かれたら困るんだけどもな、しかしどうしたもんかね

見た感じ操られてるっぽいけど何とかなんねーのそれ?

【ナイフを逆手に構え直して若干面倒臭そうな声色で少女に尋ねる】

/いえいえ大丈夫ですとも!
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:54:49.16 ID:4XSgRMAO
>>839

ハハハ、まぁそうゆう解釈もあるにはあるわな、世界というのは“自分の視点”でしか見る事が出来ないからなぁ……

【額の辺りを擦りながら面白そうに笑う、かなり馬鹿にした感じだが】

《“神”》とは何か?
《“アーカーシャ・クロニクル”》のような膨大な惑星、否宇宙規模の巨大な“情報体”か?
それとも神話に出てくるような“巨大な力を持った生物”か?
それとも《“ビッグバン”》に相当するような“凄まじいエネルギー”か?
人々の深層に沈んでいる物の集まりである《“集合無意識”》か?
それとも人が抗えぬ、天災などの“現象”か?

【スラスラと、歌うように語り続ける、まるで昔話を話すように】
【一呼吸置いてから目線を送る】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/06(月) 23:56:13.14 ID:K8z4MBg0
>>840
【元居たベンチへと振り返り、先程と同じ行動、縫い物をしようと足を進める】


・・・半分・・・狼ならば・・・今の音に気付いて、警戒しておけば良かったものを・・・
【今の音、先程の縫いぐるみを右手に持ち替えた時にした音か】
【まぁ彼自身その音を鳴らしたものに大した期待を抱いてるわけではないが・・・】

【今はそんな瑣末な事より縫い物だと元のベンチに座り縫いものをするほうが大事だ、と決めて縫い物を続けるのであった、震えるその手で】

/乙乙
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/06(月) 23:56:32.71 ID:hItGfkUo
>>842

色々は色々よォ、色々以外の何でも無いわァ
【小さな光の球達を、自分の近くへまとめて浮かせ】

ふふふゥ、・・・素直なら良いわァ
でもォ、もう少し素直に言う事を聞いてくれたら良かったわねェー
【それらを、相手へ向けて全て飛ばす!】
【量自体は意外と多くないが、何かに当たると破裂して尖った細かな破片となる】
【それは質量を持っているので、軽く切れるかもしれない】

・・・なァッ!
【しかし、工房員の攻撃を回避するのに遅れ】
【彼女から見て左の工房員からの攻撃は回避が出来たものの】
【右からの工房員の振り下ろしが、彼女の右腕に命中し、それによって光が噴き出す】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:57:56.74 ID:JrkPpBko
>>841

あの場に科学迷彩を着た奴や透明になる能力が持ちが居た
或いは俺の知らない第三勢力が居た・・・・なんて可能性が有ると思うかい?

【扉の向こう――身構えも、手にナイフや刀も握ってすらいないこの男】
【あくまで真剣味に欠ける口調で質問に答え】

まあ、店を汚した事は謝るよ
初めて使ったんであそこまで広がるとは思わなくてね
だがただの砂みたいな物だ、害は無いしこちらで片付けるよ

・・・で、『レイド=E=ヴェイス』ってお嬢さんは其処に居るかい?
命のやり取りじゃなく、情報や技術のやり取りをしに来たんだが

【カチャリとサングラスをかけなおし、こちらから質問を返して―――】


【―――店外、銀髪の女性はといえば】
【なにやら両手を店へと向けて両足をハの字に――やや力の入る体勢をとっていた】

「私はただのボランティアよ酔っ払いさん」
「一応忠告くらいはしておくけれど、中より私の近くの方が危険だと思うわよ?」

【暫し――数秒もすると、店内からズルズルと黒い粒子が這い出てくる】
【否、実際は引き出されてくるのだが、野次馬達の目にはどう映るのか】
【恐らくは彼女の行為によって姿を見せる黒い粒子は、徐々にその量を増していく】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/06(月) 23:58:28.05 ID:U0w.V2DO
>>827

/大変申し訳ありません、此方の携帯の寿命が来てしまい、続きが出来なくなりました…(これは弟の携帯から…)
/よければ明日以降に回せないでしょうか…?
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:00:46.63 ID:Pqjaagko
>>848
【生物として、対峙する存在として、最低限よりまだ少ない関心は払って居て】
【それでも、個人としての関心はゼロ。目の前で手品をして見せても気付かなかっただろう】

【結局、何も変化は無いままで】
【地面をトンと一蹴り。木から木へ、建物の屋根へと飛び移って姿を消した】

/乙っしたー
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:01:14.72 ID:Rfkef6DO
>>847
…あー、わりぃ、俺宗教は入らない事にしてんだわ
「違いますよマスター、あれはきっと哲学です」
…哲学にしろ、そんなん考える程学はねーんだがな…
【はぁ、と紫煙を吐きながら左手で頭を掻き】

…とりあえずこれだけは言っといてやんよ
神がいたとしても明確決まった姿なんて持ってる訳ねぇだろ、はい論破
「マスター、それは論破になってません」

…ま、そんな話なら後でいくらでも聞いてやるから、今は忙しいんだよ俺
【怠そうにそう言いながら、少年との距離を広く取りながら迂回して奥へ進もうとする】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:06:43.13 ID:eRP75Loo
>>846

【初撃をかわした少年に、追撃の手は無い】

……やめろッ! セエレッ! 彼は関係ない!
『悪魔召喚の儀をなんと心得る。魂と、肉体と、式の粋を極め、供物を捧げて初めて成るもの』
『我も不完全な存在となった今、不完全なる儀式で呼び出すことはもはや構わぬ』
『だが、供物は必要だ。悪魔の手を受ける、ヒトカタが!』

【子羊ではない、と言う反論に、冷たい声はそっけなく応える】

『――下賎の民よ、ヒトカタはなべて我が贄。口を閉ざせ、己の運命を呪え!』

【少女は、必死で自分の身体を制御しようとしているのだろう。だが、ぶるぶると瘧のように震える体は、もはや尋常のものではない】
【悲嘆にか、少女の青い瞳から、涙がこぼれはじめる】

イヤだっ! お願い、逃げてくださいッ! このままじゃ……!!
あなたがこの地を離れれば、儀式は解ける! 逃げてッ!
『ふ、ふふ。素晴らしい。我らの望む最上の乙女の涙だ』
『我が肉体の願いに、我が願いの力を為せ!』

【少女が、右手を振りかざす。金の髪が、不自然に浮かび、広がり、なびく】
【右手には、唐突に剣が握られる】
【白く輝く、銀色の短剣だ――刃自体はは50センチほどで、そう長い訳でもない】

やめろおぉッ!

【少女が、再び弾かれたように駆け出す】
【その小さな両手で小さな剣を握り、少年の右肩から袈裟懸けに、その刃を振り下ろす】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:07:40.50 ID:gko8Ub6o
>>849

うぐぁっ・・・!
【飛んでくるそれを、回避するほどの機動力はもうない】
【最低限――顔と胸部を腕で覆って、防御を試みる】
【腕に、光の破片が刺さっていく】

【攻撃が成功したのを確認し、工房員はさらに攻撃を仕掛けようとする】
【左がしたから振り上げるように、右がさらにつきこむように】
【それぞれ、攻撃してくる】

/風呂に入ってくるっす・・・
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:07:50.34 ID:PCX5hgSO
>>851
/申し訳無いです……今週は予定が非常に変則的でして、安定して時間を確保出来る自信がありません……
/よろしければ、秋畠が予定を思い出し、デイドリィムを連れて撤退した事にしていただければ幸いです…………
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 00:08:02.23 ID:YZaI9/o0
>>850
「……ふ、聞くまでもなかった事か」

【茶化すような答えだが、内容はそれなりに実のある言葉だ】
【確認するまでもなかった事かもしれない】

「……そうだな、我々の店であのような事をした、その落とし前はつけてもらわなければ困る……
(……下手に出だしは出来ない、か……?)」

【言葉の上では、強気なセリフで対等を演じてはいるが】
【扉を一つ隔てた状況。そして先ほど感じた嫌な予感――猫の額に、一筋の汗が流れていた】

≪……!!≫
――レイド=E=ヴェイスはあたしよ……
情報、技術のやり取りって話だけど……何か御用かしら、議員さん……!?

【名を呼ばれ、少女――レイドは意を決したように顔を上げ、凛とした口調で扉の向こうへと返事を返す】
【少し、気負った様な物が感じられる――異様な状況で、手出しをする訳にはいかないとはいえ、元々非常に憎い相手の一人なのだ】



[あんた……一体何言って――――]
[け、煙だッ!! また出てきやがった!!]
[も、もう勘弁してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!]

【不思議な言葉に、声を掛けた客は顔を顰めるが】
【店内から黒い霧があふれ出てきたのを見るや、我先にと退散する】
【周りの野次馬の多くも後退し、遠巻きに事の成り行きを見守るにとどめている】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:08:30.64 ID:2T3kpYSO
>>843

―――くっ!

【少女が少年の目の前に来た途端】
【少年は更に右に移動するだろう】
【そして気づくだろうか】
【少女が突っ込んだ先、少年が先ほどまでいた位置の先に壁があるのを】

【このまま突っ込めば壁に激突するだろう】

859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:09:41.41 ID:Utqa6YAO
>>853

まぁ聞けよ、お前にとっても有意義だぜ?
“神に形は存在する”、“神とは莫大な情報と力を宿す生命だ”ここの研究者達はそう考えたそうだ……、“神は産み出せる”

【迂回する相手を目で追いながらニヤニヤと笑い】
【左手に黒いバスケットボール大の球体が出現、青年に向けて放たれる】

しかし実際に研究を始めたはいいが、何しろこんな末端の末端の末端の末端の部署のしかも実現など出来る可能性がない机上の空論だ、誰も相手にしない……
そしてそのまま儚い夢は夢のまま消えるはずだったんだけどさ……

【楽しそうに身体を青年に向ける】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:09:45.92 ID:2T3kpYSO
>>858

/追記、お帰りなさい!
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:11:29.75 ID:CuQ4In2o
>>844

(摩訶不思議な光景だ……殴られながらも火を点けてる。どういう手品だ)

【目の前にあるかなり不可解な光景】
【彼はそれを呆然と見つめていた】
【意外にも、逃げはせずに】
【ただ、あまり助ける気は無さそうだ。或いは助ける必要が無いと判断したのだろうか】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:14:09.48 ID:cHKK8IAo
>>855

【破片は、何かに当たると消滅するだろう】

ちィ・・・厄介ねェ・・・ッ
【バックステップを取り、攻撃の回避を試み】
【回避しきれずハンマーが左手をへし折り、光を撒き散らし】

がっつり奪う予定だったけど仕方が無いわァ・・・
【流れでた光に、何か違和感を覚えるかもしれない】

/了解ですー、ごゆっくり
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:15:02.01 ID:34ggvYgo
>>858

……────きゃはっ

【慌てて、能力を解除するが】
【自身の能力が速すぎて制御しきれていないのか】
【解除するのが遅く、勢いが止まりきらずそのまま壁へと頭から突っ込んだ】

…………あは、あははっ、あはははははっっ

気持ちいいよ、最高に、嬉しいよ、楽しませてくれて
──だけど、まだ物語は終わらないかしら、私が満足するまで

【頭からは血が流れているものの、それでも少女は笑っていて】
【痛覚が存在しない──いや、痛みすらも楽しんでいるのだろうか】

【それでも、ダメージはしっかりと受けているのだろう】
【少年の方へと振り返る際に、一瞬フラついてしまった】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:15:34.08 ID:Rfkef6DO
>>859
神を生み出す?はっ、何トチ狂った事言ってやがる
…それこそ、神への冒涜だ
【少年に背中を向けるまでに来てから立ち止まり、顔を少し傾け少年に視線を向け】
【球体をサイドステップで軽くかわす、わざわざ迂回行動をする事からそこを狙う攻撃が来るのはある程度予測していたようだ】

…夢は夢では終わらなかった…神が出来ちまった…ってか?
…馬鹿げた話だな、漫画のネタにしてもよくあるような話だぜ
【ハッ、と短く笑い飛ばして】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:19:01.62 ID:cHKK8IAo
>>862
/追記、こちらも風呂に入ってきますー
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:19:02.81 ID:YCIy82DO
>>856
/ではそれでお願いします…、元はこちらの失態ですので謝られないで下さい!
/もし復活して機会があればまた絡んで頂けると嬉しいです…この度はご迷惑をお掛けしました、お疲れ様です!
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:22:45.43 ID:A5MU7IUo
>>854

(………………ふん)

【下らないとでも言いたげな表情で悪魔の声には何も応えず】
【すぅ――とその瞳を細め眼前の少女に向ける】

逃げてやんねー、ついでに気に入らないからちょっと遊んでやるよ
それに最近負け続きだったし悪魔で黒星上げるのも悪くねえ

【黒星の意味を間違えている辺り知識が浅いのが見て取れる】
【右手に握ったナイフの存在を確かめるように強く握り直す】
【ちなみにコチラのナイフの刃渡りは20p程度で少しゴツイ作りになっている】

やめろと言いながら剣を振る奇妙、って冗談いってる場合じゃねー!

