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今日、彼女を親に合わせたんだけど… - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 22:28:32.42 ID:bb2iE0weO
親がキレちゃって、彼女はずっと俺に「ごめんね」って泣いて謝ってる。

どうしたらいいんだwwwwww
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KYはここにいる @ 2025/08/26(火) 22:58:52.11 ID:NKDGrVX20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1756216731/

ちひろ「相変わらずバカですね」モバP「誰がバカだ!」 @ 2025/08/25(月) 23:10:42.78 ID:j6/APBS60
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1756131041/

人が楽しそうにし出したら途端に埋めきて草 @ 2025/08/25(月) 13:39:54.49 ID:ViY2iexKo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1756096793/

胡蝶しのぶ「できました!他人の夢に侵入する薬です!」 @ 2025/08/24(日) 22:46:21.54 ID:6IgVG1ccO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1756043181/

チョベリバ @ 2025/08/23(土) 05:11:12.67 ID:0XU/1e/E0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1755893472/

うりゃー! @ 2025/08/22(金) 23:27:28.54 ID:tg4YRP3+o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1755872847/

男「ブルードラゴンラルグラド?」 @ 2025/08/21(木) 02:17:16.64 ID:qI1gMjwxO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1755710236/

ひさしぶりにA雑来たけど @ 2025/08/20(水) 23:05:18.14 ID:OGWtQL890
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1755698717/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2014/11/26(水) 22:30:32.50 ID:AVllcwLpO
kwsk
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2014/11/26(水) 22:30:43.14 ID:5iD5m4Dqo
別れる!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/26(水) 22:31:12.97 ID:qAtaiv+bO
泣いて謝れよ
5 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 22:38:48.90 ID:bb2iE0weO
スペック

俺 27歳♂ 介護士


彼女 31歳♀ 介護士

身長171㎝ 顔はミラジョボビッチみたいな感じで超キレイ。髪型ショートボブ。俺とタメぐらいにしか見えないくらい若々しい。上品で優しい。
バツイチ
6 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 22:44:40.52 ID:bb2iE0weO
>>3
やっと会えたから、絶対別れないw

>>4
今俺が泣いたら絶対話こじれるなぁ…



ウチの母親がキレたのには理由があった。


「あなたが、ウチの息子を幸せにできるとは思えない」


俺と彼女、会わなかった期間が四年以上あったんだけどさ、それについてどうやら怒ってるようです
7 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 22:58:38.51 ID:bb2iE0weO
ちょっと昔語りしていいかな?
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/26(水) 23:02:55.00 ID:lHHKOxoAO
あくしろよ
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/26(水) 23:17:28.84 ID:jmApojdYo
私怨
10 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 23:22:23.11 ID:bb2iE0weO
出会ったのは、俺が21の時だった。
市役所で、2ヶ月に一度、認知症ケア検討会ってやつがあってさ。色んな施設の代表がそこで話し合うんだけど。

俺と彼女(仮名として、瑞樹で)はそこで出会った。
たまたま隣の席で、介護での考えが意気投合してさw

その空間で、圧倒的に美人な瑞樹と仲良く話せた童貞の俺はメチャクチャ浮かれてたwww
でも、引っ込み思案な自分にそれ以上踏み込む勇気はなくて、その日はそれで終わったwwww
11 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 23:29:15.63 ID:bb2iE0weO
検討会が終わって帰った後、俺は後悔でいっぱいだったwww

「なんで連絡先聞かなかったんだよ!!」

一応介護職員の交流の場でもあるから、連絡先の交換は不自然じゃない。他の人はやってたしwww
しかし、今までの人生で自分からプライベートな連絡先を聞いたことなんてないこのヘタレな自分wwwwww
…ちなみに、現在進行形であるorz


だから、次の認知症ケア検討会が待ち遠しくてしょうがなかったwww
もしかしたら、もう一度会えるかも…
そう期待するような、祈るような気持ちで長い2ヶ月を待った。
12 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 23:40:50.31 ID:bb2iE0weO
そして、次の認知症ケア検討会。




…神はいた。



俺が会議室に入ると、すでに座っていた瑞樹と目が合う。

来てた!また会えた!


胸が高鳴る束の間、瑞樹はニコッと笑って会釈してくれた。


瑞樹の隣は空いている。
ちょっと勇気を振り絞って、そこに座った。



瑞樹「お疲れ様です」ニコッ


俺「あ、お疲れ様です…」


瑞樹「今回も参加されたんですね」


俺「はい。ウチの施設、代表が俺しかいないから…」

瑞樹「そうなんですか!毎回大変ですね。ウチは、みんな来たくないみたいで、一回ごとに交代制なんですけど」


俺「え?でも、前回きたのに…」


瑞樹「1さんのおかげでとても楽しかったから。志願して、また来ちゃいました」ニコッ



ここで全俺が萌え死したwwwwwwwww
今でも覚えてる、忘れられないやり取りだった。







13 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 23:51:04.07 ID:bb2iE0weO
再び仕事の話で盛り上がる。
こんなに価値観の合う相手は、初めてだった。

でもやっぱり俺に連絡先を聞くなんて無理ゲーで、浮かれ半分、もどかしさ半分ですぐにその時間は終わってしまった。 


市役所を出て


「また聞けなかった…俺のバカ」


とずっと後悔をしながら駐車場を歩いていると。




トントン


後ろから、肩を叩かれた。


瑞樹だった。



瑞樹「あの…良かったら、連絡先交換しませんか?またお話したいから」


夢かと思った。



俺の答えは勿論イエスである。


驚きと嬉しさが混じって、かなりどもってしまったのは多分メチャメチャカッコ悪かったけどwww
14 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/26(水) 23:59:21.54 ID:bb2iE0weO
ちょっと泣けてきたwww




その後は、メールで頻繁に連絡を取り合った。
最初の2週間ぐらいは、「毎日メールしてると引かれるかな」と思って自重していたけど、毎回瑞樹からメールが来るのと、一度話が盛り上がると、やり取りがすごく長くのもあって毎日メールするようになった。

そのうち、「行って来ます」とか「仕事終わりました。あの、話聞いてもらえます?」とか何気ないメールも増え、瑞樹とのメールは日課となった。


連絡先を交換してから、1ヶ月がたった頃。



「今度ランチ行きませんか(*^^*)」


とメールが来た。
もちろん、かなり舞い上がったのは言うまでもないwww
15 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 00:26:45.84 ID:s6gZWeaQO
お互い休みが合う日に、待ち合わせをして会った。
しかし、食事と言ってもファミレスぐらいしか思い浮かばない俺www
場所は瑞樹が決めた。おしゃれなカフェだったwww

なんだここwwwwwwwwwwwwwww俺場違いな空気wwwwwwwww
緊張と、初めての空間の不慣れさに体ガチガチの俺wwwwww

一方瑞樹は、俺に「どうぞ」と席をすすめてくれたり、おしぼりやフォークやスプーンなどをポンポンと手渡してくれると言う余裕と気遣いwwwwww
それでも、いつもの仕事トークが始まると俺もリラックスできて、楽しい時間になった。
そして、なんとなくプライベートな話に。

瑞樹「1くんのこと、教えて」ニコッ


初めて、仕事以外のことを話した。


俺は高卒でこの仕事に入ったことなど。
瑞樹は良く会話やメールの中で、「1くん若いのに凄い」「しっかりしてるね」とずいぶん褒めてくれてこっちが恥ずかしくなるくらいなのだが、この日もずいぶん「凄い」と言ってくれた。

瑞樹「1くん、彼女とかは?」


俺「ブフォ!www」


瑞樹「なにさーwww」


俺「いるように見える?」


瑞樹「見えるよ。モテそうだもん」 


俺「残念ながら、そんなことはありませんwww」


瑞樹「えーwww嘘www」


俺「瑞樹さんは?」


瑞樹「いないよwww」


俺「それこそ嘘でしょwww」


瑞樹「ホントだよw」


俺「こんな綺麗な人にw」


瑞樹「1くん口が上手いんだねw」

俺「本心だからwそれで、ホントは?」

瑞樹「ホントにいないよ。でも…」

俺「?」

瑞樹「私、バツイチなんだ。娘もいるの」

俺「」
16 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 00:35:57.28 ID:s6gZWeaQO
正直、ショックだったかと言われるとそうである。
でも、すでに瑞樹にベタ惚れだった俺としては「今は相手がいない」ということで前向きに捉えたwwwwww