【逆手のナイフを振られる剣を防ぐように突き上げる】
【キィンという音と共に其れを受けるが少女は両手こちらは片手】
【たとえ性別の力の差を考慮しても、敵う訳もなく段々と少年の腕は下がり始めるだろう】

(ぐ……ぬ……どうしたもんか、調子のって遊んでやるなんて言うんじゃなかったなあ)

【若干の後悔の念を残しつつ少年は次の策を考える】

気絶させりゃあ何とかなるかなッ!

【押された刃が己の肩に到る前に開いている左手の掌を少女に向け】
【掌底を放とうとする、狙う箇所は少女の鳩尾辺りである】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:22:50.35 ID:YruD62AO
【街 郊外】

【人気のあまり無い場所、少なくともこんな時間にはそういない】
【今の所、黒いローブを被った誰かしかいないぐらいにはいない】

あまり……いい状況じゃないな……

【体の調子があまりよろしくないらしい】
【非常にだるそうに、壁にもたれていた】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:22:55.03 ID:DTh6x8Io
>>857

・・・・そうだな、少し簡潔に話をしようか
店の片付けなら今してるさ、以前より綺麗になると思うが

【一度言葉を切り、自身の背後で引いていく黒い粒子群を一瞥】

うちの部下が卵を打ち込まれていてね、簡単に言えば困ってるんだ
その部下が“ある男”から「水の国のヴェイス家の長女」を尋ねろと言われてね
生憎、俺が知っているヴェイス姓の女性は一人・・・・君だけでね

・・・さて二つ尋ねようか

君は“埋め込まれた状態の卵”を何とかできるのか?
出来るのだとしたら、君はそれを行動に移しているのか?

別に答えなくても結構だが、場合によっては色々と話が変わる
議員でない俺個人としては是非答えて欲しいんだが―――

【少々、カノッサ機関の大元らしくない質問をする】
【部下の為であるらしいが―――卵の解除方を教えろ、といったような質問だ】



「見れば解るじゃない、酔っ払って足だけじゃなく頭もふらふらなのかしら?」
「私だって余りこういう気持ちの悪いもの動かしたくないのよ―――。」

【ズルズルと、店内にたまった埃や塵も含めて粒子の全てが店外に“浮く”】
【2m四方の立方体となって、女性の手が翳された空間に浮いているのだ】
【そしてそれは徐々に塵芥を振り落としながら―――小さく、過密にサイズを縮めていく】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:24:34.32 ID:Utqa6YAO
>>864

バーカそう簡単にポンポン生まれる訳ねーだろ伝説のポ○モンか…
何故だか知らねぇが、酔狂なナンバーズの目に止まり、大層な新しい研究所を与えられたらしい

【再び地面を強く踏みつけそのまま加速、右手の黒い爪で串刺しにしようと振りかぶる】
【依然として語りは辞めないが】

だから今、“騒がしい”んだよ、だからわざわざ外部の、それも社会の暗部の人間を警備に雇う
《“神”》とやらが出来るとしたらこれからじゃねぇか?
もっとも、“肉袋に力と情報”をたらふく詰め込んだ所でそれは只の人形だよ……
《“機械仕掛けの神”───デウス・エクス・マキナ》ってこった……
ここまでが俺が端末にハッキングして得た事だよ
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:27:55.51 ID:2T3kpYSO
>>863

ええ、未々此れからですよ。ところで―――
【少年の行動は】
【ダメージを与えるのも目的だったのだが】
【もう一つ目的があった】

―――能力、解除しましたね?
【能力を解除させて、もう一度発動し避けられるまでに加速した足の走りで接近】
【刀を振るう!! 】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:27:57.80 ID:TKJflzIo
>>861

【摩訶不思議な現象はこの世界では日常茶飯事である。】

・・・ふぅ・・・じゃ、ちょっと遊ぶか。
Break

【パパン】
【下の地面が鳴る、否軽く地面が揺れる。】

『・・・なんなんだよコイツ・・・さっぱり解らねえ。』
「兄貴・・・コイツは能力者って奴じゃないですかい?」
[ならば分が悪すぎる・・・逃げるぞオイ。]

【男たちはおそれをなしてか、散り散りに逃げていく。】

『おい、そこのアンチャン。ここは、逃げたほうがいいぜ?』
「あぁ、あんなおっかねぇのは久々に見たぜ・・・。」
[死にたくなけりゃ治安維持係にでも頼むんだな・・・。]

【青年の横を通りすぎる際に、皆が口をして言う。】

『[「・・・おかしいな・・・奴は死んだ筈なのに・・・。」]』
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:28:11.39 ID:gko8Ub6o
>>862

【やがて破片は消え、状況を把握しようと腕を退ける】
【そして目に入ったそれは】

(こいつ・・・わざと光を撒いてるのかねー?)
【なにか、わざとらしく感じる】
【そして、予定を変える、と呟いた・・・何を変えるというのか?】
【動けぬ鍛冶屋は、その行動をゆっくりと見極める】

【工房員はがむしゃらに攻撃を繰り出し続ける】
【とはいっても、攻撃の合間合間には必ずといっていいほど隙ができる】
【しかも、両方同時に、だ。コンビネーションなど微塵も感じられない】
【隙を突くなら、そこか】

/戻ったっすー
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:29:51.34 ID:2T3kpYSO
>>871

/追記。
/最後に【此が少年の真の狙いだ】と
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:30:48.80 ID:Rfkef6DO
>>870
…狂ってやがんな、どいつもこいつも機関っつーのは
…神でさえマジで作る気っつーのもだが、それがもう結構な段階なのもな
…んなもん完成しちまったらどうしようもねーぞ
「マスター、そんな時はチェーンソーを使いましょう」

…ついでに期待しないで聞くが、そのナンバーズの数字とかは解るか?
【くるりと少年に振り向き、左手を柄に添え、迎え撃つ体制】
【両脚の棘が靄となって消え、変わりに彼の背後に二本、現れる】

876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:33:14.68 ID:cHKK8IAo
>>873

ふふふゥ・・・
【バックステップを取り、攻撃の回避をしている】
【時々、回避しきれず身を削られている――削られたところから見えるのは、これまた光。】

――今日は調子が悪かったようだわァー、そういう事にしておきましょう
【そして、彼女の血の代わりである光、地面に落ちているそれが・・・】
【破裂して、閃光を撒き散らす!】 【彼女らへの目眩ましを目論んでいるようだ】
【それが成功した場合、出口に向けて"飛んで行く"だろう】

/こちらも丁度戻りましたー
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:35:25.18 ID:PCX5hgSO
>>866
/乙でしたー
/また機会があれば、絡んで頂けると幸いです
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 00:36:21.09 ID:YZaI9/o0
>>869
「…………」
…………!?

【黙って、扉の向こうからの質問に耳を傾け、必要と思われる事項を頭を中で整理していく】

……一つ目の質問、そっちはYesよ
そうじゃなきゃ、意味がないもの……!
二つ目に関してはNo……まだ実践に移すには固めが足りないわ……
ついでに言えば、あたし一人でできるほど簡単な事じゃないしね……!

【どうにも真意を測りかねる――単純な『探り』とも思えない質問に、とりあえず当たり障りの無い範囲で真実を伝えるレイド】
【まとめると『方法としては確立したが、実行に移すのに準備が要り、まだ一度も試していない』と言ったところか】

……こちらからも質問させてもらうわ
これ以上の事は、この質問に対して回答がなければ取り合わないからそのつもりで……!
――『卵』を抱えたって言うその『部下』と、あたしの事を話したその『男』……何者なの?

【レイドは、ここで交換条件を提示する】
【ただ質問を受けるだけでなく、こちらからも質問をしなければ、不利のままで終わってしまうからだ】

「(……だが、やや判断が遅かったな……)」

【横で聞いている猫が、人知れず顔を顰める】
【本来ならば、相手の質問に答える前にこういった条件を提示はしておくべきだった】



[い……一体、こりゃ……?]

【客のほとんどは逃げ出し、残ったのは一部の野次馬だけ】
【その野次馬たちは、眼前の光景にただ見入っている】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:36:28.20 ID:CuQ4In2o
>>872

(……死者が歩く? 死人である裏は取れんからどうでもいいか)

【一目散に逃げていく男たちを目で追い、その後女へと視線を戻す】
【最早、死者が歩くこと自体にも抵抗は無い】
【ここは何だって有り得る場所なのだから】

あんた、強いな

【それでも何かしら興味が出たのか、彼は女へと声をかけた】
【近づきはしないが】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:36:29.79 ID:eRP75Loo
>>867

うぅぅ……俺の身体……なのにっ! こんなことっ!
『貴様の身体であると同時に――我が身体でもある。受肉という堕落、なるほど悪くはない!』

【少女は、悪魔の召喚儀式の手順や、儀式の最中に不測の事態が起った時の、対処法を知らない】
【もしその知識が有ったなら、悪魔を退けることもできただろうが】
【この儀式の最中、呼び出した悪魔に逆らうことは、もはやできないだろう】

お願い、お願いですから――無関係なあなたを、傷つけたくない!

【少年の左手が伸びてくる前に、少女は一度、力をこめて強く刃を押し込み、その反動で跳びすさる】
【鳩尾に向けられた左手は空を切る】

『なんとも弱々しい肉体ではあることよ。 だが、我が力をもってすれば――』

【再び、魔翌力が少女の身体に集う。あちらこちらで魔翌力は結晶化し、少女が手にしているのと同じ、白銀の剣と化す】
【その数、実に5つ。ドスドス、と重い音を立てて、空中に出現した剣は、地面に突き刺さる】

『このようなことも可能だ』

【かと思うと、それらは急激に、不可視の力に引き上げられ、宙に浮く】
【切っ先がグググッ、と少年の心臓へと向き】
【放っておけば、それらは矢のように射出されるだろう】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:37:04.83 ID:Utqa6YAO
>>875

さぁなぁ?まぁそんな狂気染みた研究やその目的なんてどーでもいいわけよ……
こちとら請け負った仕事は完壁にこなすがモットーでねェ…

【そのままそれを振り下ろす、その五本の爪の切れ味は真剣がごとし】

雇い主の目的とか消す相手が“善人”か“悪人”か、そいつの目的、思想とか深く考えてたらやってられんのよ……
まぁここで胡麻をすっとけば後々利用出来そうではあるけどなァ?
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:39:28.40 ID:34ggvYgo
>>871

……────あははっ

貴方は速いウサギさん、人だけどかわいいウサギさん
だけど私は檻だから、貴方を捕えて離さない
私を満足させるには───まだ、遠いわよ?

【少女の能力《 時空歪曲 》が、発動までラグがあるものだったら】
【その狙いは成功したのだろうが──残念ながら、発動までには一瞬すらいらない】

【左へのサイドステップ、そして超加速───】
【少年の刀に、肉を切り裂いた感触が残るだろうが──傷は浅い】
【少女の姿や様子を見ると、切り裂かれたのは右肩なのだろう】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:42:02.44 ID:gko8Ub6o
>>876

!?くおっ・・・!
【突然のフラッシュ、思わず目を覆う】
【開いたときには、すでにライトは飛んで行くところだった】

・・・なんとか。
追い返せたかねー・・・。
【工房員も動きを止め、光の矢を引き抜く】
【血がにじみ出るが、ぎゅう、と抑えて止血する】

よかった・・・山を荒らされずに、すんだ。
【そのまま、ずでん、と地面に横たわる】

(採掘は工房員に任せて、少し寝るかねー・・・)
【そう思考すると、工房員に指示を出し、自分は目を閉じる】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:43:51.96 ID:TKJflzIo
>>879
・・・ん?あぁ、あんなものぐらいならどうでもないんじゃないか?

【女は適当にそう答え、煙草を吸い始める。】
【それでも殴られたときに痣などは出来ている。】

・・・で?何かあるのか?

【煙草を吸いながら、そう答える。】
【こちらも軽い興味を持ったようだ。】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:44:34.49 ID:cHKK8IAo
>>883

ったくもう・・・もう少し安全な鉱脈を探しましょうかねェ・・・
それともォ、人間捕獲かしらァ

【血の代わりの光が、彼女の移動した形跡を残しながら】
【何処かへと飛び去っていった――】

/乙でしたー
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:45:48.25 ID:DTh6x8Io
>>878

へぇ・・・・・なるほど、ね

(一人で出来るほど簡単ではない、か・・・・)
(まあ、協力を申し出ても現状じゃ断られるだけだろうな)

部下の名は“リジード”だ、もっともあくまで呼称、本名は知らない
それと男のほうだがそのリジードが会っただけでね・・・・
俺はその場に居なかったから、断言は出来ないが―――

【淡々と、事務的では無いが途切れることなく言葉を繋げていく】
【そして返された質問の一つ、男とは誰なのか】

―――おそらくは、ライク・ヴェルトゥス

【その質問に対して、確かな返答を相手に伝える】


「(“無害な卵”は一先ず完成・・・・だと思うけれど)」
「(後はこれを固めて昼の国の支部に持って行けば―――)」

【小さく小さく、そのサイズはやがて3cm程へと圧縮され】
【煙とまで呼べるほどの体積となっていたものは元のサイズに戻り】

【先程塵芥に混じって店内から引きずり出されたものが女性の目に入る】

「・・・・あら、そういえば忘れていたけれど、貴方達に“これ”あげるわ」

【それは死体――運悪く命を落とした、二つの肉塊】
【何かの見えない力によってそれは浮き、群集の方へと放り捨てられる】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:46:10.40 ID:Rfkef6DO
>>881
成る程…ッ!!そーいう事…!
【鞘を横にして前に出し、両手で抑えて爪を受ける】
【直撃は避けたが、衝撃がビリビリと体に響き】

お前…中立主義って奴か…!楽なポジションだなぁおい…!
…でもなぁ、こっちもこっちで譲れない理由、ある訳よ…こんな所でうだうだしてらんねぇし…
【背中にあった棘が、左右の肩辺りにそれぞれ突き刺さり】

…お前にゃわりぃが…さっさと終わらせて貰うぜ…っ!!
【刺さった棘の反対側から、紫色の毒の障気が吹き出して、まるで広がった翼のようになり】
【青年の目が真っ赤に輝き、縦長の瞳孔がキュッと締まる…獲物を見付けた怪物のように】

おらっいくぜ!!!
【急激に力が強くなり、その両腕で思い切り鞘を押して、少年の爪を弾き飛ばそうとする】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:48:40.32 ID:CuQ4In2o
>>884

あいつらは言ってた。「死んだはずなのに」と
夢が現実になり妄想が具現化するこの世界において、何があったとしても、俺は大して驚かねぇ
だが、死者が蘇ったとなれば、話は別だ。そいつだけは”特別”だ
あんた、死んだのか?

【単刀直入に、興味の出た部分を問う】
【彼は異世界からこちらに渡ってきて以来、様々な”有り得ない”現象を見てきた】
【今では魔術師という、”有り得ない”現象を起こす人間にすらなっている】
【そんな彼ですら、死者蘇生は特別な話だった】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:49:33.71 ID:gko8Ub6o
>>885

【工房員が鉱脈を掘り起こす音に耳を傾けながら】
【しばしの休眠についた】

/お疲れ様でしたー!
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:50:02.01 ID:2T3kpYSO
>>882

なら檻から出て自由を得る為に中で抗い続けます。

(とはいった物の・・・どうした物か?)
【と考えながら、とりあえず一旦距離を取る】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:52:55.05 ID:Utqa6YAO
>>887

中立か……当たらずとも遠からずだな……
確かに俺は正義だ悪だなんだのと騒ぐのは大嫌いだからな

【ガキィンと弾かれ空中でのけ反りながら反転、着地をする】
【そしてゆらゆらと黒い粒子のようなものが少年の背中に集まる】

まァ安心しろ……そんな“物”を作るには大量の《“天使の力”───テレズマ》とそれこそ隕石衝突級の“衝撃が必要”だ
だから結局神サマなんて生まれやしねぇよ

【体勢を整えながら出方を伺う】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 00:55:54.96 ID:34ggvYgo
>>890

だったら足りない、まだまだまだまだ
死ぬ気で貴方を、全てを出し尽くしてっ

【ナイフを、左手に持ち替えると】
【少年へ向け超加速──突っ込んでいくが】
【今度は途中で能力を解除、徐々に勢いが落ちていき少年の目の前で止まると】
【少年の胸部を狙い、横薙ぎにナイフを振るおうとする】

【だが、少女は華奢な上、左は利き腕でないため、威力は然程無いだろう───】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 00:58:14.35 ID:Rfkef6DO
>>891
…はっ、解ってねぇなお前……
隕石級?んなもん機関の規模考えりゃ不可能な事じゃねぇ
それと…テレズマっつったか?んなもんも簡単に集めちまう…そんな予測をしちまうくらい得体の知れない奴らなんだよ
【鞘を持つ右手を腰に、左手を柄に添えて上体を落とし、溜めるようなポーズを取り】

…ぐだぐだ話しながらやり合うなんざめんどくせー、全力の一撃で終わらせてやるよ
…死んでも怨むなよ…?
【紅く光る目で少年を見据え、そう言って】
【障気の放出が強くなる】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:00:22.14 ID:TKJflzIo
>>888
・・・さぁな、死んでるのかもしれないし、生きてるのかも知れない。
ただ覚えてるのは起きたら真っ暗な闇の中に漂ってたって記憶だけだよ。

どうやって帰ってきたか、将又最初から妄言だったのか・・・自分自身が分かってないのだから。

【答えは至極曖昧な答えである。】
【確かに有り得ないモノはこの世界にはないと言えるかも知れない。】
【だが然し、それが起きた理由が解らなければ、それは有りえるモノにはならない。】

/ちょいと風呂にはいってくるでございます。
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:00:54.76 ID:YZaI9/o0
>>886
リジード……
(聞かない名ね……と言っても、その方が当たり前なんでしょうけど……)

【『卵』を喰らったと言う機関員の名前に、ふと考え込むレイド】
【レイドの記憶の中に、その名前は無い】
【ならば、全くの見知らぬ機関員と言う事になる――相手の言うとおり、それが偽名で、自分とは本名で知り合っていると言う可能性も捨てきれないのだが】

……!!
ラ……ライ、ク…………

【――――その名前を聞いた瞬間、レイドの顔から表情が消える】
【だが、それも一瞬の事、その顔が、さっとどす黒くなり】

――――ふざけてんじゃねぇあのクズがぁっ!!
自分の手に余ったらあたしに押しつけようって言うつもり!? 悪党は全部切るんじゃないのかよ!!
あの偽善者!! エゴイスト!! 独裁者の卵がッッッッ!!
――――リイロを返せッッ!!!!  返せよッッッッッ!!!!!!
≪姉貴……≫

【それまでの、感情を抑えてそこそこに理性的なやり取りをしていた様子から一転】
【その名前がキーになったようで、半狂乱で叫ぶ】
【――――レイドにとって、その名前は『命に代えても殺したい3人の人間』の1人】
【機関の議員との交渉と言う立場も忘れて、レイドは吠え狂い、叫ぶ】

はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…………はぁっ…………!!
「……それで、レイドへの用件は、それだけなのか?」

【一しきり叫び、レイドは大きく息を継ぐ】
【そんなレイドの代わりになって、猫が用向きを更に促す】
【ただそれを確かめるためだけに来た訳ではないと、推察したのである】



[うっ……!!]
[わああぁぁぁぁぁぁぁ!!]

【死体を放り投げられ、残っていた野次馬たちも、たばたばと走り去る】
【周囲には、人っ子一人いなくなってしまった】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:01:17.29 ID:A5MU7IUo
>>880

無関係、無関係ねえ……案外冷たい奴なワケか

【剣の重みから開放された瞬間に同じく後ろに跳ねる】
【ニヒヒと笑うその表情はどこか享楽的で】

しかし悪魔が本当にいるとは思わなんだぜ、どっかに天使もいるかもなあ

【ぼんやり気の抜けた事を喋りながら、ふと少年の左腕から黒い霞が滲み出る】
【何かの指向性があるのか黒い霞は不定形にフヨフヨとしている】

(んー……盾、かな――――)

【黒い霞を纏ったその腕を前に伸ばし、そして少年は盾の形を思い浮かべる】
【それまで漂っていた黒が次第に形を成していき、遂には六角形をした少年を隠す程度の盾が形成される】

これならなんとか――――

【迫る剣を1撃、2撃、3撃まで防いだはいいが……】
【4撃目にてその盾に罅が入り】

――――っヤベ

【5撃目、終には盾は破られガラ片のように辺りに散らばり霧散する】
【しかし左手と左腕を剣で傷つけつつもすんでのところで身を翻して致命傷を避ける】

チっ糞が……今度はオレの番だぞ

【傷付いた己の腕を忌ま忌ましげに見下ろす】
【見下ろしつつも思考を廻す、狙うべきなのは少女の動きを完全に止める事】

――――――――狙うのは!

【ぞわり、と今度は脚部から黒い霞が漏れ出し地面に流れる】


動きを止められる脚だっ!!

【無駄に大声を出しながら右手に持ったナイフを少女の右太股に向けて投げる】
【事前に声を出して狙いを叫んでいる時点で避けるのは容易、容易だが何故大声で攻撃場所を叫んだのか】

【月明かりを受け投げられたナイフは影を作っている】
【しかしその影は些か濃い、いや濃すぎる程の漆黒で】
【さらによく見ればその影は少年の足元、黒い霞を根源に伸びているのがわかるだろう】

【先程の盾の形状変化、今度は縄のように変化させ少女を捉える気だ】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 01:08:35.08 ID:CuQ4In2o
>>894

……なぁるほど
記録上はどうなってるんだ? 死んだのであれば、何かしら残ってるはずだ
最後の記憶と照らし合わせれば、あんたの中で真実は掴めるんじゃないのか?

【ぽりぽりと頭を掻きながら、厄介そうな表情をしつつ、考察を口にする】
【あんたの中で、とつけたのは、他者からは覗けない”記憶”を参照しているからだ】
【それを参照している限り、他者にとっては妄言でしかない】
【それほど、死者が蘇るというのは有り得ないことなのだ】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:08:41.22 ID:UuSPFK6o
【町外れ】

ふぅむ……今は一時の静けさか。
――このまま、平穏な時が続けばよいのじゃがな

【人気の無い町外れを、ぼんやりとした灯りとともに小さな足音が行く】
【櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性が足音の正体のようだ】

じゃが、小さな兆候から大事に繋がることもある
日々のパトロールは欠かせんのぅ

【灯りの正体は、女性の肩付近に浮かぶ15cm程の蛍のような形状をした発光体】
【それで深夜の街をゆらりと照らしながら、女性は周囲に視線をやりながら巡回を続けていた】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 01:11:14.10 ID:Utqa6YAO
>>893

ハッ望む所……

【少年が相手に向けて走りだそうとした途端】

『あぁ、ちょっと待って下さい』

【不意に少年と青年のちょうど中間地点、今にも取れそうでひび割れた液晶モニターが起動する】
【画面には[SOUND ONLY]とだけ表示されている】

『こちらの運搬は完了しましたので貴方も撤退して下さい黒羽さん』

あぁ?こいつは?

『まもなくこの施設は爆破されますよ?そちらの方は……おやおや』

…?チッ……悪いなアンタ、ここは退かせてもらうぜ、しかし全部見てるとは人が悪いなァ?ハッキングさせたのもわざとか?