普通に結婚しててもおかしくない外見だったし、(てか男が放っておくはずないだろぉぉぉ!)当然と言ったら当然かって感じで。
むしろラッキーと言えるべきなぐらいだw



そこから、瑞樹はポツリポツリと話し出す。




別れた原因は、旦那の浮気だったことや、今は娘と一緒に実家でくらし、パートで介護をやっていることなど。



俺は、悔しかった。
先ほどの喜んだ自分をぶん殴りたいぐらい、心の中で怒った。
どうして、こんなに優しくて良い人である瑞樹が傷付いてるのか。
それが、どうしようもなく悔しかった。
17 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 00:46:45.94 ID:s6gZWeaQO
俺「俺が言えることじゃないけど…許せないよ、元旦那さん」

瑞樹「え?」


俺「こんなに優しくて、いい奥さんを裏切るなんて…それで、瑞樹さんがこんなに苦労して」


俺「なんだか、悔しいよ」


瑞樹「1くん…」


瑞樹「ありがとう」ニコッ


俺「えっ?」ちょっと涙目


瑞樹「私もね、一年くらい前にやっと立ち直ったんだけど、それでもやっぱり辛かった」


瑞樹「でも、1くんのおかげで最近は楽しいんだ。1くんは私の癒やしだよ」


俺「瑞樹さん…」


瑞樹「こんなつまらない話を聞いてくれて、ありがとう。それに、そう言ってくれて。私、嬉しいから」ニコッ



その時、俺は決めたんだ。
ただの話相手だろうと、なんだろうと。
俺は、瑞樹が言うそういう存在でいたいって。
たくさん笑顔でいてくれるように、頑張らないとって
18 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 01:08:07.65 ID:s6gZWeaQO
瑞樹からメールきた


「本当にゴメンね。お母さんとまた話できるかな?」



だってさ。


「大丈夫だよ(*^^*)てか早く寝ろー!明日仕事でしょ?優ちゃんが心配するだろ。俺も心配だからさ」

と返信www
ちなみに優ちゃんは娘さんね。






19 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 01:14:23.85 ID:s6gZWeaQO
初めてのランチから、ちょくちょくランチに行った。
会うのは優ちゃんが幼稚園に行ってる間。
わずかな時間だけど、少しずつ会う機会が増えて、年を越した。
丁度、初めてのランチから2ヶ月くらいかな?





瑞樹から「新年会やろうよ(*^^*)」


と言われ、初めて夜会うことに。
瑞樹が優ちゃんを寝かした後の21時過ぎ、待ち合わせをした
20 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 01:34:35.54 ID:s6gZWeaQO
夜会うということで、寒いと思い待ち合わせ前にあらかじめ膝かけを購入www
んで、ちょっと早く着いたのでついでにホットコーヒーも購入www

瑞樹が俺の車に乗ってから、膝かけをかけて上げると、とても喜んでくれたw
「今までこんなことしてくれた人いない」

って。俺心の中でガッツポーズw
ホットコーヒーも喜んでくれました。



道中、車内では



俺「あっ」


瑞樹「どうしたの?」


俺「そういえば俺、明日誕生日だったw」


瑞樹「えー!!何で先に教えてくれなかったの~!?」


俺「忘れてたw」


瑞樹「教えてくれたらプレゼントとか用意したのに…」ションボリ


俺「気持ちだけで嬉しいよw」


俺はこの日、ある決意をしていた。




21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/27(木) 01:44:13.18 ID:UJ9jcQ1Co
昔語りと>>1にかかれてる親と彼女の云々は繋がる?
22 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 01:44:53.57 ID:s6gZWeaQO
瑞樹が、人気のあるバーか静かな美味しい居酒屋どっちにする?と聞いてきたので、静かな居酒屋にした。