『さぁどうでしょう?まぁ貴方の部下のお陰で《“神生計画”───プロジェクトモラク》は一段落ですよ』

あーあーわかったよ、アンタも逃げた方がいいぜ?
少年漫画的で嫌だが勝負はお預けだ

【ドゴンドゴンという爆音と共に建物が振動する、パラパラと天井から破片が落ちる】
【同時に少年は踵を返して走り出そうとする】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 01:11:15.75 ID:8/afN6E0
>>898
【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】
【ぽたぽたと左手から血をたらせつつ歩いてくる、足つきは覚束無くぶつかりそうだ】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:13:31.88 ID:2T3kpYSO
>>892

――――ッッ!
【その少女の攻撃を少年はあえて避けず】
【ナイフが体に突き刺さるが】
【それと同時に少女の姿を捕らえて刀を振るう】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:15:02.20 ID:DTh6x8Io
>>895

・・・・・・・おやおや、困ったな

(ライクの名は地雷だったかな・・・・ふむ)
(まさか君に此処までの反応をする相手が居たとは、本当に――)

・・・用件自体は他にもいくつかある、が
当人が少々話せる状況じゃあないだろう?
こっちからは見えないから、あくまでその点は推測だが・・・

【不意に、右手に一枚の紙切れと画鋲を作り出し】

取り合えず今日のところは退散させてもらうとするよ
俺の携帯の番号が記された紙をここに張らせて貰って、だが
今度時間の有るときにでも改めて話をしようじゃないか

・・・・あとは、君の気が向けばだが『天ヶ谷双葉』に会ってみて欲しい
「シェン・ロンドと卵について」とでも言えば向こうで話はわかるだろうしね

【先程傷付けるなと注意を受けたが――最早気にもせず】
【彼個人の携帯番号が確かに記された紙を扉に画鋲で貼り付けて】



「野次馬って本当に根性ないのねえ・・・・さて、と」
「私は早めに帰って寝るとしようかしら―――」

【その手にギュウと凝縮された卵を掴み、女性はフワリと浮き上がって】
【徐々に――やがて速度を上げて、暗闇の空にその姿を消して行く】

903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:16:03.30 ID:UuSPFK6o
>>900

――む、なんじゃ?

【闇の帳が降りた街を、覚束無い足取りで動く人影】
【女性は其れが誰であるか判別できなかったらしく、近づいてくる人物に対して】

其処の者、怪我をしておるのか?
何があったかは知らんが、わらわに看せてみ……ん?

【凛と響く声色でそう告げたが】
【徐々に近づくにつれて……その面立ちに見覚えがあったのか声を止めた】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:17:18.91 ID:eRP75Loo
>>896

!? い、今は、そんな言葉遊びしてる場合じゃっ!

【ついさっき会ったばかりの少年に、無関係、と言う言葉を咎められ、少女の顔に不可解そうな焦りが浮かぶ】
【射出された剣を、4撃まで受けきった盾を見て、セエレは不愉快そうに声を上げた】

『下賎の呪(まじな)い師め。身の程を……むっ?』

【続いて、同じように剣を作り出そうとして――セエレが声を上げた】
【再び剣を呼び出そうとして――魔翌力が、底を付きかけているのに気付く】

『く……所詮は供物の身体か、脆弱な! ならば、血で贖え!』

【呼び出せたのは、先ほどより小さく、少年の持つ大きさ程度のナイフが、二本】
【しかも、呼び出したと同時に、少女の顔色が、蒼白になった――願いの対価に、《血》を使ったのだ】

うあっ! ううぅ……!

【身体から力が抜けていく悪寒に、少女が苦鳴をもらす】
【少女の悲鳴など無視して、ナイフは、先ほどの剣と同様、宙に浮いて、少年を狙う――】

【が、血を使ったために、少女はもう動けなくなってしまっていた】

うぐっ!

【ドスン、と重い音を立てて、投げられたナイフが少女の華奢な腿に突き立ち、血飛沫を咲かせる】
【そして、ナイフの下から急激に伸び上がった、黒い霞に、あっさりと捕らわれた】

『く……馬鹿な!』

【どさっ、と音を立てて、少女はくずおれた】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 01:18:35.45 ID:Rfkef6DO
>>899
…うわー
【少年が走り去り、周りが崩れ行く中、構えた体制のまま固まって】

…何このおいてけぼり感、何この脇役感、何この空回り感、何この引き立て感、何この――――
「マスター、長々と格好をおつけなさるから」
……やっぱ理不尽だわ世界って、畜生これは機関の罠か
「マスター、今まさに私達は生命の危機なのですが」

……チッ…今から走って間に合うか…?
…あーめんどくせ、どーせ用意しちまったし――――…
【スゥ…と刀を抜いて行き】

―――廊下斬って出るか
【抜刀、斬撃】

【研究所に斬撃音が響いた後、爆炎がその場を包んだ】

/乙でしたー
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 01:20:02.00 ID:Utqa6YAO
>>905

/お疲れ様でしたんこぶ
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:20:27.58 ID:34ggvYgo
>>901

/刺したんじゃなくて切り裂いたのですぜー

…………面白い、わっ!!

【攻撃を終えると共に、超高速で離脱しようとするが───】
【流石に間に合わず、胴体を深く切り裂かれ】
【鮮血が舞うも──それでも、それだからこそ哂い】

……───気持ちいい、、とても。
凄く本当にとても気持ちよくて、もっと気持ちよくして?
あは、あはは、あははははははっっ!!

【超高速を以てして、一旦後方へと距離をとった】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 01:21:28.32 ID:8/afN6E0
>>903
おやおや・・・
【クックックッと自嘲気味に笑う】
【最近こんな自嘲気味の笑いが多いという事がその笑いの激しさを増させる】

・・・正義の味方の織守さん、か・・・当然、あんたはあの組織の頭だ、知らないわけでは無いだろう?
さて、如何するか?正義の味方としてここに居る悪党をぶちのめすか?
【あまりにも唐突な物言いだが・・・あのネットワークに流れた情報】
【その情報を得て彼と接触した人間が居るのだろう、故にこの男は自分を倒すか?という質問を吐ける】

【左手から流れる血は小さい・・・そう、針を何度も刺したような傷がある】
【その左手に掴んでいるのは不器用な出来のペンギンの縫いぐるみだ】
【これを作るために・・・この左手の傷を負ったと見て良いだろう】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:21:40.08 ID:YZaI9/o0
>>902
「ふん……なるほど
これ以上はレイドと君の問題……俺の口の挟むところではないようだな……」

【帰ってくる返事に一つ頷いてみせ、押し黙る猫】
【なにやら、レイドに機関繋がりの複雑なしがらみがある事だけは分かる】
【だが、それ以上は今の猫には正に埒外の事なのだろう】

――――待ちなさい、シェン・ロンド……

【――そこに、かろうじて呼吸を整えたらしいレイドが、言葉で割って入る】

……あたしの気のせいかもしれないけど……
あんた、あたしとどこかで会ったことあるんじゃない?
……なんか、声に聞き覚えがあるのよね……

【相手が去ると言うのなら、止めはしない】
【だが、妙な既視感を感じた事を、レイドは捨て置けなかった】
【どこか確信を以って、レイドはその質問をぶつける】



【誰もいなくなった『八福尽星』の入り口】
【飛翔する女性を見送るものは、誰もいなかった】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:29:42.25 ID:DTh6x8Io
>>909

そういうことだ、理解が早い奴がいると助かるね
うちの部下にも是非そういうのが一人二人ほしいもんだが・・・・

・・・・・・何かな素敵なお嬢さん

【今まさに、その右足を店の表口へと向けたところ】
【丁度のタイミングでかかった声に動きを止めて扉を――】
【――そして、その向こうに居るだろう少女へと視線を向け】

そうだね・・・・今年の夏も、水の国は渇水とは無縁だったな

【渇水―――水が無い、というのは現代においてある場所を表すことがある】
【そう、現代的な生活を送る上での水を供給する場所とは―――“ダム”だ】

【それだけ、明確には何も答えず足を動かし視線を切り】
【人気も埃も無くなった店内を進んで、出口を目指し始める】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:29:55.78 ID:UuSPFK6o
>>908

――やはりライクか。
まあ、何を急いておるかは知らんがまずは落ち着くがよいのじゃ。

【情報に関しては当然知っている】
【だが、織守は問われた言葉には応えず、ただ手をひらひらと振って】

わらわとしては、お主を恨む理由はなく恩義もある。
いかに情報があったとはいえ頭から信じて叩き伏せるような真似はすまいよ

――じゃから……事情を教えては貰えんかの?
其の様子じゃと大分苦労したようじゃが、わらわならば情報を撤回し力になることも出来るのでな。

どうするにも其の一歩がないと何も始まらんのじゃ。そう思わんかのぅ?

【蛍光で淡く二人を照らしながら】
【居佇まいを正してそう語りかける――。】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:30:17.52 ID:TKJflzIo
>>897
記録の上でか?
確かに公式見解上ではこの身は死んでるさ。

【座ってたゴミ箱の中からゴソゴソと何かを取り出している。】

ほらな、確かにこの通り死んでるってことになっているのさ。

【古新聞を投げる。】
【新聞上には路地裏で謎の変死体発見、病院に運ぶもすでに死亡。と書かれており】
【その下に同じ顔写真が有る。】
【勿論、細かい字は古くなっているため読めない。】

/ただいまでござんす。
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:31:13.18 ID:2T3kpYSO
>>907

【だが】
―――・・・はぁ、はぁ
【少年は少女とは違う】
【痛みは快感ではなく、ちゃんとそのまま痛みとして感じる】
【少年は切り裂かれその傷から溢れる血が染みた自分の服を掴み、息は荒くなっている】

(くそ・・・!未だだ・・!!未だ倒れる訳には)

/読み間違いです。すいません。
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 01:34:06.98 ID:CuQ4In2o
>>912

……ふむ

【新聞を受け取り、重要そうな部分とその周辺を読んだ後、ゴミ箱に投げ返す】

となれば、後はどの情報を信じるか、というだけの話だな
なるほど、事情はわかった。教えてくれてありがとう

【得たい情報は全て手に入れ、自分の中での結論も固まった】
【見ず知らずの人間に対し、自分のことを話してくれた彼女に、軽いものだが礼を述べる】

//おかえりでごんす
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:34:10.82 ID:A5MU7IUo
>>904

かはは、そんな事言う元気があんなら重畳だな

【そう言って少年は笑う】

んだよ散々操っておいて今度は使えないとか酷いな悪魔って生き物は
……積極的に嫌いになりそうだなオイ

【倍に帰ってきたナイフを見つめつつ】
【自分が牽制程度に放ったつもりのナイフが少女に刺さってしまったのを見て少しの歯軋り】

(悪いな、まあ同じ程度の傷は受けてやんよ――――)

【右手で腰の左のホルダーに入ったナイフに手を掛けそのまま引き抜き投げる】
【くるくると回転しながら1本のナイフを弾くが、無論もう1本のナイフは残ったまま】

【既に傷付いた左腕を残ったナイフの延長上に持ち上げる】

くっ――――……

【ずちゅ――と血肉を抉るような音、見れば腕を貫く形でナイフが刺さって地面に紅い斑点を描いている】

(…………はあ、代償行為にもなりゃしないのにバカじゃねえのオレ)

【小さく自嘲の溜息を吐き、失った血に少しの目眩を覚えつつも少女に近づいていく】
【黒い霞、いや黒い縄の拘束は顕在のまま】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:38:09.16 ID:YZaI9/o0
>>910
「俺はただの用心棒、そして便利屋の様なものだ
頼まれでもしない限り、個人間の争いに首を突っ込む様な事はしない……
あくまで中立を維持しなければ立ち行かない仕事なのでな」

【どこか皮肉を込められたような返事に、敢えて生真面目に返してみせる】
【威圧され、身を引いてしまったことへの負い目なのか、それとも店を預かる者としての責任感の表れなのか】
【自らのスタンスを、わざわざ誇示して見せた】

渇水…………?
――――!!
まさか……あの時の!?

【言葉の真意に辿りつくのに、少しばかりの時間は掛かったものの】
【レイドは、相手の言わんとするところに気がついた】
【――――機関と敵対する、大本の原因となった戦い】
【そこで戦った相手が、シェン・ロンドに間違いない】
【――ダムで名前を聞かなかったことで、この様なニアミスが生まれるとは――】

…………何か、因縁めいたものを、感じるわね……

【呆然と、扉を注視するレイド】
【追い掛ける気は、全くなかった――恐怖や保身とも違う何かが、追う事を躊躇させたのだ】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:38:47.63 ID:34ggvYgo
>>913

……────まだ、でしょう?

私を満足させるといったのだから、物語の終わりにはまだ早い
楽しませてよ、楽しませてよ、楽しませてよ、楽しませてよ、ねぇ?

【幾ら痛みすら楽しむとはいえ、ダメージはダメージ】
【"超加速"は身体に負担がかかる──使えて、後一回】
【それに、まだ楽しみたいから、様子を見ているようだ────】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 01:39:23.10 ID:8/afN6E0
>>911
何も急いてなんか・・・いな、い
【言葉では否定するものの言葉に付いて来る感情がそれを否定できていない】
【此処ずっと・・・探し物を見つけなければと焦っていたのだから】

恨む理由は無いかもしれんが・・・同時に恩義も無いはずだ
・・・無礼を承知で言うがあんたの部下の内じゃあ頭っから信じてる、てのもいるがな・・・まぁ人が集まればそれも当然、責める気は無い
【フラフラとした足つきは変わらず、そこらの建造物の壁へと】
【丁度良いと言わんばかりにその壁に背を預ける】

あの情報に・・・偽りは無い・・・俺の推測が・・・推測を軽率に口にしたから一人を植物人間にした・・・
別に・・・この体たらくはその件に関してではない
【あまり多くは語りたくは無さそうだが、聞けば答えるだろう】
【この男自身植物人間になってしまった少女、リイロに対しては罪悪感を感じているようだ】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:41:35.64 ID:eRP75Loo
>>915

……ごめんなさい。ごめんなさい……。

【弱々しい謝罪の声と、少年の近づいてくる足音だけが、剣戟の音から遠ざかった丘の上に響く】
【蒼白な顔色のまま、少女は地に横たわり、縄に捉われたまま、涙を流していた】

……俺が、軽率なことをしなければ……こんなことには……!
傷つけて、ごめんなさい……! ごめん……なさい……。

【ナイフが深々と刺さった腿からは、さらに血。《代償》にどれだけの血が使われたのかは分からないが】
【放っておけば、失血死のおそれもあるだろう】
【少女は、朦朧とする意識の中、ごめんなさいごめんなさい、と。そう呟き続けている】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:43:00.56 ID:TKJflzIo
>>914
・・・一言だけ言わせてもらうと、人を蘇らせるということは辞めとけ。
例え高名な魔術師だろうが、名の立つ賢者だろうがな。

【空を仰ぎ、答える。】

・・・人ってヤツは何時か死ぬから尊いモノだ。
死なねぇ人は只の人間じゃないんだよ、成り下がった何かだ。

私は、二度死に、三度の蘇りを果たしている。
最早、人の皮をかぶった何かであることを理解している。

【煙を空いっぱいに吐きながら、そう答える。】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:44:30.35 ID:DTh6x8Io
>>916

【最早、男は――議員-シェン・ロンドは言葉を返さない】
【連絡手段も伝え、会うべき相手も伝えはした】
【その上で、幾つか自らにとって有利な事柄も聞けた―――】

【それだけで、彼にとっては十分すぎる収穫である】

(卵の確実な解除方・・・・早々に確立しないとマズいな)
(かといって機関の仕事も疎かにはできない、か・・・・)

・・・・・・邪魔したね

【――様々な考えをその巨躯の内に秘めて】
【カツカツ、と革靴の音を夜の町に響かせながら去って行った】

/お疲れ様でした〜
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:47:11.48 ID:A5MU7IUo
>>919

うっせえウザってえから泣くな喚くな

【酷くぶっきらぼうにそう言って】
【腕に刺さったナイフをそのままにドスンとその場に座る】

傷なんて時間がたちゃあ治るだろうがバカ
ああ、ところで悪魔はどこいったよ?

【不安の種である件の悪魔が黙ったままである事が気にかかるのか尋ねる、いや問い詰める】
【問い詰めつつも自分のズボンのベルトを外し引き抜く、パタンパタンと2回音を立ててナイフホルダーを外し】

オラ取り敢えずナイフの刺さっちまった方の足出せ、血ィ止めっからさ

【右手でちょいちょいと足を出すように促す】
【同時に足の部分の縄の拘束を少し緩め】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:51:58.96 ID:UuSPFK6o
>>918

恩義はあるではないか?
――お主には、拠点の大事な場所を世話になったのでな。
あのような辺鄙な場所に水回りを用立てられる者は街にもそうは居りはせんよ。

お主にとっては些細な事であろうが、わらわにとっては小事ではない。
少なくとも――悪意の塊などとは現時点では思えんな。

【小さく微笑を浮かべながら、壁に背を預ける彼に対してしっかりとした口調で告げる】
【それはライクの心を落ち着かせるためか。織守には――ライクが酷く疲弊しているように見えて仕方がなかった】

……ふむ、断片的すぎてさっぱり判らんが。
兎に角お主は、軽率と口にしておるからには悔いておるのじゃろ?
悪意を以て事を成したのでなければ、情報には偽りはあろうて。

【さらりとその点を指摘し、今はまだ別件には触れない】

……お主は、この件に関してどうしたいのじゃ?
今のまま、わらわ達の組織を敵に回したままでは何事も面倒が付き纏うじゃろう。

悔いておるのならば、その者の身内との確執を取り除き
情報が誤りであったと大手を振って語ればよいのじゃろうが……其れをしておらんということは簡単な問題でもないのじゃろうかの。

【確認するようにして、ライクに続けてそう問うた】
【兎に角織守には情報が少なく、敵対組織以外に向ける余裕もまた少ない】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 01:52:38.91 ID:CuQ4In2o
>>920

……貴重な言葉だ。残りの人生を使っても、恐らく同じ重みの言葉は聞けないだろうな

【忠告に対し、率直な感想を述べた】
【そこに侮蔑や皮肉、傲慢さなどは欠片も無い】
【この場において、彼は彼女の証言を信じている】
【それが何かしら、自分に有益なものだと直観しているからだ】

了解した。今このときの出会いに敬意と感謝を示そう
それじゃあ──あんたに幸運があらんことを

【彼なりに、今の時間に対し感情を示す】
【そしてもう一つ、相手への考え・思いも別れ言葉代わりに口にした】

【それから彼は、この場を去るため、背を向けて歩き始めるだろう】

//お疲れー
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 01:53:42.48 ID:YZaI9/o0
>>921
……シェン・ロンド……
「……レイド、お前の目的は『卵』を破壊する事……の様だな」

【シェンが去って後、貼り付けられたメモを回収し、二人は店員を引き連れ店内へと戻っていた】

……そう、その為に、魔力を持った人材が必要なのよ……
あたしの友達を、助けるために……ね
「分かった……近いうちに当人に伝えておく
それと……妹さんの事、近いうちに見舞いにでも行ってみよう……」
……嬉しいけど、妹の使い魔が許さないと思うわ……
「なに、そこはやり様だ……それよりレイド、ワインはまだ残っているが……空けてしまわないか?」
……そうね。考えなきゃいけない事が山ほどある……でも、その前に少し頭を休めたいわ……

【人気の途絶えてしまった酒場に、二人の会話が続く】
【騒動の後の密やかな酒盛り――事態は、良くも悪くも少しずつ動きつつあった】

/遅くまで乙でしたー!
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 01:55:31.91 ID:2T3kpYSO
>>917

【だが少年は倒れてしまう】
【そして薄れ行く意識】
【動かなくなって行く身体】

(―――・・・・死ぬ――もう・・・駄目だ)

【少年は死を覚悟し最後にふと何を思ったかポケットに手をいれる】
【そこには――】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:00:28.62 ID:eRP75Loo
>>922

……ごめ、んなさい。

【言われたとおりに、声を殺そうとして――少女は失敗したようだった】
【黙りはしたものの、涙は止められず。ひくひくと、押し殺した嗚咽だけが残った】
【そして、少年の言うとおりに、身じろぎするような動作で、右足を少し、動かす】

『……この身体を、全て我が願いに捧げることも可能なのだが』

【黙った少女の代わりに、というわけではないだろうが、セエレの声が再び響き渡る】

『だが、ここで消えてしまうには、あまりに惜しい身体だ。この男の在り方も――実に良い興しだ』
『……良かろう、この呪(まじな)い師に免じ、神の下僕よ。汝の願いに応えん――』

【ひらり、と。どこからともなく、大量の言葉が書き込まれた羊皮紙が、落ちてくる】
【その紙面を確認すれば、難解な――少女にも解読できるか分からない――文字が大量に書き込まれているのが分かるだろう】

『そこに、貴様の問いたいことを、記しておいた。存分に拝せ』
『願いは叶えられた。再び我を召喚するまで――さらばだ』

【底意地の悪い声――少女が読解できないことを見越したような――と共に、変質していた周囲の空気は、ほどけるように霧散した】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:01:37.30 ID:34ggvYgo
>>926

……───どうして、倒れちゃうの?

どうしてどうしてどうしてどうしてどうして?
終わりも楽しいけど、どうしてなの?
まだ楽しみたいのに、楽しいけど、もっともっと楽しさが欲しい

…………そっか、もうお終いなんだ。

あは、あははっ、あははははははっ

【身体に負担がかからない程度の"加速"で、少年へと接近していき】
【接近が成功したならば、その背中へとナイフを突き立てようとする───】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:02:06.84 ID:TKJflzIo
>>924
・・・ま、戯言の一つだよ。
その結果が最後まで見えてるからね。

【煙草をグシャと潰し。】

幸運?残ってる道は不幸か不条理な道だね。
それじゃ、またの機会が有りましたら。

【見送った後】
【箱の上でゴロンと横になり、空を仰ぐ】

・・・しっかし、一体何者になろうとしているのだろうかね。
否、何に成り下がるのかね、下らねえモノに成り下がるんだろうな。

【空を仰ぎながら、そんなことを言いながら眠りについた。】

/お疲れさまでしたー
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 02:02:52.39 ID:8/afN6E0
>>923
アレは俺じゃねぇ・・・レイアムの奴だ
洗濯機云々も単なるビジネス、利害の一致でもうプラマイゼロ
【この件には関係無いらしいが壁に背を預ける姿は弱弱しく、】
【その顔は放心と疲れに満ちているかのようだ】

解らんよ・・・俺は悪意の塊という牙を隠してるだけかもしれない

あぁぁ・・・悪い。水の国の資産家に・・・ヴェイス家ってのが居て・・・
そこには資産家の子供、三兄妹が居る。・・・俺は確証も無く推測を、
姉は命に関わる秘密があるのでは無いかという推測を・・・口にした
【大方、その推測が大当たりで、その姉の命は危うい者か、長くない者なのだろう】
【それを聞いた妹が精神的なショックで、ということか】

悔いてる、か・・・あのリイロの嬢ちゃんには悪いことをしたよ、本当
【どうやらその後悔の念、罪悪感はリイロに対してだけ向けられた者のようだ】

自分が蒔いた種だから、俺が如何したいとか言う権利は無い、誰かの行動を止める権利も無い
ただ、出来ることなら、自分の足で回って・・・この情報ネットワークを使える知り合いには・・・自分の口で事の説明をしたい
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:04:29.70 ID:eRP75Loo
>>927
/失礼、記述ミスが。セエレの最後から数えて二つ目の台詞
/×問いたいことを、記しておいた⇒問いたいことの答えを、記しておいた
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:10:03.00 ID:A5MU7IUo
>>927

だから謝るなっちゅうに、むしろオレが謝るべきだろコレは
本当、ゴメンな余計な怪我させちまって……

【右足の付け根辺りをベルトでキュっと縛り血をある程度止め】

えーっと、確か簡易包帯がポケットに……あったあった

【ズボンのポケットを探り取り出したのは大きめのハンカチ】
【そのハンカチを適切な大きさに折りたたみ包帯状にして】

うっしナイフを引き抜く、痛いけど我慢しろ

【と、言うや否やいきなり引き抜こうとするだろう】
【成功したなら直ぐに簡易包帯を患部に当てて傷口を圧迫するように縛る筈だ】

んだよ悪魔め、まだいたのかさっさと除けよ
つーか呪い師じゃねーよヴァーカ……と?なんじゃこりゃ偉く難解な、というか読めない……

【舞って落ちた紙をじいっと見つめるが首を傾げるだけで何も分からないらしい】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:10:59.36 ID:A5MU7IUo
>>931
/あうあう了解です
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 02:12:28.78 ID:UuSPFK6o
>>930

――ヴァイス家……、ふむ、聞いたような聞かぬような。
つまりはその者にとっての禁句を言うてしまったがために此度の事に至ったわけか。

成程……さて、わらわに出来ることもあればよいが。
植物人間、ともなればそう簡単な問題ではなかろうな。ましてや身体ではなく心であれば

【胸の前で腕を組みながら、ふむむ……と小さく唸り考えるような仕草を取り】

権利だどうのとつまらん事を言うでないわ。瑣末な自虐など己を傷つけ縛る結果にしかなりはせん。
しかし……お主がそれを望むならばそうしてみるのも良いかも知れんな。

じゃが中には、先にお主が言うた通り情報を其のまま信じておるものもいるじゃろう。
相手はしっかり選んでいかねばならんぞ?多くの者が真実を知ったならば、自ずと「敵」も減るじゃろうしのぅ。

【言葉や態度から察するに、織守はライクに敵対する意志は「現時点では」無いようである】
【また、先程の言葉からするに、力になれることがあれば相談すれば協力することも出来るかもしれない】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:17:23.66 ID:34ggvYgo
/護の人申し訳ありません、眠気が酷いので落ちます。
/明日は18時以降には確実にいますので。
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:20:41.64 ID:eRP75Loo
>>932

……余計な怪我だなんて。
そんな事を言えば、あなたのその左手……私に会わなければ……怪我なんて……。

【聖職者でありながら悪魔を呼び出し、さらには通りすがりの人間に怪我を負わせた】
【その罪悪感は、並大抵ではないのだろう。自虐するようにそう言って】

はい、うっ……!