到着後、2人で乾杯。
確かに美味しい居酒屋だったw唐揚げがフライドチキンの味なんだぜwww

居酒屋を出た後、酔いが覚めるまで駐車場でだらだら話した。





俺「どう?酔い覚めた?」


瑞樹「だいぶね。今日はありがとう、凄く楽しかった」


笑う瑞樹。俺は、勇気を出して声を振り絞る。


俺「あのさ…」


瑞樹「?」


鳥よりもチキンな俺だが、もう後は引けない。
瑞樹の酔いは覚めたようだ。せめて、叶わなくても、気持ちだけでも。


俺「…俺、瑞樹さんのことが、好きです」



俺「俺と、付き合ってください!」


言ってしまったwwwwwwwwwwwwwwwwww



23 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 01:47:11.66 ID:s6gZWeaQO
>>21
繋がる。親の言い分の理由と、俺と瑞樹の関係が関わってくるからさw
あんまり長々とはやらないから
24 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 01:56:41.54 ID:s6gZWeaQO
瑞樹は、驚いたようで沈黙する。俺は、ずっと心臓をバクバクさせていた。


ひと呼吸おいて、瑞樹が

瑞樹「ありがとう。凄く嬉しい。私なんかを好きになってくれて…でも」

俺「…」


瑞樹「私じゃ、きっと1くんに釣り合わない。大事にしてあげられるかもわからない」


俺「そんなことないよ」


瑞樹「でも…」


俺「瑞樹さんの言いたいことは、わかってるよ。瑞樹さんは、家や仕事、娘さんのことで大変だから」


瑞樹「そうだよ。だから、1くんを一番にしてあげられない。そんなんじゃ、1くんが辛いと思うから」


25 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 02:05:20.17 ID:s6gZWeaQO
俺「それでいいよ」


瑞樹「えっ?」


俺「俺はただ、瑞樹さんの支えになりたいだけだから。瑞樹さんの大事なものは、わかってるから。だから、疲れてる瑞樹さんを支えたい。俺のことは優先しなくていいから、ただ、頼ってほしい。いつでも力になるから」


瑞樹「1くん…」


俺「それで、返事は?」


瑞樹「でも…」


俺「瑞樹さんは、俺のことどう思ってる?」


瑞樹「好きだよ…」


俺「じゃあ、それでいいじゃん!…俺と、付き合ってくれる?」


瑞樹「………はい。よろしくお願いします」ペコッ


そうして、瑞樹と付き合うことになった。

瑞樹「1くん」

俺「え」

チュッ


俺「」

瑞樹「……」ニコッ

俺「」

瑞樹「ありがとう。1くんのこと、大切にする」

でもやっぱり、瑞樹の方が大人で上手だった。
26 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 02:20:04.24 ID:s6gZWeaQO
そして、時間は0時を過ぎた。

俺「遅くなっちゃったね。そろそろ送って行こうか?」

瑞樹「うーん…」


俺「?」


瑞樹「…もっと一緒にいたい」ギュッ


俺「」


瑞樹「1くんは大丈夫?」


俺「うん、明日休みだし全然」 


夜会うと言うことで、あらかじめお互い翌日が休みの日にしていたので


俺「…」


瑞樹「…」


沈黙。


俺「と、とりあえず、ちょっとドライブしようかw」

瑞樹「うんw」


少し車を走らせる。しかし、一杯しか飲んでなく酔いも覚めてるとは言え俺は飲酒運転www
どこかで落ちつきたい。

瑞樹とはずっと手を繋いでいて、静かだが良いムード。

そして、目の前に見えたのは…


俺「す、少し休む……?」


瑞樹「…………///」コクリ



エロ展開はいらないよね?
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/27(木) 02:38:28.07 ID:UJ9jcQ1Co
とりあえず1の目的をはっきりさせてくれー 語りたいのか悩みを解決したいのかどっちなのー? 
28 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 02:47:26.72 ID:s6gZWeaQO
>>27
悩みの解決はね、時間をかければどうにかなると思うんだ。
でも、なんだか全然落ち着かなくてさ…
せめてどこかで吐き出せたらってw
語りたいのほうかなぁ
29 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 03:00:43.81 ID:s6gZWeaQO
早朝。大人の階段を登った俺は、瑞樹を送って行った。
少し眠れたみたいだけど、大丈夫だろうか?

俺も家に帰り、寝た。

午後には爆睡から覚め、携帯を見ると


「今娘とイオンに来てます。1くん、中の書店に参考書あったよー」


とメールが。
ちなみに、参考書とは介護福祉士の参考書。
実は、今月試験を受けるのである。
初めての試験なのに、参考書すら買ってない俺を瑞樹は心配してくれていたらしい。ちなみに瑞樹は去年受かっている。


「教えてくれてありがとう。後で買いに行くよ」


二時間ほどかけて睡魔との戦い、身支度を終えて俺はイオンに行った。



参考書を三冊ほど買う。試験まで後2週間弱、読み切る時間は絶対ないがwwwwww


「参考書買ったよー」


瑞樹にメール。

すると、すぐに電話の着信が鳴った


俺「もしもし」


瑞樹「あ、1くん!今時間ある?」


俺「あるよー」


瑞樹「じゃあ、お茶しようよお茶wwwカフェで待ってるね♪」







30 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 03:09:13.62 ID:s6gZWeaQO
カフェへ行くと、瑞樹が手を振って待っていた。
少しお茶をする。
今日は優ちゃんと映画を見てたそうな。
それで、いつもは優を一時間ほど子供広場で遊ばせて、その間に一人で服をみたりするらしいw

丁度俺が着いたのがそのタイミングだったとのことwww

楽しく会話し、その日は解散となった。



翌日、夜瑞樹から電話があった。自分なりに調べた試験の対策を教えてくれたり、アドバイスをくれたりと。

もう俺頭が上がらないwww

俺のことを優先出来ないと言っていたのに、週に1、2回は時間を作ってくれていて、会っていた。


そんな瑞樹のおかげで、俺のやる気もアップwww

猛勉強し、筆記試験に受かったwwwwww
31 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/27(木) 03:14:11.99 ID:s6gZWeaQO
その後も、ちょくちょく会いながら、実技試験のアドバイスをくれた。

それを踏まえ、頑張った結果…


合格!介護福祉士に受かった。瑞樹がいなかったら、間違いなく落ちていただろう。
瑞樹も、我が事のように喜んでくれていた。



そして、瑞樹と付き合ってから半年近くがたった頃。



瑞樹のお父さんが倒れた


32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2014/11/28(金) 14:09:10.48 ID:Zv4MLQBdO
はよ
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2014/11/29(土) 00:07:05.16 ID:k8xMCwxNO
馬鹿にしてるわけじゃないけど
介護士どうしの結婚とか金銭的にはキツくないの?
ケアマネとかならまだいいのかも知れんが
家族を養うほど稼げる職業には見えない
34 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 21:10:08.53 ID:wdYNJ4RXO
>>33
まあちょっとキツいわねーw
一応ケアマネだが、欲を言ったらもうちょい給料ほしいなw
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) :2014/11/29(土) 21:19:25.30 ID:cfOjWCVQ0
続きはよ
36 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 21:20:59.90 ID:wdYNJ4RXO
瑞樹のお父さんが倒れてから、俺と瑞樹は会うことはなくなった。
何か出来ることはないか、助けてあげられないかと必死に考えたが、俺が何をしてもきっと負担になるだろう。仕事に看病、育児と瑞樹の忙しさは想像を絶すると思う。
今まで瑞樹からの誘いでしか会わなかったので、余計にこちらからは何も言えない。




メールの頻度も減った。
瑞樹はずっと、「1くんに迷惑かけたくない」と一貫しており、俺にできることはこれ以上瑞樹に時間をとらせないことかなーとも考えてしまった。
本当は、こういう時こそ寄りかかってほしい。愚痴でもなんでも吐き出してほしい。
それとなく伝えてみたが、それでも彼女は「大丈夫だから」と折れなかった。
37 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 21:29:08.33 ID:wdYNJ4RXO
そして、1ヶ月ほどがたち。
瑞樹から電話がかかってきた。



俺「もしもし?」


瑞樹「もしもし。1くん、元気?」


俺「俺は、元気だよ。瑞樹こそ…」

俺の心配をしている場合じゃないだろうに。


瑞樹「私は、まあなんとかやってるよ。…1くん、ごめんね」


俺「なんで謝るのさw」


瑞樹「私、ぜんぜん1くんに構ってあげられてないから」


俺「そんなの気にしなくていいだろw大変なのは瑞樹なんだから」


瑞樹「…いつも、優しい言葉をくれるね」


俺「普通だろw」


瑞樹「私ね、1くんのことが大好きだよ」


俺「うん。俺も瑞樹のことが好きだよ」


瑞樹「ありがとう。でもね、だからこそ耐えられないの」


俺「…え?」
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2014/11/29(土) 21:38:29.43 ID:H1tspvrFo
はよ
39 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 21:40:47.45 ID:wdYNJ4RXO
瑞樹「私ね、中途半端は嫌なんだ。身の回りのことで、1くんとの時間を作れないのも。恋愛で、今やるべきことを中途半端にするのも」  