【唇を引き結んで、ナイフを引き抜かれる痛みに耐えた】

……ありがとう、ございます。

【応急手当に対してだろう。そう礼をして】

……悪魔の言葉……? 違うよね、古語……かな?

【少年の手にした羊皮紙を覗き込み、考えこんだ】

……ダメですね、俺にも読めません。 ……セエレは、不完全な儀式、と言いましたし。
捧げられる供物とやらも無くなったのですから、こんな中途半端なものになっちゃったんでしょう。

【が、やがて溜息と共にそう結論付け、上体だけを起こす】

……大変な、散歩になっちゃいましたね

【それは精一杯の冗句か。少年に向かって、弱々しく笑いかけて、そう言った】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 02:22:44.29 ID:8/afN6E0
>>934
・・・そういう事、さ

・・・レイアムに、一つだけ物を頼んだ・・・相手の精神と直接会話する術をリイロとそれに関係する人間に施してくれ、と
無論、俺もその術にかかる、そして・・・謝罪せねばなるまい。許されないだろうが・・・あの嬢ちゃんには謝らなきゃいかんのだ
【遠い物を見るような目で星空を見上げる】
【この男の性質からして死という選択肢は選びそうにも無いが・・・それ以外のことであれば殆ど「その身」で受けかねない勢いではある】


だから・・・全ての話すべき人間に話したら・・・その時は織守、あんたの流したいような情報を流してくれても良い
・・・ただ、俺に罪が無いかのような物言いだけは避けて欲しいが

それは解らない、俺の軽率さを・・・罵り、敵対する人間も少なくないはずだ
【温情の気持ちは大変ありがたっている、顔には出さないものの】
【だが相談、協力を求める事は・・・殆ど無い、先程も述べたとおり彼が蒔いた種だからと自身で感じているからだ】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 02:23:53.85 ID:2T3kpYSO
>>935

/了解しました
/ではまた明日、一旦乙でした!
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 02:32:55.69 ID:UuSPFK6o
>>937

成程な……。其れならばわらわが関与する余地もないか

しかし、その際にはリイロの身内にも会わねばなるまい。
わざわざあのような情報をわらわ達のネットワークに回させた張本人じゃ……相当に恨まれておるのじゃろうからのぅ。
ただ誠意を以て接すれば良いという問題では収まるまい……気を張っていくのじゃぞ。

【態々言うまでもなくライク自身が判っているようなことを】
【口元を上げて勝ち気な表情を現しながら言葉に乗せる】
【此れは背中を張って気合を入れるようなもの。不器用だが彼女なりに元気づけようとしているのだろう】

――ああ、その時はわらわの知る限りの真実を載せよう。
装飾はせずに、聞いたまま見たままをの。その先はわらわも知らぬ、他の者がどう判断するかじゃがな。

【織守は、そう言ってこの話題を締めくくった】
【ライクが協力を求めない以上、外から見守ることが良しであると判断したようだ】


……して、気になっておったがそのぬいぐるみはなんじゃ?リイロとやらへの土産かの?

【話題を別に。会った時から気になっていた其れにようやく触れる】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:34:57.35 ID:A5MU7IUo
>>936

物が壊れても買い直せるけど、怪我はそういかないだろ?全くオレも考えが甘すぎるな
……その、良いんだよ!オレの怪我はその内治るし!な!!?

【数瞬前の言った事と恐ろしく反対の事を言っているのを誤魔化すように乾いた笑みを浮かべる】
【というかもっと気の利いた言葉を考えられなかったのか……】

ん、オッケ取り敢えずの応急処置だ家に帰ったらちゃんとした処置を受けるように良いな?

【景気付けとばかりに軽く傷口を叩こうとする、見上げれば少し意地悪な笑みを浮かべているだろう】

そっか、やっぱ悪魔ってのは嫌な野郎だな
解けない物を土産に置いていくなんて、つうか土産にもなりゃしねえ……と大丈夫か?

【いくら血を止めたとはいえいきなり動くとまた流血する恐れがある】
【心配そうに顔を見つめ】

ん?あー……だから気にするなっての、大体男の癖に情けないヤツだなー本当
もっとこう図太くなれよなー

【そんな事を言いつつもニヒヒと釣られて笑い】

ところでその足で歩けそうか?家まで帰れるか?

【心中で足を狙ったのは不味かったと思いつつ尋ねる】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:37:07.08 ID:A5MU7IUo
/>>940に追記
/>>936
/眠気の方は大丈夫でしょうか?明日早いようであればこの辺りで別れたという事で切っていただいても構いません
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 02:41:39.81 ID:8/afN6E0
>>939
・・・俺は、リイロの兄姉には侮蔑しか抱いていない・・・!
兄は快楽殺人鬼で姉は・・・リイロを一番大切にして生きていくと言った信念を後戻りできないところまで曲げて・・・私情を優先した!
【自分に言えたことではない、そのリイロを植物人間と化させるに至った一因として】
【だがそれでも・・・抑えられなかった。そして、恐らくは・・・
その術の場面になって顔をあわせても攻撃を仕掛けられようと、この男はリイロの兄姉を無視するような感じがする】

もし・・・それで俺を味方する人間が居たら・・・とんでもない御人好し、だな
【それは、協力する姿勢を見せている目の前の人間に対しても、多少皮肉を込めて言って居るかもしれない、決して悪意は無いが】

・・・いや・・・以前、死霊が一度に溢れる事件があってな・・・
その時の瘴気に・・・当てられた龍の娘さんが居るんだが・・・その事件のせいで以前あげた縫いぐるみを無くしたらしい
【だからもう一度作っているのだろう】
【ただ、手先が不器用というにはあまりにも酷い傷と血だ。恐らく、その件に関しても色々あるのだろう】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:45:06.76 ID:eRP75Loo
>>940

……優しい人ですね。

【先ほど戦っていた時の冷静さが見えない少年の様子に、少女は小さく笑った】

その。この身体になってから、どうも以前より感情が揺れやすくなってしまったみたいで……。
こんなによく泣くような男じゃ、なかったんですよ?

【昔の身体が恋しいのだろう。さびしげに、遠くを見つめている】

まだしばらくは、無理そうですから……もうちょっと、休んでから、宿に戻ります。

【内心、貸し与えられた宿が、まだ一日期限が残っていることに安堵していた】

……ここで、お別れですね。
本当に、ご迷惑おかけしました。
また、どこかで会えたら……そのときは、なにかお礼をさせてくださいね。

【にこやかに。少女は、そう言って、微笑んだ】
【悪魔が最上の乙女と評したその言葉に偽りなく――皮肉なことだ――優しく、澄んだ微笑だった】


/おつかれさまでした!
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:46:13.61 ID:eRP75Loo
>>941
/おとと、気付きませんでした。
/ちょうどここで切るつもりでしたので、お気遣いありがとうございます。
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 02:51:35.75 ID:UuSPFK6o
>>942

――落ち着くがよい、ライクよ。お主が其の様な態度でどうするか
本当の意味で悔いて謝罪したいと思うならば、そやつらとも和解出来るよう心がけるべきじゃろう?

心の中で幾ら侮蔑しようとも構わん。じゃが……態度に、口に出しておる限り現状は変わるまいよ。
リイロだけではなく、関わる者にも会話の術を施すのじゃろう?まさか口喧嘩のためにするわけではないかろうに――。

【ライクの態度を咎めるように告げる】
【今のライクが冷静さを欠いていると判断したようで、頭を冷やさせるように凛と声を響かせた】

……ふむ、死霊が溢れる事件か。
わらわは居合わせんかったが風の噂で耳にしたことはあるのじゃ。

それならば、渡してやればその娘も喜ぶじゃろう。不器用な出来じゃとしても、心が籠った手作りの品であればな。
まあ、血は拭っておいたほうが良いとは思うがの

【興味深げに縫いぐるみに視線を送りつつ、深くは聞かず表面的に受け取り声を返した】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 02:54:13.41 ID:A5MU7IUo
>>943

もしオレが優しいのならそれこそ全世界の人間が優しい人間になっちまうよ

【皮肉交じりの笑みをふっと浮かべ】

そっか、早く戻れるといいな
なんだったら適当なヤツにでも戻れる方法が無いか聞いといてやんよ
こんだけ広い世界だ、何かしら方法があってもおかしくないし

【少しでも元気付けようと、霞でも掴むような事を言う】
【広い世界であれば探すのも容易では無いだろうが、それでもきっと少年は適当に探すのだろう】
【だって少年自身には何の目的も無いのだから】

ん、了解したでも怪我してんだからあんま無茶すんなよ
って怪我させたオレが言うのも変だけどさ

いいよお礼なんてさ、そういうのは他のもっと良いヤツにでもしてやれよ、な?
ともかくこの辺でおさらばだほいじゃ、元気で

【その微笑みに少しドキっとしつつも全く顔に出さずに微笑み返し】
【腕に刺さったナイフを乱暴に引き抜いてその辺りに投げ捨てて立ち上がり】
【手を振りながら去っていった】

/乙でした!
/やたら長くなってしまって申し訳ありません、長時間お付き合いありがとうございました!
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 03:00:25.60 ID:8/afN6E0
>>945
それでも・・・それでも・・・
・・もし、仮に、仮に、だ。仮に・・・リイロがそうしろというなら応じ・・・よう
・・・その件に関しては・・・だがあの兄は快楽殺人鬼・・・いつかの櫻が夜行のときも便乗して・・・人を・・・
【苦々しげに、何処までも悔しそうな顔で】
【肘でガン、と音が鳴るほどに壁を殴りつけて仮承諾】

いや・・・一度事件の後で会った際にその場で作ったのが酷い出来だったんで何度も作り直してるんだ
だが・・・あの事件の後で会った時のあの悲しそうな顔を勝手に頭に思い浮かんで・・・手が震えるんだ

・・・俺は・・・エゴイストで・・・正直自分と親しい奴以外はどうなっても良いと考えてる男だ
だけど、何処かで情けを捨てられんから、こんな事になってるんだろうな・・・
【ただ瘴気に当てられただけでなく・・・その瘴気が後々に何かの影響を及ぼしたのだろう】
【それでその龍の娘は酷く落ち込んだと、そう見て間違いない。】


・・・長い時間、相談に付き合ってくれて感謝する、織守
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 03:11:50.48 ID:UuSPFK6o
>>947

それでも――じゃ。リイロという娘にとっては兄なのじゃろう?
そやつに裁きを下したいならば、その後に幾らでも考えればよい。

何事も無く、和解できる道が一番じゃがな――――。

【現実は、そう綺麗に出来ていない。織守自身も知っていることだ】
【最後の言葉は声が無為に溶け、夜闇の中に淡く消えていった……】

……ふぅ。何じゃ、本当に不器用な男じゃなお主は

出来の良さなど関係あるまい。
其の様な情けのない顔をしておらんで、背筋を伸ばし――笑顔を見せて、「お前の為に作ったんだ」と言うてやればいい。
どの様な不出来であろうとも、それだけで娘は喜んでくれるだろうよ

【慰めるように、ふっと柔らかな声色で語りかけ】

――何、礼には及ばんよ。
わらわには話を聞いてやることくらいしかできん。此れでお主が少しでも楽になれたならば幸いじゃ。

【曇のない、堂々とした笑顔を浮かべながらそう告げてやる】
【何事もなかったならば、織守は静かに踵を返すだろう。きっと、互いに成すべきことはあろうから。その道を進むための一歩として】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 03:19:47.40 ID:8/afN6E0
>>948
・・・本当なら姉だって・・・ぶん殴りたい
【だが・・・リイロはその姉を敬愛しているから出来ない、か】
【左手は縫いぐるみを持っているからか、右手を強く握り締め】


でも・・・それでも以前作った奴と同じくらい出来が良いのを作るって約束しちまったのさ
【少し惨めさを含んでいるがほんの僅かだけ明かりを帯びた笑いを浮かべ】

この恩義、いずれ返す
・・・探し物もある、それでは・・・・失礼する
【何処と無く重かった足つきも、少しだけ軽くなったような気がする、実際変わっていないかもしれないが】
【それでも変わった気が、するのだ。まだ足りない、完全じゃないかもしれないが・・・友の助けを得て確実な一歩を】

【そうして彼は・・・街の夜に溶け込むように立ち去っていく】


/お疲れ様でした、夜遅くまですみません
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 03:25:19.62 ID:UuSPFK6o
>>949

――ではな。
苦難の道であろうが、お主ならば挫けず踏破できると信じておるよ。

【織守は、後ろ手を振りながら……今の別れの言葉を告げて夜の街に去っていった】

/お疲れ様ですぜー!
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 03:33:46.32 ID:TKJflzIo
/代理次スレですよ皆の衆
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283797973/
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 10:49:04.93 ID:xkvYig20
【森】

あ゛あ゛ー・・・目がぼやけて見辛えー・・・
これじゃろくに戦えそうにないかぁ?