俺「…うん、わかってるよ。最初からそれは覚悟してた。俺は、瑞樹の邪魔はしない。ずっと待ってる」


瑞樹「そうじゃないよ」


俺「え?」


瑞樹「待っててほしくないの。私なんかのせいで、1くんの時間を無駄にしてほしくない」


俺「…それは、聞けない」


瑞樹「なんで?1くんには、色んな可能性があるんだよ?1くんをもっと大事にしてくれる人だっているだろうし、私のことで人生を棒に振ってほしくない」


俺「……」



瑞樹「わかって……くれる?」


俺「わからねーよ!!」


瑞樹「…」


俺「ごめん。でもさ、無理だよ。瑞樹のこと忘れるのは」





40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/11/29(土) 21:53:19.10 ID:vSL4ay7xO
いったん燃え上がった焔はそう簡単には鎮火できねぇやなぁ
41 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 21:56:11.60 ID:wdYNJ4RXO
瑞樹「1くん…」


俺「何ヶ月でも、何年でも待つよ。…それがダメなら、瑞樹が俺を忘れて」


瑞樹「1くんを忘れるなんて出来るはずないでしょ…」


俺「それと同じだよ、俺も」


瑞樹「………」


俺「……………」


瑞樹「……じゃあ」


俺「?」


瑞樹「……さっきも言ったけど、私は中途半端は嫌。だから、1くんとは…別れる」


俺「うん」


瑞樹「でも、いつか、また…何ヶ月か、何年かかかるかわからないけど」


瑞樹「その時、1くんに相手がいなくて、まだ私を好きでいてくれたら…」


俺「その時は、また俺と付き合ってください」


瑞樹「先に言われたw…お願いします」


俺「うん。その時まで、俺ももっと瑞樹さんに釣り合うように頑張るよ」


瑞樹「私も、1くんに向き合えるようスキルアップする」

42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/29(土) 22:00:33.24 ID:7QQBLj7P0
別れた...だと...
いったいどうなるんや...
43 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 22:12:35.34 ID:wdYNJ4RXO
俺「じゃあ…」


瑞樹「次に会う時は、お互いスキルアップして会いましょう♪」


俺「うん!」


瑞樹「あ!それと、私を待ってるからって、他の人と恋愛しちゃいけないわけじゃないからね。1くんが一途なのは知ってるけど、もし他に恋が出来そうだったら迷っちゃダメだよ」


俺「それはどうかなー」


瑞樹「…1くんの場合は、恋愛もスキルアップのうちだよ」


俺「うぐっ」


瑞樹「最終的に1くんがどんな決断をするとしても、いろんな経験をしとくのは良いことだから」


俺「…善処します」


瑞樹「うん♪」



俺「あの、さ…」



何となくわかっていた。
この先どうなるとしても、もうしばらくは瑞樹の声を聞いたり、関わることは出来ないだろうと。
そのための、電話だから。


だから、俺が最後に瑞樹に伝えたかった言葉を言った。


俺「瑞樹さん。大変だけど、頑張れ!でも、身体は壊さないように。いつだって応援してるからさ!」

瑞樹「うん♪1くんも、頑張って!」


俺「それじゃあ…」

瑞樹「うん…」

俺「……」

瑞樹「……」

瑞樹「電話、切ってよw」

俺(切れるわけ、ないだろ…)

俺「…………うん。おやすみ」

瑞樹「おやすみ」

俺「……」ブツ
44 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 22:20:46.32 ID:wdYNJ4RXO
俺「ははっ…」


電話が切れて、抑えてた感情がこみ上がる。



俺(大丈夫かな…心配だな…)


俺(結局、なにもしてあげられなかったな…)


瑞樹への心配と、自分が無力である悔しさと




俺(いつになるんだろうな…瑞樹に会えるの)



本音を言おう。


どれだけ、電話でカッコつけても





寂しいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!



会いたいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!