いや、腕は動くし・・・
万が一、動物に襲われてもだいじょうぶだろ、きっと

(それどころか相手が動物な分、市街地より幾分マシかも)

で、どっちへ行ったらいいやら・・・

【襤褸切れのような服を着た青年が苔の生えた倒木の海をサンダルで踏み締めながら歩いている】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 13:17:31.88 ID:Pqjaagko
【火の国の街中】

よっ………ほっ………ととと
結構続くようになって来たなー二つでも

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にこれもまた前を止めない袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴
【藍色がかった膝までの白髪、両手はズボンのポケットに突っ込んだ少女が、煙草の箱とライターでリフティングをしている】

多分212……ってやってても仕方が無いんだよなこれ
………213、214
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 16:55:07.22 ID:cHKK8IAo
【公園】

・・・

あー、何か食べたいけど動くのめんどい

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がベンチに寝転がって占領している】
【彼の腹の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:01:55.30 ID:Pu0gyzYo
【魔術協会──中庭】

んー、たまには超上の人が納得するような魔導具を考えなきゃいけないですね……
ベースは超なににしましょうか……
CDコンポ……扇風機。あー、デジカメとか……?

【14、5歳ほどの少女が何かをぶつぶつ呟きながらベンチに座っていた】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【ふわふわの、白い長袖のシフォンチュニックの下に淡い桃色のシャツを重ね】
【やや色の落ちたジーンズはロールアップさせて着用】
【足元の白いサンダルは、大人ぶりたい年頃なのかほんのちょっぴり底が厚くなっている】
【そして、少女の座るベンチの横には掃除機が立てかけてあった】
【この少女の持ち物……なのだろうか?】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:04:03.91 ID:CuQ4In2o
>>955

(流石に……”この調子”じゃ研究は捗らんな……)

【そこに一人の男がやってきた】
【上下共に黒の服、その上から白衣を着ている、少年にも青年にも見える顔つきの男だ】
【左手にはいつもの刀がある】

【どうも悩んでいるような複雑そうな表情だ】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:12:48.13 ID:Pu0gyzYo
>>956

電気スタンドにコピー機……
いやいや、ここは洗濯機という手も超あります、けど──うーん

【少女は少女で、なにやら悩んでいる雰囲気である】
【先ほどから彼女が呟いている物の名前が殆ど家電製品なのは、突っ込むべきなのだろうか】
【だが「新製品」の構想を練るのにも疲れてきたのだろう】
【はぁ、と重いため息をついて辺りに目を遣ると、ちょうど視界に男の姿が入った】

……あー

【そして、なんとも言えぬ微妙な表情を浮かべた】
【先日の件があって気まずいのだろう】

/ピンクキャスケット帽かぶせるの忘れてた
/脳内補完しててくだしあ><
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:14:43.64 ID:CuQ4In2o
>>957

(理論的な内容にも関わらず、精神状態によって左右されるというのは流石に拙いか……?)

(しかしそこらの連中と同じようにやるのはプライドが許さん……困ったな)

【白衣のポケットに両手を入れながら、斜め45度下向いて歩いている】
【前見えてんのかって感じだ】

//だが断る(キリッ
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:22:08.67 ID:Pu0gyzYo
>>958

……。

(なんか超声かけにくいふいんき()ですね……超どうしま──)
(──はっ!)

(そのなんちゃらを超ぶち壊せばいいんじゃないですか!)
(利織ちゃん超天才ですね、流石超利織ちゃんです!)
(……とは言ったものの、超テンションあがりませんね、むしろ超駄々下がりです)

【なんてことを考えているも結局行動に移すことはなく】

……超電柱にぶつかりそうですよー

【ものっすごいテンションの低い声で、彼に向けてそう呼びかけた】

/てめぇww
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:28:12.02 ID:CuQ4In2o
>>959

結局手の震えも収まるわけがない……かといってこいつを手放すのは命を手放すのと同義だ……

弊害は色々あるが原因が……

【ぶつぶつぶつぶつ】

いてっ

【ごん】
【木にぶつかった】
【どうやら利織の声が聞こえなかったらしい】
【痛そうに額をさすっている】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:33:32.33 ID:Pu0gyzYo
>>960

……あーあ。だから超言ったのに……

【はぁ、と小さくため息をついてベンチから立ち上がり】
【掃除機をその場に残したまま怜司の方へ歩いていく】

超大丈夫ですかもやし君

【──.一応、心配はしているらしい】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:39:43.71 ID:CuQ4In2o
>>961

ん……? 利織か……いつからそこに?

【本当に気付いていなかったらしく、額をさすりながら利織に目を向ける】
【ちょっと涙目】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:40:30.90 ID:Rfkef6DO
【櫻の国、西部】
【東部の和風な町並みとは違い、ビルが建ち並ぶ近代的な風景】
【その端っこ、一時の栄光が去り、今は人の消えた街】
【人のいなくなった場所には自然が戻り、コンクリートから草木が生え】
【まだ外壁や骨組みを残す崩れかけた建物に蔦が巻き付き、正に人工と自然が共生しているような、そんな風景が広がっている】
【その中を、歩く姿が二つ】

…ここいらの植物は成長が早いな、こうなったのもそう昔ではなさそうだ
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、周りを見渡しながら歩いている】

「しかし、急に遺跡を探したりこんな辺境を訪ねたり、一体どんな風の吹き回しだ?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

いや、一応俺も学者の端くれだしな、魔術学者だけど
「…ふ、遂に真面目になる決心をしたか」
コンクリートに木が生えてこれが本当のコンクリートジャングル…デュフフ
「…私が馬鹿だったよ」
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:45:29.32 ID:Pu0gyzYo
>>962

怜司が超ここを通る前から超いました

【はぁ、と呆れたようにため息】
【なんだか、今日は利織にしてはため息が多い】

なんだか怜司はいつも超悩んでいる感じですね
あれですか、思春期の悩める超若者ですか

【一応心配はry】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:52:04.15 ID:CuQ4In2o
>>964

……これでも科学者だ。考えることは多いさ

【特に突っ込みも入れず、まともな受け答えをする】
【今日は何時にも増して落ちついている……というか暗い】
【前と比べるとやはりかなり差があるようだ】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 18:56:49.20 ID:Pu0gyzYo
>>965

ほんとに超それだけなんです?

【どこかいぶかしげな表情を浮かべて問いかける】
【雰囲気の差には気づいたようだが、敢えて声には出さなかった】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:02:45.39 ID:CuQ4In2o
>>966

他に何がある?

【暗に「それ以外は無い」という答え方だ】
【額をさするのをやっとやめて、また右手をポケットに入れる】
【癖なのだろうか】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 19:04:07.81 ID:pOvofLgo
【路地裏】

はァ〜…ッたくよォ、腹減っている時に一々絡んでくるんじゃねェよ…

【ラフな服装でボサボサの黒髪、腕から数本の触手が生えたひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が捨てられていた木箱に座って溜め息をついてボヤいている】

「ぅ、ぁ……」「…っぁ、…」「………、ぁ」

【男の周りには数人のチンピラと思しき男達が腕から伸びた触手に首根っこを掴まれて空中にぶら下がっていた】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:13:45.19 ID:Pu0gyzYo
>>967

……超答えたくないんなら、別に超いいんですけどね

【再び、ため息】
【彼が何かを思い悩んでいる場面に出会うのはこれで3度目】
【その3度共に、詳細を教えてくれる気配などこれっぽっちも見せてはもらえなかった】
【信用が無いのか。あるいは他人に教える気などさらさらないのだろうか】
【そう考え始めていた利織は、今回あっさりと疑問の追及を諦めた】

/すまん、ちょっと急用が
/30分ほど待っていただけるとありがたいです
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 19:15:06.12 ID:3zIdEWUo
【街中】

誰か来るかな……

【白いワンピースを着て麦藁帽子を被っている幼女】
【その首には青い宝石がついたペンダントが下げられている】
【宝箱の様な箱に座っているのも分かるだろう】
【その前には値札がついた武器や瓶が置いてある】
【露店と見て良いだろう】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:22:23.47 ID:CuQ4In2o
>>969

…………

【怜司は利織がため息をつく様子を黙って見ていた】
【いつもなら。或いは普通なら、何かしら声をかけたかもしれない】
【だが今回は何も無い】
【何故なのか。彼は疑問にすら思わなかった。それが当然だと思わんばかりに】
【──利織の予想は半分当たっている。彼は人を信用し辛い性格をしており、また悩み事を明かさないタイプだ】
【だが、こと今回に限って言えば、あくまで”半分”】
【正確には──明かさないのではなく、「明かせない」のだ】
【何故ならば彼自身にも、大本の原因が分かっていないのだから】

ああ、そうだ……この前のことを謝っておこう
唐突に走り出したりして、すまなかったな

【以前のこと】
【刀を振るったことではなく、逃げ出したことを謝罪した】
【その約束は、覚えていたようだ】

//おっけー
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:39:36.92 ID:RgWq1kSO
>>970
あれ?こんな所に露店が
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が興味深そうに近づいてくる】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 19:43:50.28 ID:Pqjaagko
【公園】

【二人の少女が、険しい顔で対峙している】

…………………それはおかしい

……………持ち味を[ピーーー]ばかり

【黒地に桜の花を散らした小袖、その上に銀糸の鶴が舞う色打掛を羽織った少女】
【≪死拾弐≫の刻印がされた小袖の帯には刀が一振り。藍色がかった黒髪は、眉の上と肩でそれぞれ切りそろえられている】

「だーかーらー!お前のとろ臭いやり方より私の方が良い方に進むに決まってるだろ!
お前ははいはい従ってれば良いんだよ!」

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれた袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女】


【二人とも汗をかいているのは、おそらくは夏の暑さだけが原因ではない】
【長時間、何らかの運動を行っていた。そう考えるのが自然な状況だ】
【何処か険悪な雰囲気の漂う二人は、今にも額がぶつからんばかりの位置に詰めより、言い争いを続ける】

【が、その内容はと言えば】

「跳躍系の技多く入れた方が映えるに決まってるだろ!」

…………技術を見せるならスローモーション
関節の動き……………一つ一つ見せるより早い

【何故か、ダンスのレパートリーについて】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:45:31.94 ID:Pu0gyzYo
>>971

……もういいですよ、そのことは
超お互い様なんですから

【茶化すわけでも、なじるわけでもなく】
【静かに利織はそう言った】
【気まずさからなのだろうか】
【怜司からは僅かに視線をずらし、首の後ろあたりを掻いている】


/ただいまー
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:49:47.10 ID:CuQ4In2o
>>974

そうか……邪魔したな

【返事を聞くと、少し考えるように目を伏せる】
【それから数秒後、別れの言葉を言い、背を向けて歩いていこうとする】
【彼も何か、居心地の悪いものは感じたのかもしれない】

//おかえりー
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 19:51:14.41 ID:3zIdEWUo
>>972
…あ、言ってたら…

【女が近付いてきたのを見て何かを呟く】
【その声は小さく女に聞こえるかは分からない】

何かいりますか……?
武器と薬くらいしか置いてないですけど……

【一つ尋ねる】
【その後もう一つ付け足した】
【恐らくそういった物しか置いてないのだろう】

/すいません、気付くの遅れました
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 19:56:54.87 ID:Rfkef6DO
【櫻の国、西部】
【東部の和風な町並みとは違い、ビルが建ち並ぶ近代的な風景】
【その端っこ、一時の栄光が去り、今は人の消えた街】
【人のいなくなった場所には自然が戻り、コンクリートから草木が生え】
【まだ外壁や骨組みを残す崩れかけた建物に蔦が巻き付き、正に人工と自然が共生しているような、そんな風景が広がっている】
【その中を、歩く姿が二つ】