泣きまくりましたwwwwwwwwwwww
45 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 22:32:43.96 ID:wdYNJ4RXO
悲しみと喪失感は止まらない。
でも、瑞樹との約束は守らなきゃいけないw


俺は、とにかく仕事に打ち込んだ。
なるべく顔には出さないよう勤めたが、それでも親しい同僚、友人や家族などは「何かあったの?」と聞いてきた。
「なんでもない。大丈夫」と毎度答えた。



それからは時間が早かった。



施設長からの依頼で、同僚2人と共に市役所で介護の講義を開いたり。



23歳になって、ケアマネの受験資格…現場の日数が足りたので、受験したり。


あれが一番大変だったかなw


でも、なんとか合格した。



次の年には、介護主任を任された。



全部、瑞樹のおかげだと思う。
どんなに辛い時でも、あの電話のやりとりを思い出して、踏ん張ってこれたから

46 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 22:55:20.88 ID:wdYNJ4RXO
まあ、それから3年…はたたないか。
最後の電話から4年半近くたってから、瑞樹と再会したんだけどさ。


そこ書く前に、ここまでで、わかり辛かった事とか質問とかある?
読みにくい文章出申し訳ない
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2014/11/29(土) 22:57:45.40 ID:ZJYsHV0VO
やっと4年半前のところ終わったの?
でいま何年前?

まだこの話長くなりそう?
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) :2014/11/29(土) 23:08:19.87 ID:vSL4ay7xO
その間、他の人とは付き合ったりとか無かったの?
49 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 23:09:05.71 ID:wdYNJ4RXO
>>47
はい。
次はサクッと、現在から一年前の瑞樹との再会を書こうかなーと
長い時間かけたわりには、わりとあっさりした再会だったからさwそんなに時間はかかりませんよっと
50 : ◆WCjbSYfdfs [saga]:2014/11/29(土) 23:21:48.69 ID:wdYNJ4RXO
>>48
2人ほど。

1人目は新卒の後輩。
告白されて、OKはしたものの半年くらいで「付き合ってるのに、何もしてくれない。これなら友達でいい」と言われフられましたw
まだ立ち直ってなかった時期だったから、どうしても他の女の子を抱こうと思えなくて。
彼女には失礼だったよね、申し訳ない


2人目も同僚だけど、今までわりと親しかった人。

「ほっとけません」と言われて告白されて、1年半くらい付き合ったかなぁ。
この子が支えてくれたおかげもあるかもね、くじけそうな時も前を向けたのはw
瑞樹とのこと知ってた数少ない人だったから、色々気を使ってくれてた。
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/11/30(日) 02:20:05.82 ID:6PY48hwE0
今から1年前に再開して
再開が最後の電話から3年後ということ?

52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/11/30(日) 14:07:48.24 ID:gBy/yGCLO
なんかきもい
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) :2014/11/30(日) 15:15:26.66 ID:SzRnsZkSO
他に付き合った二人についても相手から言い寄ってきたようだね
自分から好きになった訳じゃないから元カノを忘れることは出来なかったのでござるな
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2014/12/01(月) 06:16:48.61 ID:+qSGPDRFO
文章書くのうまいというか、続きが気になりました。

もっと話聞きたいです。

詳しいことはわからないし、わからないことが多いけれど、読んだ感想としては、

数年前は、彼女の家族が病気だったり、幼い娘さんがいること、1さん自身もまだ若く経験がなかったということで、付き合える状況ではなく、一旦別れるというか、距離を置くべきだと思い、別れて、各々の問題を解決し、よく考えたけれど、やっぱり、お互いが好きだと再認識し、また付き合うことになった。

けれど、1さんのお母様はその詳しい状況を知らず、彼女さんが1さんを一方的に振り、息子さんに辛い思いをさせた、と思い込み、反対している、ということかと思いました。

読む限り、1さんと彼女さんは本当に好き同士な気がしました。
バツイチ子持ちとの結婚なんて、珍しいことじゃないと思います。
話を聞く限り、1さんと彼女さんが一旦距離を置いたのも、やっぱり付き合いたいと再認識して、ご両親と会うことにしたのも、間違っていなかったと思います。

1さんのおっしゃるように、時間をかけて、ご両親の誤解を解くといいと思いました。



































55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/12/09(火) 15:12:18.22 ID:FcF8iXrco
まだー?
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/12/11(木) 21:29:07.05 ID:Aa9xXwifO
続き気になる…
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