…ここいらの植物は成長が早いな、こうなったのもそう昔ではなさそうだ
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、周りを見渡しながら歩いている】

「しかし、急に遺跡を探したりこんな辺境を訪ねたり、一体どんな風の吹き回しだ?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

いや、一応俺も学者の端くれだしな、魔術学者だけど
「…ふ、遂に真面目になる決心をしたか」
コンクリートに木が生えてこれが本当のコンクリートジャングル…デュフフ
「…私が馬鹿だったよ」
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:01:38.45 ID:RgWq1kSO
>>976
えっと…とりあえず商品どんなのありますか?
(今月は……お金大丈夫かな?)
【財布を取り出し中身を確認しながら少女に言う】

【まるでどこかのお嬢様のような顔立ちだが実はあんまり金がない雑誌記者見習い】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:07:22.82 ID:Pu0gyzYo
>>975

……人間関係って、超難しいですね

【もう、ため息をつくのは何度目だろうか】
【利織はぽつりと呟くと、そのまま怜司を引き止めることなく】
【ただぼんやりと、その後姿を見送るだけであった】

/そしてお疲れー
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:10:41.23 ID:SSlmSwAO
【公園】
【ベンチに座っている人影がある】

ふう…

【モノクルを着けた緑色の鱗に覆われている上顎と下顎が龍のように前方に突き出た顔】
【漆黒のタキシードを身につけたいわゆる『竜人』と呼ばれる種族の男性】

…さて、これからどうしましょうか…
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:11:57.68 ID:3zIdEWUo
>>978
えっと……そこら辺にある武器と…
睡眠薬…痺れ薬…未完成性転換薬…未完成惚れ薬…各種解毒薬と…
後は…薬局で売ってるような…普通の薬が置いてあります…

【武器はよほど特殊な物でもなければ置いてある】
【薬は未完成の物があるが聞けばどういう物かも分かるだろう】

【ちなみに値段はもの凄く安い】
【長い事給料を貰ってない、等の理由がない限りは買う事が出来るだろう】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:15:17.61 ID:CuQ4In2o
>>979

【その後・研究室】

(……駄目だ。”こいつ”を見ても何も読めない。何も思い浮かばない)

【利織と別れた後、もう一度研究室へと戻った怜司】
【机の上に置いてある紙。それに描かれた魔方陣をじっと見つめながら、頭を悩ませる】
【普段なら、魔方陣の作成者の気持ちが理解出来た】
【だが今は何も思い浮かばないのだ】

……息抜き、行くか

【白衣を脱ぎ捨て、立て掛けてあった刀を手に持つ】
【ここ最近の不調。それを一時的に和らげるために】
【過去の自分ではしないことをするために】

【──路地裏へと】

//お疲れさーん
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:17:47.49 ID:RgWq1kSO
>>981
……
(なんか危ない物売ってる!?っていうか未完成売っていいんですか!?)

えっと…未完成ってなんで未完成なんですか?
【恐る恐る聞きながら】

(あ…けどお手軽な値段だ)
【値段を見ながら】

/そして言い忘れましたが
/いえいえ気にしないでください
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:23:17.33 ID:3zIdEWUo
>>983
確実に成功するからじゃないからです…
別に副作用があるとかじゃなくて…
(副作用が強すぎてそっちをメインにしたのもあるけど…まあいいよね)

【副作用がある訳ではないらしい】
【聞く限りでは特に危険性はないだろう】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:27:45.56 ID:RgWq1kSO
>>984
そ…そうですか
【とりあえず一通り見て】

えっと…じゃあ投げナイフ10本とその未完成性転換薬と未完成惚れ薬を一つずつで
(なんか気になるし)

それで効果があるとしたらいつまで続くんですか?
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:39:00.72 ID:3zIdEWUo
>>985
あ、はい…合計2000になります…

【どこかからレジ袋と思わしき袋を取り出し入れる】
【ナイフには1本1本金属製のカバーつきで袋を破る事はないだろう】
【値札を見れば分かるが袋は値段に含まれていない】

効果は…1日〜3日位ですけど…人によってはもっと長いかもしれません…

【袋ごと差し出す】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:44:13.36 ID:RgWq1kSO
>>986
はい
(ちょっと節約しないとな…)
【ニコリと微笑みながら2000円を渡し】

最大三日か…
【袋を受け取り】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:44:26.07 ID:tH4gSb.o
>>703

楽しんでいただけているようで何よりです

【一度溶けた心はもう元の形には固まらない】
【冷静に状況を分析する少女は、ただ相手を楽しませたいという思いに突き動かされている】
【いや、むしろそれは決して相手を飽きさせてはならないという、紅い危機意識】

私はとっくに自制が効かなくなっているですから、雨彦さんも本能のままに、ね?

【森の複雑な地形は、サナにとっては逆に武器となるのだ】
【獣ですら通らぬような道を頭の中で組み上げる 細い道も、突き出す枝も、分かっているなら怖くない】
【既に数回野宿に利用した森は、彼女にとってもまた庭園なのだ】

【白翼が紡ぐ風の感覚はとても心地よく、緑の振動は祝福の拍手】

さあ! 私を、攫ってください

【軽快な音を立てて小さく跳び、道を外れる】
【恋に王道無し、とでも言うかのように誇らしげに向かう先は行き止まり、崖っぷちだ】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:44:39.36 ID:Rfkef6DO
【櫻の国、西部】
【東部の和風な町並みとは違い、ビルが建ち並ぶ近代的な風景】
【その端っこ、一時の栄光が去り、今は人の消えた街】
【人のいなくなった場所には自然が戻り、コンクリートから草木が生え】
【まだ外壁や骨組みを残す崩れかけた建物に蔦が巻き付き、正に人工と自然が共生しているような、そんな風景が広がっている】
【その中を、歩く姿が二つ】

…ここいらの植物は成長が早いな、こうなったのもそう昔ではなさそうだ
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、周りを見渡しながら歩いている】

「しかし、急に遺跡を探したりこんな辺境を訪ねたり、一体どんな風の吹き回しだ?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

いや、一応俺も学者の端くれだしな、魔術学者だけど
「…ふ、遂に真面目になる決心をしたか」
コンクリートに木が生えてこれが本当のコンクリートジャングル…デュフフ
「…私が馬鹿だったよ」
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:45:22.32 ID:CuQ4In2o
【路地裏】

『うぐ……ぁ……!』

[てめぇ、何しやがる!!]

【路地裏で数人の不良が、一人の男を怒鳴りつけていた】
【男の方は上下共に黒の服を着ていて、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【右手に納刀状態の刀の柄を持ち、鞘部分で肩をとんとん、と叩いている】
【男のすぐ傍には、地面に倒れている不良らしき青年が】
【どうやら脳天に一発ぶち込んだらしい】

……何かって?

憂さ晴らしに決まってんだろぉがクズ共!

【男は多勢に無勢にも関わらず、何も恐れずに叫び返した】
【この状況下であっても、勝てる程度の腕はあるようだ】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 20:46:24.36 ID:YZaI9/o0
【水の国 風霊統主の城周辺の森】

……相変わらずの暑さだが、少しずつ夏が遠ざかりつつあるな
「……虫の声とか、聞こえてくるね……」

【くたびれたコートを着込み、ツンツンとした短い髪で、右手にごつい杖を持ち、左目に眼帯を付けている深い青色の目をした男と】
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女が】
【ゆっくりした足取りで並んで歩いている――散歩だろうか】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:56:20.67 ID:3zIdEWUo
>>987
はい、確かに受け取りました…

【そんなお決まりの台詞を言う】
【その後座っていた箱から降りて箱を開けた】
【中にはノートや小さい袋が大量にある】
【その中から小さい袋を一つ取り出し2000円を入れた】

大抵は1日ですけどね…

【ちなみに確実には成功しないというのは】
【食らったキャラの中の人に判断を任せる感じに】
【嫌な人もいそうだから一応】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:59:45.04 ID:RgWq1kSO
>>992
ところでこんな歳で働いてるなんて偉いね
【ニコリと笑い】

名前はなんて言うのかな?
私は紅閻寺レン。紅い閻魔の寺とかいて紅閻寺(こうえんじ)

【了解しましたー】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:01:13.25 ID:DTh6x8Io
【デパート・家具売り場】

(ここが十年後の世界なら・・・・今の私は十歳分加齢なのかしら?)
(ええと、確か十年前が――――)

・・・・・・あらあら、イヤねえ

【背の中ほどまで伸ばされた金の髪、両手にはロングの白手袋】
【花飾りとフリルの付いた薄紫のクラシカルドレスと灰色の大きな帽子を被った】
【白い日傘が優雅さを際立てる少々胸の大きな垂れ目の女性】

【―――が、商品のふわふわなソファに腰掛けて寛いでいる】
【因みに店内だが、白い日傘を差しているのは間違った記述ではない】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:07:23.75 ID:uJwRyBA0
>>988

……わざわざ言われなくても、ね。
まったく。人に遊ばれるなど…貴女で無ければ、5回は腹を踏みつぶす所で御座います。

【こんな態度でも、雨彦は人間と言う生き物を実に実に愛好している。ただ、そのスタイルが根から脇に逸れていた】
【ただ―――眼前の少女に対しては、僅かにでも矯正された様な、或いは歪みが更に歪んだような態度を見せる】
【“過去”の同調、精神の共有、そして懐かしくも哀しき“里山”の情景。何もかもが、御誂え向きだった】

さて、何時まで持ちますか?
…今夜はワタクシの部屋のベットで御眠り頂きたいのでして。

【ぎゅうん、空気が捻じれて叫ぶ。行使するのは「飛行と風」に特化した、神通力と魔術の合わせワザと言える、特有の体系】
【今は只、サナを追う事のみが唯一のレーゾンデートルだとでも言うかのように、極限の集中力で、鎖でも繋がっているかの如く彼女に迫る】
【確かに距離は縮んでいく、が―――情報を支配する彼女の能力……雨彦すら、それなりに手古摺らせているらしい】

【狙うのは、体力の消耗、或いは……何はともあれ、軌道変更が無ければもうすぐ崖っぷちとなるのだろう】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:08:42.66 ID:3zIdEWUo
>>993
少し前まで親が大変なことになってたので…

【少し口ごもる】
【言いたくない事情があるのだろう】

私はリリー・ロストって言います

【名前を言う】
【特に珍しい名前でもない】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:11:50.40 ID:RgWq1kSO
>>996
……そうか。ごめんね
変な事聞いて
【優しく笑い彼女の頭を撫でようとして】

リリーちゃんね。カワイイ名前だね
【人形のような綺麗な容姿で微笑みながら】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:15:11.31 ID:Pqjaagko
>>991
……あー……この辺は良いな
あの五月蠅い奴もいないし………

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にこれもまた前を止めない袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女が、その前方から歩いて来る】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

そろそろ燃え尽きるな………

………ん?

【足元を見て歩いていた様だが、正面を歩いていた二人を見つけ】
【首をひょいと持ち上げて、目を細める】

/まだ居るかーい?
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:20:04.08 ID:YZaI9/o0
>>998
「――あれ……お父さん?」
誰か……いるな。こんな時間に森の中でとは……

【人の気配に気づいたらしい少女が、男の袖を引っ張る】
【それにつられて、男もまたそちらへと顔を向ける】

――どうした、道にでも迷ったか?

【遠目から、男が声を掛ける】
【辺りは既に暗がりなので、相手の容姿の詳しいところまでは判別できなかったのだ】

/ここにー
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:22:02.56 ID:3zIdEWUo
>>997
いえ…特殊な事情があるなんて…最初から分かる訳じゃないですし…

【頭を撫でる事は成功するが麦藁帽子がある】
【そのため少し硬い感触が伝わるだろう】

…そうですか…?

【自分では名前のことなど考えた事がないらしい】
【頭を撫でられて嬉しそうに微笑みながら聞いた】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
ここだけ全員焼肉店(熱くなりすぎに注意) 133店舗目 @ 2010/09/07(火) 20:28:46.36 ID:v0zjoOUo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283858926/

暇だから安価メール @ 2010/09/07(火) 19:58:55.70 ID:hwu21i.0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283857135/

今京都に旅行しに来てるんだけどさ @ 2010/09/07(火) 19:41:36.71
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1283856096/

違法に改造されたカーチャンaaにご注意下さい @ 2010/09/07(火) 19:22:25.60
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1283854945/

VIPには書き込めないが他の板では書き込めたりするこの現象 @ 2010/09/07(火) 18:27:45.06
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